ねぴらぼ(第1回目)はライブ名どおり、構想としてはラボ=実験室でした。
「コンセプトは、いろんなピアノとかキーボード使い放題にして、バンドとセッションもできるよって空間をつくってピアニストたちを放り込むとどうなるか?という実験」(引用:7/25のいりすさんのツイキャスより)
ござさんの投稿動画や生配信で、自分はだいぶんピアノアレンジなる演奏に免疫がついたつもりだったけど、確かに第1回ねぴらぼライブは新しい事だらけだった。衝撃的過ぎてねぴらぼ以後、自分にはこのブログを書く変なエネルギーが投下されたのだった。おかしいぞ?それまではひょっとしたら、これの更新1か月に1回だったのに。
そしてこの間、2/3のござさんのツイキャス配信で語られた通り、こういう本来の有料配信では、設備や機材をプロのエンジニアさんに設定していただき、生配信中の調整も全部プロにお任せできる。自分らファンにとっても最高の演奏が聴け、何よりもござさんがピアノに集中できる状態なのがありがたすぎる。(余計なこと考えないで、ピアノの事だけやってて。ファンとしてはいつもそうあってほしいのだけど。)
※今回の記事は、1月24日UPの「ねぴらぼinvention」から、キャッチフレーズの部分だけを切り取り、書き直したものです。元記事を書き直していると異様に長くなりすぎるので、再掲しました。
今回のねぴらぼのキャッチフレーズは。
ーINVENTIONー
【名詞】①発明・創案:発明の才、創造力
②発明品
③(けなして)作り事、でっちあげ
④(音)インベンション《即興曲風の小曲》
(GENIUS 和英辞典より)
HPに載ってる言葉を考えてみた。これは前回のねぴらぼデジタルパンフレットにもちらっと載っていたが(300年前の楽器とか)、さらに発展して語られていると思う。
まず、4人のイメージは古き良き時代のNYの新聞記者みたい。調べる、探求する、掘り下げるなどの意味からだろうか?そしてHPの個別の写真は、みんなエジソンの発明品を手にしている。ではそれぞれのコメントを考えてみよう。
絶えず変化を求める気持ちと不満こそが、進歩するために最初に必要となるものだ。
変化を求める気持ち=現状に満足しない・不満を持つ
今現在の情報・状態は次の瞬間に古くなっていく。現状に満足していたのではそれ以上の向上はない。先を見据えて常に貪欲に吸収し、現状を変えようとしなければ進歩はありえない。このメンバーに当てはめるとするなら?ピアノを探求するていうか好奇心がそれに該当するだろうか。
真理の探究?小説の題みたいになってきたな。
300年前の古臭い楽器だって?
まさか。ピアノはいつも流行の最先端にいるじゃないか。
構造としては古くからある楽器って意味でしょうか。でも最初から今のピアノではなかったはずだ。原型ができたのが相当古いっていうか?で、色々変遷を経て今の仕組みになったと考える。
ピアノの成り立ち:ピアノ誕生ストーリー - 楽器解体全書 - ヤマハ株式会社
※鍵盤楽器をいくつかリンク貼ってみた。
クラヴィコード - Wikipediaー14世紀ごろ~ルネサンスが最盛期。
ヴァージナル(英語)Virginals - Wikipediaーフェルメールの絵に出てくる。17世紀ごろ
チェンバロ - Wikipediaーモーツァルトの時代くらい?つまり18世紀ごろ
音楽分野としてのピアノ曲はいつも最先端。こちらの動画が解説的でわかりやすいです。クラシックと呼ばれるざっくりした分野も、それぞれの時代においては最先端だった。
15世紀~1960年代までの音楽史が分かる「今日の料理」を弾いてみた - YouTube
先人による幾多の試みが今繋がっているように。「探求」はどの時代においても、続けられてしかるべきなのだ。
幾多の試みっていう感じのリンク:ピアノ - Wikipedia
何もしらないのでリンクでごまかす。とにかくこの辺は古典的なはずで、作曲とかアレンジとかはここから一気に多様化してると思う。専門じゃないから端折る。ピアノ以外の音楽分野での探求ならずっと語れるけど、ピアノはわからない。
Invention
今も進歩を求める、新時代のピアニストたち。
彼らはどんな「発明」invention を見せてくれるのだろうか。
だいたいこのライブが設定的にすでに斬新。前回のでピアノ2台、各種シンセ、ショルダーシンセ、ドラムとベースでバンドセッション。そんでピアニストが4人。ライブハウスで。そんなの前代未聞、少なくとも自分は今までそんなの聞いたことない。ピアニストはコンサートホールで、グランドピアノ弾いてリサイタル。 従来なら自分はこの構図しか知らなかった。曲は当然クラシック。なんなら管弦楽団と協奏曲やったりして。
今までのネットの流れがすでに革新的。
配信方式。そもそも昔はネットがなかった。何ならもっと前はTVもなかった。そこからネット環境がブロードバンドになり、大容量通信が実現して初めて音楽という分野はネットという場所でメインコンテンツとしての位置を確保したといっていい。しかしそこまでは家庭とか企業でのネット環境の変化というほどでしかなかった。
決定的な要素は、スマホの普及だと思う。これが全てを変えたのでは?
ストリートピアノ動画を見ていると、スマホで撮影をしている人を良く見る。しかしスマホの影響は、動画においては発信する側が専門的機器をそろえなくてもそれを利用して手軽に撮影、投稿できるようになったという側面が大きいのではないか。ニコニコ動画、そしてYoutubeでの動画配信サービスが始まったのも手伝って、「プロの演奏家」ではない人が「専門的な機器」を持ってなくても動画撮影、投稿できるようになったというのが大きい。
誰でも動画投稿できるようになった事と、ストリートピアノ人気の拡がりは相関関係だと思う。お互いにいい方向に作用している気がする。そこからピアノに対する画一的なイメージも変わったし、今までにない層がピアノに興味を持つようになったと思うから。
そういう意味では常にストリートピアノ、ネット配信の演奏で、発明と探究という試みは行われてきたのではないか。
今回のねぴらぼのテーマも「発明」だ。
それが具体的にどんなライブになるのか?こればっかりは、当日実際に演奏を聴いてみないと、どんな斬新な演奏やオリジナル曲が投入されているかが予測がつかないので、実際の公演を待つ、としか言いようがない。←こんだけ前置きしといて分からんのかーいwww
ここで公式メディア:イープラスからインタビューが発表されたので引用してみよう。
#かてぃん #菊池亮太 #けいちゃん #ござ 、白熱のリハーサルに突撃! 『NEO PIANO CO.LABO.』第二弾“Invention”の見どころは?#ねぴらぼ https://t.co/ExzdxH3uXu pic.twitter.com/QKISYJEJOg
— SPICE[エンタメ情報メディア]/e+ (@spice_topics) 2021年2月9日
ただし極端にござさんに偏っています。
見どころポインツ
① 奏者目線で楽しい曲が多い。それぞれの魅力が最大限に生かされている。
第1回はござさんのソロ曲はJ-POPと宝島(JAZZ)という親しみやすい曲になったのは他の人との兼ね合いもあった。そのため今回は多分ござさんが本当にやりたい曲とか興味がある分野を選択している気がする。この時点でジーンときている。
②オリジナル曲。(これでCDとか出してほしいなあ)
まじですかΣ(゚д゚lll) 12/18のGさんとのコラボ配信で言ってた「同じ曲をバーッと弾いてて云々」ってこれのことですか!?バンドとのセッション曲らしい。これだけの規模で演奏する機会はそうそうない…ですよね、そりゃそうだ。
それこそ「自分」をアピールする千載一遇のチャンスですよ、いつもはセッションで合わせるのが好きとか言ってるから。それはそれでいいと思うけど。
③無観客の方が音楽的に細部まで詰めることができる。より洗練された感じになる。
④コラボーけいちゃんさんとござさん、かてぃんさんと菊池さんなど前回のコラボとは違った組み合わせも予定されている。そのペアは前回の「残酷な天使のテーゼ」でやってた気がするけど、それぞれ2人組としてもっと仕上げてくるという意味でしょうか。
⑤パーカッションあり。前回のマラカスとかカウベルを鳴らしてマイクが拾うかどうかわからない音量だったのとは違うみたい。そのためのプロのメンバーが増えている。すごい。楽器のバリエーションがすごい。なになにタンバリンとかコンガとか…?(違
⑥ござさんーー憧れていてくれる人に「聴いてくれてありがとう」という感謝の気持ちを込めて。演奏してる方の楽しさ、思いが少しでも伝われば。
………このコメントにござさんの全てが表れてる、と思う。この姿勢だから、自分も聞いてて感謝の念を覚えるのだろう。
そんな中。自分はこのねぴらぼinventionに何を期待してるのか?
上でも書いた通り、ネピフユライブに向けての準備などあったと思うが、それと並行しておそらくひたすら音楽のことだけ考えていればいい環境。ねぴらぼは周りにスタッフがいるから。ござさんが全部を背負い込む必要がない。
・・・何か書こうと思ったけど、やめた。
これに関しては以前書いた通りの内容でそのまま置いておこう。結局プログラムはほぼわからないし、ござさんのコンディションは最高だと思われるし、リスナーとしては楽しんで聞くことに徹するっていう姿勢でいいのかな。余計なな予想とか詮索とかやめよう。
結局、ござさんの演奏が聴ければ自分はなんでもいい、っていう結論(結論じゃないだろそれwww)
ござさんの温かい音。
たぶんどんなアレンジしても、楽器が何でも、ござさんから発される音が温かいから。
以上。
そんで、ござさんの音を聞きにくるリスナーの方々もみんな温かいから。ライブのチャット欄も平和で楽しい。
で、自分的にこれを勝手にベースにし、いろんなアレンジとか皆さんのオリジナル曲を楽しむ。前回とはメンバー全員、数段レベルが違うはずなので、セッションによる化学反応の具合が半端ないと思われる。どうなるのか。
確かにプログラムいらない。前回曲名が前もって公開されないことに違和感を感じてたけど(吹奏楽とクラシックの風習から抜け切れてなかった)、そんなのどうでもよくなった。あったとしても、プログラムを見ただけでは何の事やら分からない気がする。
さらに、隠しリンク見つけました。(けいちゃんさんファンへ、お薦め)どことはばらしませんけど。いや、皆さまお気づきの事と思いますけど。よく気がつきましたね!ってコメント出たwww
ネタバレになるので内容は書きませんが、前回のねぴらぼからの精神を汲む意欲的なものになってますね、このページ。まじめですね。