ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

す ご い 配 信

≪ ”ござの本気” を振り返る ≫

NET PIANO FUYU MATSURI 2021

最近ねぴらぼinvention、ネピフユの予習編とかばっかり書いてるうちに、新聞の社説か何かみたいに、ブログの論調が第3者からの視点に無意識にすり替わっていた。自分はござさん以外の人が絡んでることを書くときは徹底して冷静だ。(そうしないと内容・基準が偏る)肝心の自分の気持ちはどこか隅のほうに追いやられ、素直に感動するっていう大事なことを忘れていた。

 ネピフユの感想リアタイ版の、ござさん感想編では他人ごとみたいな冷静かつ暗いネガティブなこと書いてしまった。たぶん上記のように冷静モード継続中だったから。あとで、聞き直せてなかったござさんの配信聞いてると何やら色々思い浮かんだので、ござさんの部分のみ新たに感想書きます。 

 (※ ↓↓資料:ネピフユの感想)

 

ネピサマの配信は放送事故だった。不慮の事故。自分はいまだにあのアーカイブは直視できない。おそらく平静な心持ちで見なおすことは一生ないだろう。しかし、ござさんはそこから立ち直り、きっちりリベンジライブをやってのけた。そこからの音楽的意欲にあふれた諸々の活動は皆さん周知のとおり。

それ以後。

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自分的にここがターニングポイントだと思っている。そこからノーストップ活動しまくりモードに突入し、グランドピアノライブ特集期間が開始された。自分はこの破竹の勢い(それまでのござさんにしたら)を目の当たりにし、その一皮むけた様子にすっかりリベンジライブ以後の成長を感じたのだが、そんな単純な問題ではなかったらしい。

・すごい準備をしてくるなら、ねぴらぼだっていう先入観。
・ござさんはもう過去は振り返らないと思っていた。

 

そもそもネピフユ配信ライブのURLも、いつまでたっても上がってこない。そこにきて、当日になってこのツイート。

………Σ(゚д゚lll)ガーン

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「す ご い 配 信」

「ござの本気」

未だかつてこのようなマジでガチな意気込みを聞いたことがあっただろうか?

去年生配信ライブで視聴者数が3000人を超えてきた時はその人数に驚き尻込みしてる風だったし、演奏しては「はいだめでしたー」というのを長らく聞いてきた身としては、耳を疑う。

自信を持って「演奏を聴いてほしい」って言ってる事を意味する。

どんだけ?

確かに最近(おそらくねぴらぼのために)グラピをひたすら弾きこんできてるのが感じられるので、演奏には自信を持っていたのに違いない。最近のライブでは「うん!」とは言っても「だめでしたー」とは聞かないから。

 

「本気」ポイント

演奏。昨日も練習しまくって、温まっているらしい。ミスタッチ?何それ?グランドピアノライブ特集期間なだけあって、演奏が何倍にもレベルアップしていると感じる。ピアノのタッチというか強弱?諸々の奏法が生み出す表現の幅がすごい。ほんとに電子ピアノ?

前から言いたかったんですけどいいですか。

ござさんの音は一言で表現できる。今までずっと常識と理性が邪魔して言えなかったが書く。(12/11もそんなこと書いてるがごまかしてる)

色っぽいんですよ。妖艶なオーラを放ってる。(この一言を書きたくないがために、色々言を弄して表現を変えていた。)

大人の魅力というヴェールをまとう。なのに喋るとアレ。最強にギャップ萌えで、倒れそう。ござさんから発される音は電子ピアノとかグラピとか、何で奏でてもその魅力は隠し切れない。………ここで強引に和歌を引用。

春の夜の闇はあやなし梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる凡河内躬恒 古今和歌集 春上41)

【春の夜の闇はわけがわからないことをする。梅の花は闇が隠しても色は見えないかもしれないが、香は隠れるものか、いや、隠れはしないのだ。】

花といえば梅。梅といえば春。春といえばちょうど今の時期。…この当時は。梅の花の香りは古来、高貴な香りとして多くの歌に詠まれている。その芳香はあらゆるものを隠してしまうはずの闇をも通して漂い、周辺の人を別世界へといざなうのだ。

つまり。見えないほうが感覚が際立つ。より鋭く感じ取れる。

≪強引な解釈≫

春の夜・・・ネピフユ本番ライブ

闇・・・なぜか暗いござさんの部屋

梅の花・・・ござさん

香・・・魅惑のピアノの音色

 

 

演出。レールを動く2台カメラ。さらにミラーボール的な画面上のエフェクト。なんと業者からレンタルしたそうな。すごい。どんだけ用意周到なん。配信の準備も大変というのに、この旺盛なサービス精神。そんなんタダで聞けんというわけでスーパーチャットさんを飛ばそう。(ていうか配信前から飛び交うスパチャの嵐に驚く。皆さんよっぽど心配してたのか。自分と同じやん)

ござさんの後ろにあるはずのベッドが見えない。絶妙な角度で動くカメラからも外れ、カメラに映りこんでも部屋が暗いのでほぼ見えない。この角度と暗さをひたすらチェックしていたと思われる。ライブ画面に生活感を出さないために。徹底的にそこにこだわっている。初見さん大歓迎。あれ?ござさん、かつては生配信ライブの背景に畳んだ洗濯物が映り込み、ケータイと充電ケーブルが映り、冷蔵庫も見え、押し入れの中もお構いなし、何ならダニーボーイ動画で家の中も大サービスで公開してましたよね。まあそれらはすべて引っ越し前でしたけど。こんなに生配信の画面にこだわっていた事があったか?否。さすがの本気度。

 

つまり何が言いたいのか?

ござさんのネピフユに賭ける気合いがすごい。本当の意味でリベンジしたかったのか?ネピサマと同じ場所で。
『この決闘、受けて立つ』という類の雰囲気

「久しぶりに自宅ライブだと特別感があるし、いいかなーと思って」とか言ってるがそんなのには紛らわされないぞ。配信テスト12時間はネタだったけどその勢いであらゆる準備を周到に行っている。ほかの人でゆるーく配信してるところもあったので、その差にビビる。すいませんでした自分がこの間からこのブログで騒ぎ立てるまでもなく、ござさんの意気込みは十分でした。なーにが「わかってますか?」だよ。(ネピフユ予習編① より)すいません上から目線でした。

 わかりました、ござさんの本気に付き合います。本気リベンジ見届けます。

 

今回の選曲がチャットから拾ってるとはいえ自分にとっては思い出の曲ばかり。

夜空ノムコウは、ストピ動画で散々聞き倒した。あんまり聞きすぎてアレンジはすっかり覚えてしまった。あれは色んなジャンルのアレンジ詰め合わせ的な演奏だったが、今回は打って変わって情感あふれる雰囲気。名曲なのはもちろんだがござさんが弾くとJ-POPとかいう括りを超えたものになる。

ニエンテ。これこそ満を持して登場。レギュラー入りは難しいって言ってたのに今回シレッとリクを拾ってくれる。グラピライブでは最近よく演奏してくれていたが自宅でのライブが久しぶりだからFANTOM8での演奏も久しぶり。なんだっけニコ動時代のよくあるコメント「ミエンテ」「弾けんて」…なるほど。これ聞いて初見さんがびっくりしてくれたらいいなあっとか思っている。

宝島。これとルパンはねぴらぼでおなじみ。それと第9がJAZZ枠。誰でも知ってる曲でJAZZアレンジをアピールできるのがござさんの特色。JAZZスタンダードとかは通りすがりの人は知らないかもしれないし。それにしてもである。ルパンとかも驚異的な仕上がり。まるでYouube動画に上がってるのと何ら変わりない。ていうかそれを超えた完成度。

10-4。これをリクがきたからってハイってここでやる度胸(by同僚)。その思い切りの良さ。で、トラウマの話が引き合いに出され、「もう、そんな無理して配信やらんでもいいよ!」とか自分はタオル握りしめて画面のこちら側から話しかけてみる。

ここからそのままタオル握って感想から自分は脱線しそうになるが思い直した。

で、自分的にパイレーツオブカリビアン(しかもメドレー)のアレンジが最高。よく考えると一人合奏タイムを除いて演奏時間は30分ほどと見込まれていたようなので、それだけ時間が短いと全力でスタミナ切れも心配せず演奏に打ち込めたのだろうと思う。そこからくるこの迫力。と再現度。これも初見さんが見てびっくりしてくれてたらいいなあ。

で、ここで感動して泣いてた自分は甘かった。その時点でござさんの術中にまんまとはまっていたのであった。だって蛍の光って言われて「ええっ!名残惜しい…!」と寂しい気持ちがよぎっていたので。

で、なぜか始まる一人合奏。蛍の光は?そういう本格版なのか?じゃなくて髭男始まったぞwwwなんで?………この後6回くらいこの自問自答を繰り返した。いやそこまでに自分は早めに気づいた。だってバックトラック録音して尺も「10分くらい」って分かってるらしいのに、なーにが蛍の光ってwwwござさん分かりやすいですよ、J・Gさん並みに。ベタすぎるんですよ、うつっちゃったんじゃないですかその芸風が。

そんな一人ボケ突っ込みはやめた。で、この茶番劇を楽しもうじゃないか。ござさんの一人合奏ていうかセッション?なんて10/3の生配信以来、激レア、最近グラピだから、またしばらくは見れなくなる代物。あー楽しい、なんか信じてるリスナーさんがチャットで色々言ってると「うっせえわ」が始まった。ここの前後のチャット欄、何回見ても面白すぎ、笑いすぎてお腹いたい。かわいそうに、哀れな初見さんはこれでまともに騙されているに違いない。悪い男に弄ばれる彼女っていう妄想が浮かんだ(すいません)。

それにしては、一人合奏のアレンジがすごいのだ。蛍の光何パターンあるの。こうやってござさんってお茶目で楽しいなあって思ってくれたらいいんだけど……wwwたしか視聴者数が11000人は超えていたし。

途中からチャット欄でも「あと何回蛍って言うか数えよう」「ていうか何回目ww」っていうコメントが出てきて、皆さま楽しそうでよかったと思います。

 

 

後日談。同時視聴者数11000人を超えるとこうなるという実例。生配信でこんなの初めて。恐るべしネピフユ。しかもござさん、最高28位です。

でもこれはほぼ1日置いての状況なので、リアタイで聴いてた人も多かったけど、その後アーカイブの再生回数がコンスタントにずっと多かったという事を意味する。リアタイ出来なかったから聴きに来たのか、# ネピフユで動画を辿ってきたのか。まあ1回演奏聴いたら度肝を抜かれたっていうのは想像にかたくない。

どうだござさんのピアノはすごいだろう。ござさんが自分で言わない(演出の事は言ってたが)のでファンの自分がかわりに言っておきます。

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2/2(火)朝追記。

10万回再生。

熱心なござさんファンの皆様、すごすぎ。…いやだから自分の事です。←←←こんな所でそんなのチェックしてる人の事言ってるんですよ。

 

 

 

これも貼っておこう。証拠として。

 

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