ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

ピアニストござさんを絵画に例えたら

ピアニストござさんを、絵に例えてみた。

ござさんをイメージして西洋画家、日本画家の2人を引用し、多様な観点から語ってます。

(※7/26記載の「ねぴらぼライブの感想」にて、他の3人の出演者:菊池さん・かてぃんさん・けいちゃんさんを名画に例えましたが、ござさんについては長くなるので、こちらにまとめました)

・・・以下、独断と偏見と妄想による、ござさんのイメージです。 

 

≪ 西洋絵画の場合 ≫

ござさんは、『聖マタイの召命』ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ作)かなーと思った。(若いカラヴァッジョが一躍、第一線で活躍するきっかけとなった出世作

 (※ちなみに、残念ながら、カラヴァッジョの人生は、ござさんにはたとえられない。画力は天才的なのに、社会的には常に周りとトラブルが絶えず、追われる身であった。その最期も悲劇的。)

ja.wikipedia.org

 

まず、この絵の場面を説明すると、

聖書の原文:イエスは、マタイという人が収税所に座っているのを見て「私に従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った。マタイは机に向かっている。机の上にはお金が見える。納税者たちが彼のところへやってくる。(マタイ福音書9:9)  

以下、自分の中でのオリジナルストーリー: 

 音楽の神様は、ござという人が介護士をしながらピアノを演奏している様子を見て「私に従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ち上がって、音楽の神様に従った。ござさんは自宅でピアノに向かっている。机の上には楽譜が見える。ネットを通じてリスナーさんたちが彼のところへやってくる。

 

次に、この絵をみて思い浮かんだ自分の解釈。

 ★ここで「彼が立ち上がって」というのは・・・

*具体的には去年の9月に菊池さんと初めて(家からの生配信や投稿動画以外で、)「外」で演奏した時を示す。

*また、今年2月で仕事を辞め、音楽活動をメインにやっていくと決めた時。また、そこから今回のねぴらぼの活動へ繫がる。

 ★音楽の神様・・・右端の、頭上に聖なる輪がある人。

 ★マタイは、左端でお金を数えている人です。(ござさんは7/30の生配信で「簿記2級持ってる」といわれてましたし、元々社会人として働いていたという意味も持つ)

 ★左から3人めの髭の人が菊池さん。マタイを指して「このひとですか?」と音楽の神様に案内してるから。

 ★左から2人目の眼鏡の人はいりすさんと、ものはっぱさんを表している。この絵の解釈では、マタイと同じ納税所の収税人。つまりネット配信当初からござさんと一緒にピアノを弾いていた仲間だからと考えます。そして、ねぴらぼの制作に携わり、また当日も、ござさんの門出を一番近くで見守ってくれていた方々。

 ★真ん中の羽帽子をかぶった華麗な着こなしの若者二人が、けいちゃんさんとかてぃんさん。(この時代、帽子をかぶっているのは、訪問者の側だから、納税所:ござさんのネット配信当初から活動を共にはしていないという意味もある。)ござさんのデビューステージとなったねぴらぼを構成するキーメンバー。且つ、これからのインターネットシーンにおけるピアニストを牽引する存在。

 ★神様のすぐ横のひとは事務員Gさんだと考える。菊池さんと同様に、このひとも、マタイを探して音楽の神様を案内してきた役割を担っているから。(靴を履いてないところから、神様とは違って現実の人間と考えられる。)

 

 

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画像リンク: 聖マタイの召命 - Wikipedia

神様の背後から鮮烈な光がさしこみ、暗闇からマタイと、周りを囲む人々を浮かび上がらせています。(菊池さんと事務員Gさん扮する)おじいさんに導かれ、音楽の神様に召命されたござさん。更に、この劇的な瞬間を照らし出している光は即ちねぴらぼライブの輝きであり、ござさんことマタイと彼を囲む人々のこれからの音楽活動を祝福していることを表している。

 つまりこの絵は、暗闇に埋もれていようが職業を持って働いていようが、ござさん自身が放つ輝きは隠しようもなく、音楽の神様に導かれてその道を進むことは必然だったことを物語る。その音楽的ナビゲーターをつとめたのが菊池さん、マネージャー的にいりすさんと事務員Gさんがかかわっていると解釈できる。 

 

何のこっちゃ・・・まあ、次いきましょう。

 

≪ 日本画の場合 ≫

 日本画なら、伊藤若冲の絵画。

 カラヴァッジョも驚異的な画力だが、伊藤若冲もその恐るべき才能を遺憾なく発揮している。

 いわゆる、超絶技巧。よく出てくる鳥の羽は、一枚一枚、その線まで精巧に書きこまれ、何百年経ってもその鮮烈な色彩を失わない。本物より本物らしい。

 狩野派など、主流とされている画風は学ばなかったようだが、その伝統的な技法、そして自然や動植物(得意分野なのだろう)を描かせたら描けないものはないぐらいのオールマイティぶり。また、象の絵にみられる様にユーモア精神も持ちあわせている。

 この辺がござさんのお茶目なところ、弾けない曲はない天才ぶり、クラシックなどの基礎をきっちり踏まえているところを彷彿とさせる。

 この人も芸術以外に一切興味が無かったようで、(生家は青物問屋だが家業はさっさと弟に譲ってしまい、40歳ちょいで世俗的には「隠棲」してしまう)ござさんのピアノに全ての才能を全振りしてる所とそっくりである。

 

金刀比羅宮奥書院 上段の間障壁画「花丸図」

https://paradjanov.biz/jakuchu/colored/811/

 伊藤若冲「百花図」(1764年、一部)

 

 

宮内庁三の丸尚蔵館動植綵絵』の内「群鶏図」 

ほっといたら鳴き出して走り出しそうな、鶏の群れ。

徹底的リアリズム。ありえないほどの再現度。

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 画像リンク:伊藤若冲 - Wikipediaより