今回も足音もなく静かに忍び寄ってきたものがある。斯くしてゲリラのように、それは我々リスナーの前に姿を顕したのだった。(←擬人法)
YouTubeで活動してるピアニストの練習風景
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3/12生配信の記事をガチで考えすぎた件。単なるリスナーのブログなのにそんなに理論的にシリアスに書いてどうする?
いつもならテロップが流れてきてくれるのに、今回何も来なかったので自分で一から考えてみた。そこできっちり理性的に感想を書いてみたらなぜか疲れたし、めちゃくちゃ時間かかった。意識して構成を組み立てると、取って付けたような人工的な感じに仕上がる。こういう人工的な感じが続いていたら、「あー、こいつ終わりなんだなぁ」(ござさん風に) と思ってください。
とにかく土、日曜とこれを書き続け、集中力は0、IQ3に下がってきた所でブログは途中で断念。夕食の準備もあるし。今思えば、途中の休憩は大事だ。お昼もパンをかじりながらずっと続けて書くとかやってたから、日曜あんなに疲れたんだ。きっとそうだ。
集中力切れすぎ問題
そんな状態で買いものに行くとどうなるか、推して知るべし……
(※姪っ子 )↑↑↑
日曜夕方。何故か気がついたらこれを買っていた。なんでこんな姪っ子が好きそうなもの買ってしまったんだ?さすがIQ3。頭使った後は甘い物!と思って……本当は大人のチョコ洋酒入りデラックス的な何かが欲しかったのに!!
(他にも用を済ませ) とにかく記事の大体の目途は立ってきた日曜の夜。
生配信感想もあとはクラシックの部分を更新すれば終わり!ゴールが見えた!何なのあの感想長すぎやろ!!!区切りいい所で自分にお疲れ様といってみる。最後の更新前にと思ってヨユーでビールやりながら寛いでいた、まさにその時。
そこに突如現れる謎の通知音。自分が通知設定にしているのはござさんだけだが、しかし…今日なんか告知あったっけ?何も聞いてないぞ?
ゲリラ活動の音楽家
やってきたのはYoutubeの通知。今日は別にござさんのライブも何も……と思ったらそれは投稿動画。通知画面、視界にはグランドピアノが一瞬写った。けどそのピアノ、一昨日もどっかで……そうそう生配信のスタジオやん?
3/3ごろに「最近動画投稿ができてなくて、云々」という発言があった気がするが、スタジオ練習に明け暮れていてもこういうできる範囲での事をしてくれる所が好き。
結構大変!?クラシックもジャズも弾いてるピアニスト(兼YouTuber)の練習風景がこちら【解説付き】 - YouTube
ござさんのYoutubeチャンネルで、講座系動画リストに早速この動画が追加されている。 このリストの更新、マジ久しぶりですね。今までも講座系動画見てましたけど、自分は分からないのが半分、「弾けないから」見なかったのが半分で、見てはみるのだが理解できていたとは言い難い。
何のためにござさんはこの動画作ったのか。
そういうわけで今回の動画、自分の一番の苦手分野やん。ちょっと前なら多分見なかったことにして華麗にスルーやな。なんでかというと、覚えるのは超絶自信あるけど、アレンジとか考えつくのは苦手だから。典型的指示待ち人間なのだ。なのになんでここに文章を延々と書いていられるのかというと?だから誰かが流してくれる字幕を書きだせばいいだけだからですよ。自分で考えてるんじゃありません。
こういったいろんな弾き方を組み合わせ、その曲に合わせてセンス良く変えて……出来ん。絶対、無理。と思って今まで避けてきたけど、直視することにしてみよう。
だってこういう
色んな弾き方をしてみたい人
へ向けた動画、今までの講座系にも結構あるし。
もっといえば月刊ピアノの連載は何のためにやってくれてるのか?同じ理由な気がする。それこそ、ピアノ弾ける、しかもアレンジできる人向けのその連載は、今までまさに自分が目を背けてきた存在だった。
しかし。折角のござさんが提供してくれてるチャンス(?????)。
「やってみてよ、弾けたらピアノって楽しいから!」
という囁きがどっかから聞こえる。よっしゃ挑戦してみようじゃないの。まあ指練はやってるから横から眺めるんですけどね?自分としては。
できないって絶っっ対に言いたくない
(※だたし興味がある分野のみ) 自分の性格上、どうにかして力ずくにでも「できる」っていうモードに達するまで、その時出来ないなら裏でマッハで色々やって、シレっと「できました!」って出してくる。バタバタする音が聞こえた?気のせいだろ。
ちなみに文章にしようって思いついたら何でもこのブログで書きたくなる。書けるまでは表に出したくない。最近行方不明の記事がありますね…何かがダメだったからじゃないでしょうか?復活するかどうか?さあ知らない…………
そこで、ピアノ演奏となると。まさか自分の人生でもう一度関わることになるとは思わなかった。いままで徹底して「あ、べつにいいんですよ弾けないから」でやってきたんだけどいざ練習するとなると、せめて今やってるところはできるって言いたいじゃないですか?途中経過とか、そんなのイヤだ。
うーんそんなこと言ってたら自分は実質基礎練に3年必要。
あれ、ござさんのスケールと一緒じゃん。
そうすると曲が弾けるまでには1000年くらいかかるな。
ちょっと長生き伝説の島にでも行って、仙人の薬もらってくるわ。そんじゃ。
ーー疑似脳内コントーー
A「仙人の薬ってどこでもらえるの?」
B「それはのぅ……蓬莱島といってなぁ……」
A「Σ(゚д゚lll) うわっどうしたん、おじいさんみたいになっちゃって。ヨボヨボじゃん」
B「キャラづくりじゃ、フォッフォッフォ」
A「………(もういーよあんた)」
B「ほれ、蓬莱島はなにも幻の島ではない。中国ではその島を目指せと皇帝に言われて船出して、帰ってこなかった人もいるらしいが、なあにそんな恐ろしい所ではござらん」
A「あの遠くに見える島の事?」
B「そうじゃ、フォフォフォ。左側が沓島、右側が冠島という。」
A「なーんだ、あそこならイケるじゃん!」
そうしてさっそく小さい船を出して出掛けたAとB。その海岸には怪しい黒い虫がいつまでもうごめいていた。その後、AとBの姿を見かけた者は誰もいないーーー
ーー 完 ーー
うん、これじゃ曲の練習は1000年どころか永遠に終わらないじゃないか。仙人の島へ行ったままそこで修行、エンドレス確定やな。
一般人からみた練習
いい加減まじめに動画のことを書こう…しかしせっかく通し番号までつけて、題名と解説・練習曲の例までついているので、これ以上整理することは無いといえば無い。
自分はエンドレス練習モード。とにかく今回の動画を客観的に考えてみよう。
ござさんが詳細な解説をつけてくれているので、まずそれは触らずにそのまま転載。
① 指ならし
出先で弾く場合「初めて弾くピアノといち早く仲良くなる」ためにとりあえずたくさん触ります
仲良くねえ……どっかで聞いたな?たしかスタインウェイ配信の時序盤で「まだ今一つ友達になれてない」発言もあったな。でも、スタインウェイの時は生配信までに相当そのピアノで弾きこんでたような……?あれはやっぱ別物だったという意味でしょうか。
この指慣らしスケールについては、いりすさんのいつかの雑談ツイキャスでござさんが言っていた。(いつだったか忘れた)「ルーティーンはスケールとして長短音階。和声的短音階と旋律的短音階弾いて、あとよくリクがくるクラシックとポップス弾いて……。」この時は、まったく自分は意味を分かってなかった。「ワセイ的……センリツ的……?ナニソレ?」 はいそうですよ、自分がさっぱりやらなかったハノンに載ってるらしいですよ、ほーんそんなん知らんかった。
基礎練からしてすごい。すでにゲージュツ。指の形が綺麗。何時間弾いても平気だの、故障とは無縁だの言ってたので、理想的に脱力できてるんだろうなあ。…脱力がよくわからんけど。
素人民の自分はこの指慣らししか関係ありません。はい、ひたすら基礎練頑張ります。
ここで何となく、基礎練のイメージ写真。先入観というか固定概念。
② クラシック曲定期メンテナンス
「定期的に弾かないと弾けなくなる曲」を忘れないように定期的に弾きます(毎日ではない)各ジャンル専門のピアニストと違い「多くの曲を弾ける状態の維持」が重要。要点のみチェック。特殊な動きが多い曲は高い頻度でメンテナンスします。
つまり。曲によってメンテナンスをかける間隔は違うらしい。指が覚えやすいかどうか?よくわからん感覚です。
モデル演奏として:
エチュード(10-4、黒鍵、革命、木枯らし、25-6)、ラ・カンパネラ、熊蜂の飛行(シフラ版)
Youtuberは「いつでも弾ける」事を求められることが多々ある(特にストピ)。さらに求められるのはたいてい技巧系の曲なのですべて完璧を維持していたら他のレパートリーを圧迫する。あくまで完璧ではなく「維持」を念頭にバランスよく行います。
これは1年に1回でええやろ(偽関西弁)
……ええんやないですか?(偽関西弁) 小1で耳コピするくらいですからね、この曲。
じゃなくて。練習にこれを取り入れてまで、そのレベルの演奏をキープしてまで、リクエストに応えようっていう姿勢がすごい。もっといえばこんなにかいつまんだ演奏でそのレベルがキープできるのが、謎。「各ジャンル専門の人とは違い…」って、自分にはその違いがわかりません。
③ポップス曲定期メンテナンス
例:ルパン三世、Tank!、ニエンテ……
とにかくペース配分である。この理念は生配信ライブでも生かされていると思う。まだスパチャリクが有効だったころ、どのようにその4時間を当たり前に超えるライブを乗り切っていたかというと、「ペース配分はね、どうとでもなりますから。バラードとか、JAZZ、ボサノバ調にしてしまえばいいわけで」(ルーティーン発言と同じくいりすさんツイキャスよりござさんのコメント)という風に、厳しい難曲のリクがあってもそれによる消耗を難なくかわしていたということだ。
何でもない風に言えるのも、この基礎練があってこそ。その時は「ああ、静かな曲にすると体力消耗しないのね」としか思わなかったけど、そんな単純な問題ではない。
④ ジャズの基礎力維持
いつも同じ曲で地ならしするそうだ。その定番曲All the Things You Areといえば、この動画。(2020.7.17投稿。注:メンバーシップ限定)
https://www.youtube.com/watch?v=dd4tOwHHprw
↓↓↓
全く同じ曲な訳だが、更にグランドピアノってのも同じなのだが、だからこそ違いがはっきりと浮き彫りになっている。
えー、自分は都庁ピアノ動画のJAZZ動画見て、「よくわからん。曲もしらないやが多い。最後のだけエヴァのアニメのEDじゃん。なんか関係あるのかな?」と思っていた人です。ござさんの疑惑通り、ガチのJAZZには理解が無い人です。しかし面白そう?とは思う。でも調べようにも足がかりがなさすぎる。
「聴いてるだけでJAZZが習得できるリスト」あったらいいなあ。ドラえもんに頼もうかなあ。これは前から思っていた。いや、習得というよりまず慣れたかった。
そこで、ある時ござさんのチャンネルの再生リストに、JAZZ関連リストが色々作成されているのを見つけた。自分は初心者過ぎるので、おそらくござさんの推し曲であろうこれらのリストでひたすら慣れるしかないと思って時々聞いてる。
実際のござさんのルーティーン。
打鍵の感覚をスウィングに変更、ウォーキングベースとアドリブの感覚も確認。頭がジャズモードに移行出来たら早いフレーズも入れてみる。実践こそが基礎力維持のポイント。気付いたら頭の中でアドリブ練習してたりする。時と場所を選ばず基礎練してる感覚。つまりさぼると基礎力が落ちる、毎日弾くのが得策。
さらに、スウィング調以外のアドリブは別スキル。
ラテンの練習も必要。
一つ疑問。これで毎日スキルを維持してるとしても、これ見る限り、急には弾けないことになるけど、なんで生配信で他のジャンルの曲に交じってJAZZが弾けるんだ?おかしいよね?というわけで素人は、ござさんが作ってくれた解説動画でもおとなしく眺めて習得に努めることにします。いや違う、習得できんし。
こう見てみると多いなJAZZの解説。やっぱ推してるんかなJAZZ分野。
【カノン】クラシック弾きのためのスイング練習曲作ってみた!【ジャズ講座】 - YouTube
【ピアノ講座】「雪やこんこ」でピアノでウォーキングベースやってみた! - YouTube
木星(ジュピター)のあのメロディでオシャレ和音解説! - YouTube
⑤ポップス汎用左手リズムパターンの確認
実感でいうとこれが1番わからない。でもござさんのアレンジで最大の特色だと思う。はたして、左手だけ目的の練習コーナーが存在した。やっぱりな。その代表的なパターンはずっしーさんにも命名されている。
自分が知ってるポップスその他普通の左手伴奏は、単調にリズムを控えめに刻んでるだけ。だから初めてござさんの演奏聴いたとき、投稿動画でも生配信でも、まずその謎の左手に目が行った。でも具体的にって聞かれたら、絶対説明できなかった。意味わかんない。
さて、この練習動画によれば、ルーティーンは次のようである。
ゴーストノートのある8ビート、合間の16分音符アルペジオ?(Garden of everything)、テクノ4つ打ち(Yo-kai Diskoとか)、さらにサンバのオクターブの動き……もー限界、そこまでにしてもらえますでしょうか。
やっぱ最初から理解してないともいう。
しかし、この動画、手元の鍵盤がよく見える位置で、昔の曲もグランドピアノで弾き直してもらえたのはファンにとって嬉しいポイント。
ポップス系アレンジの解説動画こそ多いので、言われてみれば何の事か分かるかも?な動画を紐解きながら、ゆっくり見てみることにしよう。
参考過去動画:
「丸の内サディスティック」で実用的リズムパターン解説!
https://www.youtube.com/watch?v=KMrqHIzeUBY&list=PLmZ6DDoNJ7AmI6RosbblYPC3zxPw2MWJP&index=23
【ピアノ講座】夏祭りを色々なラテンにアレンジしよう! ( Latin-cover tutorial with sheets ) - YouTube