ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

9/16 延期じゃなくなったピアノ配信

 

 ※この記事は9/16生配信についてです。(つまりストピ動画より前)

 

この配信前後というか9月はウキウキ、ソワソワしっぱなしだった。自分のブログも時系列が思いっきり混乱してる。とりあえず散髪した(昭和やな)というのでワクワクしていたら……自分は去年の今頃のようなのがさっぱりして良かったかなー……別にピアノ聴ければ何でもいいんですけどね。

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ソワソワしてたのはCD聴いていたからだ。勢いでCDジャケまで作り、ノリでこんなの書いていた。色々順番がおかしい。ほんと時系列わけわからない。

 

暑さ寒さも彼岸まで。というわけで9月に入ってからめっきり涼しい。過ごしやすくなった途端にぞろぞろ出て来る蚊その他の虫には閉口するが、何といってもほぼエアコン無しでピアノ練習ができるのが自分には一番大きい。ござさんも幾らか快適にお過ごしだといいんですけど。過ごしやすい秋は文化の秋、スポーツの秋……テンプレ過ぎて何を今さら感がすごいなあ……(近所の学校では文化祭とか運動会も縮小とはいえ開催されてて良かった)

自分が子どもの頃は……秋になると、……友達と近所の山に登ってあけびとザクロを採っておやつにしてた。ワイルドというか野生児だ(春はつくしをバター炒め)。ただしワイルドって言っても、ウチの高齢者よりは自分は断然おしとやかである。
団塊の世代であるウチの高齢者いわく、

昔は学校にプールなんてない。夏になったら、ため池で泳ぐんや。ため池はそこらじゅうにあるからな。腹減ったらそこらのドジョウやフナ捕まえて食べとった。でも高校になると水泳の授業はそこら辺の島まで遠泳や。

 

 

なんか方向性が違うぞ・・・?

秋は何とも言えず寂しい季節だ、自分としては、大好きな夏とお別れする季節。

この歌とか?

八重むぐらしげれる宿の寂しきに人こそ見えね 秋は来にけり(恵慶法師(拾遺集 秋・140)

うらぶれた誰も訪ねてこない宿・・・それは自分のブログ(地下活動家だから)。でもこれでは余りにもやりきれなさが漂ってる。

 

木の間より漏りくる月の影見れば心尽くしの秋は来にけり古今和歌集・秋上・184〉

この歌では秋は物思いにふける季節と謳われている。今の現状はこっちがしっくりくるな。

 

これに書いた通り発端は、ござさんの告知を思わせるつぶやきだった。そのつぶやき以降、色々想像はつきなくて落ち着かない。しかし「次の配信では告知してくれるんだな!楽しみだなあ」程度に自分はワクワクしていたのだが・・・

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ござさんの生放送自体が、すんなり始まったことはあまりない。なんでもないように見えるが、いつも配信の設定段階で色々一筋縄ではいかない何かがあるらしい。と思ってたら今回は単に用事を忘れてただけのようだ…………

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よくある刑事ドラマの一幕

ーー法廷にてーー

原告:視聴者「えーっ??延期???折角、昨日から時間空けて都合つけてんのに!」

弁護士「こんな事は初めてですし……被告は以後気をつけると言っていますので…」

被告:ござさん「ほんのちょっと、用事を忘れてただけなんです……!」

検察官「忘れるなどという責任感の無い発言では、情状酌量の余地は認められません」

判事「被告に配信停止1か月の刑を言い渡し……」

「バタン!!」大きな音を立てて事務官が現れ、報告書を携えて何か弁護士に囁いた。

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被告:ござさん「どうかこれにてお目こぼしのほどを…」

検察官異議あり!やはり被告には、ファンを右往左往させて惑わせたかどで何らかのペナルティを……!」

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判事「結局ファンの皆さんは配信が始まって喜んでるから、いいんじゃないですか?」

斯くして法廷は幕を閉じたーーー

 

まー過ぎた事は忘れよう。喉元過ぎれば熱さを忘れる。(しかし…これが仕事の案件で、ダブルブッキングとなると致命的だから、これからスケジュール管理はきっちりお願いしますよマジで・・・大きな告知するような仕事きてるなら、尚更のこと)

 

前置き長すぎ問題(定期)。

秋がやってきた。ちょっとした街角の木の葉の変化に、空の高さと澄んだ空気にふと気づく。ござさんの配信では、そうした季節の何気ない変化を感じることができる。

冒頭は童謡だが今回はゆったり抑えめのJAZZアレンジ(ちょっと転調してクラシック風?)。こういうもの寂しくてやるせない、心のどこかにすき間ができたような雰囲気が苦手なんですよね、秋が来ると・・・ござさんのアレンジはそんな原曲から一転して渋いJAZZになっていたのでそんな気持ちは忘れることができるのだけど。

この曲は、後日動画でも投稿されていた(こっちは熱いアドリブバージョン)。

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色んな秋がある・・・この投稿動画だと紅葉が燃えるような景色が見える。それより、小さい秋見つけたといえば去年の今の時期も生配信で演奏されていた。

(※ただし、事務員Gさんの生配信にゲスト出演で。この日は(下記リンクの)浜松YAMAHAへストピルームに演奏しに行った帰り、みんなで生配信のゲストとして参加されていた。その中で突然ラジオ番組「MUSIK BARISTA」水曜のレギュラーMCである事務員Gさんが「今からラジオの収録です」と言い始め、気がついたらみんなソロ曲を収録をしてもらっていたという変則的生配信。この中でござさんのソロが「小さい秋見つけた」。収録を意識してかドラマチックというか胸を抉られるような劇的アレンジ。)

※資料動画:このツイキャスの帰り。

twitcasting.tv

 

横道それすぎ問題(定期)。

なんだっけ。ライブの始まりはゆったりJAZZからってことですね。

じゃなくてJAZZに扮したアニソンでしたね。

JAZZのガチなファンもいれば自分みたいな昭和の曲を懐かしむファンもいて、若いファンもいる・・・という状況の中、公共の福祉を目的としてピアノを弾いてるござさんが選んだ手法は、

「飛んでくるリクをJAZZで弾いてみよう」

というところだろうか、どの曲も原曲は素晴らしいがござさんの手にかかると落ち着いた雰囲気に統一されていて、いつのまにか独特の世界に惹きこまれていくのだ。

ちびまる子とかサザエさんなんぞ………!とかいう声をどこかで聞いた気もする。でも踊るポンポコリンの原曲をリアルタイムで知ってた世代から言わせてもらうと、

「あの原曲をここまで自分の手中に収めて自由自在に操るござさん凄い」

ってなるんですけど。日曜日のアニソン特集からあらゆる分野のアニソンコーナー、めっちゃ楽しいです自分は。

その極意は、JAZZの理論と言うか語法も大切だが、雰囲気というかJAZZ演奏家やJAZZの歌手を思い浮かべながら、その手法をそのまま踏襲するのも(特にアドリブなどでは)大事になってくるんだそうな。え―ーー?コード進行とかJAZZの縛りは多いと思いますが、多分脊髄反射でやってるんでしょうねその辺は。素人には真似できません。

ちびまる子はさくらももこさんがデビュー前、漫画雑誌りぼんに投稿して新人漫画家賞をもらった頃から知ってるし…踊るポンポコリンなんて紅白で生で見てたし……んで、ござさんはあの原曲をお洒落なJAZZにしてしまって驚くというか……

(ここで正統派ビル・エヴァンズのWaltz for Debbyを挟んでおきつつ)

キン肉マンも自分は多分リアルタイムで見てた世代ですから……メインで見てたのは自分ではなく多分兄ですけど、家にはキン消しが段ボール一杯?あってみんなでドンジャラで遊んでたし……

(さらに葛飾ラプソディ最終回モードで感動の渦に巻き込んでおいてから)

この合間に

「筋肉を鍛えてる」だの

「ピアニストっぽいアイコンがー怖いよー」だの

さらにイントロクイズを挟んで、大多数のわかってないファンを手玉に取って遊んでるござさんであった。

ただし。

イントロクイズが成立するのも、この混乱のるつぼみたいな曲名だけ見たら何の配信か分からないような振り幅の演奏ができるのもござさんならでは。

去年のねぴらぼまでの不審者時代のまだスパチャリクを取ってた頃の配信のトークを思い出そう。今思い返すとつくづく日本語として成立してませんから。そこから考えると聴いてて楽しいトークで配信を運営することができてる、と思う。あのころは4~5時間にも及ぶ配信でしたから、今の2時間に絞った配信時間は内容を充実させられてるという点では意義があるものになってるんじゃないか。スタミナ耐久配信というのでもなくなってる(?)からまず多分だけど押そうと思ってる鍵盤を押せてる気がする(伝わらないな・・・)。即興アレンジだから、ミスタッチ減ったというのとも違うな、難しいな表現するの。

アレンジと再現度がすさまじいので、もっと言えば何でも大体リクに応えれてしまうので、聴いてる人は配信の中で「このジャンルなら気に入った」っていうエリアがどっかにあるはずだ。ござさんはそれを意識してというか公共の福祉を意識して絶妙に毎回ジャンルをばらしてきてる、と思う。

 

というわけで配信の内容に多々希望する声もあるとは思いますけど、ござさんの思うように配信してればいいんじゃないかなと勝手に思ってるのであった。

自分はというとまさしく世代ぴったりリアルタイムで聴いていた宇多田ヒカルメドレーに感動してました。あの独特のリズム感、ボーカルを彷彿とさせるアレンジ、…感動。

過去の投稿動画にも感想書いたぐらい好きだった。


とまあ御託を並べてるのですが、好きな人の界隈と言えば今回の配信のメインイベントは

音ゲーメドレー

でしょう。自分が冒頭に挙げた過去記事通り、この生配信の前に発売された音ゲーアレンジCDのソロピアノ盤をござさんが担当したということでチャット欄もその話題でもちきりでしたので。CDのピアノ音源で実際にゲーセンで遊べるというキャンペーンも実施されているようでしたし。(※キャンペーンは11/10まで)

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各世代に配慮したジャンルを網羅しつつ昔からのファンも忘れないござさん、ありがとう。自分は昔からのファンではないが。

つまりかいつまんで言うと音ゲーはつまりござさんがニコ動投稿し出した学生時代によく投稿されていたので、10年前に動画見てた人達には懐かしい曲ばかりだったはず。今でもいくつかYoutubeにリンクは残ってるが煩雑になるのでここには貼らない。

あと、実際にそれらの曲でゲーセンでプレイしてた人達。

つまり今回のアレンジCDを買った本来の音ゲーファンの方々も配信においでいただいてたようで、チャット欄とかTwitterで楽しそうなつぶやきが散見されたのでそれもファン層が広がった(のか昔のファンが戻ってきてくれたのか)ようで自分としては嬉しい。

 

……ちょっと端折りましょうか。

昔はテクい時代もありましたねって、ござさん今の方が断然テクいでしょ。

正確にいうと昔学生やりながら、または働きながらあのレベルの演奏してたのは驚嘆に値するのでそういう意味では十分テクかった。

しかしそれはあくまでアマチュア時代だったから、今の専業でピアノ演奏できてる方が当然テクニックとしては上のはず、グランドピアノで練習・配信できる環境が整いつつあるという意味でも。

まあ技術を追い求めるのはあのテクい時代でいったん見切りをつけたそうなので、ピアニストとしてはそれ以外の表現だの理論だの後ラテンんの知識とか色々幅を広げかつ世界を深めてほしいなと思うのだった。

 

 

 

 

余談ーーー

この微妙なイラスト加工風の写真は一体??何でこんなことになってるんでしょう。どうせ、カメラに正面から向きすぎていつも同じ角度じゃつまんないから謎のカットにしてみたんでしょうけど……

だってどうしても視線は一点集中するんですよね。いいんでしょうか。罪悪感に苛まれている。これ見ると絶対思い出す人、ほらあのアレ……いや何でもありません……

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