ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

夏休みの宿題:実技編

 

去年の今頃(7月ごろ)、とある動画がTwitterに上がっていた。

 

コード単体だけだと複雑でわかりにくいけど、ござさんの動画は実際の例を挙げて解説してくれるので素人の自分も分かったような気になれる。

 

 

問いかけられているのはコード進行の使用例。そんなのは自分みたいな部類にはわかるはずもないが、まさかの正解(というか実例の一部?)をリプしてる人がいて、ござさんも首肯することしきりであった。

コードの知識もさることながら、ござさん並みにいろんなジャンルを知ってる人もいるんだなあ、と自分は呆然とそのやり取りを眺めていた。

 

 

 

ござさんの昔のツイートはこういう音楽的要素っぽい内容がふんだんに盛り込まれていたようだ。それに伴って講座っていうんじゃなくても、何気ない音楽のつぶやきもたくさん。

 

ござさん本人もこの動画の次の日にコメントを出している。

昔は解説動画をばんばん出していた、と。

その昔、動画は解説付き、コード表記つきなどが多かったけど、確かに最近のは演奏動画が主体になってたかもしれない。

 

その解説動画の目的というのは結局、リスナーにも同じように自由にピアノをというか、音楽を楽しんでもらいたいっていうござさんの願いが根底にあるみたい。

 

ござさんの演奏スキルはすべて独学というか、実際の演奏を通じて、主にネット配信でリクエストに応える演奏をする中で長い年月をかけて培ってきたものだ。その背景には10年以上の基礎というかクラシック曲による演奏と知識の基礎があるのを忘れてはならないが。

 

このスキルを秘密にしてドヤ顔で演奏する、というよりはござさんは膨大な解説動画とツイートで見てわかるように、このスキルを共有することで一人でもピアノをより楽しく演奏してもらいたいなあ、という気持ちがそのコメントの端々に垣間見える。

 

(もっと古い時代のつぶやき)

 

 

【※解説いらない系動画?の例 】

演奏動画で、聴いて分かりやすいアレンジ。コード分かってなくても大丈夫。

 

 

【この9月号?かどこかで、「ファンの人たちの音楽偏差値を上げたい」か何か発言されていた、らしい】

 

自分は理論的な話はわからない。

(何せこれだけ膨大な解説動画見てるのにコードがいまいち理解できない(´;ω;`……))

 

しかしストピ動画を見てると理屈抜きで楽しそうだ。ただやってることが素人からするとぶっ飛んでてそんなのを弾ける気はしないけど。

 

【 例:ストリートピアノ動画リンク その1 】
同じ曲でもバリエーションをたくさん持ってれば色々な演奏ができる例


 

【 例:ストリートピアノ動画リンク その2 】
クラシックの曲を、別のクラシック曲ふうにしたり、ラテンにしたり自由自在


 

【 例:ストリートピアノ動画リンク その3 】
アーティスト縛りで弾いてて曲を忘れても大丈夫、曲の構造が分かってれば繋ぎを作れる例


 

 

こんな感じでござさんが自由自在にストピで演奏する様子、そんな即興演奏するには?というのを懇切丁寧に演奏とか図解でやってくれている。過去のツイートや動画を探すといくらでも出てくる。

 

しかし最近イベントやコンサート続きだったのもあると思うが、そういう昔のペースでの講座動画は見かけなかった。来月からコンサートも続くし、練習は忙しいはずだ。

 

 

そこにいきなり降ってきた解説動画。

どこか懐かしい既視感がある。

昔いつも見ていた動画みたいな気がした。

ござさんの月刊ピアノの曲でSwing風なやつを弾いてみて、結局Swing風ってどういうリズムの取り方なのか(アクセントは2拍目と4拍目なのはわかるような…?)曖昧なままだった気がするので、わかりやすいSwing解説キタ!と思って繰り返し見ていた。

相変わらず動画の途中からいきなり話が飛躍して素人はついていけませんけど。

 

また、新しい解説動画作ってくれるのかなあ…?とござさんの動きに自分は胸を躍らせていた。

 

しかしこの解説に肯定的な意見ばかりではない。概してイッタランドという所はリプは応援とか賛同する意見が多いけど、引用RTはそうとは限らないという不文律が存在する。どっちにしたって投稿者本人に直接コメントしてる事に変わりないのだから、引用RTには何書いてもいいのか?って、自分は前から疑問に思ってるけど。

 

とにかく分かりやすい場所でJAZZアレンジというかござさんのアレンジ全否定みたいな意見を見かけた。それも一つではない。(全否定ではない人もいる)

 

何?

それじゃ自分のござさんを知ってからの2年半は全く無駄だったってことですか。

動画やツイートを見たり、実際にSwing風アレンジをピアノで弾いてみたり、ござさんのチャンネルに「参考にしてください」とばかりに登録されてるJAZZ動画再生リストを片っ端から聞いたり、リズムを色々考えたり……

ってことが全部無駄だったのか?と思うとその夜はうっかり寝れないところであった。

しかし。その否定的コメントの人の言い分を考えたけど、どっちが正しいかとかはJAZZを知らない自分には手の届かない領域なので黙ってることにした。現に、下のJAZZ解説youtube動画がTwitterに投稿された時には、そんな謎の引用RTは存在していない。

 

いつかのござさんの生配信で、ラテン音楽を調べてる話になった時、あまりにもラテン音楽自体が日本に文化として根付いてないから資料や参考演奏も日本語のものは少ないといわれてた。

それと同じことがJAZZにも言えるんじゃないの?

結局JAZZ文化が日本に根づいてないと言われてるようなので、自分みたいな素人は引き続き色々調べたり演奏聴いて考えたりしろってことだろう。

JAZZの原曲を聴けとも書かれていた。

 

あるじゃないですか例えばござさんのチャンネルにも再生リストが。

Great Jazz Videos - YouTube

ほかにもそれぞれが自分なりに好きな動画探して勉強すればいい話だ。

 

なんでもいいが自分は色んなピアノチャンネル聴いてみてござさんの演奏が気に入ったから聴いてるのであって、その感覚を否定されたくないんですけど。(他のチャンネルをあんまり聞かないのは、これ書いてるとそこまで手が回らないからに過ぎない)

 

JAZZについて言われてることは何となく自分も意識して聴こうと思うけど。

でもござさんのほかのジャンルの動画にはそんな別の解釈の引用RTつかないのに、なんでこれだけ?

世の中には謎が多い。

 

まあいいんだ。

自分はござさんの動画を聴きたくて聴いてるので。

なんで聴きたいか?

それは聴いてから考えたらいいことだ(順番が逆か?)

 

頭ごなしに否定されて黙ってるつもりもない。

なんかツッコミどころがあるなら、自分も素人なりにJAZZのこと考えながら聴きますんで。

 

 

めっちゃ横道にそれた。

とにかく素人民にはござさんの動画で解説してくれるスタイルは見てて楽しいし、分かりやすいと思う。それだけ。

 

最後にこのタイプの解説動画を見たのはいつだっけ?これかなあ。

 

 

【そのほかの同タイプの解説動画:その1】

 

【そのほかの同タイプの解説動画:その2】

 

 

 

ござさんのバックグラウンドはクラシックだ。たしか年長さんで始めたはずで、このツイートはそこから高校出るまでお世話になったクラシックの分野よりも、そこから色々な分野を経験した年月が長くなったなあ、ということらしい。

 

この10年にわたるクラシックの基礎、それからネット配信を通じて経験された色々な音楽の分野がござさんを形づくっている。

色々なジャンルがござさん風にアレンジされてるのを聴くのが、ファンの醍醐味。

 

ござさん自身も、色々やっててよかったと述懐されている。

自分も、クラシック分野のままのござさんだったらファンになってなかったのではないか?と思う。いろんな音楽の世界をかみ砕いて親しみやすく自分らに提示してくれている、その姿勢が好きなのかもしれない。こんな素人の一ファンにもわかるように動画形式で。

JAZZが聴きたければJAZZのチャンネルや動画はいくらでもあるし、クラシックチャンネルもあらゆるものが揃ってるが、自分はござさんの演奏を聴いていたいんだ。

理由とか別にありません。

そんなの説明する必要もないでしょう。

 

 

ござさんの音楽の多様性は密かに需要があるというか人気なのは、これらの動画の再生数とつけられたいいねやRTの数を見れば一目瞭然。

たとえば。これにつけられた引用RT見ると結構いるらしい、指ドラマー。引用RT見る限り、ドラマーの人が集まってくるくらいにはリアルらしい(よく分らんけど)。

昔の2ちゃんのセッションスレにいたのは生ドラムを家で叩いてた人かもしれないが、鍵盤でドラムやってる人=つまり打ち込み、DTMでやってる人もいるみたい。

ござさん、結構たくさん生息してるようですけど?

 

ドラム以外の打ち込みでいえばこういうのもあった。ござさん、キモいは言い過ぎです

 

要するに横道に逸れるのも大事ってことですか。

ここでござさんから謎のRTが来たので、これも入れてって事?と思って貼っとく。(前回のRTがねぴらぼ後で、あの時プログレっぽい曲が多かったから?)このツイートにつけられたいいねの数もまたほかのツイに比べて不自然に多いんですよね。絶対打ち込み好きな人が浮上してると思うんですよね。

 

原曲がこれだが(ござさんのyoutube概要欄より)、それを引用RTで指摘してる人もいる。ほらね?ござさん、色々つぶやいてれば同じ畑の人はワラワラと出てくるよ。

dCprGDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN)の「structure Ⅰ la structure de la magie moderne/構造 I(現代呪術の構造)」】

DCPRG - 構造Ⅰ (現代呪術の構造)~Live Version - YouTube

 

 

これとか、もうバズってる域である。

 

これも。再生回数200万回、10万いいねってどういうこと。

 

これらのリプ欄とか引用RT見ても、音楽のことはよくわからんけど動画は気に入りました的なのが多いので、やっぱりござさんの演奏は、音楽知らない層も引きずり込む謎の空間というか、抵抗なく音楽に親しむきっかけを作ってくれる存在ってことでいいですか。

 

その内容が正しいかどうか?って、どうでもよくない?(まだ根に持ってる)

みんな動画聴いて何か感じてるんだからそれでいいんじゃない?

 

 

これ先月の動画なんですけどね、ほかのツイに比べてもやっぱいいねの数も引用RTも多いですね?それでクラシック分野の人がここでは出てきてて終わり方がピカルディ終始でよりバッハっぽくなってるとかツッコミ入れてくれるおかげで素人民の自分も何のことかちょっと分かるという恩恵に預かってるわけです。

ところでピカルディ終始ってなんですか?

ピカルディの三度 - Wikipedia

この時あわてて調べた気がする。何々、短調の曲が終わりの和音だけ同主調長調の和音にするってこと?曲の最後の印象が明るく豪華になる効果?なるほど……

なんとなくバロック風にできる裏にはこういう知識(基礎中の基礎なんでしょうけど)がちゃんとあるからだ。

素人民はひたすら覚えるのみ。

 

 

ござさんの講座動画作る原動力はここかららしい。

え?別にもっとマニアックな方向に踏み外してくれて結構だと思いますけど……素人民にはもう十分マニアックなのでこれ以上マニアックぶりがどうなろうが関係ないというか(開き直った)、踏みとどまらなくて結構かと存じます。

毎回必死で調べてついて行った気になってる素人民なので大丈夫です。(?)

 

思う存分マニアックに振り切ってれば、それぞれの分野のコアな人たちが通りすがりにでも聴いてくれて、ピアノ分野の人じゃなくてもファンになってくれるかもしれませんしね。