それはとある5月27日の木曜日のこと。
うちでは姪っ子たちと楽しくカレーパーティ。というよりは……「アンパンマンカレーがよかったのに~~!」と機嫌を損ねてぐずってる子をなだめすかして、何とかして食べてもらう。なのにごはんの後「なんと、今日はメロンがあるよ~~!(スーパーで安かった)」って呼んだとたん、大騒ぎで我先にと飛びついて寄ってくる子供たち。それをどうにか座らせて静かにさせる。パーティじゃなくて何かの戦いかな?
高1男子にもそんな時期があったが、むしろ今は姪っ子をなだめてる。そして、姪っ子たちの学童保育でバイトしてるお兄さんと化している。夕食の後も、一緒に空き地でバドミントンして遊んでいた。遅い夕暮れ時のキッチンの窓の外から、姪っ子が楽しそうに騒ぐ声がかすかに聞こえる。
さて、自分はというと。
rajiko プレミアムに入ってるので、洗い物をしながらラジオを見逃し機能で聴いていた。
【MEDIA】
— けいちゃんSTAFF (@keichan_info) 2021年5月25日
5月27日(木)J-WAVE(81.3FM)「STEP ONE」内コーナー
12:30~45オンエア『MUSIC+1』に出演!
出演日時:2021年5月27日(木)12:30-45「MUSIC+1」
ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜
WEB:https://t.co/O3aqPPrWGZ
このたびオリジナル曲を収録したCDを発売し、その曲をひっさげて全国ツアーに行くことになったけいちゃんさんの広報活動的なラジオである。さらに5/29(土)にはプレコンサート的な有料配信もあるらしい。【チケット購入先:日清食品 POWER STATION [REBOOT](←6/3まで視聴可能)】ということは、ツアーにスポンサーがついてくれたんだな、日清食品さんが。すごいなあ。
ラジオで司会者さんとトークが盛り上がるけいちゃんさん。今回のラジオは去年のねぴらぼ後の8/2にJ-WAVE の SELECTION NEO PIANO SEEKERS に4人で出て以来だろうか?とにかく、今回は個人でのラジオ出演。けいちゃんさんのオリジナル曲の「浄土」が電波に乗って高音質で聞こえてくる。これがまた全く違和感がない。どっかで自分も(ねぴらぼの感想か何かで)Youtubeの枠には収まらないとか書いたけど、そういう事だ。媒体は何にしてもネット投稿動画で流す代物ではない。番組ではその後もスタジオにあるシンセを使って、JAZZ風なショパンの革命など、けいちゃんさんの生演奏によるアレンジ曲メドレーは続くのであった。
えー、以上けいちゃんさんの近況でした。けいちゃんさんはかっこいい。オリジナル曲もかっこいい。真正面からかっこよすぎるので、特に自分は言う事はない。ファンも続々増えている。え、自分?Youtubeのチャンネル登録?しませんから。(←まだ意地張ってる)
そこで自分は考えた。
ござさん。
その良さって何だろう。
自分はどういうとこが好きなんだろう。
自分がイメージしてるござさんの未来像ってなんだろう。
その前の日の5/26の生配信の内容を思い出しながら考えた。
ござさんの良さ?
それは即興演奏。
そしてセッション能力。
リスナー全員にあくまでも公平であろうとするところ。
何よりも練習の鬼。それでいて音楽が好きで、楽しそうにやってるところ。
イメージしてる未来像って?
だから、楽しそうにピアノを弾いてる姿。
それとは一線を画して、職業としてピアノを選んだ以上商業としての音楽活動が必要になってくるーー要するに自らをプレゼンしてアピールしないといけない。
上記のけいちゃんさん然り。自然な流れでアピールできてて、それが人気につながるという好循環。
また菊池さんは効果的にTwitterを利用してて、非常に好印象。菊池さんの良さはそれだけではないが、このツイートだけ見ても菊池さんの人柄を端的に現しているという事。
どんなに上手く演奏できても観客1人しかいなかった時とかをめちゃ経験してるので、自分の演奏を聴いて頂けるのはとてもありがたい事なのです。
— 菊池亮太🎩(Anoatari) (@komuro_metal) 2021年5月23日
勿論実力も知名度もまだまだなのですが、今の自分の演奏を聴いてくださる方がいる事を大切に噛みしめながらピアノ弾いて行きたいと思います。
なんていうか、ファンと向き合えてる気がする。自分を認めてくれてるファンという存在に、正面から感謝を述べられてるし、なおかつ控えめながらもファンに魅力を発信しようという心意気がうかがえる。
その立ち位置がぶれてない。確固たる居場所とスタイルがあるから、自信をもってその演奏をファンに届けられるのだろう。
ござさんの良さは上で述べたが、あくまでそれは去年の2月に今までの仕事を辞めるまでのアマチュアとしてやっていた頃のスタンスに過ぎない。
では今のござさんはどういう姿勢で音楽活動やってるのか、ファンに対してどういった対応取るのが適切なのか。今の時点ではあらゆる点でツッコミどころ満載。とてもじゃないが、ネット上でのピアノ演奏を職業として顧客に満足なサービスを届け利益を出すべく……とはできてない。少なくとも第3者の自分から見て。
そこでご自分でも言ってる。過渡期だって。ピアニスト2年生とも言ってる。
ファッションに至ってはご覧の通り、言うに及ばず。
石橋を叩いて渡るござさんのこと、そんなにすぐに新しい方向性が出てくるとは思えない。何しろ、まずグランドピアノライブに半年は費やしているのだし。
過渡期なら、静かにその動静を見守ろうと自分は思う。
では一般的には?最大で3800人はいたと思われる生配信の視聴者数。最近2700人前後で推移している。Youtubeは初見さんも多いから一概にそれを基準には物は言えないが。でも通りすがりの人が多いからこそ、そこで初見さんにファンになってもらうチャンスともいえる。そのためにどうするかを考える過渡期なのかな。
とりあえずコロナが収束した暁に行こうと思ってるライブでも楽しみにしながら待ってみよう。PIANICで、観客を前にして演奏する事の楽しさを実感されてる気がするので、リアルライブはまた必ずあるはずだ。
なんか文章堅いな。
まあここが正念場と思っているので。
※こんな時に何よりもありがたい、tjさんのBGMチャンネル。どんなに思考回路バラバラでもすっと落ち着いた気持ちになれる。最近は春の定番J-POP動画:リンク しっとりピアノで春の定番J-POPメドレー - 春、桜、卒業ソング25曲【作業用、勉強用、睡眠用BGM】 - YouTube がお気に入り。再生回数がすごい増えているが自分の視聴分も結構な回数を占めてるのではと思う今日この頃。
ほんとにtjさん、BGMさまさまです。これなしでは何もまとまりません。
さてそのラジオの前日の5/26(水)の生配信。
最近の生配信は特に斬新さとか目新しさもなく、この分だとブログに書くこともないなーと思っていたので、静かに配信聞いて寝るつもりでした。
なんで目新しさを感じないのか?
配信で弾かれる曲が同じのが多いから。
「皆さんこの曲知ってますか?」
「JAZZも、お詳しくないでしょう。皆さんが好きなのはJAZZじゃなくてJAZZ風な何かじゃないですか?」(←過去の配信での発言)
と、リスナーはあんまり色んな音楽ジャンルに明るくない扱いである。
・どうせチャットも滝コメでリクエストだって通らない
・珍しい曲が弾かれるわけでもない
・何のリクが飛んできたのか目を皿のようにしてチェックする必要性もない
と思って最近チャットをオフにしていた。最後にスパチャ飛ばして終わりという風に。
※すでにこの時点でその兆候がある。
というわけで、今回ブログも書くつもりはなかった。
しかし。
確かに自分はアニソンもゲーソンもボカロも映画音楽も通り一遍しか知らない、ござさんから見たら単なる一般市民の域を出なくて「この程度でいいだろう」と思われてる部類です。でも、だからこそござさんの配信を聴いて知った曲、「こんな素敵な曲だったんだ」と思った曲は数え切れないし、それで何を思ったかピアノまで再開する勢いです。ござさんも月刊ピアノであらゆるジャンルの編曲を紹介してその魅力を普及させようとしてるんじゃないんですか?それで「よかったらぜひ弾いてみてください」的なコメントで、ピアノの、音楽の楽しさを広めようと尽力してるんじゃなかったんでしょうか。
その言葉を見て、詰まりながらもそりゃもう必死にピアノ練習してるんですけど?
あらゆるジャンルに音楽の魅力は詰まってるんでしょ?まず生配信でそれ弾いてもらったらいいと思うんですけど?
しかしこの生配信の「皆さんこの曲知ってますか?」の膠着状態を打破するなら、チャットをオフしているのはファンの権利を放棄してるも同然。レア曲の演奏が減っていくことに間接的に加担しているともいう。それは後ろめたい。せっかくメンバーシップ入ってスパチャも飛ばしてるからには、リクエストするくらいはいいでしょう。といっても、闇雲にリクしても滝コメの流れを助長するだけ。ここはレア曲を弾いてもらうのが目的のリクなのだから、自分の貧弱な知識でリクするよりも実際にレア曲をリクしてる人と同じ曲で気になるのをリクエストしてみましょう。(という協定を過去に結んでいたのを思い出した)
そこで 曲の合間にござさんがいつもの如く喋ってる。弾き語りならぬ弾きトークしたいそうですが、IQ5でトークしながらIQ3でピアノ弾くとな?ちょっと待ったそんなトークとピアノの需要どこにある?ござさんそんなに
喋らなくていいですから。
喋ると墓穴掘りますでしょ?誰が「荒城の月」の世代ですって?何か言いましたか?
リンク:荒城の月 - Wikipedia
1901年(明治34年)に発表された。中学校(旧制中学校)唱歌の懸賞の応募作品として土井晩翠の詩に、東京音楽学校の瀧廉太郎が曲をつけて書いた作品。日本における局では、これまでのヨナ抜き音階の日本の旋律ではなく、初めて西洋音楽の旋律を大衆に押し広げた歴史的な歌曲である。(Wikipediaより)
ござさんの天然ボケってわかってても、心象悪いです。贔屓目に見てる自分でこれだもの、初見さんがこれ聴いたら配信をそっ閉じされますよ。で、そのボケを回収できないでそのままどんどん墓穴にはまっているようですね。
ござさんの公式HPでもプライベート情報についてはほぼ謎のまま。トークで素顔がちょっとでも垣間見えるのはファンとしては貴重な情報源ではある。
とはいえ合間にトークしてたら墓穴を掘るのだし、演奏のリズムが失われるというか。自分はこの過去記事に書いたみたいな何か降りてきてるアレンジとか曲間の繋ぎが大好きなので、それが無くなるのは寂しい。
※去年、初めてブログ書いた日に勢いで書いたやつ。ござさんのアレンジの変幻自在さがいかに変態的か……(←褒めてる)もといどんだけ絶妙に即興に生かされてるかが衝撃的で、その勢いだけで書いた。
だからその変態的即興アレンジを存分に生かしてもらいたい。
…いや、前言撤回。なんか降りてきてる即興ぶりは相変わらず健在。
今回も生配信前半、月がきれいな日?だったということで月関係の曲が多かったあたり、このメドレー動画を彷彿とさせる華麗な演奏が続く。
………アレンジすごいな。
この前半部分だけきれいな曲メドレーでBGMでずっと聴ける……
でもいつもの曲やな。
職場のlightなござさんファンと朝の挨拶
— かまたまうどん (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2021年5月27日
「昨日のライブ見た〜?」
「ステキでしたね〜」
「あの、最後の方が…ブツブツ」
「間違えてましたよねー月光、月の光と!ござさんらしいけど!」
「(そこか…)」
「月光も大好きなのにな、最後まで弾いてほしかったです!」
…自分はブログ考え中🙄
目新しさがない理由を、翌日の同僚とのこの会話で何となく察した。
最近ピアノの音色での配信がつづいていたから、かもしれない。ガチクラシック派の同僚は今の音色で凄い満足していたが。しかしグランドピアノ配信はそれでわかるけど、折角FANTOM8で配信するなら作曲とか編曲とか以外にも色々できるシンセである。以前は色んな機能を使って一人セッションとか色んな事をしていたので、そういう変態的なアレンジ……バラエティに富んだ即興の配信が聴きたいなと思うのだった。ピアノの音色だけで配信するならスタジオでグランドピアノ配信すれば、同僚みたいなクラシック派も喜ぶのになと思っていた。
と思っていたら同じような意見がチャットに流れている。気がする。
やっぱもーチャットは見ないでおこうか。精神衛生上、よくない。と思いつつリクするために必死にチャットを追っているといきなりござさん、「えいっこの中から……!」とやって愛の夢を選び、しかもJAZZ風にやり始めた。
するといきなり沸いてくる「こういうの聴きたかったんです」というコメント。はーい、自分も!!
そうこうするうちにまたしても「時間が遅いので優しいピアノの音色に…」ていうのが始まり、どうせオルゴール調ってのはないよなあ、ピアノの音がちょっと違うだけで「攻め過ぎ」とか言ってて……ってなってもうそろそろ聞くのやめて寝ようかなと思いきや。
「ウッドベースたまにはやってみます?」
ときた。 「一応ウッドベースも出るようにはなってるんで……」←知ってますから。
何?ウッドベース?イイですね! しかも選曲がさっそくヨドバシカメラ!
キタ-・。+(ノД`●)。+
と思ったのは自分だけでしょうか。
そこからのチャットの沸きようが半端ない件。
明らかにそれまで潜ってたと思われる人達のコメントがチャットに一気に流れてきた。滝コメというかリクエストでない「待ってました」のコメントで滝になる勢い。すごい。確かに2700人も視聴者いて、普段チャットに流れてるコメントはほんの一部の人とは思ってたが、そんなに「実は期待してた民」がいたとはなあ。斯く言う自分も思わず(いつもはスパチャにコメント絶対に載せないのに)うっかり本音書いてスパチャを飛ばしてしまった。どうしてくれるんだ(←知らんし)
だってウッドベースからさらにブラスセクションの音色も加わってルパン三世始まったんですよ!?そこで黙ってろっていう方が無理でした。
スパチャも一気に山のように飛んできた。すごい。
そらもう前回のボカロメドレーのチャットの沸きようとは比較にならない。
何が良かったって、ござさんが楽しそうだった。それに尽きる。「ウッドベースとかやったの、久しぶりでした」って嬉しそうだった所。
キャラバンの到着のリクが来て弾こうとしたところで「3拍子の曲だけど4拍子で弾いちゃお」とか、そのリズム感からアレンジ力から何から、天才ぶりが遺憾なくダダ漏れになってる。(日本語おかしい)
そら自分もこんなモードですよ。これで何か書かずにいられますかっていう。
( >Д<;)なっ泣いてない……
— かまたまうどん (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2021年5月26日
まあ……ちょっと待ってください。
無料でだれでも聞けるYoutubeライブ。
後で見るなら録画も残っているのに。
何で皆こんなに必死なんだ。(自分もな)
何で一生懸命リクしてるんだろう。(だから自分も)
そうそう何で自分も必死でチャットに必死でくらいついてリクエストしてるんだろう。
最近チャットオフなのに、何で今日に限って配信かじりついて聴いてるんだろう。
やっぱござさんはござさんなりに頑張ってチャンネルをいいものにしようとしてると分かってるからか。
ござさんはござさんなりに考えて動いてるから。
それで聴いてる人も個人で出来る事は何かって考えて動いてるのかもしれない。
自分も無意識にチャットオフにしてる場合ではないなと感じたのかなあ。
しかし現実問題、自分にできることは宝くじ当たってグランドピアノをござさんに買ってあげるでもしない限りは、こうしてブログ書くことぐらいだ。
このブログ自体がツッコミ入れるだけで全く建設的でないっていう言い方もあるけどそこはまあ大目に見てください。
≪余談≫
ファッションのことは言うに及ばずと書きましたが、どうしてもちょっとだけいいでしょうか。就活のワイシャツをズボンから裾を出すと、単なる着替える途中のサラリーマンでしかないんですが・・・なんか、もうちょっと工夫は・・・
あ、すいません何でもないです・・・