そもそも自分がピアノをもう一度触ってみようと思ったきっかけはござさんが楽しそうにピアノを弾いていたから。今までのピアノのイメージと違って楽しそうだった。
自分が弾いていたころやってたのはエリーゼのためにと、トルコ行進曲をやった記憶がある。それからソナタとソナチネとツェルニーをやっていた。で、ショパンの別れの曲をやっていたが難しくて、つまらなくなってやめた。
要するに、そもそもごはんよりも何よりもピアノが好きそうなござさんと違い、自分は基礎練として渡されていたハノンを全くやって無かったから、できなくて当然。
何でハノンをやらなかったのかって、そもそも基礎練がつまらなかったし。
というわけでyoutubeでござさんを見つけて驚き、ござさんの指練習なるものを見つけて「ハノンと違うやん」と思って興味がわき、再度ハノンも弾いてみると訳なく弾けて拍子抜けしたのが、最近ピアノを再び弾き始めたそもそものきっかけ。
というわけで憧れの演奏といえばござさんだけど、素人の自分はそことは関係ない。
上達できなかったトラウマがあるので、練習してないとなんとなく落ち着かないからにすぎない。
そもそも何やっても究極に要領が悪いし。
練習したからといって何が変わるわけでも無い。
JAZZに至っては吹部時代も含めて徹底的に避けて通ってきたので、いちから調べている有様。
特にコード。Dr.Capitalの部屋とか、ずっしーさんの動画とかござさんの解説動画で何となくコード進行が曲のイメージとか構成とかのカギを握るのは何となくわかったけど、それを楽譜から読み解くにはいちいち書いて行かないといけない。
はっきりいってできる気がしない。普通のコードはいいですよ。でもござさんの動画とか見てるとサブドミナントマイナーとか分数コードとか何やら出て来るじゃないですか?
本を読み解く方がずっと楽(ラクな方に行ってもしょうがないんだけど)。パッと開いてページを見るとなんとなくそこのストーリーとか話の流れはパッと見たら分かるのであまり読まなくていいから。なんかイラスト見てる感じ。
というわけで頭で考えるよりやってみた方が身に付きそう。やるとしたらござさんアレンジ楽譜のJAZZ版(今年の月刊ピアノ5月号。今さらというツッコミはなし)。本当はJAZZのメインはアドリブ、らしいけどそんなことをやってる余裕はないので楽譜が弾けるようになってから考えます。
究極に要領が悪いので。
スポーツは全てダメ。字も下手。料理とか手芸もダメだった。
ただ本読んでる時間だけは楽しかった。だからずっと本を読んでいた。誰かと比べられることもなかったし、本の中なら何にでもなれた。本にはあらゆる世の中の事が詰まっていて、自由に想像が広がっていた。
ピアノはトラウマ。子供の頃にきっぱりと訣別したつもりだった。
そこで、大人になって去年のある日見つけたピアノ演奏動画。
ござさんが触ってて楽しそうだったピアノ。
だから自分も触ってみた。
本以外にも世界が広がる気がしたから。
触っててどうなるかは自分も知らない。
ネピサマの世界をまとめて一区切りつけたら、ピアノでやりたい事とか考えてみたい。