ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

11/22生配信

今回の配信は10/2の重大発表で予告されていた通り、CDの発売日を間近に控えた11月末のころのことでした。

もう一度言います。

ソロアルバムCDがリリースされます(11/24に)。←全くこの記事が間に合っていない

ワクワク楽しみイベントです。ソロアルバムについては別に記事を書きたいので、今回は11/22(月)の配信について書きます。

 

去年の年末のころは、自分は何やってたんだっけなあ?

たしかグラピ配信が始まり、月刊ショパンの連載インタビューが続き、ストピ動画の音質がいきなり良くなって、でも何となくモヤモヤしてるところにねぴらぼinventionのニュースが飛び込んできて、自分はその謎のテンションに連られて、大掃除もおせち料理もほったらかしてこの記事をひたすら書いてたなあ。辛うじてお餅つきだけはやってたが(そして食べた)。

今年はさすがに、大掃除とか年末らしい事を色々やらないといけない。やってもやっても永遠に終わらない。(←普段からやってないからだ)

ただ、玄関だけはねえ?宗教の勧誘の人くらいしかそっち使わないから、ぶっちゃけ掃除しなくてもいいよね!え??普段みんなは勝手口を使うからですよ。宅配のお兄さんさえ勝手口へやってくるし、近所の人に至っては勝手口に野菜を置いて黙って去っていく。ねえ、玄関っていらなくない?何のためにあるの?

そんなこんなで、今年も年末の日々は慌ただしく過ぎていくのだった。

 

 

目次:リンクで各項目へ飛べます。

 

 

修業とは

10/2の重大発表から2か月経過、ござさんのソロコンサートまでいよいよ折り返し地点を過ぎた。引き続きござさんにおかれましてはスタジオに缶詰で練習されているようで、体調を崩されませんよう願うばかりでございます。(←この論調気に入った)

きっと寝食を惜しんで、グランドピアノの感触をひたすら体に覚え込ませているのだろう。(だから家にグラピ買えばいいのになあ!)リングフィットで体作りもしているんだろうか??介護職時代みたいな痩せ方はしてなくて、がっつりしっかり全身に筋肉がついてきたような気がする。

血反吐をはき、骨身を削るような鍛錬……

それはさながら修行のよう…

修行……修験道(しゅげんどう)

アレですか、山伏的な?
(※リンク:熊野修験 | 熊野見聞録|7ch世界遺産 高野・熊野|和歌山県インターネット放送局

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(↑画像リンク:大峯奥駈道 - Wikipedia)(参考リンク:熊野古道 - Wikipedia)

 

あらっ?奇遇ですねござさん!!

ウチの近所にも、かの空海さんが修行時に身を投げた崖っていう場所が伝説で残ってます。修行、流行ってるんですかね?(←違う)

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Σ(゚д゚lll) ご本人も修行って 言ってる…!

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つまり、山伏じゃなくてサイボーグだった件。

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(画像リンク:Amazon.co.jp: サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE 1 (チャンピオンREDコミックス) eBook : 岡崎つぐお, 石ノ森章太郎: Kindle Store

 

コソッ……

(。´・ω・)っペター 

サイボーグっていえばこっちだよね……
ランドアンド・スパコーン | The Five Star Stories Wiki | Fandom

 

(っ・᷄ὢ )≡))ŐдŐ)b グフォッッ!!!

あ…遊んでたら怒られた!(定期)

(#)Д`;;)イタイ!!!

 

真面目にやらないとそろそろまずい(定期)。闇の刺客がやってくる。

 

サイボーグになるくらい練習してるってことですね。

ねぴらぼ以前の配信では何弾いても「はいダメでしたー」しか言わなかったことを思い出すと、どんだけ練習しようが不安はぬぐえないのかもしれない。緊張を消すというか軽減してくれることがあるとすれば即ち練習する事、みたいな。

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で、今回も缶詰になりすぎて合間でこんな動画撮ってくれるとか……?無いか???

とにかくこういう一世一代の大一番、大事なステージを控えてるときは、ござさんはガチで練習の鬼と化す。なにしろござさんは国宝にして天然記念物(菊池さんが言ってたような…)ですから、そういう生態系を自然のまま守るために静かに見守っていることにしよう。自分こそブログが全然追いつかなくて、余計なツッコミ入れてる場合ではない。

 

ござさんといえば、

その手から紡ぎ出されるアレンジ。

セッションも、一人で全パート担当できてしまう。

(例えば)時代を超えてジャンルもリズムも何でも網羅。

リクエストとあらば調べて練習してでも応えようとする。

できない事は、はっきりいって無い。

 

それがピアニストござさんの身上。

この古いツイートですでに語られているように。

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このアレンジセンスをベースに、今回2022年1月15日のソロコンサートではござさんはピアノ1本で挑みます。生配信を重ねることででさらに磨かれてきたアレンジ、ピアノ専業になってからの圧倒的な練習量(ちょっと配信を聴き比べればすぐわかる)と色々な舞台での経験が、今回のコンサートでの演奏によりいっそう華を添えるでしょう。

順次抽選チケット発売中、生配信チケットも好評販売中!

くわしくはこちらから!ござ オフィシャルサイト

あら?自分が宣伝してどうする……いやノリでつい……ここ見てる人は大体知ってるよね…💦

 

 

 

季節感

そんなある日やってきたのは、投稿動画ではなく通常の定期生配信。

自分はただ疲れてた。だから、月曜日はいつも疲れてほぼ倒れてるんですが……!でも次は祝日で休みだと思って、なんとかリアタイすることを目標にがんばるのであった。そもそも月曜しか休みとれない、そこしか都合つかない人もいるかもしれないし。世の中いろいろな生活があるのだ。

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こんなお題がついてるので、CDのことで宣伝とかするのかなあ!と胸をときめかせて自分は配信にかけつけた。

 

ところで、ござさんの世界には繊細な季節感がある。和を感じる事が多いのはそのためかもしれない。ささやかな四季の移り変わりは、古来和歌や俳句に詠みこまれてきた。それをござさんはことあるごとにピアノの調べにのせて届けてくれる。

イメージするなら……

夕(ゆふ)されば衣手(ころもで)寒し みよしのの吉野の山にみ雪ふるらし古今和歌集 冬歌317 よみ人知らず 岩波文庫 P90より)

〘夕方になると袖の辺りが冷える。吉野の山ではきっと雪が降っているのだろう〙

 

今回の配信の幕開けは「お正月」である。

もういくつ寝るとお正月♪♫

「お正月」と言えば生配信でも演奏されたことはあるが、このストピ動画が凄く音も響いてて素敵である。構成も冬の曲が中心で今からの季節にぴったりだ。

 

ただ何故かクリスマス曲のリクを弾くことには躊躇している。それ、順番逆でしょ??

「クリスマスの曲を今から弾いちゃうとねえ…まあ商店(=百貨店)では既にクリスマスモードに……」商店・・・?それはショッピングモールというのでは???

クリスマス曲に躊躇してたのは、今からやってるとクリスマスまでに配信で弾く曲が尽きないかっていう点だと思うが、ござさんのレパートリーとアレンジをもってすれば毎回クリスマス曲の特集でも自分は聴いてて絶対に飽きないと思うんだけどなあ。

※ござさんの過去のYoutube動画にもクリスマス曲を取り上げた物がメドレーだけでも3つある。断片的なものを含めればもっと多いと思う。このどれをとってもそれぞれ動画の雰囲気は違うし、アレンジも全く違う。今さら動画の解説は必要ないだろう。

2019/11/17投稿:都庁ピアノ

2019/12/8投稿:横浜みなとみらいのストピ

2020/11/23投稿:お台場ヴィナスフォートのストピ

仮にイメージしてみるなら都庁ピアノ動画は観光客の外国人の方も楽しくなる演奏、みなとみらいは保育士のお兄さんと子供たちの楽しいクリスマス発表会、ヴィーナスフォートは教会で捧げられる聖なるお祈りといったところだろうか??一つのテーマでもこれだけ豊富なバリエーション。ほんまに自由自在なアレンジ手腕、恐るべし。

 

では今回の配信の演奏は?さしずめ家でこの配信を聴きながら、クリスマスが近づいてくるのを胸躍らせて指折り数えて待つ、すべての人達への贈り物かなあ。

つまりこの期間はなんというのかと言えば、アドベント - Wikipediaである。

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(画像出典:同上のリンク)
徐々に豊かな味わいになってくるシュトーレンの小片をいただきながら待つ期間の、あの何とも言えない昂揚感。子供にはアドベントカレンダーもお楽しみの一つだったり。

どの曲もジャズワルツ風?な軽快でお洒落な雰囲気、聴いてるだけでウキウキしてくる。さらに豪華な装飾音とアルペジオで埋め尽くされていて、まるでクリスマスの街に輝くイルミネーションか、ツリーに飾られたオーナメントさながらである。今にもスキップしてしまいそうな楽しい雰囲気になるのだ。

「クリスマス曲ってジャズアレンジが似合う曲が多いですね」だから得意分野なのだろうか?

そこへ戦場のメリークリスマスがダメ押しに畳みかけてきた。自分の中でこの曲のダントツベスト演奏は2020/12/11の配信(メンバー限定動画)でした。あの演奏は長い間心の中で宝物みたいにいつも思い出す存在だったんですが、今回の戦メリが衝撃で思わず去年の配信をまた聴きに行ってみた。するとあの時の印象はそのままなんだけど、それにしても今の演奏が過去のベスト(当社比)を軽く数段は凌駕してくる。立ってるステージがもう別物だ。

とどめに(言い方が悪いな……)バッハメドレーも弾いてくれて気分はすっかりクリスマスの教会、もしくは宮廷のサロンである。その余りのレア度に自分はしばし呆然……だって「ベートーベンは親がCD持ってたから覚えた、でもバッハは苦手、なんか退屈で寝ちゃうんですよね~」じゃなかったのか!どの辺が退屈なんだしっかりメドレーで10曲は弾いてるんじゃなかろうか。覚えてるじゃん!と思わず心の中でツッコんでみた。やっぱいい音楽は耳で覚えてるんかな?楽譜とか無くても(ただしござさんの場合に限る)。

 

ござさんの正体はいったい・・・

しかし、やっぱござさんのメドレーは最高。聴いてくれてる人の立場になって考えてるというか、曲順からアレンジの仕方からつなぎまで、徹底的に練りに練られてる印象、ござさん作曲のメドレーふうな新曲って感じ。

はあ、元になるリクエストはチャットから拾って、構成を即興で考えてるって?

ござさんって一体何者なんですか?

何が違うかと言われると分かりませんけど。

刻まれるリズムに、何て言うの?グランドピアノをここ一年弾いてきて、色んなタッチを自分のものにしたかのような一体感があるから?

色んなステージの場数を踏むことで、アレンジのストック=引き出しのバリエーションが増えたから?

ここにきて徹底的にグランドピアノを弾き込んでるのはソロコンサートに向けてだと思われるけど、どちらにしてもピアノ弾いてりゃ幸せなござさんは、そんだけやってると前人未踏の域に達するのは自然な成り行きだと思わまれす。

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あれ・・・?貼ってみたらニュアンス違った(´・ω・`)💦ピアノ弾いてると幸せになるのではなくて、楽しいからピアノ弾いてるんだなこりゃ・・・

どっちにしても、やってて楽しい事っていうのはスポンジが水を吸うように身につくものだから、地道にずっとグランドピアノ弾いてきたことはござさんに計り知れない、言葉では言い表せられない、目に見えない財産みたいなものをもたらしたと言えるのではないか?

 

そこから、

ポケモンメドレーから、

アニメメドレーに行き、

スタンダードJAZZ弾いて、

さらに超充実ボカロメドレー。

はい、この振り幅もござさんならではです。

というかそれぞれの分野のキーになる表現を大切にしつつ、でも各分野に振り切ってるとは思えない統一感が、ござさんならではだと思います。

ポケモンとアニメメドレーは深く触れませんけどね。ウチの男子に買ってあげたゲームは妖怪ウオッチだったし、ウチはポケモンをことごとくスルーしてきたので。)

でもグランドピアノ配信じゃなくて家配信のFANTOM8で、ぴこぴこ音源でカービイとか色々ゲーム音楽やってほしいな―とは思う。そーいうゲーム音楽縛りの生配信とかどうですか。瀬戸さんとコラボもどうですか。ああ何て贅沢な悩みなのでしょう。人間って今の状況に満足すると次々と別の要望を思いつくものなのですね、反省します。

 

JAZZピアニストへの道なき道

どの曲にも何か乗り移ってるんじゃないかと思うような、アレンジのキレがある。廻廻奇譚をやるに至って全く周りが見えて無いようで、ついにマイクに衝突。いいアレンジ思いついたからって、絶対マイクの存在忘れてましたよね。

しかしピアノはどの曲も終始すばらしい。迫力のベースラインも、JAZZのかっこいいアドリブも。

 

↑↑  JAZZの曲は去年の4月にストピ動画が出ていて、その中で「ユ-ビーソー(=You'd Be So Nice to Come Home to )」は、「JAZZ界のアイアイっていう位、有名曲」という紹介のされ方をしていた。もちろんその動画のアレンジもストライドが効いててかっこいいが、今回の配信ではアドリブもウォーキングベースもさらに洗練されてる(語彙力)。それと I Got Rhthem がかっこいいので、この2曲が今回の配信のハイライトといえるだろう(自分基準)。

そこで唐突な謎の申告byござさん

「最初はJAZZ弾けないキャラだったんです」

え???何言ってるかよくわかりません…

ここでマジレスしますけど。

確かに「クラシック畑」でずっとピアノ教室で習われていたはずなので、そこから一つ一つ手探りでJAZZの奏法・理論を現場で覚える方式で模索してきた足跡が、Twitterをたどると何となくその一端を感じられるかもしれない(自分も分かるとは言ってない)

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このダサい期間を経て、JAZZに関することを全部自力で調べて研究して身につけたのかと思うとその途中経過だけでも想像を絶する(しかも仕事しながら)ので、あくまでござさんのピアノは天賦の才というより、たたき上げの実力っていう表現を自分は使いたい。

 

ただJAZZとクラシック両方の分野を弾きこなせるっていうのはこの記事の通り、やっぱり難しい事なんじゃないですかね。ござさん、その存在がやはり天然記念物です。

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そこで「最高レベルに難しいJAZZ」らしい I Got Rhthem を無事に弾き終えほっとされたのか?何やらボカロのメドレーが始まった。

ござさんにとっては息抜きできる癒しコーナー扱いなのだろうか。

「あんまり最近のボカロ知らないんですよねぇ」と言いつつ弾ける曲は無限にあるらしい。(別にいいじゃんそんなに最近の曲じゃなくても)出てくる出てくる、いったい何曲あるんだ。

というかちょっと思った。ボカロ動画を投稿してる人見ると、ござさんは介護で働いてた頃を思い出すんじゃなかろうか??

だってボカロ曲作者は動画をネットに、それもニコニコ動画に投稿してたんでしょ、ござさんと全く同じ畑ですよねそれ。時期的にも若い青春時代に没頭してたジャンルは何十年経とうが鮮明に覚えてるものだ。その介護職のしんどかった時代を支えてくれた音楽だってことを思い出せば、そりゃ曲は無限に覚えてるだろう。それは流行を追うのとは別問題だ。

チャット欄にはござさんと同世代なのか何なのか、みるみるうちに(普段潜ってるのかもしれない)ボカロファンの人がワラワラ登場し、リクエストで埋め尽くされて大変な盛り上がりになってる所を、これまた潜ったままひっそり眺めてはフフフとほくそ笑む自分。別に悪趣味でも何でもありません。

 

※学習したこと:ボカロは商業ベースで作ったり売ったりしてるものではないので、作品が挑戦的だったり実験的だったりはたまた路線がちょっと斜めを行ってたり、純粋に音楽として楽しめるところが、いい。職業作曲家がメジャーで売ることを目標に造ってる曲とは違った味があって、おもしろい。

 

 

≪余談≫

ござさんといえば、アレンジ。どんな曲でも泉のように尽きることなく出てくる無限のイメージから、新たに命は吹き込まれる。

だが今回

「こういうノープランで弾く形態が久しぶりで新鮮な感じです。最近決められた曲をずっと弾き込んでるので。決められた曲は指の移動が最短距離で済むのですが、即興は全く別物でして、感覚が狂うんですよね……」

つまりスタジオ練習の合間を縫って頑張って配信枠を確保してくれた、というよりは。

コンサートの練習が楽譜通りだとすると、どうしても即興で自由にアレンジしたくなる症候群を発症してしまって、矢も楯もたまらず配信しちゃったんじゃないだろうか?

やらなきゃならない事が押し詰まって来てる状況の中、だからこそ好きなことをやるというか原点に返ると自分を取り戻せて、より一層目の前の目標に向かって頑張れる。

精神的にリフレッシュできて、新たなやる気スイッチが入る。

そういう事ってあるんじゃないですか?完全な想像の世界ですけど。

 

今日のお題をもう一度思い出してみよう。

「ソロアルバム発売直前ピアノ配信! 」

あれ・・・?

CDのPRは・・・?

ござの日ライブのDVDがついてる特典盤も出てる事も含めて、宣伝は?関連のトークなり演奏なりあるのかなあ?って、ござさんもそれなりにマネジメントってのを分かってきたんだなって感慨にふけってたんですけど・・・

絶対、どっか宇宙の果ての忘却の彼方へすっ飛んで消えてましたよねそういう発想…

 

 

 

おまけ

クラリネット経験者の方には常識につき、以下読まなくていいコーナー。

 

最近のござさんの好きな動画:トルコの民族音楽クラリネットのG管ばっかり100人位集まって演奏しながら行進してるやつ

 

G管!??なにそれ?

かつてClaを吹いてた身としては聞き捨てならない。

絶対調べてやる!

と、無駄にモチベーションがアップしたのであった。

 

この動画を検索してみたけど、どうして見つけられなかった。

トルコの行進曲……

これ?違うと思うなあ……

 

 

100人の動画は分からなかったけど、「トルコの民族音楽」を「G管ぽいクラリネット」で演奏してる動画ならあった。

 

なるほどエキゾチックな音色。サックスともまた違う、豊かでそれでいて妖艶な響き。

何なんだこの楽器。

聞いた事無いんですけど。

超気になる!

よし勝手に調べよう!

 

 

まずG管クラリネットとはなんぞや。

クラリネット|楽器/楽譜|山野楽器

このリンクに……載って無いやん!!なんで!?そういやござさんいわく「トルコの民族音楽に使われる」ということだったから、日本では流通してないのかもしれない。

 

そこでさらに調べた。

ここなら載ってるやろ。画像は……G管無いやん!

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(画像出典:クラリネット - Wikipediaから、有名なやつに字幕つけてみた)

しかし、写真はないけど解説はあったのでまとめてみよう。

以下、大体Wikipediaから転載。

ソプラニーノクラリネットエスクラリネット:管調 独-Es  英-E♭ 日-変ホ
エス・クラ。特に近代以降の大編成の管弦楽曲で多用される。
(例:ボレロ、ダフニスとクロエ、ダッタン人の踊り幻想交響曲(たぶん))

 

ソプラノ・クラリネット

B♭管ー最も標準的なクラリネット

A管管弦楽では標準的。ただし吹奏楽ではほとんど使われない。

G管ートルコの民族音楽で使われる。

 

(以下略)

アルト・クラリネット  管調 E♭(バセットホルンと役割はほぼ同じ)
※音域的には管弦楽ヴィオラ

バス・クラリネット 管調 B♭ 
※以下、クラリネットアンサンブル、吹奏楽、大編成の管弦楽等で低音域を担う。ファゴットが苦手とする弱音も可能。

コントラアルト・クラリネット 管調 E♭

コントラバスクラリネット管調 B♭

 

 

というわけで、存在はするらしいが使われ方がいやに限定的だった。トルコだけ?日本では知られてもないし流通もしていないし、動画も日本語で上がってるのはYoutubeにはない。

ちょっと聞いていいデスカ。

なんでござさん、そんな動画探し当てたんでしょ?

最近民族音楽にはまってるとは言われてたが、何をきっかけにしようにも、この分野は検索にかすりもしない気がしますが…

クラリネットやってたけど、そういう切り口から検索しようという発想がなかったです。

 

このトルコの動画を聴く限り、現代に伝わる民族音楽という事は、オスマントルコに端を発するイスラム系の音楽という事か。

こんなやつ?オスマントルコ時代の行進曲と言えばこれ。でもこれにはG管クラリネットがでてこない。
Turkish Military Band Istanbul オスマン・トルコ軍楽隊 - YouTube

または、ビザンツ帝国のなごり?でもあれは14世紀で滅んだし、その音楽が今に伝わっているとは考えにくい。

アラビアその他今でいう中東から伝わったもの?でも系統的に違う気がする。

イスタンブールは文明の十字路とも言われ、希望岬航路が本格的に開発されるまでは東西を行き交うすべての交易はここを経由していたと言っても過言ではない。

そうなるともうその出所は追求できない。

何でしょう、モンゴルの馬頭琴が音色が似てるという説を風の噂で聞きましたが、でも自分はスコットランドバグパイプとか中国の笙にも似てる気がするんですよねえ。

ほんとにきりがなくなるので、やめときます。妄想するのが楽しいだけとも言う。

 

 

 

 

号外その2 沖縄の幻想

それは確か晩秋の色も濃くなってきた11/19のこと。

冬みたいな急な冷え込みに驚き、熱いお茶を淹れて一息つく時間。今年は何しろ格別に寒くなるらしい。ほぼ変温動物である自分は、冬になると半分冬眠してるようなもので、動きは鈍くなり体調も芳しくなくなる。

というわけで(どういうわけ)、エネルギー補給、美味しいものを食べて元気を出そう。スイートポテト風みたらし団子に豆大福、初冬にぴったりのゆず餅。

 

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味覚の秋と言おうか?実り多き秋、収穫の秋に感謝をこめて(稲刈りは本当に大変)、和歌を引用してみよう。

あしびきの いたくら山の峰までに 積める刈穂を見るがうれしさ

大江匡房 江帥集)

 

などと、自分の周りではいつもの風景、普段通りの時間が流れていた。深まる秋、迫る年末。自分はござさんのソロアルバムとコンサートを指折り数えて待つ毎日だった。

 

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再び飛び交う号外ニュース

11/19、職場が年間で最も多忙な時期の週末、さらに年末の準備も始まり疲れてフラフラしていた金曜の夜。

自分はとある噂を耳にした。

とあるHPにイベント情報が掲載されているという。

www.bsfuji.tv

 

??? ← ← 第一印象。

何ですって?

この事を耳にし、自分は思わず頬をつねった。

痛い (>_<) !

どうやら嘘でも夢でもないみたい・・・?

 

 

 

ござさんのTwitterアカウントで発信があったのは、その数日後のことだった。

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ほんとに夢じゃないんだ……?

 

どうにも状況が把握できないので整理してみましょうか。

2021.7.26、奄美大島が徳之島、沖縄本島北部、西表島などと共に世界自然遺産の指定を受けた。それを記念してのジョイントコンサートがあるらしい。

時は2022年2月19日。

場所は東京は葛飾区。

出演は元ちとせさんに城南海さん、中孝介さんなどの沖縄にゆかりの歌手の皆さん。

それと、ピアノのござさん。

※関連サイト:奄美大島世界自然遺産について

 

ここまで、今までのござさんから想像できる要素があまりない。それほどに自分にとっては寝耳に水だった。最近そんなのばっかり。いい意味で驚かされっぱなし。

強いていえば、仕事が来たのはこの間の小早川秋聲のTV番組つながりかもしれないが。

落ち着いてニュースを読んでみた

つまりソロライブに続いて、2月にリアルライブがあるということだ。しかもTVと連動した大きな企画?いろんなところに大々的に広告も打っていて、ジョイントコンサートだから共演の方々も自分でも知ってる人たちだ。リアルライブだが配信は無いようだけど、要点はそこではない。だいたい、首都圏を中心にこれから活躍していこうというござさんのライブは、辺境の住民の自分は全部は追いきれないのでその点は割愛して考える。

 

8/16放送のTV番組の伴奏では、題材が絵画展だった。今回のモチーフは奄美の自然と、世界自然遺産の登録記念だから文化と自然という違いはあれど、歌とピアノの演奏で華を添えるという点では趣旨が似ているかもしれない。

 

コンサートのサイトには奄美とあったが、厳密にいうと世界自然遺産に指定されたのは上記に書いた通り奄美大島だけではなく南西諸島の多くの島を含む。サンゴ礁で有名な地域のはずだけど今回ユネスコに登録されたのは海ではなく陸地の自然、多様な固有生物という点からのようだ。(海洋ゴミによる汚染、温暖化やヒトデによるサンゴ礁の死滅などの現状が深刻という意味か。)

自分が知ってたのはアマミノクロウサギ西表島イリオモテヤマネコ沖縄本島北部のヤンバルクイナくらいだが、上記のリンクから辿ってもっと多様な固有種が生息してるのに驚いた。それらは絶滅危惧種にも指定されてるから、もっと幅広い観点つまり海の自然そして沖縄や南西諸島の文化も含めて注目してもらって、広く多くの人に考えるきっかけにしてもらうっていうのが今回のコンサートの趣旨だろうか。

山と海の自然は連動してるはずだし(マングローブとか)、ユネスコの指定から海が外れた事を考えると海洋汚染が深刻な事態になっていることは間違いないようだし。

 

という考察は置いといて、ござさんのピアノは主役に寄り添うことでも本領を発揮すると思う。今回の主題が沖縄であるならコンサートは沖縄歌謡、沖縄民謡がメインだと思われる。何の分野が来ようがござさんは徹底的に研究して、歌の持つ可能性を最大限引き出すような演出をしてくるはずだ。セッションにおけるござさんのピアノには、もはや自分は根拠のない確信みたいなものを抱いているので、このコンサートを実際に聴きに行けないからといってヘンな心配は1ミリもしていない。

絶対大丈夫。

 

これでさらに違うジャンルの界隈にも、波紋が広がっていくように

「ござさんに演奏してもらうといい仕事ができるよ!」

みたいな評判っていう形で存在を認識してもらえるといいなあ。

そうすると次の仕事もまたやりがいがあるのがもらえそうじゃないですか?

 

違うジャンル

ソロライブとソロアルバムの発売という、ござさんのピアノ歴最大と言ってもいいニュースに最近自分は胸を躍らせていた。しかしここにきて8/16のBS番組に続く、明らかに今までの仕事つながりとは関係ない(BSフジっていう共通点があるだけの)仕事が飛び込んできた。

その事実が事実として認識できるにつれて、自分は背筋が伸びるというより冷水を背中に浴びせられた気分である。

なぜか。

ピアノ界以外にもござさんの仕事が広がっている今、というかネットピアノ界自体が色々な媒体、色々な業界と連動して活躍の舞台を広げている昨今。すなわち逆にピアノ界以外の方も演奏や動画を聴いてくれる機会が飛躍的に増えたと言っていい。

ということは仲間内でのみ通じるような謎の暗号やら、内輪だけで盛り上がるノリは初見さんが見ると何やら分からなくて敬遠される原因になるという事だ。

ということは?

やばいじゃないですかまずこの部屋が。

イニシャルとかつけて実在の人達を題材にわちゃわちゃと書いて遊んでたのに。

内容も、言いたい放題にもほどがあるレベルで書きまくってましたし。

ひえぇぇぇ。

でも前言撤回するのは自分の主義に合わないので……これからは節度をわきまえ、ちゃんと書きます……

 

と、ここで思い出される11/6の生配信の後半でのトーク

要するにますます誰が見てるか分からないネットピアノ界隈、最低限のルールとマナーっていうのを思い出して行動することにしようと思うのだった。

 

ござさん関連で発言する

=誰が見てるかわからない界隈

=つまりござさんファン全体の傾向としてとらえられる

=つまりござさん自身の評価も同様だと思われる

 

ということを念頭に置いて、とりあえず細々とこの部屋は続けて行こうかなあと思う。

 

なんせ今も大掃除もほったらかしてまでこんなのを書いてる有様なので、この部屋を取り上げられると自分はおそらく窒息してしまうため、こっそり書くのはお許しいただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11/15 誕生日ピアノ配信

 

以前の記事でお誕生日についてあんまり書けてなかったので、補足というか続きを書きます。(※前回11/6の配信について、この記事の後半にネットマナーについて書いた)

 

あの11/6配信でのござさんの発言―――

「僕は去年は誕生日、非公開だったんですね。」

「なのにどこからか僕の誕生日情報が広まり……」

いやいやいや………2020/5/26の生配信でスパチャでのファンからの質問にはっきりお答えされてましたでしょ。上げ足を取ることはしたくないですが、ファンとしては、情報を捏造してた疑惑はかけられたくありません。

 

「なので、去年は『誕生日は公開されてないから知らない』派と、『誕生日知ってるからお祝いしたい』派に動向が二分されてるのを、僕は静観して行く末を見守り……」

そんなことになってたのも初耳です。

ファンのみんなでTwitterでお誕生日を素直にお祝いしてたと思うんですけど。

自分もその片棒担いでた一味だったんですがね。

(※去年の、自分が片棒担いでた形跡)

 

「去年の誕生日は、ほんとに大変だったんですよぉー!」

はあ、大変だったんですか。そうですか。

それはどうも余計なことしてすいませんでした。

事務所も所属してないござさんは、突然のことに驚かれたのかもしれませんね。その節はござさんの身辺をお騒がせするような事態を招いてしまい、慚愧の念に堪えません。(ちなみに、慚愧に堪えないの意味……自分の行いについて、残念に思い、反省すること。 恥ずかしく思うこと。 謝意を表明する際などに用いられる。※慚愧に耐えないの意味や使い方 Weblio辞書より)

よって自分は去年、浮ついた記事を書いてしまったことを今一度振り返り、立ち止まって反省することでお詫びに替えさせていただきます。

ただ、取り下げもしませんけど。あれはあれで自分の偽りない気持ちでもあったので。

 

というわけで今年は(というかこれからは)ござさんの誕生日に関してはこっちも静観することにして、むやみに「おめでとう」とかいう記事は書くのはやめたのでした。

(おめでとうのピアノ演奏をどっかに投稿した気もするが、演奏で応援するのはピアニストに対する表現としてはごく自然なことだと思ってる)

 

 

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ござさんのお誕生日

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これにいいねが2300もついている。ふうん、みんなお祝いしてるんだなあ。おめでとうございます。しかし実際に正面切って言われても、今までと方向性が180度違い過ぎて、ファン歴がたかだか2年弱の自分でも対処に困る。そもそも、これはおめでとう言ってるファンに向き合ってくれてるということだろうか?別に無理しなくていいんですけど?

ていうか、お誕生日おめでとうって自分から伝えるのは家族等親しい人との間でいうイメージ。

ござさんに対しては、

存在してくれてありがとう

なので微妙に趣旨が違ってくるんだよね、とヒネクレ者の自分はブツブツ心の中でつぶやいていた。

しかしチャンネル登録者数も増えて、実際いままでの趣味でピアノ弾いてた時代はもう終わったんだし、世間に誕生日を公開してカウントダウン配信しながらお誕生日迎えるとかいかがでしょうか?(←ありえない)

実際の配信は誕生日も過ぎて忘れた頃にやってきましたが。

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で、ブツブツとわめき散らした挙句、自分は全く配信にリアタイしてなかったのであった。単に月曜が週で一番忙しくて、疲れて寝てただけとも言う。

 

 

コソ練

【 コソ練 】……[名]スタジオに缶詰になるなど、こっそり隠れて練習する事。本番前の追い込み。

 

ござさんにおかれましては1月15日のソロコンサートまで残す所約2か月となった中、ますますコソ練に励んでおられることと存じます。ござさんからも「めっちゃくちゃ練習してる」という発言が聞かれる状況の中、ぶっちゃけ自分としては無理そうなら定期の生配信は横へ置いとけばいいのに(誕生日って何でしたっけね)って思っていたが…

ほら去年夏の第1回ねぴらぼ前には、スタジオでコソ練の傍らメンバー限定JAZZ動画

「All The Things You Are 」(限定動画のためリンク貼りません)

の投稿があったし。あーいうのとかがまたくるんだろうなあーと首を長くして待ってたら何とお誕生日配信とな(しつこいな)。ありがとうございますって言えばいいのか?

 

さて、ござさんのTwitterプロフィールがいつの間にか1919年生まれに設定されている。(それってヴェルサイユ条約やん第一次世界大戦終わってヨカッター)

じゃなくて「年齢はずっと17才」「もうそろそろ名乗ってもいい頃でしょう」??何だそりゃ???

そんなござさんにはプレゼント代わりにこんな歌でも贈りましょうか。
Sixteen Going On Seventeen from The Sound of Music - YouTube

あっそんなマジレスしちゃだめなんでした💦こっちでした
17歳教 (じゅうななさいきょう)とは【ピクシブ百科事典】

 

なんか論点ずれてきたぞ。

そうだコソ練です。

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クラシックの暗譜、ということは、ソロコンサートで弾くクラシックはいつも配信でやってる定番曲じゃないのか。といっても候補は見当もつかないし、それが何なのか?あれこれ妄想するのも楽しい。

いったい何だろう?

ござさんが好きなラヴェルドビュッシー

意表をついてスクリャービンとかカプースチン

民族音楽を勉強してると言ってたから、バルトークとかヒナステラ

いや基本に帰って、小さい頃からCD聴いてたらしいベートーベン?

とにかく、何を想像しても楽しい(テンションおかしい)。

弾いてる視点から動画のツイートは特になかったけど、要するにがっつり練習してるんやなと思って安心した。ござさんが心置きなくピアノ弾けてるなら自分はそれで満足。よかったよかった。

 

 

コソ練の進捗ぶりが垣間見える件

え?それは袖をまくった所から見える腕から推察できるってもんです。

ばしっ・・・

(´;ω;`)だっ誰かにハリセンでしばかれた……

まじめにやれってことですかね……はい……

 

コソ練の進捗状況、それは今回の配信で1曲ごとに丁寧に弾いてくれたのでよりくっきりとわかる。丁寧というかアレンジひとつとっても、1曲の中でというか1フレーズごとに違っていたりする。人気曲は繰り返し聴いてるから飽きてきた、どころではなくむしろ毎回いちいち驚くというか…

アレンジは次から次へと脊髄反射で涌いて出てくるらしいが(←理解不能)、また話題が横にそれてるが、とにかくほんまにコソ練の仕上がり方がやばいのである(語彙力)。

最近生配信の復習が足りないのでいつだったか忘れたが今年の2月くらい?で「指って10本じゃ足りませんよね?」って発言されていたが、ござさんの耳コピ力をもってすれば原曲再現しようとすると指が足りないんでしょうけど、いやいや、最近ここに至って指足りてきたんじゃない?って思う。なんのこっちゃ。

 

アップライトの動画もFA-08での演奏も、Twitter動画もニコニコ動画も、それぞれの時代でのござさんだからそれぞれに大好きなのだけど。

ここにきてつまり去年の11/5~のグランドピアノ弾き込み特集期間(=CD録音に向けて特訓練習期間)以降、一年を経過するに及んでさらにその技は磨かれてきた。

ここ最近、際立って凄みが増している。

何が?リズム?音?よくわからないけど。

 

 

そもそもの発端は去年からのグランドピアノ配信だったが、それが始まったころの衝撃は忘れようにも忘れられない。その時期の感想を引用してみると自分の地に足がついてないのがよく分かる。フワフワと、何て言ったらいいんだろ?状態。よく分からないけど何かが始まった事だけは分かって(←さし当たってねぴらぼ2)、ついて行くのに必死、無我夢中だった。

あのね、そもそもね、毎週グランドピアノ配信ですって?

それが最初は信じられなかった。いわゆるカルチャーショック。

聴いてる自分らにとっては生ピアノでの最高の演奏、かつ準備するござさんも機材の運搬は毎回大ごと、しかも本格的なものを揃えてる。

贅沢極まりないんですけど、それが無料で誰でも聴ける所があるらしいですよ奥さん?

youtubeの、Goza's Piano Channel /ござのピアノちゃんねる 

https://www.youtube.com/c/qbqnqsquq

っていうんですけどね。

グラピ配信は当初からすごかったけど、試行錯誤を経てもうなんか別物と化してます。

 

とにかく最近のグランドピアノ生配信はさらにやばいことになってる(語彙力)。

今回の配信もやばくてどこから書いたものかと思うけど、とりあえず最初からやばい。他に言い方無いんか。

 

要点をかいつまんで言うと、最初からていうか昔からござさんがイメージしてたアレンジなり奏法なりが、ようやく演奏として実現できるまでになったというか。(←なぁんか上から目線ですね?)いやだから「指が足りない」現象がやっと解決の端緒に就いたところ、というか?

で、アレンジそのものも長いピアノ歴というか音楽活動の中で色々吸収かつ消化されてきたものが、今のござさんを形作ってるというか。色んな分野の音楽を経験してきてるござさんならではの独特な世界があるというか。

グランドピアノ配信が回を追うごとに変わり続けてるなあって思うのはこういう所からだと思う。今日よりも明日はもっと違うござさんになってるっていう、根拠のある期待。

 

 

どうやばいのかという考察

どうやばいのか?それはYo-Kaiディスコが実は妖怪ウオッチの曲じゃなかった事です。

え?そんなの常識?

あっハイすいません。

まずイントロでオリジナル曲の夕さりを弾いてくれたので、お約束のこの歌を……

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この夕さりっていうオリジナル曲は5/3のソロライブでお披露目となったわけですけど今回いきなりそこから清新の風っていう展開で最初から自分はやられてます。

ござさんの和音て独特で、アレンジでもこれでもかというくらい効かせてきますけど、オリジナル曲にはそれがてんこ盛りです。演奏するには素人の自分にはちょっとしたござさんアレンジでも至難の業ですが、その独特な和音による展開は人の心を掴んで離さない。そのオリジナル曲による感動的オープニング、しかも清新の風のラストはさらに畳みかけてきてなんか映画でも始まるんだろうかっていう壮大さ。

 

オリジナル曲はこの通り全編ござさんらしさにあふれてる。ピアノの演奏はそのまま人柄が出るというけど、音一つにも、一つの和音にも真正面からそれと向き合うござさんの誠実な人柄というか……音楽にあらゆる面で真摯に取り組む姿勢というか……

音が透明な気がするんですよね、内面がそのまま出てるというか、雑念がない。

雑念?

こっちはござさんに言いたいことは山ほどありますけどね。もうピアノ弾くことが職業になってんのに宣伝色が1mmも感じられないし、メンバー限定動画はどうなったんだと思うし、結局この配信のラストの挨拶に至っては、正面を向くも目線はなんとかマイクで隠そうとするし。ほんま何やってるんですか?と思う。画面のこっち側から魔法のリモコンでマイクをずらしてみようかと思いましたよ。

まあ要するに雑念が無さ過ぎるんでしょう。それがいい事かどうかは置いといて。それだけはござさんの人柄だから変えようと思っても無理なのだと思われる。

聴いてる方が雑念だらけでした。

もっと修業が必要なのだろうか?

でも言いたいことは言うのがこの部屋の趣旨だし。

 

 

また横道にそれてしまった。

オリジナル曲がござさんの人柄をそのまま表しているとすると、ござさんのアレンジはその引き出しの多様性を表してる。ちらっとこんなの投稿したりして、その思考回路はどうなってるんだろう?って疑問に思っていたら、

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その思考の仕組みはこんなだったりして、分かりやすそうで実際に想像してみたらさらに分からなくなっただけでした。

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ソロライブ用にクラシック曲を練習してるくだりで、

「即興演奏では練習時間がゼロ秒なので別にいいんですけど(以下略)」

というくらい息するように自然にアレンジを思いついてるらしい。

 

毎回違う表情を与えられ、生きてるかのように、意思を持ってるかのように動くござさんの左手。

オクターブで降下していく暴力的とさえ言える力強いベース(?)、ずっしーさんに命名されたござさんならではのビート、高速で流麗なアルペジオ、……(以下略)

アレンジで言えば極めつけは、およげたいやきくん。高音のオクターブトリル(?)で映画のラストシーンなみに感動すると思わせてからのバッハ風からのJAZZふう。で、ラストはかわいらしい。

 

どの曲も、シンデレラのかぼちゃの馬車のようにその一瞬だけ違う姿になる。そして次の曲が現れるまでのつなぎ部分も短いショートストーリーかのようなドラマ性がある。

原曲からの変身の仕方も思いもよらないものだけど、そういった様々な工夫を凝らされた宝物みたいなのを一つ一つ並べていくと、なぜか不思議なことに全体として統一感があり、かつ細かく見れば展開も工夫されている。

 

今回の配信で驚いたのは音ゲー曲を弾いてくれたことかもしれないが、それまでの最初の30分余の様々な演奏があまりにも魅力的過ぎたので、なんでなのかどうしても考えたかったので書いてみた。(今までの記事とかぶる所があるかもしれないし、ていうか結局全然解明できてないけど、お誕生日関連でモヤモヤしてたので整理するのに時間がかかった。)

 

音ゲーの曲の事も書いてみようかな。

BEMANI音ゲー

(※参考資料:関連記事)


たぶん今回配信のメイン演奏はこの曲なんでしょうけど、いろいろ語りつくされてる気がして別にいまさら自分が調べる必要とか無い気もするが、やっぱ書く。

この曲は9/15発売のCD(ごささんのは限定版の特典だったため販売終了)に入ってたから購入したファンは知ってるはず。ただそれはファン全体からみてほんの一部かもしれないし、あのCD(本体のほう)を聴いてござさんを偶然知った音ゲー界隈の人もいると思うので、CD発売時に続いて演奏してくれてよかった。

音質は当然CDのが最高なのだが、こうして目の前の配信で弾いてる所を見れると、いかに凄い動きをしてたかを目の当たりにできて感無量である。

 

「こっそり練習してました」

「あとの2曲はまだ不十分で……」

練習ですか?それはソロコンサートでやるってことですね?わあい、楽しみです!

 

しかし。

「もう一回・・・」

「あっさっきよりうまく弾けたかも」

「やっぱもうちょっと・・・」

「せっかくだからいっぱい弾いておきたい」

と言ってひたすらやりなおすござさん。

ござさんに言わせれば常に「まだまだです」の一言。

自分はそういうとこが好きともいう。

 

 

わだつみ=海神といえばワタツミノ神、神話でいう海の神。神様というより……

ゲームでは和風というか京劇かなんかの中国風?でしょうか。それより相変わらずの人間離れした指の動きに、チャット欄に時折「ヤバい」「それって人間が弾ける曲だったんだ」的なコメントがあらわれ、多分音ゲー界隈の人が配信聴きに来てくれたのだろうかと、こっそり潜ってほくそ笑む自分。単なるアブない人である。

9月にこの音ゲーアレンジCDが発売されたので音源では聴いていたし、録音も演奏も素晴らしかったしネット上じゃなくてちゃんとした販売物としてCDが手に取れたことは嬉しかったのだけど、どういう手の動きしてるのか、実際にピアノを弾いてる姿を見れて「ほんとに弾いてるんだ…現実なんだ…すごい……(ポカーン)」と、今さら実感が沸いた。あれほどCDになって嬉しいとか言っておきながら、贅沢な意見だけど、色々な楽しみ方ができるということで、いいじゃないですか。このアーカイブも(メンバーなら)ずっと楽しめるわけだし。

 

さらに「流砂の嵐」までついてきた。何のボーナスステージなんだ?

それは何となく中東風?なエキゾチックなイメージだと思ったのだけど、こんな感じをイメージしてるのだろうか。

f:id:tushima_yumiko:20211127235943j:plain

(写真出典:タクラマカン砂漠 - Wikipedia

タクラマカン砂漠は中国の西の端、いわゆるシルクロードに位置する。現地の言葉(ウイグル語)で「帰れない場所」「一度入ったら絶対に出られない場所」という意味を持つ。

法顕伝(※リンク:法顕 - Wikipedia)には次のようにある。

「沙河中、多く悪鬼熱風(あっきねっぷう)あり。遇えばすなわち皆死す。一も全き者なし。上に飛鳥なく、下に走獣なく、遍望極目(へんぼうきょくもく。見わたす限り)、渡る所を求めんと欲して、すなわち擬する所を知るなし。ただ死人の枯骨を以て、標識となすのみ」(東洋文庫194「法顕伝」から沙河・鄯善国の条)

 

最近民族音楽を調べられてるようですし、というよりインド風というかアジア風なのかもしれませんけど、ござさんのアレンジでより劇的に、訴えかけてくるような緊張感が加わって息をのむような展開に思わず視線も釘づけになる。

 

もう一つ9/15発売の音ゲーCDには無い曲:サヨナラ・ヘヴンも弾いてくれたけど、こちらは音ゲーとはいってもウォーキングベースにちょっとスウィングぎみなリズムの揺れが入って、表情が全然違うので、違った気分で楽しめる。ほんとライブの展開が思い付きなようでいて綿密に組まれていて、いちいち新鮮な気持ちで聴けるのだ。

 

チャットには音ゲー界隈の方と思われる人も沢山感想を書かれてて、盛り上がっててこっちも嬉しかったです。Twitterにもたくさん音ゲーの人が感想を書かれていた。

 

この音ゲーCDの仕事自体がござさんのレパートリーの豊富さから来たものなので、こうやって実際演奏を聴いてくれて、元々ピアノファンじゃない人たちもそれをきっかけにござさんの存在を(CDの発売から)知ってくれたかもしれない。実際にそれを目の当たりにした気がして、自分はそれが嬉しかった。

ピアノ関係者じゃない人にもござさんの良さが分かってもらえた。

つまりそこが今日のメインイベントです。

(残念ながらこっちは音ゲーをやりにゲーセンに行くには、近所にありすぎて行くと絶対近所中にバレて不当なうわさが立つので、やりませんがね。本当に申し訳ないとは思ってますが、不可抗力です。)

 

 

 

 

 

 

年明けまで更新頻度が落ちる件

突然ですが、あんまり記事を書く時間がないので更新頻度が落ちます。(平日にぼちぼち更新するかどうか…?)

 

土日をまじめに大掃除に使いたいので。そうするとブログはほぼ無理なため。

窓ガラスだけでも何十枚(以下略)、クリスマス明けには親戚が帰省してくるのでそれまでに大掃除を終わらせるとすると、そろそろ始めないと間に合わなくなるから。

 

その後年末年始はパソコンの前に座る時間をまとまって取れなければ、ブログは無理です。

 

(去年はコロナ禍で誰も帰って来なかったため、時間があったというか。通常は年末年始は時間ありませんので、ネットからは消えます)

 

それでは、よいお年を。

なんか思いついたら発作的に書く可能性はありますが。

11/6生配信

 

晩秋の候、ござさんにおかれましてはお変わりなき事と存じます。相変わらずのお元気そうな姿を拝見できて安堵しておるところでございます。

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この度ソロコンサートが開催されるにあたりまして、一般にリサイタルを行うピアニストは1回の公演で2~3キロ痩せるそうですので、せび地道にトレーニングに励んでいただき、スタミナというか持久力をつけていただければ幸甚でございます。

いつぞやの10/18でしたでしょうか生配信で鍋の話が出るに及んで、事もあろうに「かさ増しに豆腐をちぎっては投げ入れ、ホタテとスプラウト入れたからばっちり✌️」というメニューをご披露なさっておりましたが、筋肉つけてスタミナのもとにするなら何よりもお肉を召し上がってくださいませ。ウチの高1男子は一人で米一合と鶏もも肉1枚半とかが平常運転、骨付き鳥なら2本は軽いですのに。

え?ああ余計なお世話ですね、大変失礼いたしました。

 

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 ↑↑↑

自分のキャラに似合わず何とお上品な発言なのでしょう。前回の記事のモードをまだ引きずっていたのでした。逆にコスプレみたいでネタとしてはありだと思うが、どうしても無理があるwwww

 

目次:リンクで各項目へ飛べます

 

 

 

ピアノが楽しい月間

リングフィットのトレーニングの内容を見ても、ゲームを知らない自分でもスポーツジム顔負けだなあと思うような運動量をこなされてる事が伺えます。

それと並行して、おそらくスタジオのグランドピアノで血反吐をはくような練習(10/2の重大発表から)をされてるはずなので、この辺でまた練習中動画のツイートでも来るかと楽しみにしてると別のお知らせがきた。

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クラシック曲を暗譜中だそうな。暗譜?そんな曲芸みたいな技は自分ごとき一般市民には理解できない。しかしここ最近、生配信でもYoutube投稿動画でもお洒落なJAZZとか熱いラテンアレンジが更に開拓されてた半面、クラシック曲減ってたなと思っていた所だった。暗譜ってことはそっちも新たな境地を開拓してるって意味だろうか。(というより自分はござさんアレンジが好きなのであって、むしろジャンルは何でもいいとすら思う派である)ただクラシック曲の新入荷は最近少な目だったかもしれないのでどっちにしても自分は楽しみな事には違いない。

この理由なくワクワクする感じが、ござさんのピアノが好きな所以かもしれない。

 

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ござさんにおかれましても大好きなピアノをずっと弾いてる生活をお過ごしの事と推察いたします。その楽しそうなご様子、まことに結構なことと存じます。ますます練習に邁進されますよう、陰ながら声援を贈らせていただます。(←←←ギャグかwwwなんかこのモード面白いですね気に入りましたwww)

 

 

今日のボケツッコミ

スパチャを詠唱すると……どうなるんでしょう?こうなるのか?(分かる人だけ分かってください)

魔人召喚の術でピアノを永遠に弾けるモードに変身とかですか?今でも十分常軌を逸した技術とアレンジを擁したござさんはそんな召喚の術とかいらない気もしますが。

 

今回はいつもの様に黒いグランドピアノに黒いシャツで渋い装いとなっております。春にお洒落なスタジオや白いピアノでテンション上げられてましたが、ここのピアノが結局音がいいということなのでしょうか。音が素敵な配信がやっぱり良いですよね。それにしても画面というか部屋が暗すぎやしませんか?あれちょっと明るくなった…

いうても髪も黒いというより「ボリュームありすぎてヘッドホン掛けるのも一苦労」だそうで……ヘッドホンもかからない髪形といえばこれかな!

違うな、この人の時代はかつらでキメてるんだったっけ・・・

 

  (o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ドカア

  ↑↑闇の刺客

 

あっハイ、まじめにやれと……Ю)・д*)ヨロヨロ

 

ハイ、正しいリンクはこちらでございました。ありがとうございます配信って突然何なのでしょう。ござさんのピアノで控えめに言って自分は生きがいもらってるんで、「ありがとう」ってのはこっちが言いたいセリフです。

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というか今回の配信予告もいつになく断定的、何なんだ。でもこれが本来は普通の姿というかお知らせとしては自然な感じだよね……うん変な所はないよね……

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需要と供給

つまりリクエストと演奏の関係と言おうか。生配信の内容は需要つまりリクエスから成り立ってる、ござさんの場合は。即興演奏の生配信ていう看板を掲げてるから、あらかじめ供給つまり演奏曲は決定してなくて流動的。

今の所、需要=リクエストが圧倒的に多数を占めているのが現状。

レパートリーの多さと多様さを背景に、アレンジも自由自在ときてるので、リクエストをチャットに飛ばせば、確率は限りなく低いけどもしリクを拾ってもらえば前代未聞レベルでかっこよく素敵に弾いてもらえるという魅惑の特典がついてくる。みんなそれを夢見て一生懸命リクエストを飛ばすのだ。しかもYoutubeだから基本的に視聴料はいらない。

さらにファントム8での家配信ならシンセの機能で一人セッション配信も楽しめる。

それがござさんの生配信の2枚看板。

それを前提に考えている。

 

 

供給されるのは、太古の昔からやってきた記憶

最近は、告知配信だったじゃないですか?あれは、ござさん的に不完全燃焼だったというのもあると思う。この時に近いみたいな?ちょっと違うけど。

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告知配信は一時間あまりと決められていたようだし半分以上告知の話だったから、ピアノはほぼ弾いてないようなもの。色んな曲、色んなアレンジ、あれもこれもってやりたかっただろうから、アレンジの発想が中途半端にくすぶっていたのだろうか?

(ほんと、ピアノを取り上げられると2日と持たなかっただけはありますね……ハゲちゃダメですwww)

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ござさんの言語は音楽(リハモとか転調とかベースラインとか以下略)。意思疎通するツールが音楽。ピアノさえあれば羽がついてるんかって思うくらいのびのびと、いきいきとやっている。つまりこの間から慢性的なピアノ弾きたい病(勝手に命名だったようです。治すためには配信でピアノ弾くのが一番だったようです。

 

「ばんばん弾いていきましょう!」

リクエストもたくさん飛んでくる。

その結果、弾きまくりたい余りに(選曲上)私利私欲に走った末のなれの果ての姿ーーー

「アニソンだらけになっちゃう」

結構じゃありませんか………!!!要するにサブカル系、ニコ動系ばっかり、レア曲ばっかり?その中に更に昭和歌謡や平成初期の曲も混じってて、じつに素晴らしい傾向です(≧▽≦) ←実況中継アナ風に

軽快に疾走するウォーキングベース、意表を突くグリッサンドにワルツ風アレンジやら独特なアドリブ、多分工夫を凝らされてる和音進行とか色々な高度なことがさりげなく取り入れられている。(素人なので詳しくは知らない)

(選曲上)私利私欲に走ったござさん、その姿はまさに水を得た魚。振り幅こそ、ござさんの真骨頂。

原曲も素晴らしいけど、ござさんアレンジは新しい命を吹き込まれたかの如く原曲の良さがさらに生かされてて、みるみるうちに素敵な姿に変貌を遂げるのだ。どの曲もまるで新しい曲みたいに斬新でかっこよくなるので、自分は毎回配信の度にどうなるんだろう?って純粋なワクワク感を抱いて駆けつけてる。また、繰り返して何回聴いてもその新鮮な感動は色あせることは無い。

生配信のアレンジ、自分にとってはどの曲も綺麗なハンカチに包みそっと大切に宝箱にしまっておきたい、そんな特別な存在。

 

このアレンジの妙を体験するためにも、ござさんの配信でもし知らない曲があれば、ぜひにでも原曲を聴いてみてほしいと思う。ござさんの選曲自体が時代をそして国境を越えて名曲揃いだが、さらにそこにどう手を加えているのか、どうやって再現してるのか、その曲まんまどころかさらに凄くなってるのが手に取るように体感できるから。

自分なんかTank!は知ってても菅野よう子さんも坂本真綾さんも知らなかったし!(←威張れない)でもアニソンもボカロもいい曲ばかりだなあ……

 

そんな居並ぶレア曲の中でもござさんお墨付きの珍しい在庫があるらしい。

どのくらいレアな選曲だったのか、実際のリンクを貼ってみた。ござさん曰く「レパートリーの中ではいにしえの楽曲で、遥か太古の昔、いつぞやのTwitterに動画投稿し始めたばかりの頃」のもの。

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ござさんの投稿歴を体現するいわば歴史の生き証人(なんだそりゃ)。投稿初期の2009年頃を古代とするとこのツイート動画は中世~近世(つまり戦国~江戸時代って言いたいんですか?)ごろだそうな。

確かにござさんの配信の歴史は年表作って展開できるくらいに長いしバラエティに富んでるからなあ、作ってみても面白いかも…(いやあんた時間無いやろ)

 

 

コンプライアンス

ところで自分はこの地下の片隅でこうやって好き勝手に言いまくっているわけですけど、そういや# もつけて投稿をツイートしてたけど、ええんやろか……

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まあいっか。去年の12月上旬から# つけてツイートに投稿し始めたからもうすぐそれも100件を超えようとする中、今さら悩んでも始まらんという開き直りなのであった。

基本的に独り言の一方的なつぶやきという体裁をとってるこの部屋だけど、どういう立場の人が読んでもいいように初めから言い方は色々工夫して気を付けてはいる。各種コンプライアンスに抵触はしてないつもり。

ていうか、この部屋の記事になんか問題あったら、自分の投稿したツイートにリプとかDMとかなんか意見をよろしくどうぞ。

 

 

さてアニソンにサブカル特集コーナーは続くのであった。

カードキャプターさくらの主題歌プラチナもござさんの素敵なアレンジ。それを何で知ってるのかという話題になるに及んで「チャンネル権を握ってたのは姉でしたからねえ」……なるほどー。しかしダンバインと忍者キャプターみたいな昔の戦隊ものを最近練習してマスターされた理由は?となると途端に口を閉ざすござさん。なんでやねん。どうせコード進行がエモいとか、ベースラインをいじるとかっこよくなったとか、きっとそういうアレンジャーの血が騒いだからに違いない。果たしてやっぱりそんな理由つまり「なんで名曲なのか」を懸命に説明してくれた。ふむふむなるほどー。

そこで忍者キャプターの原曲動画が引き合いに出され、「ござさん関連であることを明言して他チャンネルにコメントを残されるのはダメ、厳禁」ということを一生懸命わかりやすく解説してくれるござさん。

つまりこういう動画などに、ということか。なぜかというと、そのチャンネル関連の方に迷惑がかかるから。こういった他分野関連の人たちには「ござさん」って言っても全く知らない存在でしょうから、そんなのが大挙してコメント欄に押しかけると確かに迷惑以外の何物でもない。

 

しかしこのトーク、あくまで真面目らしい。ボケツッコミかと思って、オチがつくのかと自分は身構えていたが、いつまでもその気配がない。どうやらそういう問題では無かったようだ。

 

 

回顧と模索 

問題提起と今までのできごと

ここまで聞いてて、生配信の中ではっきりと「ネットでの振る舞い方」についてファンに釘を刺してることに気がつき、ハッとしたというか驚愕だった。

そんな予兆はしてたというか、自分は去年から延々とブログに書いていたから。

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資料コーナー:過去の関連記事リンク。この間ツイートにも貼ったけど、2020年5月の記事。スパチャリクがあった頃、配信が長引いてるなあと思って書いた。


今回の配信に直接関係するとするならこの記事、一般的に配信とかコメントとかについて。


当時生配信が途絶えた(この後11/5まで無かった)ところに投稿されたツイート。スパチャリクについてなので今の事情とは同じではない。


確かネットでの振る舞いというかござさんとファンの距離感、これからの方針について、去年の10/24突然ベースラインの練習しながらツイキャス雑談が始まり、その中ではっきりとファンの動向を牽制していたような。でもその時はあくまで突発のツイキャスで今もアーカイブは非公開。

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唐突な資料コーナー、終わり。

 

 

ござさんはじめ運営する立場から考えられている、想定しうる最悪の事態

ネットは手軽に発信・交流できるツールだが、実体が見えないだけにさらに配慮が必要な場所。

逆に言えば配慮しマナーを守りさえすれば、ネットという場所はこのうえなく便利なツールだと言える。じゃあ具体的にどういったことが禁忌なのか?それをござさんが懇切丁寧に実体験を交えながら配信で解説してくれた。

ござさんが長年のネット配信で培ってきたマナー、そこから導き出されたタブー

1「他チャンネルで推しの名前を出す」

※昔ござさんのチャンネルで実際にあった事例ーーー「『○○からきました!』でチャット欄か動画コメント欄かが埋め尽くされたのは非常に迷惑だった」

というわけで推してる人の応援はそのチャンネルですべきであり、他チャンネルで名前を出すべきではない。非常に失礼。

2「配信者がルールを作る、またはファンの中に独自ルールを作る人が出てくる」

=そのルールが守れてるかチェックする自警団=自治厨がいると配信者は窮屈になる、息苦しくなる

3「作られたルールを悪用して、自治厨の振りをしてコミュニティを荒らす」

悪意は無くても、リスナー同士で注意しあって平和に解決するならいいが、そうでなくて問題が発展して大きくなったりすると、初見さんは一目見てなんて思うだろう?

そんな疑問に思われるような雰囲気のコミュニティなんか自分も嫌だ。ていうか、意図して空気を悪くしてやろうなんて思ってる人は、ファンであるなら一人もいないはずだ。

でも、意図的じゃなくても、無意識にでも、他にも知らないうちに問題になるような行動や発言をしてしまっていることはあるかもしれない。

つまり行動には結果がついてくる。「知らなかった」では済まない。調べていれば未然に防げることもあるだろうから。

 

 

そこで自分の場合を思い出してみる。最初、どうしてたっけ?

いにしえの時代、まだWindows97などと言っていた頃は「ネットでは半年ROMれという縛りがあったことを思い出して、ござさんのチャンネルをYoutube登録してから(2020年2月当時)、半年ほど自分は徹底的にROMっていた。

野生のカンというか、「推したい」って思った理由を自分でも説明できなくて、せめて客観的な理屈で納得しようとしたのだろうか?とにかくROMるのを通り越して、ネット上の隅から隅まであらゆる検索の手法を尽くして、「ござ」さんっていう人ってどういう音楽を発信してるのか、そもそもどんな人なのかっていうのを洗い出した。………洗い出そうとしたけど公式非公式含めてござさんの関連情報はほぼ全く流通しておらず、ただご本人がツイートしたプロフィール代わりの簡単な履歴があるだけだった。

その個人情報管理の完璧ぶりに、自分の中で0.1%わだかまっていた疑念が解消できたというか。なんとなくだが「うっかり発言とかしない人なんだな」って思った。それで「安心して推そう!」って決心できたのか、よくわからないけど。

そんな理屈はともかく謎の引力に引き寄せられるように、ござさんのピアノを聴きまくっていた。

 

しかしこれでござさんについては分かったけど、自分はネットのルールやら摂理には全く無頓着だったというか半年ROMる以外のルールを知らなかったと言っていい。ござさんのYoutubeチャンネルの登録者数の増え方を例に上げれば、

2019年春 2万人
2019年12月 6万人
2020年1月 10万人
2020年2月末 16万人 
2020年4月末 20万人

という具合に新規の方が増えている。

 

そもそも自分はそういう新規ファンでネットのマナーにも無頓着だったから、最初は相当色々やらかした記憶がある。ほんの一例を挙げてみてもアウトである。

Twitterのリプのアカウント巻き込み。

はたまた有料配信内容のネタバレ。ダメだアカン………

(今はちょっとルールを調べてみたのでやらないが)

結局何かやらかしたら、非難の的になるのは自分だけではなく、ござさんにも類が及ぶ。

だからといって何もしてはいけないというのではなく、何か発言する前に落ち着いてもう一度確認してみようっていう趣旨のことがござさんは言いたいのかもしれない。これで意図しないミスは避けられるだろう。

 

個人の行動はそれでいいが、他の人のやってることが気になる時は?何かもめたら?

 

そこでリスナーとして何ができるか?

=(ござさん曰く)今のままでじゅうぶん。

 

他の人を気にしないでも、個人的に推し活動はできる。

ござさんを好きな気持ちも人それぞれ、推し方もそれぞれ。人と比べる必要もないしやり方とか思いはみんな違うのだから、自分なりの応援の仕方でいいんじゃないですか?

ござさんからの発言の要旨はこうだと自分は解釈した。想像に過ぎないけど。

 

どうにか自分の中のモヤモヤを整理したくて書いてみたけど、整理できたんかな、やっぱりよくわからん。

けどこの気持ちをこれ以上分析できないので諦めて、次の記事を書きます。しょうがない。

 

お誕生日についても、やっぱり自分は整理できないまま。どっかが引っかかる。

ござさんはあまり触れてほしくないみたいですね。とっくにばれてますが、というかご自分で生配信(2020/5/26)の中ではっきり言われていたじゃありませんか。

ただ、スルーしてほしいように見えたから、自分は《 個 人 的 に は 》何もしません。

 

 

(ほかでもないこの変な妄想記事の部屋こそ、一番に槍玉に上げられそうなものだから、いつ誰がなんか言ってくるかと思って日々縮こまって………ないけど、違う意見とかあるだろうと思ってクレーム来るのを待ってるんだが一向に何も言われない………

言っても無駄と思われたか、視界から外されてるのか?それか大丈夫なのか………

とりあえず開き直ってせっせと書いている)

 

 

 

 

 

こうして色々な悩みをかかえたまま、静かに秋の夜はふけていく。

 
 
さむの葉晴れゆく夜な夜なに のこるくまなき庭の月かげ 新古今和歌集 605  式子内親王(しきしないしんのう)

風が寒いので 次第に木の葉が散って空が晴れてゆく夜ごと夜ごとに
残る隈なく照りわたっている庭の月光。

 

 

 

 

 

10/29の告知

10/2の重大発表に続いて、10/29にも告知配信があったので感想を書いてみました。

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そこで、今回もござさんのテンションはアゲアゲということで、自分も盛り上がる曲のリンクを貼っておきます。※吹奏楽曲の管弦楽アレンジです。この曲の最初の5分くらいが、めっちゃドラマチックに盛り上がる。

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奥ゆかしく、気候の挨拶から致します

紅葉の美しい季節となりましたが、ござさんにおかれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じ上げます。日頃よりござさんのピアノに癒しと情熱、生きる力をもらっております身としましては、本日さらなる嘉報をお知らせいただけるとのこと、その事実に居ても立ってもいられず、何も手につかない有様でございます。

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………ねえござさん、この茶番劇はいつまでやってたらおよろしいのでございましょうか。このモード、自分のキャラと違い過ぎていつまでも持ちませんのですけれど。

それよりもお本日のお会場は明らかに自分は存じ上げてるんですが……一体どこでしたっけ?んーと、分かった(キャラが元にもどってきた)事務員Gさんの生配信だ!この時とか!(資料動画:2020/12/13のござさんとのコラボ回)

※ちなみにこのコラボ配信の時ござさんの着てるチェックのシャツ見慣れない……でもどっかで見たな…そーだこの時のコートのインに着てたやつです。つまりかてぃんさんのコンサート行った帰りに生配信していたというわけですね(ほんと事務員さんハードスケジュールですね)。

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(小声)この写真見て、自分は「わーソロコンサートおめでとうございまーす!!!」って素直にお祝いのセリフを述べるような性格ではない。「わーソロコンサートですか!今に見ててくださいねござさんだってそのうちソロコンサートやって、お客さんから拍手喝采を浴びる予定ですから!頑張って応援して、絶対に檜舞台に連れてくんですよ自分らファンが!」などとかなりヒネクレた謎の決意表明をして、その時点ではこんなツイートにおめでとうなんて絶対言うもんかと夕日に誓ったのだった。(面倒な性格だな)

あれ…?また横道にそれている…wwwそれでは本題に入ります。

 

 

山カンで考えてみた(根拠はある)

10/2の重大発表の時に「大きな決断を下してしまった!とツイートしてたのは、ジャケ写の写真をだいぶ攻めたものにしてしまったからです」と、まだ公開されてないジャケ写がだいたい決まっていることを示唆されていた。

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そのため、「追加告知ってのはこのジャケ写公開の事だろうなー間違いないわー」と、自分はたかをくくっていた。わざわざそのための告知配信しなくても、ジャケ写くらい公式HPにバーンとトップ画像で載せてくれたら見るのになー。それか、お知らせはツイートでいいじゃん?くらいに思っていた。

 

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さてこのツイートを参考にすると。

アルバムーーー当然ジャケ写の公開でしょうね!

ソロライブの追加告知ーーーもしかして配信あり?

と、俄然自分は色めき立った。さらに「ある動画のプレミア公開」って何なのか?以前の菊池さんのサントリーホール告知みたいなPR動画なのか、それともCDに収録される曲のMVでも作成されたのか、………???こうやって妄想するのも楽しい時間だった。どっちに転んでも明るく開けた未来しか見えないから。

 

おっ例のスタジオから配信が始まりました!ござさんのトークが開口一番、

「ア、アー……(只今マイクのテスト中…)」

「ハイッ皆さんお元気でしょうかー」

ハーイ元気でーす!

……なんでやねん(ござさん風に)。

ござさん、ソロライブではマイクテストはリハで済ませてるはずだから、この挨拶は抜かして「皆さんお元気でしょうかー」から始めて下さるとありがたいです🎤📣

 

 

告知はすぐには終わらない

もう結構日にち経ってるので、告知の結果を先に貼ります。これをベースに書く。

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告知内容は、まず4つくらいあるらしい。なんだって!自分が予想してたのは2つだったぞ!(想像力が欠如してる)

予想通りのCDジャケット公開

今だから言うと、月刊ピアノ5月号のインタビュー記事にも小さく載っていたカット。うわーと思って自分は見なかったことにした気がする。

よりにもよってこれですか?直視できんのですけど、どうしろというのでしょう。

ござ EnVision | イープラスミュージック|e+ music
(販売サイト。予約は只今好評受付中。ここから飛ぶとジャケ写が見れます。)

落ち着いたトーン、大人な感じ……?色というかイメージはそうかもしれないですね?

でもその視線はどの辺が落ち着いてるんでしょうか?CDを手に取る人を睨んどるやないですか。あーなるほどネットピアノ界のこれからを、ご自分の演奏家人生の行く末をしっかり見据えてるんですね。

そういや眼鏡に鍵盤が映り込んでますね、意味深です。

 

曲の解説や色々な他のアー写など、中身も見所がたくさんだそうです。曲のかいせつ…?素人にも分かりやすくなってる事を祈ります…

「初めてのアルバムという事で緊張もしましたし、いい経験もさせていただいて……」

古い言葉を借りれば、初陣ってことばがぴったりなござさんの所信表明である。

告知では姿はちっともまともに正面向いてくれなかった。しかしCD収録された演奏は今までのネット配信時代から一歩踏み出して、(初めてと言っていいかもしれない)ファンに自信を持ってお届けできるっていう風な密かな満足感がそれとなくうかがえた。

 

ソロコンサートの昼公演の追加開催が決定

コンサートの生配信が決定

これらに関して「当初は全然考えてませんでした」とのこと。「初のソロコンサートだし、キュッとした感じ(小規模?)でやろうと……」だそうで。ですよね。有観客で開催する事自体が目下の課題というか長年の願いだったわけで、それより先というか具体的にどうしようかって、考えてませんよね。自分にとってもこの展開はまさに不意打ちだった。たぶん視聴してたファン全員が同じ気持ちだったことは、昼公演云々の下りのチャット欄を一目見ればわかる。みんな大混乱、狂喜乱舞のありさま。

「チケットの抽選落ちました」

「遠くて、又都合も合わなくて行けません」

と配信の途中で散見されていた、悲しみのコメントがここにきて帳消しとなる(かもしれない)急転直下の展開。とりあえずもう500人規模の抽選があることになる。

最速プレオーダー(?)が終わったばかりでのこの展開は、よっぽど抽選の倍率が高かったのだと思われる。もう一公演しても余裕で売り切れが予想される応募数、これなら配信のコストを計上しても十分元が取れるとも算段がついたのかもしれない。

自分が期待していた展開は、これでお釣りが来るくらいの結果がついてきた。この初ソロライブのチケが速攻売り切れるかどうかで初動を見られてるというか、この売れ行きの勢いで次にくる仕事の規模が決まるかもしれない。あくまで自分の想像に過ぎないけど。

くれぐれも言うけどこの追加チケ販売は、最初の抽選に落ちた(と言ってもまだ一般販売?とか残ってるが)人を対象に売り出すようなもの。たくさんの人が聴きに来てくれるといいな、というござさんの願いがこめられてる。

それと連動してるのだろう、ストリーミング配信も決定してよかった。ファン界隈の津々浦々に、ござさんの演奏が画面越しとはいえリアルタイムでお楽しみいただけることになってよかった。「子供が小さいし」「家族の介護が」「遠くて無理」「旅費の負担が」「仕事や学校が忙しくて」っていう事情を抱えてる、あらゆるファン界隈にも気兼ねなくチケを買ってもらえる。

高画質高音質で楽しめるリモート鑑賞、ばんざい。このシステムすばらしい。

それに、やっぱ自分的にも。これで家に帰ってゆっくり思い出しながら配信の感想を書けるんだ!やったーこれで落ち着いて分析できるー!(なんせその場の記憶なんて、泣いてておぼろげにしか残らない恐れもあるし……)

でもこの配信ありきの風潮は、コロナ以前には考えられなかったシステムであり、今まではコンサートは現場に聞きに行くものという前提だったから、こうして選択肢が多様にある世の中になったって事はどっちにしても歓迎すべきだと思う。今まではリアル公演から間をおいてDVDが発売され、ライブに行けなかったファンはそれを見てビジュアル的に鑑賞する・もしくはクラシックコンサートはたまにラジオで放送されるくらいだったことを思い出すと、ほんとリアルタイムで現地民も配信で見る民もみんなで盛り上がれて、ありがたい限り。

 

 

CDアルバム紹介動画をYoutubeで公開

「それではVTR、スタート~~~!!!」

あのーござさん。それが告知で言う「プレミア公開する動画」の事だったんじゃないの。今回生配信の中で流しちゃってますけど。プレミア公開はぶっちゃけ「チャット欄があり、アーカイブで残る配信動画」だから当たらずとも遠からずだけど、ねえ?

そんな重箱の隅を楊枝でつつく真似はやめて、動画を堪能しよう。まさか、CDを手にするまでその演奏の片鱗を聴くことが出来るとは思ってもみなかったので、Youtube動画という手軽な形で楽しめることになってそれこそ自分は意表を突かれた。

録音はもちろんCDと同様、最高な音質。

しかも紹介動画はござさん自作。

曲のカットも、背景の綺麗な画像も自分で選んで編集したって事で、そのこだわりをかみしめながら聴いてみると余計に味わい深い。

どの曲も、今までの色んな場面で、色んなステージでの想い出がよみがえってくる。

あれもこれも……ほかにも思い出の曲は色々あって……とやってるときりがない。ござさんの代表曲つまり持ち曲というかレパートリーは公称2000曲、曲数としてもアレンジもジャンルも無数にある。何なら一人セッションでバンド曲も作れてしまう。だから将来ほかにもどんなCDとか音源とかアレンジとか作られるんだろうって妄想できる楽しみもある。(こうやって音源として発売するには著作権が絡んできて実質収録できる曲の対象はもっと少ないのかもしれないけど)

繰り返すけど今回のCDは1st アルバムなので。

心配しなくてもござさんから新たな発信は次々と出されるだろうっていう妙な安心感があって、「あれもこれも入ってないじゃないかぁぁぁ!」という焦りというか不満みたいのは自分はない。ござさんの活動を追っていけば次々と楽しい事はあるだろう。とにかく弾いてるござさん自身が楽しそうなので。

 

アネモネの正体

さらに意表を突かれたのが、この曲が流れた時。「アネモネ」それは公式サイトのCD収録リストに「オリジナル曲」とだけ発表されていた謎の新曲。

(※アネモネの花  画像出典:アネモネ - Wikipedia

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新曲というかほかでもない、この曲じゃないか。去年のねぴらぼが終わって間もなくのころ。まだまだ世の中はコロナが猛威を振るっていたころ。相変わらず外出は制限、ストピは閉鎖、何もできない中菊池さんから発案されたのがネピサマっていう時期だった。

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曲名がつけられていなかったので「癒しの曲」と仮に名前を付けて呼んでいたこの曲。

新曲よりもある意味、個人的に意表を突かれるというより青天の霹靂だった。

それは他でもない、ござの日ライブにむけて自分が必死で練習して弾いた曲だったので。

ござさんの曲はこういうオリジナルにしろアレンジ曲にしろ、独特の和音で素人にはめっちゃ覚えにくい。楽譜すらないこの曲はTwitterで見かけて「癒されるなあ……」と聞く専門だったのだけど、ござアレンジ研究会(以下アレ研)で楽譜っていう形にしてもらって弾くことができた(でなければ自分には手も足も出ない代物である)。にしても和音が普通のクラシックとは別世界。でもとにかくござの日ライブの時は観客が入れなくなったし、行って応援しようにもできなくなったし、何かしようと思って必死になって練習した気がする。

その時は曲名も無かったけど、ござさんの曲はどれもそうだけど、練習してて弾いてて癒されるのだ。謎の独特な和音構成だけど弾いてると何とも言えず素敵な気分になれる。

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな

紫式部新古今和歌集 雑上・1449)

ちょっと元の和歌とは意味がずれてますが。Twitterに上げられただけの短いオリジナル曲、そのままYoutube動画に投稿されるでもなく、当然他のメディアにのぼる事も無かった、いわば旧知の親友みたいな存在だったあの曲がこうして再び会い見えることが出来たどころかちゃんと曲名もつけてもらって(しかもきれいな花ですね)、ちゃんと音源としてCDに収めてもらえたなんてこんなうれしい事があるでしょうか。

だからこっそり自分はお祝いしたいんだ🎉🎉

 

 

 

 

まとめ

ござさんが介護職をやめる発表をしてから一年半以上、それから運命が決めたのかと思うくらいござさんのピアニスト活動は紆余曲折を経て、ソロライブも中止・配信を経て今回のコンサートホールでの開催にこぎつけた。しかもチケはどうやら飛ぶように売れているらしい。

兼業ピアニスト時代だった過去とは置かれている環境も立場も大幅に変わった今、ござさんのピアノに対するテンションというか興味というかモチベーションは色々月日を経てどうなったのか、考え変わったのではないかと思って内心自分はこっそり心配していた。

しかしそういう心配はいわゆる杞憂に終わったと言えそうだ。

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やってる本人がこのように楽しそうなのだから。そして今回の追加告知は公演が2回に増えたり配信もやったり、CDも紹介動画を新しく作ったりとござさんの演奏に触れるファンが増えるという趣旨の発表だったが、それを「演奏を聴いて下さるすべての人にとって、良い事」と捉えられている……何というか演奏家とファンとの良い信頼関係みたいなのがこのツイートから感じられる。

いつもファンに対してはっきりした反応とか発言を避けてる節のあったござさんだけど、この発言を見るかぎり、ござさんの演奏がファンに色々な楽しみやら癒しとか人生の生きがいとか影響を与えてるっていう事実は受け止めてくれてるんだなーと思う。(でないとこういう発想にはならないだろう)

 

ござさんへのファンの意見は、チャットとかYoutubeコメント、Twitterで発言されてるような前向きな意見ばかりではないとは思うけど。

ただネットの他の様々な意見を拾ってみても、総じてござさんを嫌うというかござさんの演奏が嫌いな人は見当たらない。意見があるとすれば「もっとお洒落にすれば……」程度。ここまで個人に対しての批評が荒れないのも、自分は他に見た事がない。匿名で何でも言ったもん勝ちのネット世界では稀有な例だと言っていいだろう。

 

そうしたアングラな世界は置いといて。

いつも配信後のお礼ツイートに載せられる写真は加工アプリか何かで誤魔化されていた。しかし今回、ござさんのピアノのファンに向けてひょっとして初めてなんじゃないかと思う正面アングルだ。

この正面切ってファンに顔も隠さずに向き合ってくれているという事実が既にござさんの意識の変化というか、このCDとライブに対する意気込みを表現してる気がして、この写真は自分は涙なしには見られない。

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さらに、ポーズ取ってと言われてなのか照れてるのかちょっと首をかしげてる所が、ござさん的にはキメポーズなのかと思うと、余計に微笑ましいというか泣きながらも笑ってしまうところ。

ござさんの存在はペンギンかぶっててもサングラスつけててもファンが見逃すものではなかったが、さてござさんからファンの存在はこれでやっと認識してくれたのかなあと思うと応援してたのが届いたようでちょっとうれしい。

が事実はそんなメルヘンなものではなく、CDの注文の売れ行きというか、ソロライブのチケの売れ行きが凄い勢いすぎて公演を追加するに至って「本当にファンの人達は存在してたんだ……」と実感されたのかもしれない。

自分はといえば「リアルライブで配信無しならマスクは以前もつけてませんでした」という過去の発言を真に受けて、最初コンサートは配信なしだったのでもしやマスクなしの姿が見られるのだろうか!と一人でドキドキしていたので、その心配は杞憂に終わったところである。

 

 

この度は、大変お世話になっております

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全回10/2の重大発表の時と同じテロップ、告知にスタインウェイのスタジオを使って、衣装も新しいのを調達し、スタイリストさんにも入ってもらってヘアメイク付きの告知配信。

なんという贅沢。このスタジオ一つとっても贅沢。色々コストがかかってることだろう。これを4月のござの日ライブの告知配信と比べてみると(あの時は自宅配信)、いろんな面で刷新されてる。

というわけで、このイベント企画というかプロデューサー?的な人の差配によるものだと思う。たぶん。

そう、この配信はYoutubeで無料で見れるが、実質は有料イベントやCDのプロモーションなわけで、演出も豪華、見てて面白いプレミア感を出していこうという運営側の気概を感じる。

スタインウェイを弾きながらの素敵な演出。

見てて面白い演出。

面白い・・・?いや、今回もわかりやすいテロップに盛りだくさんの内容、これ以上ない素敵な配信でしたよ・・・?

でも配信を思い出すとなぜかツッコミどころ満載なので、いちいち書いてみました。

スタッフの方々、ごめんなさい。

 

余談

再び開催されるコント大会

スタジオ配信は、某スタッフの皆様によるご尽力の賜物でございます。心より感謝申し上げます。

10/2の重大発表に続いて、今回もスタジオの場所は違えどスタッフさんが配信の進行を担ってくださっている。スタッフさんとは誰の事でしょう。「想像にお任せしますよ」ほーん。じゃあ勝手に想像します。そんなの考えなくても明らかである。このスタジオからして当然J・GさんIさんに違いない。MHっPさんtぃjーさんもいらっしゃるのだろうか。(伏字って難しいなあ、ちっとも伏せれないや)

以下、スタッフさんのツッコミを勝手に想像。(※GZさんの声と、またスタッフさんの心の声は「J・Gさん」「Iさん」で勝手に文字起こししました)

 

「このピアノ弾くの初めてじゃないですよね」
「そうだろうね、去年ここでコラボ配信したよね」

 

「曲のテロップ出してあげようか、えーと『かれは』っと……」
「『彼は』になってますけど?」
「うわっまじで!!」
「あのー、テロップが画面下のチャンネル登録アイコンに隠れてしまってますよー」
「はいはい忙しいなー」

 

「あっすっげー髪形シャレてる今日!すごいっすねスタイリストさんがいて下さると」
「そうだよね、今日は大丈夫だよ」
「今日はね……ほんとにキャップとサングラスの動画を思い出すと別人のようです」

「かっこいいイケてる、そんな言葉を頂いたのは一体いつ振りだろうか」
「別に都合のいいコメントを拾ってるわけではないですよ?」
「へぇーほぉーんwww」
「ワラwwww」

 

「こっち向いて」←チャット
「ハイっ(お辞儀)」
「戻らないで」←チャット
「ハイ(お辞儀)」
「ずーっと向いてて」←チャット
「(ナゾの沈黙)いやいやいや、なんでやねん?」

ワラワラワラwwwwwwwww

「(自分の心の声コッソリ)ござさん、どうしてもファンと正面から対峙したくないんですね……分かってましたけど…もう慣れましたけど、人気あるのもうちょっと自覚してもらっていいですかね……?」

 

「服ですか?最近これ、GUで買いました」
「あああぁぁうわー言っちゃったよ」
「なんて言うんですか、カーディガンていうんですかねこれ。人生初めてかもしれないけど、ちょっとおしゃれにカーディガンでも羽織ろうかという発想に至りまして」
「うーん?だいぶ違うぞ」
「それはね、ノーカラージャケットっていうんですね多分ね」
「ねぴらぼinventionでもあーいうの着てたってのは覚えてるんだぁ……、GZくん記憶力いいのか悪いのかもうこれ分かんないな」

 

「(もう少し弾こうかなー)だって皆さん、こんないいピアノ弾けるのにもったいない、スタインウェイですよ!」
「勿体ないとか言ってる場合かーい、時間見てくれGZくん、告知の時間足りないよ!」「無理ですよGZくんの前にスタインウェイ置いたのがそもそもの運営上の誤りです」

 

というわけで、配信の時間配分とか間を持たせるとかそんな打算的なこと考えずに、ただいいピアノあるからもっと弾きたいだけっていうのが伺えて、自分は微笑ましく見守っておりました。というか事ここに至ってもござさんはいつも変わらんなーと安心した。

 

そう、ござさんはいつもと変わらない。覚えておいでだろうか、2020/5/30のtjさんとものはっぱさんのコラボ配信で、散々シンセのイケてる音色で割り込みまくって遊び散らした挙句さっさと姿を消したことを。(そんなアーカイブも残ってない配信のことを引き合いに出してもなあ……)

今回の配信のトリを飾るノンストップメドレーにおいてもござさんのヤンチャぶりは遺憾なく発揮されたのでした。まったくいつも通りで安心致しました。(※再び文字起こし。GZさんの声と、またスタッフさんの心の声は「J・Gさん」「Iさん」で。

「えぇ…このノンストップメドレー、10/2の重大発表の時は無かったよね?」

「はあ……この展開は考えてませんでした(正直に)」

「どうすんの、テロップ出すの?」

「しょうがないでしょ?」

頑張ってください見守ってますから✨✨という、IさんからJ・Gさんに向けられた憐れみと憂いを含んだ視線。

「やればいいんでしょやれば。できますよそんなの朝飯前ですよ。僕をいったい誰だと思ってるんですか(投げやり)」

「(ムキになってんなーGさん)」

「月の光!」「坂本九!」「宝島!」「……待つわ!」

「ライオン!」「……………バッカーノ!」「からくりピエロ!」

「なんかリアルに、考えてる時間がわかっておもしろいですねぇ」

「(面白がらずに一緒に考えてよ、Iさん……)」

「クロストゥーユー!(英語の綴りがわからない!)」

「フフフ字幕出てるwww(不敵な笑みと怪しく光る眼鏡)」

「あっGZくんにばれた💦さぞかし曲名にご堪能な誰かが、とか言われてるなー」

「そうですね、我々はおちょくられているんでしょうか」

「なんの任せたまえ、我々の叡智を結集すれば分からない曲は無いのだ」

「キャンディキャンディ!」

「………高校三年生!(これは得意だから)」

「なんで僕らもこの曲分かるんでしょうねおかしいなあ…GZくんに爆笑されてますけど……」

「ぼやいてないで次のやつ、ほら考えてよIさん!えーとほら、なんだっけあれ」

「とりあえず打っときましょう『なんだっけ』…っと

「んなことするからやっぱり笑われてるじゃん!真面目にやってくれIさん、G興業の役員報酬、次から減らすよ!」

「えーだって分かりませんよwww学生時代だって?そんなの知るか!(自暴自棄)」

「六兆年!やったキター(けむさんの……あっ打ち間違えた💦)」

「そんな慌ててムキにならなくても…Gさんたら大人げないですよ……」

 

 

 

 

寒くなってきた頃

いつの間にか秋は過ぎていた。もう晩秋かと思うような気候。

この間(10/7あたり)までは半袖着てても暑いと言って、最高気温を見ると30℃超えてたりしたはずなのにおかしいですねえ?

さて自分はといえば秘密結社にプチ隔離なぞされておりました。あー危ない。


こんな事になったのもショパンコンクール聞いて何か思いついたものの、それが何なのか自分でもイマイチ分からず、このツイート見てそうだったんかあーと腑に落ちたから。そこからブログ2つ分思いつくあたり妄想ひどすぎともいう。そりゃプチ隔離もされますわ。

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秋も深まるといえばござさんは鍋にはまってるようです。一人暮らしで野菜摂れるおかずといえば、鍋は定番ですもんね。そのまま2~3日はイケますよね。かさ増しに具を入れて、材料費1050円とかシビアに計算してる所が超好感持てます(←そこか?)

しかし。

豆腐は野菜じゃありません。畑の肉つまりたんぱく質です。しかもちぎっては投げて鍋に入れるのはどうかと…さいの目に切らなくてもいいから包丁使いましょうよ?野菜はスプラウトの他にも白菜とか大根とかシイタケとかも、温まりますよ?(でも下手に野菜買うと余りますよね、うーん)

 

……だめだ。こんな調子で最近余談が多すぎて、ピアノの事について全然考えてない気がするな。それで勢い余って冒頭に貼った前後編を先に書いてしまったわけですが。

 

 

というわけでピアノについて考えていた。

とにかくあの前後編で色々吹っ切れたので、改めてござさんのピアノを考えてみた。

吹っ切れたというか自分が小さいころにピアノをやめて以来、またピアノを聴くようになったのはござさんのピアノがきっかけ。だから基準がござさんになってて、他の人のピアノ聴いても心のどこかでピンとこない部分があるのもまた否めない事実。

 

じゃあござさんのピアノってどんなのっていえば?

✨アレンジが無限にある。リズム感もキレキレ。そこから生まれる、原曲を彷彿とさせる演奏。

✨JAZZの演奏も、過去の名演奏家のアドリブを踏襲しながら独自性がある。

✨ピアニストなのに好きな練習はベースライン。ドラムもギターもストリングスも歯医者風も何の音色使っても本物より本物っぽい。

✨弾けない分野ははっきり言って無いんじゃないかと思うし、その才能の多角性を挙げていけばきりがない。

✨才能を何よりも生かしてるのは、絶えず努力してるところ。あれだけ何でも弾けて、さらに新たなジャンルを開拓しようとしてる所。

 

何よりもござさんのピアノを決定的に特徴づけてるのは、

音。

音そのものにストーリーがある。なんのこっちゃ?

ござさんの配信は色々な曲が表情を変えて登場するが、短いフレーズにも劇的な展開のストーリーを感じる。(いちいち盛り上がりすぎて絶対BGMになんてできない)

展開を解説しようとすればコード進行の縛り、盛り上がりからの転調とかゴーストノートが効果的とか色々な論理に基づいて綿密にアレンジが練られてるんでしょうけど。

そしてそれを脊髄反射で思いついて即興でやっちゃうござさんは、素人から見て何やってるか分かんないけど兎に角すごいってことになるんですけどね。

音自体が生きてるというか意思を持って動いてる……

ちょっと何言ってんのかわかんないですね?

 

ここで余談からさらに踏み込んでオタクトークしていいですか?(と言いいながら勝手に始める)

音が出るって現象を図形にしてみるとこうなるんですけど。

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つまり音の頭というか出だし、そして終わり方っていうのは超デリケートなんです。うっかりそこに気を抜くとめっちゃ雑な音になって、聞いてて何とも言えない悪印象というか不快感を与えてしまう。

この図は管楽器とか弦楽器の音が出る仕組みです。この音のコントロールをいかに自在に操れるかが、演奏家の本領です。(※発される音自体が最も人間の声に近いとされてるのは管楽器ならSaxophone サックス、弦楽器ならバイオリン。)

ちなみに一つの音についてです。音楽ってのはこういう音の集まりから成り立ってる。

丁寧に発された音は一つでも十分に音楽として成り立ちます。長くても短くても一つの音は音として存在する。

 

そこへ行くとピアノの音は打楽器に分類されるというか、弦が振動してそこから音が減衰していくだけなので、どうにもコントロールできないじゃないかとお思いになるかもしれませんが、ピアニストはそこを自在に鍵盤を操って音に表情をつけている。

はい、素人から見るとこの時点で「何でそんなことできるんや?」ってなって、理解不能。ポーンとなったらそっから弱くなっていくだけの音に、そこまでいきいきと表情をつけてドラマチックな展開を与えるとか、まさに芸術の域。もうどうなってんのかよく分からん。(やっぱ自分は意識のどっかでピアノが苦手、理解できてない)

よってピアノは音を出す頭の部分をより繊細に弾かないといけないし、鍵盤から指を離すとき=音の終わりも、どこで切るのか計算してないと曲の展開からして違ってくる。

くれぐれもこれは音一つ一つについてであって、これが集まって曲になる。

この記事の冒頭の「後ろ向きなつぶやき」の記事で、有名コンクールに出る人はみんな一緒じゃんとか書いたのは、こういう職人芸みたいな繊細な弾き方ができてるならそれで充分音楽ていうか芸術として表現されてるから、それ以上区別ってどうやってつけるの?と思ったから。

 

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オタクコーナー終わり。

 

つまり一つ一つの音を解剖するとこうなるんですが、これを意識してござさんのピアノを聴いてみよう。

テンポがゆっくりの曲ならいうまでもなく、グランドピアノからの音の反応をいちいち耳を澄まして伺いながらまるで鍵盤と会話するように、丁寧に指をそっと置いている。

ここで世にも不思議な(怪奇)現象が勃発している。この音自体は昔つまり10年前の古い動画から既にそうだったとも言うが……

実際この音の減衰の過程をじっくり確認できる曲なんかそうそうなくて、実際は高速でござさんの指は鍵盤の上を縦横無尽に駆け回ってるのだが、それでいて一つ一つの音は確実に上で書いたような美しい響きを保ってるのだ。

それを一言でいうと?要するに「粒が揃ってる」というらしい。ピアノ界では。

これこそ、コード進行とか考える前に音の反応そのものを脊髄反射で無意識に調節できてるのだろう。

いや、無意識って言ったら失礼だ。この一年グランドピアノをひたすら弾き倒してきてつかんだ感覚だ、と言った方が正しいと思う。去年の11月5日から始まったグランドピアノ配信、あれで自分は「定期生配信が再開された!ありがとう!」って思ってたが、それより本質はプロのピアニストとしてそういった技術をグランドピアノで習得する過程での生配信だったのかもしれない。今思えば。

 

聞いてる方から言わせてもらえば「粒が揃ってる」どころではなくて、ござさんの音は昔から綺麗で透明な色をしてるというか、暗い短調の曲を弾いててもあくまで音は底抜けに明るい響きを保ってる。

 

今回の配信は全編ラテンアレンジの大人っぽい音だった。(ただしラテンアレンジは素人は深く考えないことにした)JAZZとはまた違う独特のリズムで刻まれる、アツい盛り上がりの中にも哀愁がある曲。

さらに、いつにもましてピアノの音は妖艶な光を放っている。

まるで漆黒の画面から浮かび上がるかのように。

今までの人生を経てござさんの音には円熟味が出てきた…?脂がのってきたというか。その時期ははまだまだ今からが本番なのかもしれないけど。

綺麗だけではない、憂いを帯びた曲調もあるというか。

職場の介護施設で色々な体験をしてきた影響から、そうやって苦労されてきた分人の痛みがわかる音…?というか、その分音に優しさが出てるというか。

このアレンジを考えるのが、そしてグランドピアノを弾くのが楽しいと言ってくれてて、そういうござさんの演奏を聴くのがファンとしても楽しいので応援してて良かったなあと最近思う(前も書いたけど)

 

 

余談1 ←やっぱり書いてしまう

ラテンについてはいつか書いたし考えたところで素人なのでやめとく。

ジプシー音楽がインドから来たって所にツッコミたい。インド音楽が起源というよりは、民族的にインドが起源、つまり発祥はインド=ヨーロッパ語族だという意味だ。

そもそもジプシーという呼称は蔑称の意味もあるため、一般的には「ロマ」と呼ぶのが定説である。定住の家を持たない、伝統的にはさすらいの民族(最近は違う)。

ジプシー音楽には有名な作曲家ではリストのハンガリー狂詩曲、ブラームスハンガリー舞曲やサラサーテツィゴイネルワイゼンなどがある。

 

それから今回の配信のテーマみたいになっていたスペインのフラメンコ。

ラテン音楽と合わせて色んな民族音楽を調べてるようだけど、それはっきりいって本当に膨大な量ですよたぶん。

でも色々なリクエストに応えるにはうろ覚えじゃ弾けないし…てところなのだろうか。

この民族音楽の探求がリクエスト対策なのか、純粋に音楽を探求するためなのかは知らない。ござさんの音楽人生はまだ始まったばかりなのだし、配信が主な演奏活動のベースとなってる今、(忙しくはなってるだろうけど)時間はまだまだあると思うので気の済むまでやってくれたらいいと思う。今以上に忙しくなってくるとそんな悠長な事言ってられなくなる可能性もあるし。

 

 

 

 

 

余談2

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そこはやせ我慢しなくていいと思いますけど……ついその前の週まで半袖着てたでしょうから、なかなか現実を受け入れられなくて意地張ってるのはわかりますけど、残念ながら最近秋を通り越して冬なのでおとなしく気候に応じて空調はつけたほうがいいと思いますがね。

うちなんか各種冬グッズを衣替えして出してきて押し入れに並べてるので、もっふもふのふっわふわに囲まれてて天国です。

寒さにやられ風邪ひいてもやばいですし、ござさんもあったかくしてお過ごしください。