立秋も過ぎ、お盆も過ぎた今日この頃。
前線が日本に停滞してる影響で(太平洋高気圧は何やってるんでしょう)雨続きですが、今年も出かけられず夏らしい事は何もできていないので、涼しそうな写真でもいかがでしょうか。徳島の大轟の滝(2017年撮影)。
突然ですがちょっと目に余ったので愚痴ります。
今年も夏らしいイベントがない。
つまり地元のフェスMONSTER baSH(モンスターバッシュ)は2年連続中止。開催4日前にして中止が決定し(遅いな)、既にステージも組み終わった中、当日(8/21)晴れた空の下で分解作業しているのかと思うとやりきれない。↓フェス開催地M町の方向。ほどよく雲が広がって日差しを隠し、熱中症予防にも適していたはずの気温。コロナさえ流行ってなければ。
出場予定だったアーティスト、行く予定だったファンの人は無念だったと思うが、悪いけどうどん県も患者増加ペースは最悪です。ここに緊急事態宣言地域から大挙して観客が来県したとしたら、もし体調が悪くなられてもこの辺の医療機関に受け入れる余裕はない。経済損失とか言う意見もありますけど命と比べることはできない。
そんなわけで自分はせっせとネットピアノ界隈の配信ライブをチェックする日々。そこでYoutubeをふと見ると、ロックフェスが配信ライブをやっている。場所は苗場、フジロック。フェスの本命キタ!??と思って配信画面を開くとなんとお客さんが普通に入っている。そのあまりの密集ぶりに、なんかコロナ流行以前の光景のような錯覚を覚えた。
これ見て少々キレました。自己中なのもいい加減にしろ。今の世の中イベントを中止・延期・無観客開催などやってる中、みんなどんな思いでそれを決定したと思ってるんだ。
(Youtubeからのスクショ。8/20の風景。去年過去のアーカイブかと一瞬目を疑った。)
そういうのはコロナが収束して、何の心配もなく楽しめるようになってからでいいじゃないか?まず、2メートルおきの間隔取れてません(間隔取っても感染は防げないけど)。
きっと観客はみんな………
全員ワクチン2回接種済み、数日おきにPCR検査、現地まで自家用車で個人で移動、かつ道中ではSAも含めて立ち寄り一切せず。(会場に隣接して立ち並ぶテントがありますね、おかしいな)当然現地では飲食店他コンビニから公衆トイレまで他の人と接触するところは一切使用しない。ーーー以下略。
ぐらいやってるんでしょうね?おそらく県を跨いで都会からやってきたであろうこの人達が、地元に帰ってさらに状況が悪化するのは目に見えている。2週間後の感染者数の推移が見ものです。彼らの地元にももう治療可能な医療機関は無い所が多いのでは?
この分じゃコロナ流行が終息する未来は遠いな。
愚痴コーナー、終わり。
さてYoutubeに戻って……夏らしく花火大会がテーマの曲でも聴こうっと。ござさんアレンジの作曲家繋がりで、ヘンデルの曲から。
今回は8/16の生配信ライブの感想です(前置き長すぎ定期)
冒頭の演奏は、配信の前日BSのTV番組で流されたヘンデルの曲だった。(原曲のアリア: G. F. Händel, Lascia Chio pianga. Soprano; Julia Lezhneva - YouTube)この天使のような歌声のアリアも美しいけど、ござさんにかかるとピアノっていう楽器を使った別の曲みたい。TV番組ではあくまでBGMであり音量も抑えめで陰に隠れていたござさんぽい音色が存分に味わえる。
単なる主題歌の伴奏音楽ではない、聴いていて一歩心に踏み込んでくるような、心のどこかを鷲掴みにして持って行かれるような不思議な和音。
視聴環境的に番組を見れてない人も、特別展のHPに掲載された絵を眺めながらござさんのピアノを聴けば、TVで見た以上に感動が湧き上がる。そんな素晴らしい演奏で今回の配信は幕を開けた。
かと思えばトークはござさんらしさが炸裂している。「なんか手の感じが分かってきました。癒し系の日とか激しい曲もいける日とか。今日は力押しではなく…しっとり系?」手の感じって、何なの。そういう観念的な感じで片づけられると……ござさんに有意義な表現を期待したのが間違いでした。そういやトーク中のござさんはIQ3。自分はまじめに演奏聴いて考えます。
7月ごろは、特に目を引くようなブログの字幕は流れてこなかった。それは最近は原曲通りのアレンジで弾く傾向があるって、(7/17?の)生配信で言われていたからだと思う。つまりゲーム音楽アレンジCD収録の影響か。依頼が来た仕事に関しては依頼通りのイメージでアレンジする必要があるわけで。(ござさんのアレンジならどうやっても絶対素敵な演奏になるに決まっているのだけど)
※ゲーム音楽アレンジの記事(追記:好評につきCDの追加販売が決定したそうです)
このCDレコーディングそしてTVの主題歌アレンジと、最近今までにないジャンルの依頼案件が舞い込んでいて自分は驚くやら嬉しいやら。今回、TVの主題歌の依頼内容を紹介してくれる声も、心なしか弾んでいるように聞こえる。そうですTV出演はこれが初めてです。(自分は舞い上がって職場のlightなござさんファンの同僚には番組の録画DVDを配り、他の人達にも「ウチの推しがこの間初めてTV出てたんです~」とドヤ顔で宣伝しておきました。)
ただ自分は、そもそもござさんが掲げてるメイン看板はアレンジだと思っている。(ベース演奏とか一人合奏も得意だし、ストピとかライブでもアレンジが前面に出されてる)
物の面白さを伝える身として、音楽などの芸術は表現である点において「かなり伝えやすい方」なんだなと最近思う。スポーツ競技を見ているとトップ選手の勝敗を分かつ要素が分からないことが多いし、esportsやボードゲームに至っては下手するとある程度知識がないと何が起こっているのかさえ分からない
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年8月16日
スポーツ観戦にはルールなどの知識が要るのはわかる。さらにその競技の経験の有無で、観ていて面白いかどうかも違ってくる。
では音楽は伝えやすい方なのか?
伝わってますよござさん。
個人的には音楽こそルールや理論などの知識がなくても(あればなお良いが)、言語とか人種とか国境を越えて理解しあえるものだと思う。
でも唐突に呟いたりして、ござさんどうしたんでしょう?自分の表現で相手に感動を伝えられたんだという確かな手ごたえを掴んだのかな。そんなことはネット投稿を始めた当初からの事だと思うが、何をきっかけに実感したのだろう?菊池さんのサントリーホールのソロピアノ聴いて頑張ろうと思った?いや、違うな。
そのきっかけがTVへのアレンジ楽曲提供とCDのレコーディングだと思う。
ござさんはネットピアノ歴は長くとも、演奏は今まで自宅配信と投稿動画が中心だった。(ストピブームはここ1~2年のこと)今回ひょっとして、ご自身の演奏を依頼案件を通じて客観的に聴くことができる初めてのケースだったのではないだろうか?生配信はいつも見直さないというし。そして聞く立場になってみて、客観的な評価をもらって初めて自分の音楽の世界観は他の人にも共有してもらえるんだという実感が沸いたのではないか。その伝え方は他の人にはできない、ござさんからじゃないと発信できない音楽がある。
ここで去年のブログをまたしても貼る。しつこいけど貼る。ござさんの発想というか才能というか、 自分の語彙力で説明できない分を絵に頼る(あきらめの境地)
ござさんのピアノは天賦の才。それと想像を絶する努力がもたらす奇跡みたいな演奏。泉のように次々とわきでてくるアレンジのアイデア。
神様に魅入られた存在。(別に宗教は関係ない)
(コードとか分かってないし)どうせ難しい事はわからないし、というか難しい事を考えながら聴きたくない。なんていうんですかね?
理性で感情を抑えていたくないというか?どの曲も素直に黙って聴いていたいというか。ござさんの作り出すストーリーをずっと聴いていたい。その音をずっと全身に浴びていたいのだ。
じゃあ感情のままにござさんの演奏を表現してみよう…(夜中にこっそり)
甲子園で勇ましく爽やかに流れてるはずの「栄冠は君に輝く」がJAZZ風?にアレンジされていた。配信の開始早々、この演奏にある意味自分の意識が全部持って行かれたと言っていい。
これを即興でピアノ曲にするの?
しかもJAZZ風に?
どうやって?
って一瞬戸惑ったのは杞憂に終わった。今回の感想を書こうとするとここから考えないと始まらない。規則正しいスポーツマンらしいメロディも優しく置き換えられてリズムは揺らいでいる。微妙にアドリブも入って、アスリート界のテーマソングがこうなるのかって、ある意味カルチャーショック。
こうやって軽やかなJAZZ曲で配信は始まった。アニソンも、洋楽も、心が軽やかに駆け上がっていくようなJAZZアレンジ。「皆さんが好きなのはJAZZ『風』アレンジなんじゃないんですか?」っていう疑惑はどこかへ消えたのか、吹っ切れたのか?Evrythingはアドリブの展開も本格的なJAZZに仕上がっている。その出来に自ら首肯するものがあったのか、単体の動画として投稿してくれた。そういうの待ってたんですよ。(勢いで自分も単体でブログ書いてしまった)
さらに情熱大陸。(自分は少しのフレーズを一か月かけて必死に練習して何とかというレベルなのに)アツいラテンのリズムはどこかへ忘れてきたという風なアレンジ、これその場で考えて弾けるんだ、何で?( ̄∇ ̄)←自分と比べるな「いつもはフォルテッシモ!ていう勢いだけど、そうはいきませんよっと…フフフw」 「しかしこういうアレンジの方が難しいんですよね」・・・???いつものが勢いと迫力にあふれた演奏とすると、感情を制御するのが難しかったっていう意味だろうか。
この、盛り上がってもあくまで抑制されたアレンジの情熱大陸に驚きつつ、しかしそれは序章に過ぎなかった(自分基準)。要するに、ダニーボーイについて書きたい。
ダニーボーイ=ロンドンデリーの歌。「出所が分からないくらい古い歌」とござさんが言うので調べたら、ほんとに出所が分からないくらい古かった。(※リンク: ロンドンデリーの歌 - Wikipedia )それは代表的なアイルランド民謡=ござさんのアレンジによく登場する童謡とか民謡の部類。アイルランドはすなわちヨーロッパに残る数少ないケルト人が住む所だ。 Danny boy以外にも庭の千草とか、スコットランド系なら蛍の光とか構造が似てるのか?ケルト系の民謡には日本人にとって郷愁を覚える、懐かしい景色を思い出させるようなものが多い気がする。
(※ケルト人は現在、この地図の濃い緑の地域が主な居住地。広義で言うとアイルランドとスコットランドは全土にケルト系言語が分布しているともいえる。(リンク:ケルト人 - Wikipedia )
ダニーボーイの抒情的な旋律は声楽や管楽器で歌われることが多いが、ござさんのピアノはそういう表現の枠を超えて胸に迫ってくる。
静かに始まるイントロ。
ござさん特有の不思議な、しかし魅惑的な和音が響く。
その合間の絶妙な空白にえもいわれぬ表情で耳に残る音。
囁くような、ひそやかな雰囲気。
一転してトレモロ(?)により劇的に演出されるメロディ。それまで計算され抑制されていた感情は解放されて、聴いていて細かく波打つ音に自分の気持ちはどこへともなく連れて行かれそうになる。
そして残照が消えゆくような、繊細なラストの音。
その余韻に浸っていると、このまま自分の心の宝物にして、大切にしまっておきたくなる。誰にも教えたくない秘密の場所に。生配信で多くの人が聴いているのに……でもそう思うのだ。
そこからいつもと違うハ長調のSummerに、明るく軽やかな響きに夏の終わりの微かな輝きを感じて心を打たれる。
続いて海の見える街から星影のステラまでが曲の配分的にも自分にとっては小さな真夏の演奏会に思えてならず、上を向いて歩こうの軽快なアレンジ辺りからラストまでをずっと延々繰り返して聴いている。去年の8月16日はござさんが配信で用意してくれた納涼コンサートだった。今年はこの演奏が自分にとっては夏のコンサートだ。
自分にとってはござさんのピアノは癒されるというよりは、人生に彩りを与えてくれる存在。外出もままならない、楽しみといっても楽しみようがない最近の世の中だけど、ござさんがピアノを弾いている限り自分の視界は暗くも灰色にもならないだろう。
弾いてくれる曲の数だけ様々な表情があって、その度にハッとさせられ、楽しい気分になり、また情熱的な盛り上がりに胸が高鳴る。
Youtube動画という娯楽的なもの、というよりは感性の根底を揺さぶられる危険な存在(あぶないという意味ではない)。少なくとも単なるピアノ演奏とは認識してない。
※参考リンク:過去のダニーボーイの投稿動画
2020年3月頃、学校は休校になり緊急事態宣言も出されて、そんな中で何か動画作れないかという事なのか動画の前半はなぜか家の中ツアー状態。演奏はペンギンマスクかぶってるがピアノは超絶ステキな感動アレンジだった。
ダニーボーイはその後ござの日ソロライブでも弾いてくれた想い出の曲。
この頃ペンギンマスクで撮られた別の投稿動画もあった。Lo-fi風一人合奏の、星野源さんの曲のアレンジ版。
もう一度思い出してみよう。
状況だけ見ればこの時より比べものにならないほど悪くなっている。
でも一人一人にできる事といえばこの時と同じく地道におとなしく対策するしかない。ござさんは当時、この動画を投稿することで黙ってそれを提言してくれていたんだと思って、自分もステイホームでござさんのピアノで楽しく過ごすことにします。
ぶっちゃけ問題、ござさんのピアノがあれば他に何もいらない。別に出かけられなくてもちっとも構わない。旅行に行っていた頃を思い出すとさみしいけどそんな事は今どうでもいい。仕事以外は完全に引きこもってる自分を見て高齢者には「どうしちゃったんだろう」と思われてるだろうけど、出かけることはタブーなのだからいいじゃないか、ほっといてほしい。
余談:
最近30代そこそこにしてなんと健康診断で高脂血症を指摘されたござさん。こう書くとネタにしか聞こえないが、れっきとした事実。30才ちょいで血液検査異常なんてあってはならないこと(大げさ)。介護職やめると同時にコロナ流行でステイホームの風潮になってしまい、突然ある日外出しなくなって運動量が下がった影響は否めないと思う。
血液検査コレステロール正常値でした!!!! pic.twitter.com/Ay1LrxFKP8
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年7月28日
しかしどうしてもラーメンが好きらしいござさん。健診の2次検査で上のツイート通り合格点をもらって号泣してる感があるwww。
泣きながらラーメン食べます!!!!!
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年7月28日
そんなに泣かなくても……
というわけで今回の生配信でも、検診以後思う存分ラーメンを堪能してることが空かされたわけですけど、いちいち素敵な演奏の合間にラーメン風評価挟むのやめてもらっていですか。「演奏終わった最後の音でふっとラーメンが頭をよぎった」もうそれ幻なんじゃ?
Everything ……濃いめで固めの家系ラーメン
上を向いて歩こう…醤油系、煮干し系。薄め、やわらかめ
かわいらしいアレンジ的な。
この配信が終わった所で所詮ラーメン屋開いてない(20時閉店?)。だからね、寝る前にラーメンは禁忌ですよ。食べる内容を改善してもそれじゃ意味ありませんし。食べるタイミング考えると寝る前こそサラダチキンで終わるべきでしょ。ラーメンは配信が無い日、通常の時間帯にお楽しみください。
そもそも家系って何ですか?次郎系とかとは違うんですか?うどん県民には何が何やらさっぱり。とにかく都会はラーメンの選択肢がいっぱいあって羨ましい限りです。
つまり家系とは濃いめのこと…また濃いめな渾身のアレンジ演奏聴いてみたい。
(↓↓ がんばって調べました)
さらに余談:
こうしてピアノの演奏を楽しみ、コンサートやライブが開催できるのも、当面は日本は平和だからである。コロナ流行の影響を除けばだが。
広島に原爆が投下されてから76年。
— かまたまうどん (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2021年8月6日
でも今は県外にも行けないので、これでエア見学会。
資料館がリニューアルしたそうでいつか絶対見に行くぞ。
戦争はちっとも過去のものではない。
今も世界はその脅威に晒されている。https://t.co/4K2B2qGTTE..
少なくとも日本では音楽を聴こうが、本を読んで考えようが自由、逮捕されたりしない。憲法で思想の自由が保障されているから。
ここで、横から高1男子が何やらしつこく尋ねて来る。どこで聞きかじったんだ?
男子「あ、あ、アフガニスタンが……!」
自分「え?何って?(最近ニュースになってたな)」
男子「んーーーー……聞きたい事、忘れた!」
自分「(そこが大事なんやないかい)←ツッコミ」
高1バカ男子には自力で調べてもらうとして、要するに最近アフガニスタンではイスラム過激派(タリバン)に政権を奪取され、TVや本、映画や音楽などの情報や芸術に接することはできなくなったということだった。もし発覚したら逮捕されるからだ。
さらに女性は、10歳までしか教育も受けられず、就労もできないらしい。
・外務省のページ: アフガニスタンの現状と問題
・BBCニュース日本語版:【解説】 タリバンとは何者か 米軍撤収のアフガニスタンで復権 - BBCニュース
日本で暮らす身からすると絶望的な状況。以前から周辺諸国に難民が流出していたとしてもこれで決定的最終通告という感じがする。ただしこの件で神様にお祈りして救いを求める系の発言は、第二次世界大戦後のイスラエル建国に端を発するキリスト教とイスラム教の争い(つまり今に続く中東戦争)を想起させるので、敢えて宗教色は排除したい。
タリバンの台頭はつまりアメリカとロシアの代理戦争の体をなしてきているので、この問題はそう単純なものではなく、簡単に解決もしないだろう。日本は難民受け入れには断固否定的だし、一般人の自分になどできる事は何もない。心の中で思い出しては問題提起するくらいしかできない。
繰り返すが日本では音楽を鑑賞していて逮捕されることは無い。それは幸せな事なのだとせめて認識しておこう。
連想するのは、ミレーの「晩鐘」。お祈りするとすれば、ウチは農民だし、この絵のように農民が収穫に感謝するところになぞらえてみた。
一説にはこの絵にはジャガイモしか収穫物が描かれていないため貧しい農民の現実を表しているともいうが、でも僅かながら賜った食料に感謝している姿は、今の現実すなわちござさんの音楽を楽しんでいる自分を投影できる気がするのだ。
それはもう僅かながらではなく、いくら感謝してもしきれないくらいの感動をもらっているから。
※参考リンク: 晩鐘 (絵画) - Wikipedia