ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

ライブの舞台裏の衝撃 その2

 ねぴらぼライブ実現に至るまでの経緯~いりすさんと事務員Gさんのツイートから~

  事務員Gさんは、振り返りもされてましたけどそれよりも、「初回だったから」や「次回は」などの発言があり、今後同様のイベントやライブについての構想があるのかなと思わせられた。

 

 このライブ開催のきっかけは企画やプロデュースという形で、つまり演奏以外でイベントに参画したかったからだそうだ。若い世代を育てるみたいな。いりすさんがそもそも菊池さんとけいちゃんとござさん(からかてぃんさんを誘い)で何かライブやりたいよねーって言ってるのを、事務員Gさんに何気なく振ったらしく、「それいいよね、もっと詳しく話聞こうよ」となったのが、なれそめのようですね。そこからZEPPにいくのがすごい企画です。お二人の思い入れが半端ない。

 

 世代はお二人一緒ですよね。だからこういう「若い人を育てる」っていうベクトルで一致団結した感があるかも?(部外者が何か言ってすいません)

 

 また、いりすさんは昨日7/25のツイキャス「ストリートピアノの盛り上がりからの流れを終わらせたくない」世の中一般に、ピアノという楽器の魅力、可能性を新しいイメージで浸透させたい」「ちなみに一般的には日本ではピアノってクラシック界の楽器で、お金持ちの家庭の子女が習うものっていう固定概念があり、敷居が高いですよね。ピアノで有名な人って?て聞かれて、一般の人は誰も知らないんじゃないですか?」と語っていた。確かに。うーん?自分も海外の演奏者は知ってるけど、クラシックの日本人演奏家って、誰に聞いても知ってるっていう人はいないかもね。

 

 そういや同様の話を、ねぴらぼ公演発表の生配信ライブでござさんも語っていましたね。

 

で、ここで最近ネット配信だのストリートピアノの流行だのを知った、地方の一般人たる自分の視点から見ると、

  • 自分がストリートピアノ動画をネットで知ったのは偶然で、それを見るまでストリートピアノとはNHKBSの「空港・駅ピアノ」みたいな、気軽に通りすがりに弾いて、通りすがりの人が聞いてくれる、気軽なものだと思っていた。(いわれてみれば自分の県の県庁所在地にも昨年夏~冬にYAMAHA Love Pianoが来てたらしいけど、「おしゃれな商店街に設置されたステキなインテリア」的な存在だと思ってたし、実際に通りすがりに突然弾ける人とか、(こんな田舎には)絶対いないし、NHKじゃあるまいし。という認識だった。)
  • 従ってストリートピアノの盛り上がりも何も、全く知らないままこの春にござさんを知ったんですが、ほかの方はともかくこのねぴらぼに参加された方々は、たしかに一般にもっと認知されていいと思う。(いや、ござさん以外は結構メディアとかイベント、ライブでの露出も既にそれなりにあると思いますが)その流行は関東というか首都圏というか、もっといえば主に東京に限定されているのでは。関西にもストリートピアノはあるようですけどね。盛り上がりという意味で、首都圏が群を抜いてすごいと思う。
  • 今回ござさんを知ったので、ネットピアニストを周りに一通り周知してみたけど、「すでに他の推しピアニストがいる(→イイですよね!!!ってすごく同意しといたww)「アイドルのファンだし、ピアノとかわかんない」「子供に習わせてみたけど自分は全然興味ない」「なにそれ?」など、ほぼ素通りされた。(うちの家族に至っては自分がスマホやパソコンで視聴してるとゲームしてる!遊んでる!って思うらしい。まあ70代高齢者じゃあ止むを得ません)
  • そもそも音楽に、というかほかの文化的要素全般に対して、地方は全く興味を持ってないんではないか。少数派としては存在するのかもしれないけど、メジャーな存在ではない。まだまだピアノといえば、お金持ちの世帯がお嬢様、お坊ちゃまにさせてる贅沢な習い事。分野はクラシックを中心としてて、高貴で敷居が高い。地方の認識は未だそんなもん。
  • うちの地域では3年ごとに国際芸術祭とかトリエンナーレとか銘打ってイベントを開催するが、訪れているのは県外というか関西とか他都会から、又は海外からといった文化的需要の高い地域からの観光客であり、地元民がどれだけ見に行っているのか、はなはだ疑問。あーゆう現代芸術とか、地元民ははたして理解してるのか。ボランティアとして参加はしているようだけど。

 

とまあ、地方の現状について忌憚なく表現してみましたが、ここでネット配信という新たなツールを使うと、首都圏や関西といった地域以外の、地方における少数派民に向けても発信できるし、地方民も遠征費や時間を消耗することなく、また家族の都合上なかなか家を空けられない人たちにとっても平等にイベントに参加できるチャンスととらえれば、個人的に1地方民としては今後発展してほしい分野ではある。

 

逆にネット配信で有利な点

  • アップ画面で推してる人を見れる
  • 任意のツールで好きな場所で楽しめる。友達と見るもよし、家飲みしながらも可。
  • リアルタイムで見れなくてもアーカイブがあれば、好きな場面を繰り返し楽しめる。時間制限がない。
  • チャットが楽しい。アーカイブにも残ればなお良し
  • DVDやメディア展開があればなお良し
  • グッズ展開もあればなお良し

などと、次回に期待する点が多いですが、いいことづくめなのでは。

現在、コロナ対策で否応なくネット配信せざるを得ないという事情はありますが、そのような突発的な状況を補って余りある、メリットだと思う。

ねぴらぼ本公演の感想を書いてない・・・なんか、周りの社会的状況というか、大人の事情が気になりすぎて、ついついそっちを先に勢いで発言してしまいました。

それほど自分的には大イベントでした。まさにカルチャーショック。(まあござさんの存在自体がカルチャーショックなんですけどね)たとえ地方住みの少数派だとしても。