ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

5/12 振り返り生配信

初めての出会い

目次:リンクで各項目へ飛べます

 

 今回、5/12は自宅での生配信だった。最近自宅配信が(雑談があったりして)続いている。言い換えるとそれは、グランドピアノの練習ターンが一息ついたからかもしれない。CD発売っていつなのかなあ。でも今回のソロライブでの新曲発表を待っていたことは明らかだ。楽しみは取っておくことにしましょう。

  

ストリートピアノって何?

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自分は、このニュースでいう所の「少し習ってただけで今は弾けない」人の部類だ。つまり習い事:情操教育として親から勧められてピアノをやっていた。自分が最近再びピアノを弾いているのはそういう趣旨とは根本的に違う。自主的に始めたから。こういう楽しいって気持ちがあれば、子どもの時も続いていたかもしれない。いや、やっててもカタツムリのような進み具合ですけどね。

そこで、しつこいがまたこの記事を貼る。ストリートピアノとはこの記事に書いた通り、ピアノのプロでなくても気軽に演奏でき、また他の人と交流できる所が今までのピアノ界にないスタイルだ。

この流れから、今までよりも相当「ピアノに興味ある人口」は増えていると思われる。ピアノ界隈の色々な数字がそれを裏付けている。Youtubeのピアノ動画の再生数然り。実際に電子ピアノを注文すると生産が追い付かないのか入荷待ちらしい(現在はどうだろうか)。

 

そして満を持して今回、ストピイベントが開催された。

観客ありで。

大事なことなのでもう一回言う。観客ありで。

PIANICとは

ーー国内最大級のストリートピアノイベントーー

YouTubeで活躍するトップピアニストが集結!!1日目と2日目でセットリストが異なるそれぞれの演奏の他、スペシャルなコラボ企画も実施予定♪ イベント名の”PIANIC(ピアニック)”は、PIANO(ピアノ)とPICNIC(ピクニック)を掛け合わせた造語。
 引用:公式サイトより PIANIC -STREET PIANO Festival- | 国内最大級のストリートピアノイベント

 ストリートピアノというだけあって、今までピアニストの活躍はあくまでストリート、媒体は主にYoutubeだった。Love Pianoの設置者もYAMAHAのストピ事業部だったそうな。つまりあくまでピアノ界が広報として置いていたということだ。

今回のイベント制作会社は、avex

YAMAHAじゃない所に隔世の感がある。avexといえばエンタテイメント分野のはずだ。つまりストピはエンタメコンテンツとして、しかも有料イベント開催して収益が見込める分野として社会的に認知された、ということでよろしいでしょうか。そういや朝 ♪ クラを展開するこの会社もイベントを運営しながらストピ事業もしてるらしい。ストピの運営自体が、採算が見込めるということだろう。≪リンク:朝♪クラ~Asa-Kura~

現実にはコロナのせいで客席は半分しか埋めれないはずで、事業としては収益化には程遠いのかもしれないけど、ピアノ界としては新たな境地を切り拓けたのではないかと思っている。

 

謎の組織の動向

 さて今回、PIANICのイベントが午後からということは、リハは午前中からだったろうし、おそらくござさん他出演者の皆さんは前の日から泊まっていたと考えられる。周辺のイベント連動企画のストピも前日からだったらしいし。

そこで、秘密結社G興業さんがこんな車を運転していたのを耳にした。14人乗り。それはG興業率いるイベントスタッフを指すのだろうけど、当然ヒミツ工作員のKさんとGZさんほか出演者の方も乗っていたのに違いない。Kさんは別行動だったようだが。

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ピー………xxxyyzzkjewqppxxxv…ブチッ…ザザザーーー

あ、あれチャンネルがGチャンネルになったようです。TV叩いてみようか治らないかなバシバシ、バンバン。

 

それは木曜の夜、G興業のアジトーー

J・Gさん「みんな用意できた~?忘れ物ないー?」

二人「はーい」

J・Gさん「衣装は?揃ってる?マスクは?」

Kさん「いつものです!ばっちり任してください!」

GZさん「いつものです!ばっちりです!」

J・GさんとKさん(´・∀・`)ヘーーーーー」

J・Gさん「GZくん、アレ間に合ってよかったね~届いたのソロライブの前日だっけ、ぎりぎりじゃん!」

GZさん「はいもう冷や汗もんでしたよ💦設定も覚えなきゃ、ブツブツ……」

二人「はーい質問~~!switch持ち込んでいいですか~?おやつは何円までですか~?おつまみは(以下略」

J・Gさん「(ΦωΦ+)ホホゥ…イベントテーマがピクニック気分だからって君たち中々やる気だな、今から最終打合せする所なんだけどな(# ゚Д゚)ピキ……」

Kさん「(聞いてない)おお~、会場周辺にストピ設置だって!どこ行きます?」

GZさん「ほお~ん……そぉですねえ…あんまり人が来ない所ですかねえ…」

J・Gさん「(それを無視して)あ、旗配っとくね!公式ロゴのやつ、当日会場でもグッズ販売するやつね、楽しみだなあ!」

二人「は、旗。どうすんスかこれ?」

J・Gさん「当然君たちにも旗振りながらピアノ弾いてもらうんだよ!ちっちゃいからね、こう、ぐわあ~~~っと目立つようにね!」

二人「(聞いてない)あ、おやつはmiino持って行きましょう!」

 こうしてアジトの夜は更けていく……

 

ピーーーxxxpqwwxzzlkfnssxwzザザザーーー……ザザーー

はっ……Σ(゚д゚lll あれ、チャンネル戻った。もーうちのモニタは寿命なんだろうか。いつの間に?謎のハッカーからの電波障害でしょうか。

 

 

5/3はござの日だった。

無観客だったけど、初めてのソロライブだった。

ござさんにスポットライトが当たってた。

弾いている楽器はスタインウェイ。馴染みの温かいスタッフに囲まれて。

披露する曲は誰もが知っている曲。でもござさんらしいアレンジで知らない内にその世界に惹きこまれる、魔法にかかったみたいな時間だった。

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それから一週間後の5/8〜9日。

場所を移して、ここは河口湖。

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PIANICでファンを発見したござさんと、ござさんのピアノをステージの目の前で聴けたファン

ござさんがニコ生やセッションスレでネット配信し始めてから実に10年以上。

やっと、このPIANICの舞台で「現実に存在する」ファンの方々と邂逅を果たしたのだった。正確にはストピの現場ではなく「ピアニストとしての舞台」出演者と観客という関係性でということだ。

「ファンって現実にいるんだ…」

「ライブのチャットコメントはロボットだと思ってた」

って、それは杞憂だ。生配信の時同時接続3000人超えてるのご存知ですか。

もし有観客ソロライブを入場制限せずにできてたら、広かろうが大きいホールだろうが、ござさんファンで埋まる有様が容易に想像がつきます。頼むから今度のソロライブは50人より大きい客席のところでお願いしたいです(切実)

 

感染予防目的からか、ステージ後方は開け放されている。でもその景色を見ながら弾いていたのか、ござさんは茶摘みの曲を色々なところに忍ばせていたらしい。初夏の空気が吹き抜ける中、ござさんも客席のファンの方々もその雰囲気を共有できていたことが、この写真からうかがい知ることができる。 

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5/12のPIANIC振り返り雑談配信

今回は振り返り雑談だった。ピアノも弾くように設定していたようだが、ござさん、自分の両日30分+コラボタイムだけではなく、どうやら両日のフェス全体を振り返ろうとしているらしい。それで、出演準備等の関係上聴けてなかった人の演奏は、チャット欄のコメントから拾ってでも曲目を出演順に再現してくれるらしい。

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出演者って、2日間でこれだけいるんですよ。全部弾くの?と思った。弾くらしいです。すごい。どうして、この長大なフェスをショートカットで切り取ってでもピアノで再現してくれるのか、その間のシチュエーションまで知り得る範囲で詳しく説明してくれるのはなぜか。

要するにござさんの言い方を借りれば「現地に行きたくても行けなかった、行けるのに行けなかった人たち」のために、生配信されなかった今回のイベントをエア中継してくれるというのが、生配信の趣旨らしい。

  じゃあ、自分もエア観戦記でも書きます。ちなみに1日目の曲目の感想を聞いたときに書いたエア観戦記はこれ。

さらに一日目には何回かコラボ演奏もあったらしい。菊池さんの時間枠で、ルパン3世の2台連弾アレンジ。要するに第1回ねぴらぼ版。1台のピアノ連弾なら都庁ピアノでも動画がある。このアレンジの後半の、ねぴらぼではベースが担当していたゲキレツな低音部。凄い挑戦的で大好きなのだけど、たぶんフェス仕様でさらに凄いことになってそう。たぶん。


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ござさんと菊池さんの連弾は、この場合はアレンジ楽譜が存在するが、基本的に「相手が何やってくるかわからない」し、 そんなぎりぎりの世界で鍔迫り合いしているというか、もしくは「戦場で背中を預けられる、安心して戦える存在」らしい。

 あれか、このコメントです。

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ござさんが菊池さんの演奏を語るときは、いきなりフェスの曲目紹介の演奏から一歩踏み込んで、テンション上がるだのアレンジだのここが凄いだの延々と語りが入ってくるし。

菊池さんも、ねぴらぼ副音声版聞いてるとござさんの演奏のとこでアレンジがエモいのか「うわっ」だの「わぁー」だの、うめき声かな?みたいなの呟いてるし。

なんかお互い、相手の演奏を研究し、かつリスペクトしてるなーと感じる。

何が「物まね選手権で物まねを披露した後に本人がご登場するパターン」なんだwwほんとに仲いいですねえ。

ここで、今回のフェスでの真打が登場する。伝家の宝刀、奥の手にして必殺技の白いショルキー。これをしょって、ステージの端から端まで飛び回り、背中を弓なりにしてジャンプしてショルキーの効果音を思いっきり効かせて膝ついてステージの上を滑る(←←ちょっと盛った)いやあの、実際ロックバンドのライブや、映画ではこういう風にノリノリのギタリスト、いますよね。そういう姿を彷彿とさせるんですけど、ショルキーって。「なるべく手を振ったりステージで色々動くようにはした」そうです。思考が吹っ飛んでたわりには。アドレナリン出てたそうで、さもありなん。

 

ショルキーを持参して弾くこと自体が「ぼくにとってのフェス」だそうだ。

思いがけないサプライズとして、リアル現場で聴いたファンには何よりの想い出となったことだろう。試しに配信で弾いてくれるだけでも、この絵面の破壊力。

要するに配信ライブやこの間(不本意ながら配信のみとなってしまった)ソロライブとは違って、目の前でファン:しかも他の出演者さんのファンとか色々な人が聴いているシチュエーションではどういうことをしたらサービスなのか、インパクトを与えるにはどうしたらいいか、「フェスって何なのか」を表現したらしい。 

フェスに出たのが初めてだからって、その定義を考えてショルキー買う所が律儀というか真面目というか堅実というか。 

 

また、コラボでさなゑちゃんさんがその場で提示した曲、革命ジャズアレンジも、2日間ともラストの曲だった情熱大陸も、ござさんは電子ピアノでベースラインを担当したとのこと。ずっと。

革命ジャズアレンジなるものはござさんの生配信でそんな突拍子もない風景はよく見かけるのでまあ置いといて。ござさんはベース好きである。どれだけ好きかというとソロライブでバンド譜作ってたが、ベース担当の熊吉郎さんをしてこんなこと言わしめてるので、特徴的なんだと思います。作り出すベースラインが。

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(出典:アーカイブがないけど10/24の雑談ツイキャスでやっていたのがベースラインの練習だった。月刊ショパンの菊池さんとの対談によれば、色んな楽曲のベースの音の高さを消しておいて、自分でそれに即興でベースを弾いていく練習が大好きらしい。素人にはどうなっているのやらさっぱり)

でもねえ。他人にもこうやって評価いただいているはずのベースアレンジだが、「それで拍を取ってくれてるようで、ちょっと自尊心が芽生えました」って、ナニソレ。

自尊心って何ですか?今までなかったんですか?ちょっとはありましたよね?

まあこの謙虚さが地道な練習とそれに裏付けられた演奏を生むわけで。よしとしよう。(自己完結)

 

旗は実際に使われた

これも自分は実際に目の前で見たわけではないが、G興業さんで出演者に配られたPIANIC公式の旗は、実際に演奏中にひらひらと振られていたようだ。

けいちゃんさんからの提案だったらしいが、けいちゃんさんの時間枠で丸の内サディスティックを菊池さんも詠んで3人で演奏しようということになったらしい。

そしてまずけいちゃんさんが演奏中にござさんがなぜか旗振りながらスマホで撮影しつつ登場という、G興業伝統のお家芸である茶番劇で登場。あ、ござさんの独自のおもいつきですか。ま、いいや。そして菊池さんも登場。あんなに鍵盤がいっぱいあるステージでなぜか3人で1台のピアノに群がる図。「それこそがストピらしさだ」うーんなるほど。そうやって押し合いへし合いしながらわちゃわちゃと、ピアノで遊んで楽しんでる様子が目に浮かびます。

ほんでござさんはストピツアー御一行様PIANIC行きのツアーコンダクターかのように旗を振り振りベースを演奏していたそうな。

こうやって妄想で思い浮かべるだけで、もう面白いんだけどwww

 

≪余談≫

ここにアクリルキーホルダーがある。

言わずと知れた、去年5/30日の中止になったソロライブに向けて用意されていたグッズである。

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「あの キーホルダーは配る機会を逸しました」というわけであくまであれは配りたいのであり、有料チケットに抽選でつけとけば今回簡単に捌けたとかいう話ではないらしい。配りたい?次のソロライブはめっちゃお客さん入る筈ですけど何か?

売るものじゃないということか。

あくまで、ライブを聴きに来たお客さんにお礼でも言いながら手渡しか何かしたかったのだろう。でももうファンの規模が手渡しのレベルを超えているはず。

ここで改善策を提示しよう。

ござさん、同じ品を大量生産(もしくは受注生産)して、応募したら次回ソロライブのチケットお買い上げの方先着何名様抽選で当たりますとかいう風にしたらどうだろう。まだ現実味があると思う。