それは3月24日の木曜日のことだった。
いつもの曜日にいつも通りござさんの生配信のお知らせがあった。
そこで見に行ってみたものの、配信開始時も、配信を通しての平均も、同時視聴者数がなんとなくいつもより少ない。1450人くらいだっただろうか。
年度末だから、世の中が全体的に慌ただしいからかなあ。
入試や進学、卒業と入学のシーズン。就職や異動。引っ越しして一人暮らしや単身赴任始めるひともいるだろう。家族もそれに合わせてバタバタする季節だ。今の時期送別会とかやってるのかは知らないが、出会いと別れが交錯する春。それぞれの人がそれぞれに新しい生活環境になる前の準備に大わらわだろう。
そもそも年度末に向けて社会人は締めとか色々仕事の区切りでもあるはずで、追い込みの残業とかやってる人も多いだろうし。
今の時期、じっくりイヤホンだけでもつけて配信聴くために2時間を割くのは実質現実的ではない気がする。(自分ですか?パートかつ年度末は関係ない職場です)
ござさんの生配信の視聴数を見ていると、いつも2~3日で同様な再生回数にはなっているので、(定期的にやってくれることが分かったから)最近はファンの何割かはあらかじめアーカイブに回っている可能性もある。配信の時間が早すぎて生では聴けない人も一定数いるはずだ。(8時ですか?ウチの男子が小さかったころは7時から8時にかけてお風呂タイムその後歯磨きでしたよ。ええ、自分の時間なんてもっと後でしたよ。)
しかし最近のござさんは4時起きの9時?就寝だという事情からいって生配信が早い時間にあるのはやむを得ない。昼間にライブのリハとかやってるのかな。
ござさんを取り巻く事情も刻一刻と変わってきている。1月15日のソロコンサート後の生配信で「そのうち皆さんにお知らせできるような事が色々と進行中です、お楽しみに…」と言われていたとおり、ござさんの環境は文字通り激変しているといっていい。
そんな中毎週定期的に生配信をいつも通りの演奏で行ってくださるだけでも、視聴者としては感謝するしかない。
毎週、
あのクオリティで、
生配信。
はっきりいって、
ファンにとってはこの上なく、
贅沢。
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今回のイントロ画面
ござさんの大きな古時計のピアノが優しく流れる中、ライブ画面はござさんが現れるまでの待ち受け画面になっていた。
青い蝶が飛び交っている。地面も光る苔?か、青く明滅しているのが不思議な雰囲気。
見たこと、ある人いますよね???
この懐かしの待ち受け画面、初出はこの時だった。
2020年8月16日の納涼コンサート。
それは、ねぴらぼが終わってその後色々模索されていたござさんが打ってきた次の一手だった。色々と斬新な企画だったと思う。(まだこの時サングラスですが)
(分割2画面はその前からだったけど)特筆すべきはバンド演奏の他パートを全部打ち込みで用意し、生配信でその伴奏トラックにピアノ演奏を合わせていく所謂「一人セッション」だったという点。一人セッションはそれまでも投稿動画とか、ねぴらぼ告知配信とかでもされていた事がある。
しかしこの配信では用意されていた伴奏トラックがすごかった。ござさんのピアノ生演奏もすごかった。
ただ一つこの生配信で惜しい点がある。
惜しいというより致命的。
配信が雑音で聞こえなかった。
そのためにせっかく作った打ち込み伴奏音源を削減し、データ量を減らして演奏とかいう、本末転倒なもったいないことをやっていた。
色々配信の中でござさんは原因を分かっていたようではあった。改善点もいくつか挙げられていた。しかし納涼コンサートは引っ越しする前の部屋だったから、改善の仕様もなかったのだろう。(ミキサーとオーディオインターフェースを繋いで……とか、配信して録音ファイルを再生し、音色ソフトも動かし……だと、パソコンメモりが致命的に足りないからとりあえずパソコンがもう一台要るとかなんとか)
※だから引っ越し後のこのリベンジネピサマが、余計に胸に刺さるのだけど。
【ネピサマ】リベンジ!ござの新居お披露目Live! - YouTube
※その後のこの放送(リアルタイムで録音)では音声の不具合はもう無かった。
一人セッション放送 2020/10/03 - YouTube
※資料:一人セッション生配信はその後もされている。どれもすごい(語彙力)。
2021/10/24 配信開始します / ござキャス - ござ 🎹 (@gprza) - TwitCasting
2021/8/28 この後半から一人セッションあり【ネピサマ】す ご い 配 信 Ⅱ - YouTube
今回の配信の角度はその納涼コンサート(の2画面だったころ)を思い出す。
画面・・・カメラをちゃんと三脚で固定なのか安定。
音・・・機材もあのころとは違うから音がきれい(相当投資してるはず)
またサングラスももうないし、あのころとは違ってござさんの音楽活動はとても快適そうな環境になったなあと思う。
聴いてる自分らファンにとっても、このクオリティで毎週決まって生配信をやってくれるということは、贅沢なことだ。
3月の生配信ライブ
自分は2月までは冬なのでほぼ冬眠していたため、この記事も毛布にくるまりながら書いてて、寒さでダメになるかどうかの境目をさまよいつつ(あながち誇張でも何でもない)どうにか春まで生き延びた。しかし来年の冬は無事に越せるかわからない。どうしよう(←知らんし)。
とにかく春になって3月の生配信は3/24で4回目、毎週きっちり木曜~週末にライブしてくれている。あれだけイベントを目前に控えてて多忙な中。本当に頭が下がる。
懺悔コーナー
しかし自分はせっかく暖かくなったものの、ござさんのピアノにどう向き合ったらいいかわからず、ピアノ見るとモヤモヤし、家で練習はしていたものの感想は書く気にならなかった。イベント告知の記事は脊髄反射で書いたけど、ピアノそのもののに事は向き合えなかった。
ある日突然書けなくなったと言った方が正しい。ござさんのピアノは小さい頃からの練習の積み重ね、またJAZZやPOPSの独自なアレンジは長年の生配信で積み重ねた即興演奏のパターンの多さに基づくもの……と考えると、自分がこの部屋でなんか言ってるのはまさに素人のつぶやき、そんな外野から考えたところで釈迦に説法的なトンチンカンで的外れなことやってるなーとある日突然思った。
あんまりにも上から目線の勝手な思い込みにあふれたこの部屋。ござさんのピアノを素人が考えたところで意味ないやん、もっと音楽が分かってる人が書けばいいやん。
という思考回路に切り替わって、ござさんの動画は見てたけど、生配信の感想はどうしても書けなかった。そこでリハビリに全く違うテーマ(震災の事を思い出してた)とか書いてみたり、黙ってても余計な事考えるだけだからピアノの練習がんばったりしてた。
というかTwitterにはブツブツと思いつきを連投してた気がする。ござさんに向き合わなければいいだけだと思って。
そこでリハビリを一回りして、ござさんのピアノはいままでの努力のたまもの、自分はある日偶然通りすがりにYoutubeで見つけただけだから音楽関係者じゃないし、見て思ったことを書けばいいだけだと開き直ったので、とりあえずこれを書いている。
以上、懺悔コーナー終わり。
あーすっきりした。
そんなこんなで今回配信を聴いてみたら、最初から髯ダンメドレーYoutubeストピ動画の曲バージョンで、その動画でござさんを知ったなあ……と感慨にふけっていたのだった。しかもきっちりYoutube動画とは違うアレンジに仕上げてくるあたり、ござさんはアレンジを「なんとなーく……」とか言ってるが絶対記憶をもとに、分かってやってるなと思う。
今回の弊害:この髯ダンメドレーでストップして先に全然進まない。永遠リピ。
イエスタディの疾走感から宿命のドラマチックな展開、これ聞くとやっぱござさんのピアノいいなー、初めて知った頃思い出すなーって、作業とかの手が止まって仕事にならない。どうしてくれるんだ。
私たちは実験台……その通りですけど何か?
ここ最近こんな調子だったので生配信のチャット欄もずっと閉じてた(スパチャ以外)から、自分は最近ちっともリクエストを投げなくなった。というか、チャットの流れが速すぎて、自分は全然ついていけないし。変な横槍を入れるより、珍しいリクエストがどんどん来るので自分はそれを聞いて楽しんでる。
珍しいリクエスト、珍しいアレンジ。
昭和~90年代のPOPSも、人気曲を意識しているようでさりげなく名曲ばかりを取り上げられている。
ござさんにとってはコード進行?アレンジが?名曲なのだろう。
そんなこだわりは分からないが、どの曲もその時代を代表する名曲。それをござさんなりにストーリーを持たせて、劇的な展開に仕上げている。
自分は自分なりに思い入れのある曲ばかりだったが、再び昨日の事だったかのように新鮮なイメージをもって甦るというか、新たな命を吹き込まれてよりいっそう聴くものの心に訴えかけてくる。
大好きだった曲たちが、もっと好きになる。
一曲ごとに物語に仕立てられて、まるで一つづつドラマを見ているかのような臨場感。
アニソンは自分はくわしくないけど(這いよれ!ニャル子さんとか何の事かと思う)、それぞれ曲調が違うが怖いほどの臨場感で迫ってくる。(原曲聴いてみたら動画としてのアニメはかわいいけど)その再現度がすさまじい。
JAZZも知ってるようで知らない曲をと言いつつ有名曲ばかりやないかい!というツッコミはさておき、なんとなくアドリブとかちょっと考えてる?悩んでる?とやりながら演奏されている、気がする。
全体的にアレンジが実験的じゃん?という気がする(素人の感想は気のせいかもしれない)。なんか自分的にそこ……?と思うようなところでコードをいじってみたり、こういうのどうだろって試してるような。(一瞬考えてるような)
実験するならまず、その聞き役は自分らファンですよね。
別に気のせいかもしれませんけど。
ほら最近イベントを間近に控えてるからそういう本番に向けて色々試してるのかな?と思っただけです。気のせいかもしれんし。
聴いてるこっちはあいかわらずその音に釘づけになってるだけですが。(画面見ると悩むから最近画面見てない)←でも今回の角度は手元とピアノがよく見えていいなーとは思った。
いろいろ悩んでみたもののやっぱ聴いてみるとござさんのピアノいいから感想書こっと!で終わる、単細胞な自分。簡単な造りやな。
※参考動画……ござさん、新体操じゃなくて男子の体操です。そしてシドニーじゃなくてアテネです。(重箱の隅をつつく人)
アテネオリンピック男子体操金メダル 冨田(鉄棒) - YouTube
メインコーナー:ノンストップメドレー
最近のござさんの生配信は、ハイライトはこの最後のノンストップメドレーだと思う。
少なくともござさんはそういう意識でここを弾いてると思う。
リクエストの拾い方というか選曲が、ござさんは最大多数の最大幸福を目指してるからあらゆる分野から広く、有名な曲を拾う傾向にある。そうすると生配信の内容はいつも変わり映えが無く、ひいてはマンネリ化につながる危険性をも孕んでいる。
大多数に人気の曲を弾くと満足はしてもらえるかもしれないが新たなファンの掘り起こしにはつながらない。
新しい事をやったり珍しいネタを仕入れないと新規ファンというのはついてこないものだ。そこでリクエストで拾いきれてない曲や分野をこのコーナーで全部カバーするつもりなのかな?
さて、今回も生配信ではクラシック分野の曲も弾いてくれた。今回はショパンメドレー。でもござさんは「あくまで個人の見解です」と言って楽譜通りではないことを強調する。
聴いてる方も分かってますよ。よく存じ上げてます。
・まず今のござさんちに楽譜がない。らしい。確か小さい頃ベートーベンのソナタをご両親がよくCDで聴いてたのを覚えたくらい?要するに耳コピってこと?(ベートーベンのソナタを耳コピとは……?)あとピアノ教室でショパンは練習されてたはずだけど、もう持ってないという意味なのだろう。
・また「クラシックを楽譜通りに弾く」のはシンセの演奏は物理的に該当しないから。
・クラシック曲の演奏の質を常に一定に保つには膨大な練習時間がいるはずで、ござさんのレパートリーを維持していくうえでクラシックに全振りはできないだろう。
こういう背景はたぶんチャット欄を見て下さるとなんとなく情報は流れているような……みんなが分かってくれるといいな……
ファンはこれを踏まえて、かつ暗譜で、ショパンだけでもあれだけレパートリーを維持してることに対しての拍手を贈っているのだ。2週間に一度弾けば暗譜は保たれるそうだから、そういう在庫を維持する意味でも生配信は少しずつでも続けてくれたらと思う。
ござさんの最終目標は確か「あらゆるジャンルの曲をピアノで弾きたい」である。
世論調査とクラシック
ここで突然ですがこの間のアンケートを思い出してみよう。
なんとなく世論調査です。ピアノが弾けるようになるとしたら、どれをまず一番にできるようになりたいでしょう?
— ござ 🎹@5月3日&30日ライブ (@gprza) 2022年3月22日
アンケートご回答ありがとうございました。近年ストリートピアノが流行っているからポップスが多いのかなと思っていたけど、クラシック根強いですね。ジャンルの嗜好、曲の嗜好、ピアノ自体へのイメージ、練習する際のとっつきやすさなど様々な要因が関係していそうで興味深いです。 https://t.co/9XQBpfkDNm
— ござ 🎹@5月3日&30日ライブ (@gprza) 2022年3月24日
結果論としては、このアンケートはクラシックの回答が一番多かったようだ。
ポップスと(ロック、映画やゲーム音楽、アニソン、ボカロ等を含むのだろうか?)JAZZピアノがその半数ずつを占めるという結果に落ち着いている。
でも注目すべきはその解答数だ。
投票数:4459票。
この間のひとくちおしゃれフレーズ動画やコードの考察のツイートへのいいねの数より断然多い。
ござさんのチャンネルには色んな人が見に来てると思うが、それらのファンの人達にたった一つだけの共通する点:
「ピアノとその演奏に興味がある」
接点はこれだけと言っていいくらい、ござさんのファン層は多岐に渡っているがアンケートなら誰でも気軽に投票ボタンを押せるという事を表している。
こうしてご多忙中のところ多数のファンの方々に投票いただき、ござさんのレパートリーの普遍さが立証されることとなった。
・・・・・って書こうと思ったら、違った。回答の半数近くがクラシックへの投票。なんだろう?クラシックってピアノ教室で大抵教えてるジャンルだから、それに学校の授業でも教えてるのはクラシックだし、なんとなーく「知ってる」とか「ちょっと弾ける」というか、一般人には一番身近な存在なのかもしれない。
このアンケートの目的は、ファンの人達の意識調査なのか何なのか。
それは置いといて、今回の配信でもクラシック曲をたくさん弾いてくれた。特にショパンの曲を。これだけ暗譜でレパートリーを維持されてるだけでも凄いと思うが、なぜかござさんは及び腰である。なんかブツブツ言い訳してる。(上の方でも書いたけど)
「憶測です」
「あくまで、個人の見解です」
ねえ、それ誰に向かって言ってるの?言っとかないとまずいの?
確かにまずいようだ。クラシックの曲には厳格な解釈が求められ、それに伴い表現も慎重に検討を重ねることが必要で………
あーーーーめんどくさいですね!(記事の最後のほうで叫んでるから、少々うるさいのは多めに見てください)
ござさんの家にあるのはFANTOM8という多機能なシンセ。
スタジオでのグランドピアノ配信を別にすると、むしろござさんの
「ドラムもベースもストリングスも、その他多数あるシンセの音色を自在に操る」
というマルチプレイヤー的な面を考えると、ファンとしては家での配信と聞くと、演奏も楽しみだけどどちらかといえば、そういう音色で一風変わった演奏や一人セッションが聴けるかな?と密かに期待する向きもある。
ガチのピアノの演奏が聴きたい人は、とりあえず間近に迫った数々のイベント、そしてグランドピアノ配信があるまで待てばいいのだから。
何にしてもござさんのシンセでの生配信で
「芸術性がー」とか
「もっと表現を工夫してー」とか、……………
本質はそこじゃないですよね。
自分はほんとはこんな事好きで言ってるんじゃない。ござさんのピアノはそういう客観的な視点を通り越してなんか魂に訴えかけてくる。理屈で分析する以前の問題、その音は謎を秘めた魔性の引力を持っている。
ござさんのシンセ配信がメインは色んな音色だ、とか興味を引く面白い演奏だ、と主張したいわけじゃない。個人的にはござさんの演奏は聴いてくれれば分かってくれると思っている。(……何の宣伝にもなってないじゃないかぁぁぁ!)
そもそも「芸術性」を求めるひとたちには、多分シンセの演奏は最初から評価対象として扱われてないのでは?と思ってこれを書いてる。
そう、本質はそこじゃない。
芸術性といえば。最近TV番組でピアノが出ていたらしい。見てないから知らんけど。音ゲーでおなじみの画面に合わせてピアノを演奏し勝敗を決める番組(だったっけ)。
説明がざっくりし過ぎやな……
これのことである。
3月25日(金)よる7時から‼️#THE神業チャレンジ
— 再現できたら100万円!THE神業チャレンジ (@saigenkamiwaza) 2022年3月18日
第4弾!3時間SP🎉🎉
今回は…
目隠し太鼓の達人🥁
高速目隠しピアノメドレー🎹
さらに‼️ #ジェシー が挑戦
神業アーチェリーで奇跡が😳🏹
豪華ゲストも続々🤩#藤原竜也 #石丸幹二 #向井理#伊藤英明#乃木坂46#7MEN侍 #少年忍者#チョコプラ#tbs pic.twitter.com/jTeTwfYc1W
この番組は、音楽を全く知らない、ピアノとか触った事も無い人から見れば、
「あ、この曲知ってる!」
「弾いてる人も知ってるよーこの前どっかで見たよね」
「わーゲーセンの画面みたい~おもしろーい!」
「ハラハラするなあーがんばれ~~!!」
という風にバラエティ番組の王道みたいなコンセプトで話題を集めている、ピアノ曲を楽しみつつスリルを味わえる人気番組である。(たぶん)
TV番組で取り上げるためにはある程度面白いキャッチコピーがないと成り立たない。それに音楽に普段全く関わらない人達を新たなファン層として開拓したいなら、こういう面白さを前面に出した企画でまず番組を見てもらうことが重要だろう。
とにかく一度見てもらわないときっかけとして始まらないのだ。
ねえそうでしょ、ピアノ界ひいてはクラシック界の方々。
この番組に対して
「演奏に芸術性がない」「当たればいいんか」「あれではまるでゲーム」「ピアノの本質とは……本当の良さとは………」
といった声が流れてきて煩わしいので、自分はTV番組自体を見なかった。
まるでゲーム?
そうそう、ゲームですよ。ピアノは分類的に打楽器なんだし。ゲーセンみたいで、面白いでしょ?
そこにマジレスしてどうするんですか。なんという的外れ。
ござさんが言い訳してるのは、この番組に「芸術性がー」って言ってる人達に対してなのかなと思った。
せっかくストリートピアノの流行からYoutubeを通じてピアノ界隈は空前の盛り上がりを見せている中、あの番組も新規ファンを獲得するのにこれ以上ない宣伝というか看板というか、むしろピアノを取り上げてくれてありがとうと感謝してもいいくらいだと思うが。
もう一度言う。世間へのTVの影響力は半端ではない。バラエティ番組でピアノを取り上げてくれるなんてこれ以上ない広告塔になってくれるはずだ。
え?それじゃ本来のピアノの芸術性が伝わらない?
はあ、TVでふと興味を持ってくれる人がいるとしたら、そこにつなげてピアノの「本来の」多様な魅力を発信していくのが、ピアノ界のプロの方々の役割では?
きっかけは作ってくれてるのだからその機会を逃さずに一緒に宣伝すればいいのにね?
待ってたらファンが増えると思ってるんだろうか。
そんな明治時代初期の士族の商法じゃあ未来は先細る一方ですよ。
ピアノの多様な魅力を伝えている人がいるとすれば、それが今のネットピアノ界隈だと思う。
クラシック一辺倒ではないという意味でござさんもその一員と考えていいと思う。
ストピブームの一時的な熱狂ぶりは落ち着いたとしても、「ネットで音楽を聞く」という文化は広く定着したと言ってよく、ここで定着してくれたファンにはもともと音楽を聞いてなかった人たちも含まれるし、いつでもどこでも楽しめるネットストリーミングは、サブスク文化の定着もあわせてまだまだ開拓の余地は広くあると考える。
ここで思い出してみる。
ござさんの目標は
「あらゆる分野の音楽をピアノで演奏すること」
であり、生配信で心がけていると思われるのは
「聴いてる人それぞれ皆に合ったジャンルの演奏」
だから、ある意味
「音楽にふと興味をもってくれた一般の方々」
にも楽しんでもらえるピアノ演奏という意味で、ござさんはピアノという文化の普及にまさに貢献してると思うが………
どうでしょうね。