ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

1/5生配信ライブ

 

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新年明けましておめでとうございます。

絵とか書けないので、家の鏡餅の写真を置いておきます。

え??

大丈夫ですよね???

完っっ全に間に合ってますよね???

 

 

目次:クリックで各項目へ飛べます

 

 

 

新年の抱負(実行したい)

このブログは意図的に内容を書けるわけではないけど、ござさんについてのみ(たまに他の事も)発動する字幕みたいのが不規則に流れて来るので、それをがんばってまとめてるのがこの部屋です。なんか魂の叫びみたいな?だから時々注文つけたり文句言ったりするかもしれないが。いい事ばっかり書くとは限りません。(※ただ、あくまで時間的にできる範囲での話です。書きためてた年末分の下書きはバタバタしたまま仕上げられてないのでボツです。そういう過去は振り返らないスタイルで行きます)

読みたい本とかも、こうやってツイートしとけば半ば自分に強制力が働くからやらざるを得なくなるし、取りこぼしが無くなるwwwww戦争と平和とか何年かかってるんだ。

 

ござさんの抱負は「ピアノを弾く」だった。じゃあ自分もピアノがんばります。というか自分みたいな素人はがんばってコツコツ少しづつ練習するしか未来が拓ける道はないのだったΣ(゚д゚lll)ソウダッタ……

 

懐かしい日常の風景

去年はコロナで親戚がほぼ誰も来なかった。

しかし今年は最近移動が緩和されていたのもあって、いつものお正月の顔ぶれが2年ぶりに揃った。いつもグループLINEでコミュニケーション取ってたからいいやと思っていたものの、会ってみると子供たちは背が伸びて(というか姪っ子が一人増えていて)、成長なりに遊んだりケンカもしたりして、またお餅をつき、一緒に初詣も行ったり、やっぱり会ってみないとできない、わからない事は沢山あるなと思った。

と、そんなきれい事は置いといて、とにかく1歳児が今年はいるから例年とは違って気が抜けない。「違う家で知らない人ばかりに囲まれ、聞こえるのは外国語みたいな方言ばっかり」(by妹)の中、姪っ子が少し慣れてきたのは10日の滞在も3分の2を過ぎたころ(笑)。ママ=妹が背を向けただけで常に大泣き。何でも口に入れる。歩けば2、3歩で転ぶ。

こんな調子で姪っ子や子供たちを必死でみんなで相手しつつ、久しぶりの「いつものお正月」を過ごせて、それなりに楽しかった。

日常が帰ってきた気がした。

この貴重な時間を目いっぱい楽しみたかったので、その間ネット世界に対して自分の意識はオフになっていた。ネットを眺めてはいたけど、その時は自分の居場所はそこには無かった。(なんか愚痴は言ってたかもしれないが)

 

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 ↑ こういうスイッチがプチッと切れていた感じ。(なぜかこのスイッチ盤NATIONALの文字が上下逆だがそこは問題ではない)

色々バタバタしててそもそも紅白も箱根駅伝も記憶にございません。ふと我に返ったのは妹一家が関東まで帰った次の日くらいだった。

あーとにかく1歳児さんに何も事件がなく、上の甥っ子にも元気で楽しく過ごしてもらったようで、何はともあれ一安心である。また高1男子には負う所が大きかった。甥っ子と毎日お風呂に入ってくれたり、ちびっ子の喧嘩の仲裁してくれたり。どうもお世話になっております。

 

そこで肩の荷が下りたので、現実世界に戻ってピアノの練習を再開し、こんなのを書いている次第です。

 

 

ピアノの世界を思い出す

さてパソコンの電源も久しぶりに入れ、ピアノもほぼ2週間ぶりに練習してみて、思った。

腕が動かない!指もフラフラして力が入らない!すぐ疲れる!

ござさんのピアノ動画も久しぶり過ぎて、生配信も直視できなかった。なんか照れる(勝手にやってろ)。

 

そう、この記事は1/5の生配信の感想です。前置き長すぎ(定期)。

妹たちが関東へ帰っていく日の朝、何かと思ったら配信のお知らせが来ていた。朝早くのお知らせ……多分それから寝る所だったんですねなるほど。

 

自分は年末年始の疲れに加えて仕事始め以降の疲れもあって、リアタイで聞いてみたのはいいけどたぶんそのまま寝落ちした気がする。

 

スタインウェイ……?

過去にもスタインウェイ配信で凄い演奏あったような……

スタインウェイピアノ配信! 2021/02/23 - YouTube

その配信の感想記事。

この当時、配信ライブでは初めてだったスタインウェイのピアノの音色を楽しむというよりは、今見るとおっかなびっくりな感じでピアノに対峙していたござさん。

(今はメンバー限定の配信アーカイブだが)その演奏は、渚のアデリーヌひとつ取ってみても、華やか且つ煌びやかな響きにあふれていて豪華絢爛、目もくらむようなまばゆい光が辺りを覆い尽くすっていう感じ?

例えて言うなら。

社交界のデビュータントの令嬢やご子息方が、初めて華やかな衣装をまとって公式な舞踏会に出席するため、周りの装飾に目を奪われながらも、こういう大理石の階段を息を詰めて一段ずつそっと昇っていくっていう光景を思い浮かべた。

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(画像リンク:ガルニエ宮 - Wikipediaいわゆるパリオペラ座)

 

 

そんなピアノを触ってはいちいち感動したり驚いたりしていた季節は過ぎたと言っていいだろう。その間の色々な舞台での経験とかグランドピアノ配信の積み重ねが、演奏スタイルに厚みと落ち着きをもたらしているようだ。

 

今回は、(幻想即興曲の後に)「こうやって弾くとこういう風に響くんだなっていう勉強になります」とか具体的に目的をもって演奏(という名の練習)をされてる気がする。

去年のスタインウェイ配信が豪華絢爛なら、今回の配信は思慮と機智に富んだ落ち着いた演奏。すっかりスタインウェイさんとも仲良くなられて、相手の出方を把握したうえでこちらの持ち札=アレンジを自由自在に使いこなすっていう余裕を感じる。

今回の配信をイメージで例えるとすれば。

ウィーンの美術史美術館とかぴったりなんじゃないだろうか??

装飾一つとっても、彫刻にもなんか落ち着きを感じますよね?(自分だけ?)芸術と学問の神様のご加護を感じません?(自分だけだな)

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(画像リンク:美術史美術館 - Wikipedia

こっちの建物はガルニエ宮と同時代、19世紀後半にハプスブルグ家がウィーンの都市改造の一環としてウィーン城壁を撤去しリングシュトラーセ(都市環状道路)を建設した際、その沿線に自然史博物館と対になる建物として造られたもの。

 

ゆうても、知らないよここどこだよ?ってなりますよね?

スペイン-ハプスブルグ家から送られたマルガリータ王女の肖像画で有名なとこです。

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(画像リンク:ディエゴ・ベラスケス - Wikipedia

なんのこっちゃ。

横道に外れついでにもう一ついってみよー。この絵でも有名です(他にも名画揃いな所ですけど)。フェルメール(真珠の耳飾りの少女とか描いてる人)の、「絵画芸術」。

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はい、くわしくやってるとどんどんオタク道に外れていくので、「あーなんか落ち着いた色合いの絵だなー」とか「静かだなー」とか「今回の配信もこういう理知的な雰囲気を感じるなー」ぐらいに思っていただくのが目的です。

おかしいなこの項目のお題が「ピアノを思い出す」だったはずなのに。話題がずれまくってる。元に戻らなくちゃ……

 

えーと今回の配信についてですね。

服が懐かしい黒いシャツだったのでそこが感激です(そこ?)

この時のインタビューが初お披露目のシャツ。その後12~1月のグラピ配信とか動画でも使われてたシャツ。自分的に色々思い出の時期で、このシャツ見ると色んな出来事を思い出すのです。

 

じゃなくて。この記事はピアノの感想についてだったはずだ。おかしいな。

 

ピアノとシンクロ率が高い件

シンクロですか……そういや年末の紅白でエヴァンゲリオンが話題になってたような…?紅白見てないから詳しく知りませんが。

じゃなくて。

今回の配信は落ち着いてるって上で書きましたが地味っていう意味ではありません。スタインウェイの特徴?音の質とか反響とかを分かったうえで(どっかでスタインウェイのピアノありましたよね最近。10/29の追加告知配信とか?)それを前提にアレンジ考えてるんだなーという意味で落ち着いてる、と書いたまでです。

だから演奏もやたら豪華、というよりはより半端なく劇的に演出されて感動の嵐、といったところでしょうか。その演出のバリエーションが真に迫ってて息が止まりそうです。

ねぴらぼといいござの日ライブといい、本番直前になるとござさんは半端ないレベルでほんとにピアノの前に缶詰になってひたすら練習されてたので、今回も「血反吐をはく(10/2の重大発表より)」くらい練習されてるようですし、きっとお正月明けに配信あったらすごいんだろうなあ、と年末バタバタしながらぼんやり思ってましたが、そういうありきたりな自分の空想は軽くすっ飛ばされていったのでした。

 

今回の配信は3部に分かれると思います。(そんなの見たらわかる?まあまあ……)で、自分はそれぞれのパートごとにわけて永遠にリピしてる。

ござさん、シンクロしちゃったというかもうピアノそのものになっちゃったんじゃないの?と思う。ござさんの本体はピアノで、姿が見えてるござさんは配信になると幽体離脱して出てくる思念体なんじゃないのと思う。

なんのこっちゃ……

まー気にせず行こう。

 

左手のリズムがかつてないレベルで正確?かつキレキレ。※ポピュラーピアノの左手講座 - YouTube(多分この動画で解説されてるやつかな……ずっしーさんが命名してくれてた)

低音のガツンとくる響き(flamingoとかブルーボッサあたりの)。やっぱスタインウェイさんは低音もぼやけずにはっきり主張してくる。ござさんはそこをお気に召したのか、BASS音域をフルに使って伴奏っていう範疇を超えてそれだけ聞いても曲になりそう、みたいな左手になってる。

かといってじゃあ高音はうるさいのかというとそんな事はなく、繊細なきれいな響き。四国では見られないのでリンクを貼りますが、こういう凍てつく空気に浮かび上がる氷の粒、みたいにきらめいている。

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(画像参照:ダイヤモンドダスト|北海道観光公式サイト GoodDay北海道

 

ともかくござさんの演出によってはっとするほど綺麗になり、また心臓を鷲掴みにされるような真に迫ってくる展開になり、……気づいたらどの曲もまたリピートしてしまうのだった。

どれがすごいって、全部すごいです。(こんだけ前振りしといてなんという陳腐な感想……)

曲の説明だけ見るとおなじみの曲揃いですが、最初のワルツ・フォーデビーからしてお洒落なアドリブ満載、一月一日で昔ながらの季節感を出しながらも、あとはどこかござさんの世界へ飛んで行ってしまっておりました。

 

ここで突然営業部員と化す自分。対象はこれを読んでるメンバーシップ入ってない人。

これはちなみに生配信のため、一定期間たつとメンバーシップ会員向け動画コーナーへ入れられてしまいます。勿体ないと思うんですよね?これだけの文化遺産(と敢えて表現しよう)、メンバーシップ会員に独占させてていいのでしょうか?

しかしそういう制度なのでやむを得ない。

そこで。会員登録すればこの動画が好きな時に見れる!ラーメンプランのグレードにすれば期限も無し!

いかがでしょうか!もし資金に余裕があれば、ぜひご検討くださいませ!

(別に何の回し者でもなく、ただ自主的にここで叫んでるだけ)

 

とにかく剣聖のアクエリオンまで、1曲たりとも聞き逃せません。どの曲も胸をえぐられるような、良く言えば力強く勢いにあふれたものになっております。

特筆すべきは最後のメドレータイム。なんと30分以上やっていた。どの曲も、配信中の勢いのまま、さらにひねりが効いてます。

 

なんかこう書くと月並みにしかならないけど、今回の配信はとにかく聴いてみる事だと思う。色んな意味で既成概念がぶっ壊される気がする。そしてござさんのいる別宇宙へ気付いたら連れ去られているのだ。

 

 

ござさんにおける年末年始の展望

年末年始、ござさんは何をされてたかというと。紅白を見てたりその後の深夜番組を見てたそうな。お酒とつまみをちびちびやりながら。紅白見るにしても、ござさんちはTV無いじゃん。と思ってたら、ご実家に帰られてたのでした。「その時だけです」とか強調されてましたけど深夜番組も含めて見てたってことは大晦日はご実家で泊まってたんですね。そういうふうに何気なく帰ってきてくれて、お雑煮も食べてくれて、ご両親はお喜びの事と思いますがね。何も紅白見るために帰ったんですよ的な事言わなくてもいいんですよ。

ていうか、「お雑煮が余ったからもらって、タッパーに入れて持って帰りました」っていうのがどういう状況なのか理解できない。

お雑煮って、お出汁(お澄まし又は味噌)でお餅を炊くんですよ?余ったらお餅が溶けるじゃないですか。お雑煮のお出汁が余ったって意味ですかね。それで、レンチンしたお餅をお出汁で食べなさいって意味なのか?なんかよく分からないけど超気になる。

 

そういえば年末年始のござさんのコメントがあったので振り返ってみよう。直接リプすればいいのにって…?照れるし(←ダメだ、やっぱ勝手にやってろ)

この点については、自分が感謝したいところだ。

なぜなら従来の自分の認識、つまり

ピアニスト=音大を出た人がクラシックを弾いてる」

ピアノ演奏=解釈にも教養が必要な、堅苦しくて敷居が高い高貴なジャンル」

「つまりピアノは一般人が聞いてもどうせ分からない難しい音楽」

という観念を真逆から覆してくれたのがござさんのピアノなので、その演奏に出会ってなかったら一生ピアノを弾いてみるどころか聴くことも無かったと思われるから。

世の中ではこういう狭い世界を飛び出して、ジャンルとか色んな垣根を超えて実際にピアノ奏者さんたちが色々模索しながら活動されている。自分はその入り口がござさんだけだった話。

とにかく昔と比べてピアノを聴いたり演奏するにあたって手段やジャンルの垣根は非常に低くなっていると思うので、そういう意味で感謝したい。

 

 

「後世まで芸術として伝わるかどうか」ですか?

自分にとってはござさんの作る音が芸術であって人生になくてはならないものですけど、何か?

芸術とは。

表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動を表す。(※芸術 - Wikipediaより)

……なるほど、表現者と鑑賞者は相互に作用しあうのか。

それはさておき、ござさんの事にのみ発動する字幕が流れて来る自分としては、ござさんのピアノは唯一無二の芸術ってことです、この定義によれば。

 

自分はお正月が終わったところで、ピアノの世界に意識が戻ってきた。

その間聴いてないブランクが長すぎたのもあるが、久しぶりにピアノの事を思い出した時、心にぽっかり穴が空いたような、何ともいえない寂寥に支配されていた気がする。

この満たされない虚無感はなんだろう?

それは、

「ござさんのピアノには聴かずにはいられない謎の引力があるから。」

≪長い事聴いてなさ過ぎて成分が足りなくて気付いたらメンタルぽくなっていた≫

と定義することで説明がつく。それが芸術ってことじゃないのかなあ?人間の本能に訴えかけてるというか。

その表現が時代を超えて受け入れられるかどうかが、後世まで芸術として伝わるかどうかだと思う。

ござさんの演奏、ござさん独自のアレンジ、ござさんが残した楽譜……そういう記憶が後世に受け継がれるかどうか?

取りあえず自分はおばあちゃんになってもござさんのピアノを聴きますがね。

 

 

 

 

地味だけど大きな変化

そういや余裕といえば。象徴的なのは、配信序盤で回線の不具合で放送がオフラインになるくだりがあったが、その後対策を講じられてあっさり配信を再開されたところ。

ござさんいわく「ビットレートを下げました。画質は悪くなったかもしれませんが音質はそのままだと思います」云々。

この配信の最中のトラブル発生に対しての冷静な落ち着きぶりをご覧ください。すごいの一言です。

そこでいつかの配線不具合だった配信を思い出してみよう。

 

この時も(有線接続までやって)様々に工夫されてはいたようだが、回線接続の成否というのは運もあるらしいから努力だけでは解決はできない。

それだけに今回の配信において、その鮮やかな対応が何気ないように見えて、自分にはいっそうその背中(半分しか見えないけど)が大きく感じられた。

ピアノと関係ないといえばそれまでだが、ネピフユ振り返りツイキャス(確か2/3ごろ)かどこかで「グランドピアノ配信の目的」について語られてて、それが「配信スキルを極める」だったと思う。そのためにキャリーケースいっぱいの機材を持ち運びながらも配信できるかどうかはWifiの具合によると言うロシアンルーレットみたいな状況だという裏事情が説明されていた。

「色々なピアノを演奏できる」というスタジオの利点を生かすためにどこでも配信できる技術をマスターするのが目的、つまり配信の内容を充実させることも含めてピアノ練習の一環でもあるし配信内容も向上するから視聴者サービスにもなってるという意味だろうか。

ほんとはござさんにグランドピアノ、それもいいやつを購入してもらって家で思う存分練習してもらいたい所なのだけど(それには自分が援助できる資金はホコリみたいのしかないが)、スタジオ配信にはこういった一家言を持っているようだったので、そこはござさんの自由に練習してもらえばと思う。

そういう所も含めて、ござさんの動静はそもそも安心して見ていられる感じがする。

理由が分からなくても「ござさんのやる事にはなんか意味がある」から黙って見とこうって思える。