とうとう来てしまった。前回の感想を書く前に、次の生配信が。
いくらなんでもブログの更新のんびりし過ぎや!最近リアル世界でバタバタ忙しかったとか、ピアノの練習にかまけててブログ書いてなかったとか、いろんな説があるが実際前回の感想はバックヤードにすら入れられずに放置中。うっ……書くつもりは、ある。
≪言い訳≫春休み、高1男子がしょっちゅうまとわりついてくるので瞬時にウインドウを隠し、そのつど思考回路は中断して書き進められなかった、という事にしておこう。
昨日4/7はこのお城のほとりで高1男子の入学式だった。
高1男子いわく「えっ?入学式って親も来るの?」………悪かったですね行きますよ。服も散々何着ようか迷ってましたよ。はい、親が何着ようが子どもに関係ないですよねおっしゃる通りです。それをよそに本人は部活が、友達がと忙しそうである。
今一つ割り切れないので、お城の満開の桜を眺めよう。(ただし一昨年の写真)
ライブの感想ー演奏の部分とそれ以外の感想に分かれます。
【今回徹底的に言いたい放題やり放題です。登場人物は実在します。文責は全部自分にあります。ご意見があればTwitterでこの自分のアカウントにDMをどうぞ。】
今ブログの新しい記事書いてるとこ🙄
— かまたまうどん (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2021年4月8日
今のところ公開できませんので寝かしときます。
そのうネット上にupするつもり。
またしても散々好きなこと言いたい放題、やり放題です。
まず演奏以外の部分から。
久しぶりのござさんライブ、リアタイしたくて必死で山のような家事も終わらせた。ライブ見たさに嘘のようなエネルギーがわいてくる。なんとライブまで30分も余ってしまった。しかし。その時、暗雲はすでに立ち込めていたのであった。
今回のライブはござさんの謝罪から始まった。
グランドピアノ配信! 2021/04/09 https://t.co/FXgEaTonp2 21時から配信します!
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年4月8日
この告知の日付間違いの事かと思いきや、そうではないらしい。
今回の内容、早めに一般公開した方がいいと思いますけど。サプライズもいいですが、通常は早めに言うもんでしょ。今でも、遅いくらいだ。
どちらにしても、ござさんがこの謝罪のネタバレを表立ってすることはもうないと思うので、自分もネタバレはしない。だがひとつだけ言いたい。
ござさん、今回みたいなやらかしが無くならないようでは、将来スポンサーやら仕事の依頼主というか顧客がついた時、信用なくして仕事来なくなるぞ。
自分は「そのネタ情報を知る資格があり、知っている」立場だが、だから言ってるのではない。事実こういう「演奏以外の要素」によってピアニストとしての未来に影響があっては、ファンとしてはたまったものではないからだ。
ござさんは「演奏」ただ一つでピアニストとして勝負しようとしてるのに、こんな所でやらかしていると、仕事の依頼主は「演奏」を聞いてみようという入口にすら立ってくれなくなるのでは。信用がなくなると、依頼主はまずピアニストというステージに置いて見てはくれないだろう。
そしてファンにはいろんな人がいる。こんなやらかしをしてしまうござさんも応援しがいがある、と思ってくれるかもしれない。一人で頑張ってて健気、と思う人もいるだろう。現に、ライブのチャットコメントも99%はネタバレでは無かった。しかしそれは所謂ファンの贔屓目。
今回ござさんは
・「見ちゃダメ」なのに見てしまった人
・その事実を快く思わない人
に向けて、謝罪しているのだろう。しかし公開してしまった情報そのものは、引っ込めることはできない。謝ったところで所詮信用は戻らない。
覆水盆に還らず。
その結果、誠意を持って対応しているとしても、何をやっても遅きに失する。
聞かなかったことにしてくれ?
はあ?????
小学生じゃないんだから。
≪効果音:ガシャーン≫
↑↑↑ 星一徹風にちゃぶ台をひっくり返す音
(小声) 演奏以外のことをサポートしてくれる人雇えばいいのに。
一人で何でもこなせることにプライドを感じてる節すらありますが、この間の確定申告はまだわかりますよ、ござさん簿記2級持ってるんですから。しかし、こういう細かいところを詰めていくことは、ピアノ系自営業として取引先の信用を勝ち取るには基本スペックにして必須事項だと思う。
………さて、ここで
題 名 の な い 音 楽 会
でも見るとするか。
-以上、ここまでビジネス論-
ぶっちゃけスパチャを読み上げる4、5分がもったいないとか、どうでもよくなってきた。それよりも根本的な問題だ。
ーーここから演奏の感想ーーー
上の件を取り繕うつもりか、動揺してるのか「自然体で、普段着の気分」だそうだ。パーカーを着ているござさんを見るのは久しぶりだ。
でも見てる側としては久しぶりに腕まくりが見れる! (以下自粛)
あれ、演奏に関係ないな……
「盆と正月が一緒に来たようだ!」その表現が昭和だってば。とにかく、ござさんはテンションが上がっている。普段着の軽装で心も軽く、アルペジオが……うわ、16分音符のオクターブでやり始めたぞ。すごいわ置いて行かれないようについて行こう。
今日のござさんは何かに対して構えている。
「アゲアゲでいっちゃいますよ!!Yeah!!!!」
こういう様子を称して「から元気」と人は言う。演奏で指が鍵盤を踊りまわり音の弾幕で埋め尽くすでは飽き足らず、ずっと喋ってることで冷や汗が出る状況を忘れようとしているようだ。声が裏返っている。冷や汗ね、これで身に染みて現状を分かっていただければ結構です。
選曲がまず軍隊ポロネーズ。(まともに聞いたのは2020/1/10の生配信アーカイブ以来?)
また、トトロっていうリクにとなりのトトロonlyメドレーをやってしまう、スキップでもしそうな軽やかさ、そうかもうすぐ五月とMayの風が吹いてくるな……!(←気が早い)
何もかもが生きる喜びにあふれ、ピアノを弾ける楽しさそのものが前面に表れている。
上に桜の写真貼っといて申し訳ありませんが、今回のござさんを例えると。(今日の庭のようすから)
萌え出たばかりの若い新芽。春の陽気に誘われたような早咲きの白いツツジ。
そっと枝の陰から顔をのぞかせる初々しい様子。
目にも眩しい、したたるような鮮やかな緑色。
やわらかな葉はまだ生まれたばかりで、暖かく吹いてくる春の風にも驚いているようだ。
弾きながらご自分でも言われている。
「僕の運命は一体どうなってしまうのか。
これから一か月どんな運命が待ちうけているのか」
それはピアニストとして歩を進めていくござさんが、恐る恐る次の扉をノックしている様子を表している。不安と期待を込めて。眼鏡が水蒸気で曇ったとか何とか……嘘ばっかり絶対泣いてるんだ。大事なことは嘘つけないくせに。
— ござ 🎹 (@gprza) 2020年12月19日
ここでまたしてもこの写真を思い出す。その不安な気持ちは、(内容的にも状況的にも)想像を絶する練習を重ねてきたござさんには取るに足らないものに過ぎない。わかっていてもこれからの展開に躊躇するその気持ちも分かるが、敢えて自分は言いたい。
(ここだけ、おもむろにどこでもドアでござさんの練習部屋にワープ(๑>◡<๑)イェイ)
「そのままのござさんで、大丈夫!」
「 Σ(゚д゚lll) エッ……?」
「はい、どうぞ」
と言って、いりすさんの代わりに午後の紅茶ミルクティーを一本差し出す自分。
【出典のツイート】
今日ござくんに一生のお願いをされました😳
— いりす🐘 (@iriirisriri) 2021年1月28日
「いりすさん、おれの一生のお願い聞いてくれますか。午後の紅茶のミルクティー買ってきてください」
そんなんでいいの🤣🤣もちろん買ってきました😎🐘#ウーバーいりす
「ござさんが楽しそうにピアノ弾いてるところが好きって言ったでしょ。しっかりしてください。余計なこと考えてくよくよしてるところなんて見たくないです。」
ガチャッバタン。(どこでもドアが閉まる音)
結局、最初の方で色々言いましたが、ござさんの演奏はそういう理屈以前の問題だ。
いいものはいい。惹きつけられずにはいられない。
ほとばしるピアノへの情熱をそのままぶつけたような、疾走する指。
そんなござさんに触ってもらって、優しい音色を響かせて返すグランドピアノ。
澄んだ泉水のように湧き上がってくる音。
色々な音色のピアノがあったけど、このいつものスタジオのピアノの音は優しくて温かい。ござさんそのものみたい。
そんなことを考えていたらござさん自分で応援メドレー弾き始めた。「みなさんのご協力によって成り立っています」とまるで自身に言い聞かせるように。あれ…なんか見たことある曲名やな?この間も貼った画像だけどえーとどこだっけゴソゴソあったあった。
それはともかく。
またしてもアレンジが秀逸である。おそらく懐かしのJ-POP特集のTVでも見て覚えたと思われる耳コピからの、驚異の再現率。負けないで~愛は勝つの左手とか、何だっけストライド風の跳躍?からのオクターブで動くベースライン?よくわからんけど右手のキラキラ音と相まって心にBASS音域が響いてくる。
そうやって弾いているうちに自信を取り戻してきたのか?
清新の風の演奏がキレキレなのは気のせいか。何か乗り移ってるのか、どう見てもその時だけねぴらぼのスポットライトを浴びて、一人少し高いステージで、衣装を着たござさんが演奏している姿にすり替わってしまう。ライブの初盤、軽快な滑り出しだったところからギアが変わって、堂々と大洋を航海しているみたいな重厚な演奏。
【素敵な魔女の宅急便onlyメドレー】同じジブリでもトトロとは違いさらに洗練されたJAZZ風?メドレー。またしても何か乗り移っている。ピンと張り詰めた糸のようにイントロが始まるルージュの伝言。圧巻はおじいさんのデッキブラシ(という曲らしい、曲リスト作成された方の一覧参照)。鬼気迫るものを感じる。映画のスリルまで味わえる。
【米津玄師メドレー】ここでいきなり寄ってくる高1男子。で、自問自答のセルフイントロクイズが始まった。あのさあ、人が海の幽霊聴いて感動してるときに、横でワイワイ盛り上がるのやめてもらえます・・・?ボカロとかハチさんとか出てきて嬉しいのはわかったから、まじで。この調子で常に話しかけてくるのでブログに全然集中できない惨状を誰か分かって……(´;ω;`)
≪急遽、新情報≫
【告知】例のアレ、ついに情報初解禁!【告知】 https://t.co/Kc9UdI7Y20 明日11日20:00からある告知があります(白目)!!!!!!!!!一体なんだろう(白目)!!!!!!要チェック(白目)!!!!
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年4月10日
これで(多分Youtubeのプレミア公開かな)ネタバレされるようなのでそれに対してブログを用意しとこ。(その内容によってどこまで言っていいのか考えないといけない)
ーーーついでのコーナー終わりーーーーー
ここでおもむろに一対の和歌をup。
ペタッ。
昨日と言ひ 今日と暮らして飛鳥川 流れてはやき月日なりけり( 春道列樹 古今和歌集 巻6ー341 冬歌)
≪現代語訳≫ 飛鳥川の流れのごとく、月日の流れというのは速いものだ
※この歌は元来年の瀬を詠んだものだけど、曲解して世の中の流れの速さという事にしておこう。
それと対になる歌として。
飛鳥川 淵は瀬になる世なりとも 思ひそめてむ 人は忘れじ (古今集 巻14ー 687 よみ人知らず)
≪現代語訳≫ 飛鳥川の淵が瀬になるように目まぐるしく移り変る世の中であっても、自分は一度思った人のことは決して忘れはしまい。
ござさんの今後の活動がどういう方向になろうが(やらかそうが)、自分の気持ちはずっと変わらない。
リンク:ござのチケット、ライブ・コンサート情報 - イープラス
これのござさんの写真にはびっくりしたけど。
もう二度とこのページ開けない。たすけて。どうにかしてください。
最後に一つだけ。
いつもおとなしく、なりを潜めてるので。
ここでだけなら言ってもいいだろう。
ござさん、大好き。
その人柄も。
いつも透き通ってるピアノの音も。
何もかも、全部。