ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

一人セッションライブ 10/3

自分には念願だった。

今まではアーカイブで眺めていただけだった、幻の一人セッション生放送。

以前9/4のライブでその作業過程を初めて生で目撃したとき、「本当にそんなことできるんだ・・・!」と、鳥肌ものだった。実際に最近納涼ミニコンサートとかネピサマでセッションライブとかあったので、知ってはいたけど生ライブで一から作業って、すごい。

 

  今回の生配信ライブは、自分としては前回記事の内容が予習になってた説。同じ方向性を踏襲しているのではないかと思われます。(すいません参照記事がオタクな内容で)

tushima-yumiko.hatenablog.com

 自分が何者なのか=天才だったことを思い出したござさんが、最強の武器=セッションアレンジをかざして挑む新境地。

他にできる人がいるかどうか…はわかりませんけど、一人セッション、自分は他では見たことない。「一発撮りだから、めっちゃ緊張する」って、いや自然に演奏されてましたけど。ただ、非常に集中はされてたと思います。そのクオリティで、休憩なしで2時間以上。すごいしか言えない。すごいというか、通り越して怖いというか、ずっと画面でコメントを追いながら、セッション演奏をやっている。もはや人間技とは思えない。「ライブ終盤になると頭使いすぎて脳死状態」だったはずなのに最後までトークしてるし、その姿勢に頭が下がる。

シンセサイザーで作曲するといえば・・・有名人ならELT五十嵐充、あと小室哲哉とか坂本龍一とかいうイメージがあった。(←素人目線)その他POPSとかJAZZを作曲してる人は、こんな一人セッションとかも、レコード会社とかにすごいハイスペックなスタジオを提供されてやってるイメージがあって、まさか個人の家で何か布を間仕切りにしてやってますとかいわれても、昔の自分なら絶対信じなかった。家で?学芸会の練習か?的な。

 

 何回も言いますが、今回生ライブ。一発勝負。(ネピサマライブ等でも最後のピアノを合わせるという意味では同じでしたが)今回各パートごとにそれぞれバシッと合っていくところが、何回見ても鳥肌もの。あっ自分は素人のため、コード進行とかは何もわかりませんが。

今回ありがたいことにライブの予告があった。セッションということはJAZZとかJ-POP分野であり、従って自分の知識では、リクエスト不可能だと悟って、大人しく何の曲が来るのか静かに聞くことにしました。しかし、ライブが始まると案の定、ノリノリでしょうもないコメントを飛ばすのでした…反省。すいませんでした。(←しかも曲の予想したら外れてたし)

今回、リクエストはチャットコメントからのみということで、当然鬼のような勢いでリクが流れてくるのだが、見えるリクを棒読みしている。「バンバン行きましょう」だの「効率重視」だの、むしろ自分に言い聞かせているような。いつものやり方と違うので、どうしても平等にリクを拾えない点を、機械的に無理やり処理しようとしているように感じる。今回は一人セッションでは時間制限があることが理由だが、そろそろこの視聴人数になってくると、リクエストを今まで通りの究極に平等に拾っていくというのは無理があると思う。今後、どこかで割り切るというか何らかの線を引くことが必要なのでは。

 

www.youtube.com

 気になった主な曲の感想を書いてみる。ん?・・・だめだ、参考にイヤフォンで鑑賞しながら聞くと、まったく文章が書けない。wwwそうだった、自分、何かを真剣にしながら書くことはできない低スペック脳だった……!しかし、パソコン付属のしょぼいスピーカー(笑)だと、気にしないで同時に書けるではないか。これでいこうwww

 

海の幽霊

「下書き程度にエレピを弾いてみます」下書きって何。自分のこの記事の下書きじゃあるまいし。でも出来上がりを聞くと、素敵すぎてこの辺で早くもライブ離脱しそう…巻き戻ししてしまいそう…そこを何とか頑張った。絶妙なゆれっていうかもたれ感。よくこんなの1回で録音できるよなってなる。

 

TRUTH

爽快なアレンジ!中学校の部活で演奏してた想い出。たしか、運動会の部活別パレードでやった。その時は、F-1とか何も知らなかった(笑)こんな素敵な演奏じゃなかったけど、でも一生懸命やってたなあ。他に「君の瞳に恋してる」とか。いい時代だった(←年寄りか)楽しかった部活の記憶がよみがえる。

・・・なんでそんなによみがえるのか。これ、ピアノでやってるパートだけでも、相当いろいろカバーしてるよね。別にドラム・ベースを撮っておきながらも、ピアノパートの左手でさらにいろいろカバー。で、リードシンセかSAXパートのテーマやってる右手がオクターブで決めてるから再現度抜群。同時にその右手で何かやってる。裏拍?リズム?そうとう合間を埋めてるような。

各パートもですが、それを下敷きにして、よくピアノパートも思いつきでこんなのできますよね・・・どうなってるんでしょう?

 

 Spain この辺から曲あてゲームとなるのですが、どれも大体ドラムの時点で分かっている人が一人はいる。すごい。曲の知識もだけど、それだけ聞いてわかるって、どうなってんの。

いや、一番すごいのはそこまで各パートに分解して、一発で次々弾いていくござさんですけどね。

 

Get Wild 「ドラム、難っ!」・・・聞いてるこっちも難しいんですけど。

完成した曲を聴いて初めて、めっちゃ知ってる!となった。これ、子供のころ、(兄が見てて)家で流れていたアニメの曲。シティハンター。……今までにござさんのライブで何度もやっていた、のかな?全然気づかなかった、アレンジがきいていたから?今回、実際に部分的に組み立てられていくと、めっちゃかっこよくなってる。やっぱどれも原曲よりいい(笑)

  

――――この辺から、自分は演奏を聞いた記憶がおぼろげになってくる。多分考えすぎてメモリが足りなくなり、脳の処理速度が最低限まで落ちたと思われる。よって以下の曲全て、自分はメロディを弾いてくれるまで一つも当てられなかった―――

 

リベルタンゴ ピコピコ音バージョン

 ここにきて、ドラムに加えベースが終わるまで正解する人が出ないwwwと思ったら、めっちゃアレンジされてた件。生放送で各パートをアレンジしながら一発撮り。つくづく人間じゃないな・・・なんとファミコン音バージョンのリベルタンゴ。わかるかい!!!ってことは、ドラムやってる時点で、「ピコピコ音アレンジにしよう」と思ってるということ?そうやって一瞬で思いつく?どんな思考回路してるんですかね。

 途中でスタンドバイミーではないかという人が多数で、自分もそう思ったが、甘かった。絶対に正解させない生配信主。←サービス悪いです。「わかんないと思います。フフフ。アレンジしたからwww」「やった!ばれてない」「これ難しかったですねwフフフフフ」とか言ってるところが、とっても嬉しそう。ていうか、楽しそう。まあござさんが楽しければなんでもいいです。

 

紅蓮華

これもドラムの時点で一人にはばれている。ていうかドラムが「なんか納得いかなかったなあ。もう1回やらしてください」ってさあ、そうゆう事するから1曲5分でサクサクいかなくなるの、わかってます?どの辺がダメなのか、一般人の自分には理解できないし。別によくない?ほんと職人ですよね。「めちゃくちゃ集中力使うなあ」とか「難しいっすねえ」といいながらも、ここから更に1時間。自分はこの時点で、聞いてるだけだけどとっくに脳のメモリ的に処理速度が落ちた関係で、ついていけていないwww

 

めざせポケモンマスター 癒し系バージョン

「そろそろ癒し系でもやっときましょうか」「じゃあ、アレにします」とか発言しておいて、この時点で既にリスナーをひっかけている。「もともと激しい曲だけど」って、この曲激しいというのも何か違うし。

ベースがウォーキングしてる時点で、JAZZアレンジだということに気付くべきでした。そしたら何か分かった・・・わけないです。

 

 

 

 

ピアノと関係ないコーナー

今日はTシャツ・・・別に何でもいいんじゃないですか?袖口がびよんびよんに伸びてさえいなければ。スリッパが見えてますが、それは流石に隠したほうがいいのでは…?ぐらいでしょうか、ピアノ以外で書こうと思ったことは。聞いてても、色々気にならずピアノに集中できました。というよりはマジで集中しないと生放送が理解できない内容だったから、とも言う。え?ズボンの右ポケットが出ていた?さあ、そういう仕様の服なんじゃないですか…?

  

 ※気になるコメントを一つだけだがチャット欄に見かけた。曰く「メトロノームつけてて、練習の放送なんですね」とのこと。おそらく、普通のピアノ生配信だと思われた可能性あり。で、メトロノームつけてるなんて本番じゃない!という意味でしょうか。まあ、通りすがりで、こんな録音しながらの一人セッション放送してるとか、普通は絶対思わないかも。でもその人も次回を気にしてるかなあ・・・気が向いたらまた聞きに来てくれたらいいなあ。

 

 

おまけ:GET WILDつながり。偶然発見した動画。

たぶん、ござさんと同じくYoutubeがなかったら一生知らなかったであろう世界。この動画も専門的な機器という意味でもござさんとジャンルが被るところだが、それよりこの動画、メロディがないので、今回のござさんの一人セッションの曲あてタイムと同じく、聴きながら考えなければならない。アレンジも全く違う。世の中いろんな人がいるんだなあ。

 

 

www.youtube.com

 

おまけその2:唐突な思いつき。

なぜよみいさんとハラミちゃんのピアノは人をひきつけるのか。自分も相当気になってるんだけど、まったく自分は聞きに行く気にならないのはなぜなのか。今までずっとひっかかってて、消化不良感かすごかったのだけど、今何か気付いた気がする。

でも、前からすこしづつ触れてた気もしますが。

二人のピアノには、「独自の解釈」は最小限にして、「原曲に忠実に再現」する方を優先してる感じがする。そのため、何を聞いててもその曲に対する、人それぞれの感情や思い出が鮮やかにうかびあがるんじゃないかな。結構ハラミちゃんは古い曲も弾いてるから、ストライクゾーンな年代は相当広いのでは。最近TVの歌番組も減り、ハラミちゃんのピアノ演奏をきいて「そうそう、あったよねーこんな曲!」とかなってるかも。

 

で、自分はなんでそうならないのかというと、ピアノ演奏にそれを求めてない気がする。自分の中では、POPSは、原曲をラジオでランダムに聞く派。そもそもPOPSとかJAZZにそこまでコアじゃない自分はそれで十分なため、ピアノ動画や生配信にはそういったニーズを持ってない。で、自分は吹奏楽(とそれ寄りのクラシック)はCDで大量に持ってるし、それに飽き足らず最近ネットでもクラシック聞いてて、つまり「Youtubeを聞く」ならどのみちPOPSは自分の選択肢ではない。

 

で、なんでござさんのピアノ放送を聞いてるのか。他にも菊池さんのもかなり気になるのは、なぜか。・・・よくわかんない(笑)  強いていえば・・・?「音」が違う。それに引き寄せられてきた、としかいえない。「ピアノの本来の音は云々」とかは、自分は専門じゃないからどうでもいい。

二人のピアノに共通してるのは(菊池さんはどちらかといえばクラシック多めかも?)原曲とか、その解釈とか通り越して、独自の世界観があるところ。「この曲が聴きたい」から聴くのではない。二人のピアノを聞かないと味わえない、何かがあるから。

というわけで他にも、原曲通りの演奏とは限らない、というかはっきり世界観がある人のピアノ放送をよく聞く傾向があるかも、自分。

 

以上、唐突な思いつき。あーすっきりした。