ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

5/18生配信ライブ

  晴耕雨読(せいこううどく)

 《名・ス自》

晴れた日は畑に出て耕作し、雨の日は家にいて読書すること。田園に閑居する文人の生活などに言う。(岩波 国語辞典 第8版)

 

 なぜか5月半ばにして、早くも日本列島はまるっと(北海道以南が)梅雨入りしてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。ていうアナウンサーの振りみたいな事を書いている。

目次:リンクで各項目へ飛べます

 

 

 

雨の季節

そんな中、自分は趣味が元々読書だったので冒頭の言葉のごとく悠々自適にどこでも本を読むだけである。それに加えてこれ書くにしてもござさんのピアノ聴くにしても、雨は関係ない。え?「閑居」って引退した人的な寂しい響き?そこは勝手に解釈するんですよ。自分は都会は苦手。行列も渋滞も苦手、建物の隣にすき間なく建物が建っていると思うと息が詰まる。しかしここは辺境の空海の里、都会の喧騒から隔離されて、静かに読書とござさんのピアノを楽しめると思えば楽園みたいなもんです。

(ウチの職場が雨に関係ないのはあるが)

雨の音も、静かにハーモニーを奏でてるみたい。重く垂れ込めた厚い雲も、今梅雨の時期だけの風物詩だと思えば逆に愛着がわく。明るく開放的とは言い難い梅雨の景色。ござさんのピアノをBGMにすれば見違えるように素敵に見えて来る。

 

第1回ねぴらぼのトークより。

ござさん「夏なのに、雨。英語で言うと?」

カワウソくん「な、なつなのに、あめー。」

ござさん「チッチッチ。Summer Rain。」

……すいませんでした。まじめにやります。

こっちでした。雨の日ぽいピアノのリンク(※原曲です、ござさんの動画ではない)
前奏曲 作品28の15「雨だれ」 ショパン - YouTube

 

日常の風景

自分の日常にはそんな風にいつもござさんのピアノが傍にいる。

普段の生活の中にござさんのピアノがある。

 

さてPIANIC後、普通の生配信かなと思われる通知がありました。

twitter.com

ここで疑問。色々ってどういう意味でしょう?場所はグランドピアノ配信か、自宅でFANTOM8を弾くのか。

(ソロライブとPIANICの前後は、移動して配信準備をする手間を考えてなのか、家からの雑談配信や生配信ライブでした。むしろソロライブの前1か月くらいは生配信しないで練習してればいいのにと思っていた)

今回の生配信は、果たしてからであった。

ござさんの自宅からのFANTOM8を弾きながらの生配信は、何度も言うけど去年の 9/17 以来だ。しつこいけどその前は8/6だ。実にそれから今回まで半年以上空いている。(4/22に家で弾いてた気がするが、自分は厳密には生配信にカウントしない。)

 今回は寝る前生配信でもなんでもない。雑談でもない。

  

ハレとケ(晴れと褻) 

 ※ リンク:ハレとケ - Wikipedia柳田國男の提唱した民俗学の概念(この場合漢字は当て字である。最初に語彙としての発音があり、漢字は便宜的に後で当てたにすぎない。)

ござさんも言ってる。「通常のピアノ弾く枠が最近無かった」。ライブが続いていて、(おそらく)それに向けたグランドピアノ特集期間でもあったし。とにかくこうやってFANTOM8で、家で通常配信やろうという気になったということだ。

もう一回言う。

家で。

通常の生配信ライブ。

wikipediaより)ハレとケの概念とは、日常と非日常の空間の区別である。ハレとは折り目・節目を表し、衣食住や振る舞いも普段とは歴然と区別していた。それと対峙する定義として「ケ」がある。ケは、普段の生活の場である「日常」を指す。

ここでハレの場をねぴらぼinventionとソロライブ、PIANICの舞台としよう。

衣装も奮発してステキな色あいに、会場もピアノもお誂え向きのとびきりのやつ。一緒に舞台を踏む仲間も特別な顔ぶれ。その日のために練習を重ね、思いを込めて曲の構想を練り、リハーサルを繰り返し本番に向けて音楽を作り上げていく。

(年中行事としてのハレの舞台は近年少なくなっているかもしれないが)ねぴらぼinventionからのソロライブ、PIANIC と続いてきた舞台は、間違いなくござさんの人生にとって一つの節目だったと思うし、この舞台を踏むことでピアニストとして新たなターンを切ったはずだ。

 

そういったハレの空間に対して通常の生配信ライブは「ケ」の場だと思う。

リラックスした雰囲気、ゆったりした日常の服、自由なアレンジにファンからの温かい声援とリクエスト。気の置けない仲間との会話のようなトーク。そう、何よりの変化。こういった生配信で何気なく普通の雑談ができるようになっている。生配信になると脳に思考能力を割けなくなるのか、ほんと何言ってるのか分かんなかったのに!IQ3だったのに!今回イイ感じのトークができている。素晴らしい。

逆にこういう日常の繰り返し行う配信は、主に視聴者はファンだし実験的。アレンジがきわどいというか挑戦的っていったらいいのか、リアルライブで手堅くまとめてくるのとは違った斬新な演奏を楽しめるという、ござさんの配信ならではの楽しみもある。

最近ハレの舞台が続き、緊張の連続だったと思うので、自分は家配信でくつろぎながらいつも通りフフフと笑うござさんを、ある意味で久しぶりに見た気がして安心した。 

なんか、お帰りなさいって思った。

お疲れ様、でもかっこよかったですよ!って心の中で呟いた。

 

照明

去年の 9/17 配信では色々導入したことが語られているが、今回の配信ではジャズバーを通り越して暗めに抑えに抑えたライティングである。タブレットの画面見えているのか?最近リアルライブで露出が多過ぎて、ハッと気づいたがもうキャップとサングラスでもないし、元の露出控えめに回帰してるんだろうか?

色が紫・ピンクetc様々に変わるムーディーな照明、どこ行ったんだ。捜索願出そうか。

 

ちょっとした過去の回想~

 日常の生配信といえば自分はねぴらぼ以前の生配信が好き。(ちょっと長くなって大変そうではあったけど)絶対配信時間には間に合わせて正座して待っていたなあ。

その頃、世の中はというと。(去年の春~今頃)先が見えなかった、未来の展望がちっとも拓けなかった、いつまでこんな事やってたらいいのかと息が詰まるようだったころ。家からの外出自体に意義を問われ、真剣にうつ病が話題になっていたような気がする。

さて自分はといえば、楽しみはござさんの生配信にリアタイする事。そしてござさんの膨大な量のアーカイブと投稿動画巡り。だから個人的には全然寂しくなかった。むしろ吹部だったころを思い出して、刺激的でわくわくした。聞くたびに、毎日ござさんの新しい魅力と出会っていた。だから全く退屈でも世の中真っ暗でもなく、まるで新生児かっていうくらい見るもの聞くもの全部が新鮮な衝撃だった。世間全体が暗く落ち込んで混乱していた時期にわけもなく申し訳ないと思う位に。

ーー回想ここまでーー 

 

 ボカロ=ボーカロイド???

そしてメルトが始まった。

 ……自分は、ボカロは、詳しくないです!

ござさんを知ったころ、当時中三になるかならないかのウチの男子に聞いたら。

自分:ボーカロイドって?

(当時は)中3男子:初音ミク。とかその曲。

自分:ナニソレ?

中3男子:だから、人工的に声が出せるの。

自分:そんな訳ないじゃん。。。?初音ミクの、そのビジュアルだけはよく見るよ!

それでボカロの存在を知った自分は、その仕組みとか代表曲とか徹底的に調べまくった。しかしイマイチ原理がわからず。少なくとも千本桜はボカロだったんだなってわかったくらい。

どうやら、初音ミクはアニメキャラではないらしい。

さて今回ござさんの言う所の、かの有名な米津玄師さんのパンダヒーローも知りませんでしたけど何か?正確にはこのツイート見て「何だボカロだったのか」ってなった。

twitter.com

その一番古いとやら言うハジメテノオトの時代、既にボカロ世代じゃありませんでしたので。(後でメルトの歌詞を調べてみたのは内緒です、キョロキョロ……シーッ)

でもボカロをよく知る世代の人は、チャット欄を見る限り満足そうである。いわゆる化石世代さんである。つまりござさんが配信を始めた頃からの古いファンの人。(命名:ござさん)

「脳のいつも使わない領域を使った」というのは、このまま使わなければ忘れてしまう内容という事でしょうか?リクエストが来ないからという理由でそのジャンルが埋もれていくのは非常に惜しいです。

 ござさんのアレンジは国宝、その腕は天然記念物なだけにレッドゾーンの絶滅危惧種でもある。ござさんの演奏が大好きなファンとしては、何としてもその生態系を健全な状態で死守したいのです。

ええ、(ボカロなんぞ一つも知りませんでしたけど)ござさんの配信で知り、好きになった曲は他ジャンルも含め数え切れませんので。

なんのこっちゃwww

いや、笑いごとじゃありませんから。(真顔)

 

 

JAZZ

その分野には自分はわざと距離を置いていた。吹部でやってたアレンジは管弦楽ものがほとんどでそこからクラシックはよく聞いていた。J-POPも何となく流行を追っていた。アニソン、ゲーソンはござさんを知るまで音楽分野とは認知してなかった。以下略。

そこでJAZZは、中古CD屋に吹奏楽ものを漁りに行っても物凄いスペースを取っていたし、確固たる世界があることは知ってはいたが、「世界が深そう」「調べるのは面倒」「やっぱクラシックが一番」っていう偏見が働いて、それ以上知ろうとはしなかった。

当たらず触らず。触らぬ神にたたりなし。何となく大人っぽい、よく分からない世界。

映画「カサブランカ」でカジノのボーイ?のサムが弾き語りしてたAs time goes by がかっこよかったのは覚えている、そのくらいの知識だった。ていうかそれがJAZZ分野なんだっていう認識がなかった。

あ、ピアノ曲ですか?子供の時に大っ嫌いになっていたから音楽分野として認知してなかったですね。クラシックでも避けてましたね。わざわざキャッチ―なチャイコフスキーのピアノ協奏曲だけ聞いていた(何気なく調べてみてそれでリヒテルさんを知った)

それで何の拍子からかピアノを再開してみてからも、どうしてもJAZZは避けていた。どうすれば委員会(親父ギャグではない)取り付く島がないのだ。そこでハノンばっかりやっていた。ござさんファンなのにどうした事だ。

で、月刊ピアノ5月号にJAZZアレンジが載ってて

(o;TωT)o"キタ……ヤヴァイ……ついにキタ…

という感じだった。やってみると案の定リズムの取り方も強弱もさっぱりわからない。

 

結構大変!?クラシックもジャズも弾いてるピアニスト(兼YouTuber)の練習風景がこちら【解説付き】 - YouTube

この動画によれば、何もかも他の(クラシックとか)分野とは違うらしい。リズムとか雰囲気とか?自分が覚えにくいのはそのせいかもしれない。脳がジャズじゃないんだろう。(語彙力皆無)PIANIC前のインタビューでござんは「JAZZの型のようなものがあるからそれに沿ってアレンジを……JAZZのセオリーや語法に従って……云々」と言っていた気がする。

型?コード進行とか、そういうことだろうか? そっちも覚えてみようか。そうするとござさんアレンジもすっと和音が分かってくるかもしれない。

こうして聞いてみると多分クラシックもたくさん弾けるのだろうが、ござさんのターンはJAZZに今向けられているのかなと思う。

ピアノの上にはいつもの黒本ことJAZZ standard。

いきなり幻想即興曲JAZZアレンジが始まってびっくりする。

 

月刊ピアノ5月号で頭を抱えていた自分としては、脳内に衝撃が走った。JAZZって何だろう?自分がかじろうとして、少しもかじれてないのでやってて思う。

ちょっとその響きに憂いが入っている。気がする。モーツァルトみたいに短調でさえも明るい曲調になっているのとは、違って。

ござさんのJAZZアレンジはいつ聞いても新しい。その表情の違いは、別の曲聴いてるのかっていうくらい。

どこにこんなにたくさんの引き出しが隠れているのだろう。

何でこの若さでそんなに色んな表情が出せるんだろう。聞けば聞くほど味が出るのは、なぜ。

介護の現場でいろいろ経験してきたからかもしれない。びっくりするような大事故現場で大怪我のような事件は無いかもしれないが、そのぶん入所者が常に生と死と隣り合わせの世界である。そうでなくても介護の現場はきれいごとではない。毎日シビアだったはずなのだ。

そういう無常観まで、演奏からにじみ出ているような。

 

それはさておき、今回のルパン3世のアドリブが凄すぎる件。特筆もの。

ルパン3世の動画見ていても、生配信で聴いていても「あとちょっと……!もう少し…!」と思っていたので、本格的にアドリブやってくれてかっこよすぎてそこで倒れていました。

何なのあれ?反則です。よく切れる日本刀で一刀両断されました。ばっさり。

  

 

「そろそろ終わりの時間が近づいてまいりました」

生配信を2時間だと視聴者に認識してもらう期間だったのかなあ、この半年は。

どっちにしても自然と無理なく2時間なんだとそう思ってる自分がいるのでよしとしよう。コンサート行っても、大体2時間じゃないか。

アーカイブがあるからリアルライブよりも永遠に楽しめるんだし。

   

 

 

≪余談コーナー≫

 アー写のシャツ。それはユニクロ?またそんな庶民的な。

・文系大学・中高は吹部、に加えて新たな自分との共通点見つけて、勝手に喜んでました。

でもシャツってこれですか?でもこのシャツボタン黒いんですけど生配信のシャツは違うんじゃないですか?このシャツは単なる衣装ですよね?

(※このURL、もう関係ないけどアー写を貼ろうとしたらこのツイしか無かった)

 

 

 

 

 

税務署関連、口座振替、エアコンフィルター、お風呂、トイレ、キッチンシンク、床掃除……エンドレスに続く家事。そう、家事ってやってるときりがない。

 すごくないですか?

このブログとピアノにかまけて家事テキトーな自分より、よっぽどすごくない?

 

 ……いや、ござさんがここだけ読んでると仮定しよう。(虫のいい話だな)

シャツがアイロン要らないなら。

ござさん包丁買ってください。

ちょっとは自炊しましょう。

大事なことなのでもう一回言います。

ござさん、包丁買ってください。無いならまな板も。

余計なお世話ですか?すいません。

でも外食ばっかりはダメです。ケバブが晩御飯なんて1か月に1回くらいにしてください(言い過ぎ)

外食ばっかり食べて(+運動不足+甘いもの好き等他の要因は様々にしても)生活習慣病が取り返しがつかなくなってから病院にきても手遅れで、ぽっくり亡くなるでもなくその後の長い人生を棒に振る人を一杯見てきたので言いますけど。

もう一回言います。包丁買って、自炊してください。

それは元気でずっとピアノ弾いててほしいからです。

ござさんがお年寄りになってもピアノ弾いてて、その時は自分も一回り上だから同様に年寄りになってて配信聞くのが夢なのに。 

 

生活習慣病(特に糖尿病と肝臓疾患)は沈黙のうちに近づいてくる、静かな暗殺者みたいなもんです。侮らないでください。

 

 

 

 

 

 

エア座談会

 それはPIANICも終わったある土曜日のこと。今日はブログも一段落して、まじめにピアノ練習中。

ござさんアレンジは和音が複雑なのか、型通りでないのかちっとも覚えられないし中々弾けない。遊んでいては一生弾けない気がするので頑張っている。

最近実質自分専用機となっているピアノ、姪っ子は習い事が増えたのか、練習に来る回数が減った。というわけで延々と一日中弾けてしまうため、どっかに休憩を入れないと集中力が続かない。ちょっと一休み、TVでも見よーっと。ビデオに撮ってたこないだのドラマ、どこだっけ?

 

目次: リンクで各項目へ飛べます。

 

 

 

うちのTVさすがに寿命かなあ……ほらまだチャンネルがダイヤル式なんですよね。ブラウン管いまだに使ってるもんなあ。え?もうデジタル放送時代にブラウン管はありえない?チッチッチ……うちは物持ちいいんでね、ちょっとその辺に手を加えればまだまだ使えます。デジタル放送の受信もあの辺をちょこっといじれば済む話です。

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 電波障害

 wwwxxzyzaqpqz…ピーザザザー……ブチッ…

うーん最近よく電波がおかしくなるなあ………あれ?またいつの間にかGチャンネルじゃん。また叩いて直さなきゃ、バシバシ!!叩いてると手が痛いし、直んない、もー!こっそり有料放送じゃないでしょうね……G興業さんはその辺ちゃっかりしてますもんね。

今何の番組やってるんだろう、なになにJ・Gの部屋?……ああ、あのもうすぐ500回になる長寿番組か〜〜

【スタジオのBGMはこれ:53の日振り返り雑談配信で流れていたBGMなど】

tomorrow(アニー/from Annie)/大きな古時計(My Grandfather's Clock)/どんなときも ピアノアレンジ詰め合わせ - YouTube

 

 J・Gの部屋

 J・Gさん:はい皆さんこんにちはーいかがお過ごしでしょうか?今日は中野のBTスタジオから中継でお送りしておりますこのJ・Gの部屋、ゲストには今YouTuberで主に活躍中の人気ピアニストGZさん、そしてIさんをお迎えしております、ではさっそくどうぞ~

GZさん:こんにちはーGZでーす。この番組出演久しぶりで緊張してます、よろしくお願いしまーす。(きょろきょろしながら)

Iさん:よろしくお願いしまーす(なぜかJ・Gさんより貫禄がある)

 

J・Gさん:今日お二人においで頂いたのは、他でもないファッションについてです。

GZさん:(ええっ!?)←あわててIさんを見る。

Iさん………(あさっての方を向く)

J・Gさん:この間5月3日がござの日ライブだった事は皆さま周知のことと思いますが、この時のコーディネートがステキでしたね~✨✨。そこで、GZさんにファッションへのこだわり、また心がけていることなどをお伺いしたいと思いまーす。

 

第一印象と当時の様子

GZさん:えぇ……ぼく、その分野については特に話すこともありませんので…

Iさん:(机の下でGZさんの靴を踏みつけながら)まあGZくん、我々が初めて知り合ったのは、あれはいつでしたっけね?

GZさん:(眉間に皺をよせて)はあ……学生のころでしたか?僕確か19才だったと思います。受験生の間何か月かピアノ触れなくて、大学入ってから弾きまくってた時期かなあ。

Iさん:確か、2ちゃんのセッションスレかな?初めてピアノ聴いたのはニコ生でした。その頃のGZくんは、うーん。学生でしたからねえ。僕は社会人。ただ「なんじゃこりゃ、この凄い演奏してるのは何者だ!」と衝撃を受けたのは確かです……あ、ファッションの話でしたね、ファッションは、まあ、だから学生風でしたよ。

GZさん:何着てたのかなあ、僕……わっっかんないですねえ。普通の普段着だったと思いますけど。

 

【参考に動画を貼っていきます、ただしシンセ動画は就職してからと思われます】


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Iさん:おじいちゃんとお姉さんのお古を着てたんじゃなかった?

GZさん:だって、この頃5年は旅行してない時期あったし、あんまり服要らなかったし興味なかったし。

J・Gさん:職場は介護施設だったよね。

GZさん:そうですね、そこの制服はお揃いのポロシャツにジャージという、施設ロゴが入ったダッサいやつだったんですよ。そんなのに影響されて慣れていったっていうのはある。


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GZさん:これとかは、お古じゃ……なかった気がするなあ。

Iさん:ただロンTなのか何なのか、袖は相変わらずびよーんってなってますね!

J・Gさん:それはいいですけど、この動画もアレンジが凄いですよね。どうなってるんですか左手?

Iさん:だめだ話がすぐに脱線してしまう💦お題はファッションです。

 

ストピでのファッション

J・Gさん:投稿動画や生配信では手と鍵盤だけしか出演していなかったGZくんですが、ある日突然ストピ動画にてその存在が明らかになったのでした。

Iさん:GZくんはファン界隈では「手だけの人」説がまことしやかに囁かれておりましたので。この当時のざわめきようが凄かったですねえ。


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J・Gさん:あくまで露出しないポリシーなのか、帽子にサングラスという屋内にはおよそふさわしくない格好でピアノを弾いております。さらになぜか短パンです。怪しさ大爆発です。しかし演奏がすごすぎて、周りの人たちは色々情報が処理しきれずピアノの周りに釘づけです。

 


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Iさん:さらにこの都庁動画ではGZくん自ら不審者ってサムネに書いてますけど、不審者すぎて動画の冒頭で都庁職員に訝しがられてる節があります。その後の素敵なクリスマスメドレーとの落差が凄すぎて、必見の動画となっております。

 

素顔はペンギン

J・Gさん:皆さん、ペンギンを忘れてはいけません。GZさん、確か2019年10月からでしたね、「顔出し生放送」と題してペンギンで生配信を始められたのは。

GZさん:そうですね、顔出しです。ペンギンが素顔なので。

J・Gさん:なるほど?素顔はもっと犬とか猫とか可愛い系と勘ぐってましたが、意外でした。しかし暑そうですねその顔。


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Iさん:ピアノ弾いてて、暑くて窒息しそうにならなかったんですか?

GZさん:あれが素顔なんで大丈夫です。顔の内側拭かなきゃいけなくて大変でしたけど。

J・Gさん:今の顔が仮面てことでしょうか?

※今の顔とは:参考画像

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※写真転載元の記事:【インタビュー】けいちゃん&ござ&さなゑちゃん&ハラミちゃん&よみぃが語る、ストリートピアノ | BARKS

GZさん:……そうです、今の顔は厳密には特殊メイクです。何でもできるM・Hさんに頼んでやってもらってます。

Iさん:やはり素顔のペンギン姿で生配信するというのは視野が狭く(あ、あれ…?)大変だったと思いますが、ファンには大人気でしたね。例えば視聴者のK・Uさんからは「息子が中3ですがペンギン姿を面白がって動画を見ています」との声があります。ないわしなどの、生配信時の掛け声もペンギンの餌だから、が発端だそうです。

 

2/15重大発表、コロナ流行下でできること

J・Gさん:そんなこんなで投稿動画では短パンで胡坐かいてたりしてたGZくんですが、2020/2/15重大発表動画でのプロ宣言から以降は何か方向性が違う気がしますね。

GZさん:…まあそこからコロナが蔓延してストピどころか、ソロライブさえ中止になりましたけどね。でもこの動画で袖口が伸びてない、新しいシャツを着てみたりはしました。

Iさん:GZくんのストピといえば腕まくりでしたからねえ。

GZさん:あとこの動画では、確か介護施設で働いていた時にイベント時の衣装で買ったものを着てますね。要するに甚平ですね。


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J・Gさん:去年の今頃は緊急事態宣言で混乱してて、外出もままなりませんでしたけど、何かありましたね? 

GZさん:もったいぶってても分かってると思いますよ、視聴者さんは。ねぴらぼ(の発表配信)でしょ。


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J・Gさん:とにかく服がない!何か買わなきゃ!ってなったんでしたね。

Iさん:そうそう。

GZさん:この写真はねぴらぼ当日なんですけどね。この服は、そもそも生配信用に買った3枚の服のうちのひとつです。ねぴらぼかあ、これ動きやすいしいいじゃんみたいな。

J・Gさん:動きやすいて……GZくんアスリートですか?

GZさん:え??ピアノはスポーツですよね?有酸素運動でしょ?

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J・Gさん:どこに買いに行ったんでしたっけ?

GZさん:ユニクロじゃない・・・しまむらでもなくて・・・

Iさん:ジーンズメイトです。僕が店まで連れ出したんです。がんばりました。

J・Gさん:生配信用に購入されたということで、コンセプトは何だったんですか?

Iさん:………(GZさんと顔を見合わせる)

GZさん:………(必死で首を振る)

Iさん:そもそも選んだのが僕っていうか……店に並んでたからというか……

GZさん:何だっけ、分かんない。僕はついてっただけだし……あれ僕の服でしたっけ…

J・Gさん:(そんなんでいいんか君たち)あれ、帽子もジーンズメイトですね。

Iさん:室内で帽子いらないんじゃないですか?

GZさん:この時がんばって、初めて配信でサングラス外したんですけど何ですか?

J・Gさん: 本番でもこの衣装で活躍したござくん。ライブは大成功を収めました。

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J・Gさん:ねぴらぼの7分袖の服は3枚のうちの一つですよね?他には何買ったんでしょうか?


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GZさん:これです。スヌーピー柄シャツです。 

J・Gさん:この時、謎グッズ買いに行ってませんでした?

GZさん:100円均一ショップ行きましたね。

Iさん:この時のGZくんが面白すぎるので、こちらの取材記事をご覧ください。

 

Iさん:3枚のうちの残る一つはこれです。 素顔のペンギン姿なのは、ねぴらぼ打ち合わせで緊張してたからじゃないでしょうか。

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Iさん:ねぴらぼから後、GZくんがファッション偏差値上げたいとかいうので、僕は相談に乗ってたわけですよ。

GZさん:この時に「マイナーチェンジしてみました」とか言ってます。
※30分ちょいの、9/13浜松YAMAHAでのツイキャス動画です。いりすさんのアカウントから

 

イメチェンの季節

J・Gさん:その後ストピも再開されてますが、このジブリ動画が去年の11/9投稿。これと同じ時期に始まったグランドピアノライブでもこれ着てますね。

Iさん:この紺のシャツと上の方でペンギンが着てるチェックのシャツで回しております。


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 J・Gさん: シレッとサングラスと帽子がなくなってますね。髪形も爽やかなものとなっております。ストピなのにGZくんどうしたんですか?

GZさん: どうしたんでしたっけ(だからGさんの差し金だって)……まあいっか。

Iさん:この後、例のイベントがあります。

GZさん: だから引っ張ってどうすんですか。ねぴらぼinventionのことです。

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 J・Gさん: このinventionからスタイリストさんにコーディネートしていただいております。素敵な大人の魅力たっぷりとなっております。

Iさん:あ、私服ですか。これですか。

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Iさん:私服がスウェットじゃなくなっているんですよ。ここまで教えるのは、長い道のりでした。

J・Gさん: この辺から、「さりげない着こなし」をマスターしていくんですよね。

 

Iさん:このニットとか、イイ感じです。

J・Gさん: どうでもいいですが、GZくんいい加減本番直前に生配信ぶつけてくるのやめてもらっていいですか?爪痛めたらどうするつもりだったんですか?

Iさん:はい、また話題が横に逸れましたね、ファッションですねお題は。

Iさん: ここで白いピアノにテンションアゲアゲのGZさん。白い服着てみようかという話題になってましたので、白い服を買ってみました。あ、買ったって言ってもタキシードじゃありません。

J・Gさん: もうニットっていう季節じゃないし。紺のシャツは一周した気がしましたしね。

GZさん:よくわかんないですけどシャツ買いましたねー襟がないですねーノーカラーっていうんですか?白だからノーカラーですか?え?違う?よく分かんないです。

Iさん: GZくんは余計なこと言わないでください。この告知配信で着てます。白と色違いですね。 


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J・Gさん: GZくん告知で遊びすぎですね・・・。

Iさん:じゃなくて話題はファッションです。こっちのが白です。え?しわが多い?そういうふわっとした風合いを生かした、初夏の季節感あふれるシャツとなっております。


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J・Gさん: このシャツでそのままPIANICに出演してましたね、2日間。

Iさん:し、皺は……そういう仕様です。
 (※ツイートお借りしました)

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 J・Gさん: このソロライブはまたスタイリストさんにお願いしたんでしたね!

 GZさん:髪形もセンター分け気に入ったんで、この時もやってもらってます。

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Iさん:そういやGZくん、いいかげん家にアイロン買ってください。んでシャツにちゃんとアイロンかけてください。洗濯物家でたたんでるんだから、そっからアイロンするだけでしょ。

GZさん:えー着たらすぐシワ入るのに意味なくないですか?そんな暇あったらベースの練習してたいんですけど僕。

J・Gさん: えーはい、ファッションのこだわりとか心がけている事とはだいぶ乖離したトークでしたが、GZさんの素顔が垣間見れたのではないでしょうか。

Iさん: ………( ̄д ̄)(Gさん無理やりな締めですねという顔)

GZさん:(画面に向かって無邪気に手を振る)よく分かんないけど、これからもよろしくお願いしま~す !

J・Gさん:  (マジで疲れた顔)長いトークにお付き合いいただき、ありがとうございました~!

  

ーー完ーー

 

 

 

 

 

 

参考資料:これの、1:03:00~頃から(いりすさんのツイキャス 4/30) 

 

5/12 振り返り生配信

初めての出会い

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 今回、5/12は自宅での生配信だった。最近自宅配信が(雑談があったりして)続いている。言い換えるとそれは、グランドピアノの練習ターンが一息ついたからかもしれない。CD発売っていつなのかなあ。でも今回のソロライブでの新曲発表を待っていたことは明らかだ。楽しみは取っておくことにしましょう。

  

ストリートピアノって何?

twitter.com

自分は、このニュースでいう所の「少し習ってただけで今は弾けない」人の部類だ。つまり習い事:情操教育として親から勧められてピアノをやっていた。自分が最近再びピアノを弾いているのはそういう趣旨とは根本的に違う。自主的に始めたから。こういう楽しいって気持ちがあれば、子どもの時も続いていたかもしれない。いや、やっててもカタツムリのような進み具合ですけどね。

そこで、しつこいがまたこの記事を貼る。ストリートピアノとはこの記事に書いた通り、ピアノのプロでなくても気軽に演奏でき、また他の人と交流できる所が今までのピアノ界にないスタイルだ。

この流れから、今までよりも相当「ピアノに興味ある人口」は増えていると思われる。ピアノ界隈の色々な数字がそれを裏付けている。Youtubeのピアノ動画の再生数然り。実際に電子ピアノを注文すると生産が追い付かないのか入荷待ちらしい(現在はどうだろうか)。

 

そして満を持して今回、ストピイベントが開催された。

観客ありで。

大事なことなのでもう一回言う。観客ありで。

PIANICとは

ーー国内最大級のストリートピアノイベントーー

YouTubeで活躍するトップピアニストが集結!!1日目と2日目でセットリストが異なるそれぞれの演奏の他、スペシャルなコラボ企画も実施予定♪ イベント名の”PIANIC(ピアニック)”は、PIANO(ピアノ)とPICNIC(ピクニック)を掛け合わせた造語。
 引用:公式サイトより PIANIC -STREET PIANO Festival- | 国内最大級のストリートピアノイベント

 ストリートピアノというだけあって、今までピアニストの活躍はあくまでストリート、媒体は主にYoutubeだった。Love Pianoの設置者もYAMAHAのストピ事業部だったそうな。つまりあくまでピアノ界が広報として置いていたということだ。

今回のイベント制作会社は、avex

YAMAHAじゃない所に隔世の感がある。avexといえばエンタテイメント分野のはずだ。つまりストピはエンタメコンテンツとして、しかも有料イベント開催して収益が見込める分野として社会的に認知された、ということでよろしいでしょうか。そういや朝 ♪ クラを展開するこの会社もイベントを運営しながらストピ事業もしてるらしい。ストピの運営自体が、採算が見込めるということだろう。≪リンク:朝♪クラ~Asa-Kura~

現実にはコロナのせいで客席は半分しか埋めれないはずで、事業としては収益化には程遠いのかもしれないけど、ピアノ界としては新たな境地を切り拓けたのではないかと思っている。

 

謎の組織の動向

 さて今回、PIANICのイベントが午後からということは、リハは午前中からだったろうし、おそらくござさん他出演者の皆さんは前の日から泊まっていたと考えられる。周辺のイベント連動企画のストピも前日からだったらしいし。

そこで、秘密結社G興業さんがこんな車を運転していたのを耳にした。14人乗り。それはG興業率いるイベントスタッフを指すのだろうけど、当然ヒミツ工作員のKさんとGZさんほか出演者の方も乗っていたのに違いない。Kさんは別行動だったようだが。

twitter.com

 

ピー………xxxyyzzkjewqppxxxv…ブチッ…ザザザーーー

あ、あれチャンネルがGチャンネルになったようです。TV叩いてみようか治らないかなバシバシ、バンバン。

 

それは木曜の夜、G興業のアジトーー

J・Gさん「みんな用意できた~?忘れ物ないー?」

二人「はーい」

J・Gさん「衣装は?揃ってる?マスクは?」

Kさん「いつものです!ばっちり任してください!」

GZさん「いつものです!ばっちりです!」

J・GさんとKさん(´・∀・`)ヘーーーーー」

J・Gさん「GZくん、アレ間に合ってよかったね~届いたのソロライブの前日だっけ、ぎりぎりじゃん!」

GZさん「はいもう冷や汗もんでしたよ💦設定も覚えなきゃ、ブツブツ……」

二人「はーい質問~~!switch持ち込んでいいですか~?おやつは何円までですか~?おつまみは(以下略」

J・Gさん「(ΦωΦ+)ホホゥ…イベントテーマがピクニック気分だからって君たち中々やる気だな、今から最終打合せする所なんだけどな(# ゚Д゚)ピキ……」

Kさん「(聞いてない)おお~、会場周辺にストピ設置だって!どこ行きます?」

GZさん「ほお~ん……そぉですねえ…あんまり人が来ない所ですかねえ…」

J・Gさん「(それを無視して)あ、旗配っとくね!公式ロゴのやつ、当日会場でもグッズ販売するやつね、楽しみだなあ!」

二人「は、旗。どうすんスかこれ?」

J・Gさん「当然君たちにも旗振りながらピアノ弾いてもらうんだよ!ちっちゃいからね、こう、ぐわあ~~~っと目立つようにね!」

二人「(聞いてない)あ、おやつはmiino持って行きましょう!」

 こうしてアジトの夜は更けていく……

 

ピーーーxxxpqwwxzzlkfnssxwzザザザーーー……ザザーー

はっ……Σ(゚д゚lll あれ、チャンネル戻った。もーうちのモニタは寿命なんだろうか。いつの間に?謎のハッカーからの電波障害でしょうか。

 

 

5/3はござの日だった。

無観客だったけど、初めてのソロライブだった。

ござさんにスポットライトが当たってた。

弾いている楽器はスタインウェイ。馴染みの温かいスタッフに囲まれて。

披露する曲は誰もが知っている曲。でもござさんらしいアレンジで知らない内にその世界に惹きこまれる、魔法にかかったみたいな時間だった。

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それから一週間後の5/8〜9日。

場所を移して、ここは河口湖。

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PIANICでファンを発見したござさんと、ござさんのピアノをステージの目の前で聴けたファン

ござさんがニコ生やセッションスレでネット配信し始めてから実に10年以上。

やっと、このPIANICの舞台で「現実に存在する」ファンの方々と邂逅を果たしたのだった。正確にはストピの現場ではなく「ピアニストとしての舞台」出演者と観客という関係性でということだ。

「ファンって現実にいるんだ…」

「ライブのチャットコメントはロボットだと思ってた」

って、それは杞憂だ。生配信の時同時接続3000人超えてるのご存知ですか。

もし有観客ソロライブを入場制限せずにできてたら、広かろうが大きいホールだろうが、ござさんファンで埋まる有様が容易に想像がつきます。頼むから今度のソロライブは50人より大きい客席のところでお願いしたいです(切実)

 

感染予防目的からか、ステージ後方は開け放されている。でもその景色を見ながら弾いていたのか、ござさんは茶摘みの曲を色々なところに忍ばせていたらしい。初夏の空気が吹き抜ける中、ござさんも客席のファンの方々もその雰囲気を共有できていたことが、この写真からうかがい知ることができる。 

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5/12のPIANIC振り返り雑談配信

今回は振り返り雑談だった。ピアノも弾くように設定していたようだが、ござさん、自分の両日30分+コラボタイムだけではなく、どうやら両日のフェス全体を振り返ろうとしているらしい。それで、出演準備等の関係上聴けてなかった人の演奏は、チャット欄のコメントから拾ってでも曲目を出演順に再現してくれるらしい。

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出演者って、2日間でこれだけいるんですよ。全部弾くの?と思った。弾くらしいです。すごい。どうして、この長大なフェスをショートカットで切り取ってでもピアノで再現してくれるのか、その間のシチュエーションまで知り得る範囲で詳しく説明してくれるのはなぜか。

要するにござさんの言い方を借りれば「現地に行きたくても行けなかった、行けるのに行けなかった人たち」のために、生配信されなかった今回のイベントをエア中継してくれるというのが、生配信の趣旨らしい。

  じゃあ、自分もエア観戦記でも書きます。ちなみに1日目の曲目の感想を聞いたときに書いたエア観戦記はこれ。

さらに一日目には何回かコラボ演奏もあったらしい。菊池さんの時間枠で、ルパン3世の2台連弾アレンジ。要するに第1回ねぴらぼ版。1台のピアノ連弾なら都庁ピアノでも動画がある。このアレンジの後半の、ねぴらぼではベースが担当していたゲキレツな低音部。凄い挑戦的で大好きなのだけど、たぶんフェス仕様でさらに凄いことになってそう。たぶん。


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ござさんと菊池さんの連弾は、この場合はアレンジ楽譜が存在するが、基本的に「相手が何やってくるかわからない」し、 そんなぎりぎりの世界で鍔迫り合いしているというか、もしくは「戦場で背中を預けられる、安心して戦える存在」らしい。

 あれか、このコメントです。

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ござさんが菊池さんの演奏を語るときは、いきなりフェスの曲目紹介の演奏から一歩踏み込んで、テンション上がるだのアレンジだのここが凄いだの延々と語りが入ってくるし。

菊池さんも、ねぴらぼ副音声版聞いてるとござさんの演奏のとこでアレンジがエモいのか「うわっ」だの「わぁー」だの、うめき声かな?みたいなの呟いてるし。

なんかお互い、相手の演奏を研究し、かつリスペクトしてるなーと感じる。

何が「物まね選手権で物まねを披露した後に本人がご登場するパターン」なんだwwほんとに仲いいですねえ。

ここで、今回のフェスでの真打が登場する。伝家の宝刀、奥の手にして必殺技の白いショルキー。これをしょって、ステージの端から端まで飛び回り、背中を弓なりにしてジャンプしてショルキーの効果音を思いっきり効かせて膝ついてステージの上を滑る(←←ちょっと盛った)いやあの、実際ロックバンドのライブや、映画ではこういう風にノリノリのギタリスト、いますよね。そういう姿を彷彿とさせるんですけど、ショルキーって。「なるべく手を振ったりステージで色々動くようにはした」そうです。思考が吹っ飛んでたわりには。アドレナリン出てたそうで、さもありなん。

 

ショルキーを持参して弾くこと自体が「ぼくにとってのフェス」だそうだ。

思いがけないサプライズとして、リアル現場で聴いたファンには何よりの想い出となったことだろう。試しに配信で弾いてくれるだけでも、この絵面の破壊力。

要するに配信ライブやこの間(不本意ながら配信のみとなってしまった)ソロライブとは違って、目の前でファン:しかも他の出演者さんのファンとか色々な人が聴いているシチュエーションではどういうことをしたらサービスなのか、インパクトを与えるにはどうしたらいいか、「フェスって何なのか」を表現したらしい。 

フェスに出たのが初めてだからって、その定義を考えてショルキー買う所が律儀というか真面目というか堅実というか。 

 

また、コラボでさなゑちゃんさんがその場で提示した曲、革命ジャズアレンジも、2日間ともラストの曲だった情熱大陸も、ござさんは電子ピアノでベースラインを担当したとのこと。ずっと。

革命ジャズアレンジなるものはござさんの生配信でそんな突拍子もない風景はよく見かけるのでまあ置いといて。ござさんはベース好きである。どれだけ好きかというとソロライブでバンド譜作ってたが、ベース担当の熊吉郎さんをしてこんなこと言わしめてるので、特徴的なんだと思います。作り出すベースラインが。

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(出典:アーカイブがないけど10/24の雑談ツイキャスでやっていたのがベースラインの練習だった。月刊ショパンの菊池さんとの対談によれば、色んな楽曲のベースの音の高さを消しておいて、自分でそれに即興でベースを弾いていく練習が大好きらしい。素人にはどうなっているのやらさっぱり)

でもねえ。他人にもこうやって評価いただいているはずのベースアレンジだが、「それで拍を取ってくれてるようで、ちょっと自尊心が芽生えました」って、ナニソレ。

自尊心って何ですか?今までなかったんですか?ちょっとはありましたよね?

まあこの謙虚さが地道な練習とそれに裏付けられた演奏を生むわけで。よしとしよう。(自己完結)

 

旗は実際に使われた

これも自分は実際に目の前で見たわけではないが、G興業さんで出演者に配られたPIANIC公式の旗は、実際に演奏中にひらひらと振られていたようだ。

けいちゃんさんからの提案だったらしいが、けいちゃんさんの時間枠で丸の内サディスティックを菊池さんも詠んで3人で演奏しようということになったらしい。

そしてまずけいちゃんさんが演奏中にござさんがなぜか旗振りながらスマホで撮影しつつ登場という、G興業伝統のお家芸である茶番劇で登場。あ、ござさんの独自のおもいつきですか。ま、いいや。そして菊池さんも登場。あんなに鍵盤がいっぱいあるステージでなぜか3人で1台のピアノに群がる図。「それこそがストピらしさだ」うーんなるほど。そうやって押し合いへし合いしながらわちゃわちゃと、ピアノで遊んで楽しんでる様子が目に浮かびます。

ほんでござさんはストピツアー御一行様PIANIC行きのツアーコンダクターかのように旗を振り振りベースを演奏していたそうな。

こうやって妄想で思い浮かべるだけで、もう面白いんだけどwww

 

≪余談≫

ここにアクリルキーホルダーがある。

言わずと知れた、去年5/30日の中止になったソロライブに向けて用意されていたグッズである。

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「あの キーホルダーは配る機会を逸しました」というわけであくまであれは配りたいのであり、有料チケットに抽選でつけとけば今回簡単に捌けたとかいう話ではないらしい。配りたい?次のソロライブはめっちゃお客さん入る筈ですけど何か?

売るものじゃないということか。

あくまで、ライブを聴きに来たお客さんにお礼でも言いながら手渡しか何かしたかったのだろう。でももうファンの規模が手渡しのレベルを超えているはず。

ここで改善策を提示しよう。

ござさん、同じ品を大量生産(もしくは受注生産)して、応募したら次回ソロライブのチケットお買い上げの方先着何名様抽選で当たりますとかいう風にしたらどうだろう。まだ現実味があると思う。

 

 

 

 

 

 

練習中

最近、コンプライアンスを守れてない、はしたない記事が多かったので、2月以降のあらかた目につく記事を取り下げました。

その点を指摘されて、記事の内容から離れた所で批判が一人歩きする様な事態を避けるためです。

また、この部屋の存在のために、ござさんファン界隈全体のイメージ低下を招いたりすることを危惧しました。

 

読んでも不快に思わない記事が書けるようになるまで、練習して修行してきます。

 

 

音のイメージ

ここに一つの鏡がある。

その名は 禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう)
【公式】大山祇神社|大三島宮  へ、これ(と奉納された武具)を見に行ってきた。  

ござさんのソロライブの成功をお祈りしに。

PIANICでもござさんがすごく楽しそうだったので、神社の記事から鏡の部分だけを切り取って書いてみました。

 

これが神社に奉納された際に、詠まれたと思われる歌:

熟田津の船乗りせむと月待てば 潮もかないぬ 今はこぎ出でな
額田王 万葉集より)

 時に661年、唐・新羅連合軍との戦いにむけて出陣した斉明天皇率いる倭国軍。その道中、瀬戸内海の大三島で鏡を奉納したと伝えられている。

この鏡は唐から舶来の銅鏡だが、その後の戦いでは唐・新羅連合軍に完膚なきまでに叩きのめされるという結果を喫した。それほどまでに当時の唐の存在は文化的にも軍事的にも東アジアで絶対的だったし、また国際的に勢力を広げていたグローバル国家でもあった。当時の日本は唐のレベルには文化的にも軍事・経済的にも足元にも及ぶべくもない。唐へのあこがれの意識はやがて実行に移され(遣隋使からの)遣唐使を派遣し、少しでもその文化を吸収して追い付きたいという意識がうかがえる。

 

≪ほかに正倉院御物、香取神宮法隆寺春日神宮には伝世品がある。また高松塚古墳からは考古資料として発掘されたものもある。≫

それらの伝世品と比べても、大山祇神社のものは精巧さが群を抜いて素晴らしく、まさに斉明天皇奉献の由来にふさわしい。海獣と葡萄唐草紋を組み合わせたこの様式は唐時代に流行したもので、描かれた忍冬唐草紋、また葡萄紋の意匠はギリシャから古代イランを通じてアジアまで形を変えながら伝わってきた。書かれている鳥も孔雀や朱雀など西方の影響がうかがえる。

鏡は当時貴重な品であるとともに、姿を映し出すものとして霊的な存在であった。古くは神話の中では、三種の神器にもなっている。

直径26センチ、重量3キロ余り。この禽獣葡萄鏡は東アジアでも有数の優品だろう、

 

大三島の宝物館内は撮影禁止だったので、ほかの伝世品のリンクを貼っておく。

リンク:正倉院宝物の画像と解説
https://shosoin.kunaicho.go.jp/treasures?id=0000014640&index=0

リンク:香取神宮
海獣葡萄鏡/千葉県

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……なんかオタクなこと言ってますがござさんの出演に際して景気づけに書いてみたまでです。

要するに神聖な鏡にイベントの成功を祈ったってことです。

 

 

ござさんが人前で、有料ライブでピアノを弾く機会はこれが人生2度目。

その名はストリートピアノフェス:

 PIANIC

 

開催地は富士五湖の一つ、河口湖のほとりステラシアター。大型半野外劇場だ。ベルリンのワルトビューネみたいな。

森の音楽会―ヴァルトビューネの楽しみ - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト

 ござさんは「持ち込むもの」があるそうだが、それは何だったのか?

自分が行けないからもあるけどこのイベントは告知も色々結構遅く、謎だらけ。だからこのイベントは自分の意識の中では無視してスルー、黙殺するつもりだった。

 

でもござさんがステージで楽しそうに素敵な演奏していた様子を聞いたので、思い浮かんだイメージだけで書いてみました。

 

 

 ーーー以下想像の世界。-----

 

 いつもと変わらないござさん。

まずやっぱり登場早々にお辞儀。どこ向いてもお辞儀。ずっとお辞儀。(ストピでも弾く前も後もずっとお辞儀してるし)大きなステージに立とうが、まずお辞儀。たぶん自分が行ってたらこの時点で号泣してると思う。

ござさんにとっては目の前にお客さんがいて演奏を聴いてくれるということ自体に、感謝の気持ちだったのかもしれない。

 実際ソロライブが無観客となった今、実質ストピでない場所=有料ライブでこんな沢山の人の前で演奏するのは初体験なのだから。

 

 

 

演奏曲:

宝島はピアノソロ。

 Evryithingは菊池さんとの連弾。

 

・・・キョロキョロ。よし誰も見てないな。ござさんの音について書けるぞ。

なにしろ、簡単に一言で表す事ができるので話は早い。

色気があるのだ。

 思わず、うっとり聞き入らずにはいられない。繊細なタッチが醸し出す艶めかしい雰囲気。

 まるで鍵盤から生まれた妖精のような音の粒が、生き生きとござさんの周りを舞い踊る。それらの音が重なりあうさまは、空間を伝わって目の前で観る人々のもとまで届いてくる。まるで魚か何かが跳ねるたびに澄んだ湖に点々と広がる波紋のように。

 親しみやすく、なのに聴いていてハッとする美しい編曲。音が美しいのはござさんの編み出す独特な和音の響きゆえだ。まさしくピアノと対話している。ござさんがピアノを触ると、それまで表情硬く寡黙で通していたピアノも体いっぱいに響かせて問いかけに応えてくれるのだ。

 

またある時は男らしい魅力にあふれている。

力強くピアノの鍵盤を最大限使ったアレンジ。轟音を響かせる低音部、そして高音の和音連打から生まれる迫力と緊張感。

 

それなのに鍵盤を触ってないときは始終ずっとお辞儀しっぱなし。口を開けば「お日柄も良く」、と敬語しかでてこない。

 

   Everythingは菊池さんとふたりのねぴらぼ連弾からのアレンジのようだ。これもおそらく情感あふれる素晴らしい音色だったに違いない。編曲、和音構成、音のタッチ全てにおいて、あらゆる手段を尽くして聞く人の心の奥深くまで訴えかけてくる、圧倒的な表現力がござさんにはある。

さらに菊池さん、このふたりが極限まで音楽を追求するとき、そこには新たな世界観が生まれるのだ。

  

 ちなみに、今日の出演者の皆さん。ござさんはPIANICのインタビューと同じ、白のスタンドカラーのシャツだ。

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  いつも通り自然体な格好で、リラックスできていたらいいなと思う。慣れない服を着て緊張するよりは、のびのびと演奏できていたのではないだろうか?

  

 ただ今回一つ違うのは、納涼コンサートとネピサマのパプリカと香水の打ち込み音源はショルキーを使っていたらしいこと。要するに「持ち込んだもの」とはこれの事か。 

 けいちゃんさんの黒いショルキーをねぴらぼで弾いてた時はその扱い方がまだおぼつかなかった。まだおずおずと触っていた。 しかし自分のを買ったとな。しかも一週間前に?聞いたところではジャンプしていたらしいです。

ショルキー弾きながら、

パリピ風の香水で、

ジャンプですって。

その勢いで、ござさんがまるで富士山をバックに目の前に躍り出てくるような錯覚を覚える。ここ四国なんだけど。おかしいですね?

ござさんはキーボードシンセは二台も持っている。そこへ買ったのがショルキーという事はキーボードとして普段は使わなくて、こういうステージやセッションの場で一人合奏とか、録音音源に合わせて 弾くときを想定して買ったという事かな。そんなの次回のライブやイベントがますます楽しみになるやないですか……!

 

  

 

 参考動画:香水のアレンジってこれのことでしょうか。

 


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PIANIC:リアルライブ

PIANCというイベントがある。

その場所にござさんがいる。

そこでござさんが演奏するんだ。

 

イベント告知以来、そういう実感が全く湧いてこなかった。

この記事で、おめでとうと言いつつ、「見なかったことにする」とかいって最後の方でひねくれている。

 

 

自分には5/3のソロライブ配信で見たござさんがすべて。

あのライブで聴いたござさんの演奏が全て。

ござの日から、自分はその部屋にこもっていた。

その演奏だけ一生聴いていられる(アーカイブ期間限定だけど)

PIANIC?

なにそれおいしいの?

 

それは、配信の予定もなくて演奏を実際に聴けないので、自分の中で無意識に存在を抹殺していたからと言っていい。なんて大人げないんだ。まったくござさんファンの風上にも置けない所業だ。

 

でも確かに出演メンバーにはござさんがいる。

目の錯覚かな?

 

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こんなプレ企画ツイートが来てもうわの空、見て見ぬふり。

いよいよ近づいてきたな・・・!と思うと、

余計にそのイベントは実在の物とは思えず、白黒のペラペラの紙みたいな存在感になっていった。 

 

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タイアップ企画。

この公式ツイのノリが全体的に軽い印象だけど、しかしイベントを開催するからには後ろ向きに広報しても意味がない。

やるなら盛り上げるしかない。

公式が盛り上げてるんなら自分も注目してみようという気になった。これを書くならちらっと触りを調べただけでは何も分からないし。

 

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  しかしほんと楽しそう。記念撮影スポットなんて、自分が行ったら絶対写真撮ると思う。いい歳した大人だけど、小学一年生の遠足みたいにはしゃいでるんだろうな、もし行けてたら。こういうイベントに誰もが気兼ねなく行ける世の中に、早くなってほしい。「行って来たよ~!!!いいでしょーーー!!」ってそういう写真をみんなに堂々と見せびらかして、大っぴらに言えるようになりたい。

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インタビュー。

これを見て、実際にイベントに出演するござさんの意気込みを読んで、実感わいてきた。

写真も載っている。

出演者のみんなの横で小首をかしげるござさん。

ソロライブのリハ配信と同じスタンドカラーの白いシャツを着て。

 

 「本番は皆さんにしっかりしたものをお届けできるかなという自信を持っている」 ソロライブに続いて、がっちりアレンジ楽譜から作りこんで持ち込んでそう。そういやねぴらぼのルパン三世アレンジ楽譜、仕上がりめっちゃ早かったらしいですし。

 

以前書いたこの記事は、ストピに対して批判寄りの記事だけど、でも本質は書いてると思う。誰でも好きに弾ける。誰かが乱入してくることもある(笑) という意味ではハラミちゃんとかと言ってることは基本的に同じだと思う。


この通りだれでも弾けるのがストリートピアノ。 気軽に挑戦できるのが魅力。

しかしござさんは読者、視聴者に向けて「弾くためには何が必要が考えることが上達につながる」と、工夫して練習を続ければ、より弾くのが楽しくなるというふうに、ピアノには尽きない魅力があることを示唆している。

 

誰でも弾けるとアプローチしてくれるのも敷居が下がる気がして親しみやすく感じるものだが、しかし楽器演奏というのはそう簡単なものではない。それは自分が身に染みて、痛いほどよく知っている。なので、この

「頑張ればそれだけ結果はついてくる」

「油絵と漫画くらい違うジャンルが混在するから、それらを掌中におさめて自由に操れるようになると、音楽で出来ることは増えるし表現の幅も広がって、演奏してて楽しくなる」

っていうメッセージは自分みたいな「ピアノ?弾けませんけど、何か?」っていうひねくれ者にも「だから、面白いよ!なんでもいいからやってみなよ(大変だけどやりがいあるから!)」と、手を差し伸べてくれているように感じる。

 

さなゑちゃんが、その場で作曲的な事を言っている。しかしこのメンツだと皆その場でアレンジなり何なり考えてるわけでこういう人ばっかり集まるとその化学反応でどうなるのか、未知の世界みたいで楽しみである。

転じてけいちゃんさんは「ピアノだけじゃないパフォーマンス」と語っているように、公開したオリジナル曲をまぜてくるかもしれない。

よみぃさんもにおわせな事を言っている。本番では何が起こるか分からない。

 

  

 

ここで景気よく富士山の風景でも貼っておいて、現地を想像することにしてみよう。

 

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リンク:凱風快晴 - Wikipedia

 

 

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  現実から目を背けて、自分からシャットダウンして無かったことにしようとしてたこのイベント。

でもござさんはそこで演奏してる。

 

 自分だけ幻の部屋に閉じこもってもしょうがない。

何かしなきゃ。と思ってこれを書いてみた。

 

じゃあインタビューの中でござさんが事前に聴いてほしい動画、聴いておくとよりフェスが楽しめる動画として挙げられていたネピサマ生配信ライブをお守り代わりに貼っておきます。

 

どうか、ござさんがのびのび演奏できますように、

イベントも成功しますように。

 

 


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5月3日は、ござの日です

  2021年5月3日。今日はござさんのソロライブ。
(今回公式なデジタルパンフレットもないし、曲名はここでは書きません)

前書き

 

目次:リンクで各項目へ飛べます

 

 

 

 

紆余曲折

ござさんの初めてのソロライブは2019年3月(らしい。リアルタイムでは知らないが)

この時、定員30人だったそうな。なんというアットホームさ。

 

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前回の次のステップを踏んでいるとすると、今回も客席は50人程度で、同様にファンとのやり取り(前回はリクエストシステムだったのかメモが見える)を想定していたのかもしれない。

 今回ライブ中にMCで「荒波にもまれてきました」と振り返りながら戸惑うように話されている。初ライブから実に2年の時を経ての今日のステージ。その間、いりすさんとものはっぱさんと3人でコラボライブ(確か新宿のピアノサロン)、都庁でストピデビュー、ペンギンマスクをかぶって顔出し生配信、月刊ピアノで連載開始、それからチャンネル登録者数も増えて重大発表配信でプロ宣言。

ストピではサングラスにマスク、配信でもペンギンまでかぶって顔出しだけは拒んでいたにしては、ここで唐突に月刊ピアノの連載が始まっている。何も広報も宣伝してなかったはずなのに。

そして、それ以降のチャンネル登録者数増加は、時代の要請としか説明のしようがない。黙ってても何してても、その才能は時代が必要としているんだ。

 

その後、去年の5月30日にはソロライブを予定していたはずが、コロナウイルス流行のあおりで中止になった。当時緊急事態宣言が出て、学校も休校、不要不急の外出は憚られ、突然のことに世の中全体が戸惑い、理由のない閉塞感にみんな窒息しそうだった。

そんな中こんな動画がフリー素材扱いでネットにUPされるやいなや凄い勢いで引用されていって、当時世の中がどれだけ行き詰っていたのかを思い出す。

 

 そしてウイルスの流行は現在も収束していないままだ。当初2~3年はかかるかなあと漠然と考えていたが、それは妄想でも何でもなく現実だった。

そんな情勢の中、今回ござさんは無観客で開催という苦渋の選択を迫られている。しかし中止になる可能性もあったことを考えると、配信で画面越しにでもござさんの立派な演奏姿を拝見できて、ファンとしてはそれだけで感無量。

 

 

プロの舞台としてどうなんだという愛を込めたツッコミ 

ステージ衣装

……攻めてるな。

髪もセンター分けのパーマで、腕にはバングル、ここまでは素敵なねぴらぼスタイル。

 スーツもオシャレに、肩にストールをかけててる風なエキゾチックな模様入りのアシメントリーなジャケット、ちょっとサイズが大きめで、袖も長めの、色もパープルの……80年代のバブル時代のスーツを思い浮かべたのは自分だけ?ネクタイがひらひらしてて(タイピンで止めようよ)襟元も締め過ぎ?で皺入ってる。ジャケットの横から紐、後ろからシャツも出てて、やばいんじゃない?と思ったらそういう仕様のシャツらしい。 

目から入ってくる映像を見て、そんなツッコミが一瞬頭をかすめた。

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しかしライブのメインは服装ではない。ピアノだ。

弾いてる時の袖はちょうどいい感じなのか、演奏してるようすは窮屈そうには見えない。ならいいじゃない?思い出しましょうよ、第1回のねぴらぼはジーンズメイトの7分袖カットソーにスキニーパンツだったんだ。衣装コーディネートしてくれてるだけでも100万倍ありがたい話のはずだ。

だいたいござさんはストピでは以前は腕まくりしてたし、あんまり締め付けるぴったりした服は苦手なのでは、と思う。いりすさんのツイキャスによればあの衣装を選んだのはござさんらしいし。

それはござさんがソロライブに込めた攻める姿勢を表したかったんだと思う。待ちに待った、自分だけの舞台なのだ。主役が目立たないでどうする。

  

演奏以外の事 

第1回ねぴらぼでもMCは少し披露していた。介護施設で、利用者さんを相手に日ごろから話してたのもあるのか落ち着いてるし、笑いの取り方も心得ている風である。

ただ、しかし。「MCって頭使いますよね」…そりゃそうでしょうね。これだけガチでアレンジした曲ばっかり弾いてると、ピアノに頭脳を全振りするとIQ3になるってわかってるのだから今回は普通に司会を雇っておけばよかっただけの話。ほかの人のソロライブを見てないので知りませんけど、あっ菊池さんの11/29生配信ライブでは雇われたMCの方がいた。ライブの合間はそういうトークのプロにサクサクとスムーズに進めていただき、ござさんは演奏に集中すればよかったのにな、と思う。

本当は観客が入ればその合間で客席とのやり取りとか、リクエストコーナーとかを予定しててそのためにはござさんが司会やってる必要があったのかもしれないけど。

 

と、部外者が横からブツブツ言っているが気にしないでください。

ねぴらぼでも1回目は、特にリハでは改善点だらけだった。本番でも、演奏、運営、その他問題は山積み。だから第2回ねぴらぼ見て、あらゆる点で垢抜けたなあと思った。

大体生配信ライブなんぞという分野が、去年のコロナ流行以降必要に迫られて、やむを得ず見切り発車のような形で試験的に始まった分野ではなかったか。今まで無かったとは言わないけど、オンライン会議や授業も手探りの中広まったわけで、オンラインライブも現場で試行錯誤しながらやっているはず。自分が気付くような分かりやすい点は、言われなくても現場関係者は痛いほど分かってるだろう。ござさんのオンラインでのソロライブもこれが初めて、次回に向けて改善点が分かったと思えばいいだけの話。大体改善点の無い完璧な事柄なんて世の中には存在しない。

 

 

 夢見てた姿

ござさんを知った時から

そのピアノを聴くといつも脳裏に浮かんでいた。

正装して颯爽と舞台に現れ、

きらびやかなステージライトに照らされる。

コンサートグランドを華麗に操り、

観客から拍手喝采を浴びて深くお辞儀するござさん。

今日はこの姿が現実に見れた。そう、夢が現実になったというわけ。(※ござさんを知った当時はJAZZに明るくなかったから、ピアノとバンドの組み合わせを知らなかった) 

観客という、最後の構成員が居ない以外は。

  

ござさんは第1回ねぴらぼでは「アリーナーーー!!」と誰もいない客席に向かって叫んでいた。

ファンも、演奏しているその場所で、目の前で演奏を聴いて声援を、歓声を送りたい。

ござさんも、ファンの方々も、お互いに直接のコミニュケーションを渇望しているのだ。しかし今は観客は客席にはいない。コロナウイルスは、自分ら人間から対話というかコミニュケーションを奪っていった。

ネットで生配信という文化が幅広く普及したのはいい影響だけど、それはあくまで情報を発信する側からの一方通行だ。ファンの側からは、画面越しに何の声援も送れない。チャットでコメントが送れるが、そんなのでは自分の気持ちは表現できない(なのでYoutubeでもあんまりコメントしない)

ござさんが「アリーナーーー!!!」って叫ぶなら、

自分はいつか客席で「Bravooooo!!!」って返したい。

(一度やってみたいと思ってる)

 

本当は、ござさんが一番今日のステージを楽しみに待ちわびていたことだろう。

色々告知、ピアノ配信の改善、などあらゆる動画投稿、生配信に関わる件が改善されているが、それもこれもソロライブに向けて。

G興業さんが主としては動いてたはずだけど、ござさんの意識が変わったなあと感じる。こんな決済方法についての告知、今までありえなかったし。

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 そういうプロのピアニストとしての自覚、職業としてやっていくんだという決意が現れてる。それが、今までのござさんとの最大の違い。

以前はその点がどうにも欠落していた気がして、演奏だけは一流!なのに演奏以外の事柄に目を向けるといつも抜けていた。こんなことで仕事してやっていけるのか、やきもきしてこっちが胃に穴があきそうだった。

 

  ライブ会場と、ピアノ演奏の告知動画まで事前に公開された。

twitter.com

 「スタインウェイにしては鍵盤が軽くて、でもいい響きの、JAZZとかぴったりみたいな?これいいじゃん!!!」というノリで、ライブ会場下見に行ったものの、ずっとピアノ弾いてたという動画になっております。 

この動画と、イープラスのチケット販売サイトを職場のlightなござさんファンに紹介すると、気に入ってくれたのか買ってくれたみたい。これ一つとっても、細々と自宅から生配信してた時代とは訣別して、ござさんが次のステップに進んだんだなあと思って感慨深い。

  ≪じゃあこれも宣伝します≫

※第1回ねぴらぼ副音声版アーカイブチケットー2021/9/25 23:59までの公開で販売中
販売サイト:NEO PIANO CO.LABO.(ねぴらぼ) 完全版~副音声付~ チケット受付ページ

(今回演奏した曲が第1回ねぴらぼでも演奏されていた。比べてみるのもいいかも)

  

ライブの感想

前置き長すぎ問題。(どうにかしたいという問題意識は、ある)

開口一番、今日のピアノの音はひとことで表現できるので、言っちゃっていいですか。

艶のある魅力的な響き。

以上。終わり。(もっと砕けた言い方できるけどイヤだ)

 ・・・あれ、終わったじゃないか。でも曲目はネタバレできないし。

上の方で服とか色々書きましたけど、個人的にいいですか?最初月のワルツがキレッキレなJAZZアレンジで魂持って行かれたところに、トークのためにござさんが正面向いたところでスーツのデザインがはっきり見えた。めっちゃオシャレやん?その唐草模様風な、スカーフを垂らしてるような華麗なジャケット、しかもパープル。腕には当然バングル。ござさん腕輪って言わないでくださいそれ。色々紐出てるとかありましたけど、この衣装と演奏のおかげでライブを見ていると何も手につかないしこれも書けない。しょうがないから演奏をずっと音だけにして聴きながら書いている。

 

2/23のスタインウェイピアノのスタジオ生配信でもやっていたように、基本的に

「そこのピアノと仲良くなる」ことから始まり、

「このピアノの音色だったらどんな曲、どんなアレンジがいいのかを考える」

「その響きを楽しむ」

音色が気に入ると「インスピレーションが湧き上がってくる」そうだ。

 

(前にも同じようなこと書いたけど)

思ったまま書いていいですか?今日もござさんの指は楽しそうに鍵盤の上を踊っている。告知ツイートにアニソン、フュージョン、J-pop、クラシックアレンジと曲目が上がっていたが、その作り込まれたアレンジを聴いていると何のジャンルの曲だったかすっかり分からなくなる。

(※ござさんからのヒント:この動画の最後の曲がヒントらしいです。)

何曲知ってる?!2020~21年ヒットソングメドレー熱演で大観衆! - YouTube

 

そのアレンジには不思議な和音が隠れているが、曲の流れの中で聴いているとそれが不思議な色彩をもって、聴きなれた曲に差し色として新たな魅力を添えている。

ござさんの演奏をずっと聞いていたいと思う魅力の秘密はこういうアレンジの妙からくるのだろう。何回聞いても飽きないのもそういうことだ。

今回のライブの編曲が徹底的に作り込まれているので余計にそう思う。

もっと言えば、いつもの生配信ライブでは同じ曲でも毎回違うアレンジになってくるので、マンネリ化という言葉はござさんのライブには存在しない。力ずくでも、どうやってもアレンジを工夫して「飽きた」なんて絶対言わせないという意思を感じるのだ。

  最近ござさんの曲を弾いてみてるのだが、和音を押すたびに「なんでここでこの和音?」と不思議な展開をする。でも曲の流れとして聴いてみると素敵な感じ(語彙力低下中)。不思議な展開なので予想つかない和音はなかなか覚えられず苦労するけど、弾けるとそのステキな響きに中毒みたいになって、「もっと弾いてみたいかも」という無限ループに陥る恐ろしい現象が待っているwww

 

JAZZの揺らぎ感

今回の編曲は主にJAZZ寄りだったと思う。(詳しいことは知らない)レストランで観客が食事しながらのライブが前提だったからなのもあるし、下見に行ってスタインウェイにしては軽いタッチで響きもよく、JAZZ弾いたら似合うなあと思われたからでしたっけ(4/22の生配信より)

twitter.com

 

こんな引用RTしてみたけど、今回はいつものバリバリ勢いで飛ばす生配信とは違ってJAZZだったから、このコメントは内容としては的外れだったともいう。

勢いで弾くんじゃなくて、ござさんは今回のピアノとじっくり会話してた感じ?

鍵盤を押してみて、音が響いてきて、その答えを確かめながら弾いている。残響の長さ、和音の重なり方、全部慎重にピアノの調子見ながら綿密に計算してるように見える。ピアニストとして、職人的なこだわりを感じる。低音だって大きく響いていたらいいという問題ではない。そこにも表情がこめられている。

ござさんから発される音全てに表情がある。語り掛けられてピアノが表情豊かに会話している。

JAZZ独特のリズム感。大人な雰囲気。そう、JAZZはまず雰囲気作りからでしたね。

ちなみに、演奏された曲の中で、直接の原曲はこれだと思う。原曲を聞くと今回の編曲がいかにお洒落に(語彙力皆無)仕上がっているかが分かる。

フォーレ: シチリアーナ Op.78(フルートとハープ編)[ナクソス・クラシック・キュレーション #特別編:怖い絵展] - YouTube

(他にも参考動画)

原曲のリュート演奏版:  シチリアーナ(作者不詳 16世紀イタリア) - YouTube

オーケストラ編曲版:シチリアーナ レスピーギ - YouTube

 

 

 また、この曲を参考にしたのではないかと思われるものもあった。

twitter.com

 

スタッフロールに代わる資料

このねぴらぼinventionのバンドメンバーと今回一緒なので、この記事の中のスタッフロールをご参照ください。いりすさんとG興業さんは言わずもがなです。


 

 

余韻に浸る時間

 ござさん、この曲をアンコール向けに用意していたというよりは、ライブ本編から離れてゆっくり落ち着いて弾きたかったんだろうか。 

自分は去年の今頃を思い出して色々考えた。

 

 www.youtube.com

  この動画から分かる通り、(2020年8月までの)以前の部屋の動画。

スタジオツアーという名のプライベートさらけ出し動画ともいう。これを見てひそかに思った。「つまり・・・ワンルームなんやな。ついでに、脱衣所も無いんだな・・・」

 よれよれのTシャツ。窓の外には洗濯物。このあまりにも生活感あふれるビジュアルから始まる、あまりにも素敵なダニーボーイの演奏。 今と決定的に違うのはまだペンギンマスクで、顔出ししてなかったことだ。生配信ライブは「顔出し」と称していたが、手と鍵盤だけの時代からいうと顔出しは間違いではないけど。  

 

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お風呂場の前の洗濯機の上に無造作に置かれたペンギンマスク。の後ろにシレッと隠すように置かれたYoutubeの銀の盾。

この部屋で、働きながら家事もしてピアノ動画投稿してると「何を犠牲にするってプライベート(2/15の重大発表配信より)

そりゃそうなるだろうな。 

 

 

 ライブ成功の記事書いときながらなんですけど、これだけは書いとく。個人的感情入ってるけど。それ言ったら今回の記事が最初から最後まで個人的感情だ。

 今回もコロナウイルスの影響で結局観客を前にござさんは演奏することはできなかった。だからあくまで個人的に、この気持ちを忘れたくないので貼っておきます、ござさんのブログ。

この中でござさん曰く。

「コロナが収まったら、ぜったいにまたやります!!」 

 (・・・また観客有りでライブお願いします(>_<)いつか見に行きたいんです。)

 

 

 

 

そうだここで一息ついている暇はない。ござさんには次のイベント、PIANICが待っている。

 

 

このイベントこそ、何千人ものファンを前に、

その類稀なるアレンジセンスをひっ提げて、

「ストピに興味あるけど、ござさんの事よく知らないな?」

という、少し聞いてくれたらファンになってくれるかもしれない大勢の人たちに演奏をアピールする千載一遇のチャンス。

ネットピアニストとして存在を認知してもらうためにはこれ以上のチャンスは無い。

 聞いてさえくれたらその作り出す音楽に一目置いてくれるものと確信してるので(自分基準)、頑張ってもらいたいと思う。

 なんでこんな通り一遍の意見をスラスラ書いているのかというと自分は聞きにいかないので、感情があまり入ってないからだ。あとで公式からのイベント開催の詳細でも流れてきたらそれ見てちょっと感想書こうとは思ってるけど。 

 

ソロライブを経てござさんが挑む次のステージ。

どうか成功裏に終わりますように。