ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

ネピサマ リアタイしてみた

なぜ自分はネット動画でピアノ聴いてるんだろう?

きっかけは偶然Youtubeでござさんを発見したから。でもそこから1年半経つのに、何で自分は相変わらず部屋のパソコンからヘッドホンでピアノ聴いてるんだろう?実際に演奏してる目の前で聴きたいのに。

という需要に応えて(だと自分は思ってる)菊池さんが去年、ネット配信イベントを企画してくれた。

それが、第1回ネピサマだった。

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(  ※資料:去年の2020年ネピサマの感想。ただし2つでセット。)

  

 色々ありましたねえ、gaoさんの安定のトレンド入り、かてぃんさんの動画の再生数急上昇ランク入り、よみぃさんとかのサプライズ出演。などなど。ただ当時はあくまで、ネピサマとは時事問題に対する応急借置のはずだった。その時頑張ってみんなで自粛して、病気の流行が収まるのを待ってればいい程度に思っていた。しかし何のことは無い、今年は去年の夏よりも状況が悪いどころか小中学生の学校が2学期始まるかどうかの議論をしているくらい。図らずも、今年もせっせとネットで配信を楽しむ日々である。 感想もせっせと書く。いつもはござさんの感想しか書かないが、ネピサマは全部書きます。

こういう事を企画してくれた菊池さんに敬意を表して。

今回のネピサマ2021は、あのねぴらぼに続く前代未聞の試みからちょうど1周年。

1周年の名を冠して然るべき、記念碑的なネットイベントである。

といってもこんな事態で1周年とか、本来間違ってもお祝いすべき事柄ではないけど。

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菊池さんといりすさん、ステキな企画と円滑な運営ありがとうございます。動画リンクのリストも作っていただいたので、リンクは早速貼らせていただきました。ものはっぱさんのかっこいいフォントのロゴが載ってるのでどうしてもサムネのまま貼りたかった。このロゴがあるだけで、統一感があって一つのイベントで回してるなっていう実感が出てくる。

では感想、スタート。(小声)

 

 

 ネピサマで、リアタイしてみた

目次:リンクで各項目へ飛べます。

 

 

 

 【ネピサマ2021】 

世界で一番アツい夏が始まる・・・!【ピアノの祭典】

 

いつも通りのプレミア公開動画での開会式。多分前半のBGMも菊池さん自作。それとハ長調?のかわいらしいSummer(久石譲作曲)でネピサマの序章は幕を開けた。
(※BGM動画、すいませんお借りしました)

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恒例の菊池さんの挨拶、いつも通りの帽子が……ない。本体が無いぞ!どうしたんだ菊池さん!あ、Tシャツがサントリーホールの衣装だ!そっちが本体か、じゃあ大丈夫ですね!

ヒューー==(  ・д・)=〇⊃゛Д゜)バギャァア!!

あ痛たた……謎の勢力からツッコミが入ったので真面目に書きます。

自分は最近「フジロックの観客、目に余る行為。運営側も何やってんの」とかブツブツぼやいてるけど、好きでそんな悪口いってるわけではない。言わなきゃならないので言ってるだけ。他人にネガティブな発言とか、ほんとはやりたくない。

というわけで「去年の軽い気持ちのツイートから始まった」らしいこのイベント、しかし需要と供給との関係から考えると立派にこの夏のメインイベントである(自分基準)。

  なんせイベントの開催基準がどうこう以前に、ウチの職場では謎の通達メールきましたから。「家庭内でもコロナ対策を心がけよう。会話をせず、手洗いうがいを励行、食事は一人ずつまたは逆方向に座って。」なんだそりゃ。それって家庭っていうのか?ますます気が重く、空気が暗くなるばかり。

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というわけで、せっかくパァーっと盛り上がれるので遠慮なくいきましょう!(独り言)

ゲストは誰だろう!去年はポケモンの声優の松本梨香さん、ネピフユはピアニストの清塚さんだった。今回も緊張するなあ!(心の声)

 

「さて今回のゲストは・・・!?」

ドキドキ・・・!!!

一瞬画面に映る、どこかで見た帽子(?)。

ネピフユをご覧の皆さーん!」

????????

「 山口メロンです!!!」

   。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。キャハハハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \

 

ここで自分の「いよいよ始まるぞ!菊池さんの挨拶もじーんとくるなあ、あれから一年、ござさんの準備は大丈夫なんかしら…?」っていう、ぴーーんと緊張で張り詰めた一本の糸が切れた。ピアノのガチな話題が挨拶の口上で出てくるだろうと身構えていた自分は、これで持っていたレモンティを握ったまま、パソコン椅子からデスクの下にそのまま勢いでスライディング。大事な午後の紅茶がこぼれるところだったじゃありませんか?どうしてくれるんですか。

  じゃなくて。動画は絶妙に編集されている。いちいちツッコミが入る字幕に、菊池さんの後輩への温かい視線を感じる。いやこんな可愛いんですけど・・・ツッコミどころ満載です。サントリーホールにもおいでてましたよね?

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 菊池さんとしては一番身近で応援してくれる存在なのかもしれないですね。そんな後輩も、菊池さんのオヤジギャグが10分に1回繰り出されるのには閉口しているらしい。ご苦労なこととお察しいたします。 では菊池さんの渾身のオヤジギャグ3連発、どうぞ。

 

 

(※念のため、めろんちゃんの動画も貼っておきます。笑いまくって本当に申し訳ありません。ちなみにここで弾かれてるアレンジは、ござさんによるものです。)

  フジTEPPEN『ルージュの伝言』松任谷由実 ピアノ演奏 - YouTube

 

  

それではものはっぱさん制作によるフライヤーをお借りしたので貼っておきます。

f:id:tushima_yumiko:20210902225228j:plain

 

 

 

 

瀬戸一王さん 11:30~

 

 安定のトップバッター!

新しいピアノつまりベヒシュタインとは練習を経てすっかり仲良くなられたようです。笑顔で演奏されてる姿にピアノへの信頼と音色への愛着が垣間見える。

 瀬戸さんといえばゲーム音楽、そして耳コピで有名です。音ゲーBEMANIの曲をオケアレンジしたセッションにござさん、ぜろいちさんと共に参加されていたのは記憶に新しい。ゲームファンにも納得のラインナップだったのか予約開始早々に売り切れ、早々に再販が決定されていたようでおめでとうございます。(※リンク:BEMANI SYMPHONY ORIGINAL SOUNDTRACK

今日の演奏もゲームアレンジの定番。音が素直というかアレンジがまっすぐ(語彙力…)。ゲームの展開のわくわく感そのままに、さらにピアノの出せる表情を最大限生かして低音部が壮大さを演出し、ハイトーンでゲームキャラのかわいらしさ(←あまり分かってない)とかも想像してみたり・・・

瀬戸さんを初めて見たのはいつでしたっけ?ござさんの川崎ストピ動画にけいちゃんさんと一緒にスキップしながらやってきてコラボしてたのが最初かな……その時は謎の存在だったけどその後Youtube動画見て度肝を抜かれた。

というわけで瀬戸さんの演奏は当初からそんな感じだったが、さらに表現力が深みを増したというかドラマチックな演出に磨きがかかったというか?今日もトークもそこそこに次々と繰り出される音楽。まるでゲームの世界をそのまま再現したいからとでもいうかのように。

上にも挙げた通り今回のCD以外にも、ゲームを通じてそのBGMは世界中で広く親しまれている。この間オリンピックの開会式で、オーケストラで演奏され大変好評だったことを考えれば、BGMを超えた存在として認知されつつあるのだろう。

ゲーム音楽の事しか書いてませんけど、瀬戸さんによって構築されるゲームの世界観が好きなので。

 

 

 

ぜろいちさん 12:15~

 

 なぜか3分くらいフライングしているぜろいちさん。ツインテールのネタはこちら… 

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ぜろいちさんも 話題に出されてる音ゲーアレンジCD。ござさんも生配信で言っていた人体実験状態のレコーディング、お疲れ様です。いやぜろいちさんも十分人類の限界超えた事やってるので大丈夫です。

どういう言う風に大丈夫なのか?最初から10曲くらいジャンルも多様なメドレーを弾きこなしてますが、こういうYoutuber的な世界で鍵となるのは個性というわけで。

ぜろいちさんのピアノに看板として掛かってるのは無調性音楽、不協和音。自分は素人で分かってないけどモードJAZZとか思い浮かべたりする。

理論が難しすぎて、この楽譜に乗ってるぜろいちさんアレンジだけが圧倒的に弾いてみた動画が少ないんだそうな。と、配信かTwitterで嘆かれていたが、さもあらん。

ふつうにピアノ習っててソナタとかソナチネとかやってて、こういう和音展開はでてこないのだ。それよりぜろいちさんオリジナル難度のため、まず気軽に弾ける楽譜ではないような……いわゆる3本の手奏法の動画もあったし。というわけで今回は完全版に近い星条旗は永遠なれも演奏されてよかったです。

ぜろいちさんの初見はそういえばこれだった。で、演奏は謎の不協和音というとっつきにくいイメージ。 

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 ぜろいちさんの超絶技巧でこの状況はいかにもピアノが落ちそうであり、今のピアノに変えられて配信環境も落ち着いたようで、よかったです(小並感)。オリジナル曲も新しいピアノならでは。ネピフユではこの曲はピアノの管楽器の音色を使って同時演奏されていたような?Twitterにも出てたので貼っておきます。

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この曲、ちゃんとした動画にしてみたいとのことです。楽しみ(≧▽≦) !

 あ、言い忘れましたがぜろいちさんはgaoさんと並んで普通にサラリーマンだったような気がする。いつ練習してるのか?謎は深まるばかり。

 

 

しもんさん 13:00~

 

 まずこの綺麗なサムネをご覧ください。しもんさんの現在住まわれてる北海道で撮ったのではないかと思われる、天の川でしょうか素晴らしい夜空です。ネピフユに続き気合いが入ってるサムネ画像に、しもんさんなりのフェスへの思い入れを感じる。以前、ネピサマをフューチャーしたということでネピクラっていうクラシック版のフェスを主宰されてたと思う。みんなこの状況下でできることを模索してるのだ。

 ネット活動という意味では普段からオンラインでレッスンもされているだけあり、ピアノ教室でよく用いられる作曲家も取り上げるとか工夫されている。それもあるのか、取り上げられてる曲や話の内容は結構本格的かつマニアックなのにわかりやすい。

カプースチン(以前ネピフユでも弾かれていたがまた別の曲かも)が演奏されるに及んでそのJAZZの香りに引き寄せられてきたのか、菊池さんとかてぃんさんと……ものはっぱさんまであぶり出されてきたではないかwww

音は性格を表すというが、ひとことで言うと高貴な香りっていうか?端正な表情を持つ。ポップス弾いていても透明感がある美しさ。JAZZやっていても上品、こっちも背筋が伸びる。

しもんさんのレッスンは聞いていて楽しそうと、大体想像がつく。どこまでも追及してる音楽の世界を、楽しく共有できそう。演奏するのと教えるのでは別の才能が必要というのは世の中の共通認識だけど、この人は両方の才能をもっているような……

 

あれ?ちょっと待った。

海の幽霊ですって?

原曲リンク:米津玄師 MV「海の幽霊」Spirits of the Sea - YouTube

ござさんアレンジ:海の幽霊 / 米津玄師 ピアノで弾いてみた - YouTube

かてぃんさんアレンジ:米津玄師「海の幽霊」Yonezu Kenshi "Spirits of the Sea" Piano Ver. | Cateen - YouTube 

しかも今日のリストに入れるのは昨日思いついたばっかりで弾けるとかすごすぎる。

で、かてぃんさんとござさんのアレンジを参考にしつつとか、最高ですか?

かてぃんさんアレンジはシンプルな感じ。海の透き通ってる様子が見えるみたい……さらにござさんの複雑な和音、すきあらばアルペジオが入ってくるのも華麗に再現してる。すごい。

ここで聴けるとは思ってなかったのでフェイントというか……素敵な演奏でした。

(ここだけの話…しもんさんは実はぷよぷよ配信とか好きで、たき火しながらお酒飲みつつ配信とかいうアウトドアなこともやっていた多角的な趣味をお持ちの面白い人です←←みんな知ってるとも言う)

 

 

gaoさん  13:45~

 

 

このサムネ画像で大体配信の流れは読めました。ライオンキャラ、なんでそれが泣きながら木に並んでるんでしょう?絶対ボケっぱなしなんですねなるほど。と思って期待していたら前回のネピフユみたいな手首にサンバ風フリフリをつけたりはしていない。なあんだ。…と侮っていた自分が甘かったんですすいません。

演奏はいりすさんと並んでベテランですから皆さん安心して聞いていただいて結構です。しかし、ご自分でも言われているところでは「僕一番大変だと思うんです。配信のルール上、リクエスト形式だからセトリを決められず、その場でリクが飛んでくるのを弾くのはある意味東尋坊みたいなもんです」らしいですが、しかし瑠璃色の地球みたいな感動する系の曲やキューピー3分クッキングもサンバ風に、蠍火もアレンジ版でなどというリクエストをシレッと捌いてサクサク弾きこなしている。どんなリクがきてもお手の物、さすが生配信ベテラン奏者。

けっこうピアノの演奏凄いのは聴いてたらすぐわかるんですよ(素人なりに)。でもピアノ以外の事で全力でその思考を排除されるので、演奏が全く頭に入りません。どうにかしてください。鍵盤がエフェクトで光るのはかっこいいけど?その効果ははんだごてとラズベリーパイでできた謎の物体がカギを握ってて云々。エフェクトは青色の場合犯罪抑制効果が…云々。

菊池さん「色々おもしろすぎて無理」

ものはっぱさん「笑い死ぬwwww」 

率直なご意見ありがとうございました。 

そして現れる謎の「さのしもん」さんのコマンド。それを押すと大変なことに・・・!ええっっ!???? 既にチャット欄が笑いのるつぼと化しててカオス状態。しかし思い出してください。これはピアノ演奏の配信です。仕込みも演奏絡みです。

果たしてしもんさんが秒速2オクターブで現れ、その動き通りに光を追うと何とエチュード10-1になるではないか

どうやってネタを仕込んだんでしょう。生きてるらしいですよそれ、しもんさんだから。そして消すと断末魔の呻きが……云々。

すいません自分も笑い死にしそうでした💦

あと、gaoさんの貴重な個人情報、お子さん(愛称:ゆば君)が生まれたということで手だけのご出演ありがとうございます!

  

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gaoさんのネピサマYoutube配信の告知ツイートでは、次の順の哀れなものはっぱさんが標的にされている。うっっっかわいそうに……wwwwwwww(大草原)今回のチャット欄でも草が生えまくりです。

しもんさんが秒速2オクターブなら、ものはっぱさんはドット絵で大きく画面に貼り付けられ、オリジナル曲のタルトワルツはあえなくサンバ調に料理されたのであった。

駄目だ、サンバアレンジの仕組みとか全く分からない自分でも永遠に感想を書いていられる、危険です。そろそろこの辺で切り上げなければ……。

 

 

 

ものはっぱさん 14:30~

【この辺で、たぶん緊張からくる昨日からの寝不足により体調不良状態。本能的にやばいと思い自分なりに休憩(仮眠)タイム。ガチで感想ずっと書いてると、何気にHPを消費する気がする】  自分でもこのイベント、緊張していたのかもしれない。一番の原因は、どっかのウチの推してるござさんの謎のツイートを見たからとも言うが。それのせいにしときましょう。(昨日夜中まで、別のブログ書いてたことは棚に上げて)

----後日追記しましたーーーーー

gaoさんの前日ツイートで既に槍玉に挙げられているものはっぱさん。はっぱが枯葉にされてしまう…!とか言うボケは置いといて、その名前の由来は(今更ですいませんが)

もの=モノクロ=白黒=ピアノの鍵盤

はっぱ=88=ピアノの鍵盤の数

というわけで、単なる葉っぱではなく、他の配信者の方と同様、この名前からもピアノが何よりも好きなことが感じられます。すいません自分が知らなかったので書いてる。というかモノクロが好きなのかおしゃれなのか、アイコンから何から全てが洗練されている。まるでデザイナ―かな?と見紛うセンス。おしゃれでスマート。このサムネ画像と同様のネピサマ公式フライヤーもものはっぱさん作。(Youtubeチャンネルのゲーム音楽アレンジも近未来的でかっこいい)

それが反映されているのか、ものはっぱさんのピアノは洗練されててかっこいい。(素人につき詳しい事は知らない。)

 今回のものはっぱさんの配信は、Piascore ピアノスタジオ YOKOHAMA からとなっているそうです。(Piascore とは、ピアノ配信者さん達(tj さんとかござさんも)がアレンジ楽譜とかを有料配布しているサイトのことで、そこのスタジオ)木製のザイラーっていうメーカーの素敵なピアノが置いてるお洒落なスタジオで、カメラもなんと4台もあっていろんな角度から演奏を楽しめる。ピアノもどこか上品なレトロな音。自宅配信は電子ピアノの演奏なので、グランドピアノでのライブ自体が貴重でもある。(※ここは以前ものはっぱさんが配信ライブ(有料)を開いていた所。tjさんも2週間前くらいにやっていた)

自分のものはっぱさん観ーーーまじめできちんとした人、ピアノの音には人柄が出るというわけでその演奏は端正といった表現がぴったり。クラシックのタイスの瞑想曲も、J-POPも原曲を思い出す。絶対に羽目を外さず、優しくその曲のいいところを前面に出してきてそっと自分立ち視聴者の前に置いて行ってくれる。

ものはっぱさんの得意なジャンルはJAZZだが、それも基本的なJAZZスタンダードの世界を踏襲しているような気がする。オリジナル曲のSspectrumもジャズ風。謎の展開とか意表を突く道を踏み外したようなアドリブというのは影をひそめていて、歯切れのいいシャープなリズムとお洒落な和音が聴いていて心地よい。

(※この辺、JAZZを知らない自分の独断と偏見による印象。)

時間を問わず、常にツイキャスで生配信(JAZZ多め)をされてるので、JAZZって何なのか知りたい自分は最近こっそり聴いている。練習配信も多い。また、時々Youtubeでも生配信されてるので要チェック。

最後にござさんのこの間の配信でも感動を誘ったDanny Boyから、次のtjさんの紹介ということでtjさんのオリジナル曲「無題20」を弾かれていた。曲の展開はtjさんそのものだけど、音がはきはきと軽快な感じ。弾く人が違うとピアノって全然違うという好例。

≪この「無題20」っていう曲を作曲した tj さんって、どんな人?≫

という、tjさんを紹介する心づくしのコーナーとなっていた。どんな人かはこの続きで。

 

 

tj さん 15:15~

 

 去年もものはっぱさん、tjさんの時間帯はこの土曜の午後昼下がりだった。だからtjさんのサムネもフォントが違うが去年と同様、tjさんの「Piano Café」である。その通り何も言われなければカフェで流れているイージーリスニングのBGMにMCがついたちょっとしたラジオのようなものか。

自分は tjさんのピアノには思い入れがある。ござさんとは違うジャンルの。つまりBGMとして自分にとっては無くてはならない存在だから。tjさんのYoutubeチャンネルにはサブチャンネルと共にBGMチャンネルもある。

BGMチャンネルは登録者数も昨日1万人を超えました🎉おめでとうございます。 

tjさん、演奏の合間で話すことが「なす」と「なすび」の違いだったり、Tシャツには「RELAX」って書いてたり、あとサブチャンネルにかえるのうたロックバージョンを投稿してみたりお人柄は面白い人っていう一面はある。ござさんからは「カジュアルな存在」認定されてるし。

「リクエストしたい方は・・・」

「しょっちゅう配信してるんで」

「と、ちゃっかり宣伝をはさみます」

とはにかみながら告知されているところもいいかんじです。

しかしここまでのリレー演奏をご覧いただいて分かる通り、ピアノの音は人柄をそのまま表す。

自分はブログ書きながらYoutubeをよく聴く。構成を考えたり、記憶をたどったり、使ってはいけない言葉は置き換えたり、等々必ずしもいつも目の前に字幕が流れてくれるとは限らない。最近のネットピアノ界の事を色々考えて悩んだりしてることもある。ブログの字幕は素直に目の前を流れてくれないこともあるけど、気持ちがそんな霧の中だったりしても、tjさんのピアノは黙って横にいてくれるというか。頭の中で静かにピアノの音と会話してるのだろうか。

気が付いたらどんなややこしい構成も一発で書けている。

時々ひねくれてる自分の気持ちの奥の方、深層心理を言い当てられる感じで「そんなこと思ってたのか自分は!?」とか「真相はそうなってたのかな?」とか、目の前の霧が晴れるどころか気付くと目的地に到着してる勢いでスムーズに整理されてしまう威力がある(何言ってるんだろう、わかんなくなってきた)

悩んでてもtjさんがピアノ弾いてくれる限りは生きていけます(大げさでも何でもない)

 どんなアレンジでもその人柄通りの柔らかい音色に包み込まれ、優しい表情に変わる。

きらきら星が代表曲としての扱いなのは単体の動画として投稿されたりしてるから。どの曲も、盛り上がった所の劇的な展開は穏やかに感情を抑えられ、音のタッチは透明な階段を上っているみたいにきらきらした輝きだけが余韻に残る。

聴いていて、誰もが優しい気持ちになれる。

音楽に癒されると書くと簡単だけど、実際にあるんだとその現象に驚いた。

(自分がBGMチャンネルを聴くことが多いのは、トークを挟まないので純粋にBGMとして徹底してこちらの思考が途切れないからっていう、便宜的理由に過ぎない。)

 あと作曲のセンス。(聴いているとトークのちょっと笑いを誘う一面は気のせいだったのかな?という錯覚を起こす)オリジナル曲にその優しい世界観がすべて表現されている。それだけのBGM動画があるのも見つけたのでまた聴きこんでみたい。

 

 

 

いりすさん 16:00~

 「みんなピアノ演奏に振り切ってるの、聞いてないんですけど?」

そうか、そういうもりだくさんな配信が続くから自分も聞いてて力尽きたのか…なるほど。

いりすさんの配信は、メインパーソナリティーはフクロモモンガのしゅがまるさんですからね、よく存じ上げております。サムネ画像の通り、いつも可愛らしく配信に華を添えております。アイコンの象さんも浴衣姿です。サマーフェスだから当然いりすさんも浴衣。当然、コスプレ必須。 ・・・?あれ、そういや浴衣っていりすさんが初めてですね。たすきがけとか気合入ってるし。盛り上がってキタ~ \(≧▽≦)/ 

 視聴者数も気付くと5200人を超えている。いつもの8倍?10倍?いりすさん前回もリスナーはじゃがいもだと思ってと言われてたじゃないですか、肩で息するように緊張しなくてもwww

 tjさんの演奏が柔らかくて夢見るみたいな優しい音だとすれば?いりすさんも配信歴は長い。毎日欠かさずツイキャスで演奏配信してるだけあってレパートリーも気が付いたら増えている。去年の6月ごろ?の雑談ツイキャスでも「今一生懸命ショパンスケルツォ2番練習してて!!」っていりすさんが力説してたら「スケ2ですか、ふーん」っていってござさんがバーンと弾きだして怒られるっていう微笑ましい一面を思い出した…あっすいません本題に戻ります。

 

 とにかくこのネピサマを運営企画して下さってるのは菊池さんと共にいりすさんなので。一人ひとりに詳しい解説付きのツイートとか、細かい配慮ありがとうございます。ねぴらぼも1回と2回目では色々改善していただきましたが、このネットフェスもネピサマ、ネピフユ、そしてネピサマ2021と回数を経ることによって色々考えて下さってるなあとか思う。これを書く上でものすごく助かっている。

 

こういう周知とか。各Youtubeサイトも摘要欄にちゃんと前後の人のURLを貼って迷子にならないように設定されている。これがあるだけで全然違う。

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休憩時、サイトも告知されてなかった菊池さんアカウントでツイキャスが始まるもオフラインになってしまい、それを見てすぐさま自分のアカウントで配信部屋を設置するとか、色々気づかいの塊のよう。とにかくリスナーはじゃがいもじゃありませんし、これで手が震える緊張感からも解放されたのでは。あとはゆっくりいりすさんも楽しんでくれたらいいなあ。

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 休憩~ 16:45-17:20

ここでは自分も休憩させていただきました(といいつついりすさんの感想を書く) 

gaoさんのお笑い的な話題を思い出しては爆笑してるのは自分も同じです。他の人のいるところで絶対聞けません。職場でgaoさんのアーカイブ、ダメ絶対。

それからどうしても何としてでもピアノの話題に戻してくる菊池さん、千本桜無調性アレンジの話題に花が咲くのだった。さすがは音楽マニア(最大限の賛辞です)。

  

 ふと思う。ネピフユもリアタイで感想書いてたけどあの時は全然休憩がいらなかったような?今回はものはっぱさんのところで仮眠したのにまた休憩してる。なんなんだ?(それを単に前の晩緊張から寝れなかっただけの、寝不足ともいう。)

 

 

 

事務員Gさん17:20~

 

 今回は中野のボルタスタジオから。去年のネピサマもそうだった、おなじみのスタジオ。回顧するとここでいろんなコラボ配信もありましたね、懐かしい。

 なぜか17:30~配信のはずなのに配信サイトは17:20~の設定になっている。Gさんいわく「配信の設定は不安定なこともあり、ソーラン節になる羽目に陥るのも嫌ですし…」

あの、ここでフラグ立てるのはおやめください・・・!

タクシー乗ってて事故になりそうなのも危ないので本当にお気をつけください・・・

そんなことはさておき、オープニングからさすが安定のトーク。自分でラジオ番組持ってるだけはある。(去年はそんなことも知らず、「一人だけすごい話上手いんだけど何なの」ってびっくりしていた気がする)

 

「ピアノを使ってインターネットで配信するにはどうしたらいいんだろう」

という試みをやり始めた第1世代、それ言ったらござさんといりすさん、gaoさんと同世代。

今自分がネットピアノ配信を知って聴いてるのはコロナ流行に対するステイホームがきっかけだったけど、そういう理由がなくても、実際現地に行けないような場所、つまり自分にとっては東京とか首都圏のライブや演奏会は配信があってこそのものなので、それ自体は感謝している。今やピアノ以外にもあらゆる分野の演奏家Youtubeや有料サイトで演奏を配信する世の中、ただウイルスの流行は早く収束してくれることを願ってるけど。

 こういう未知の分野を開拓する人には、最初世間の風はきつかったと思うけどこうして一つのジャンルとして確立しつつあるのを見るにつけ事務員さんの功績(自分にとっては)は偉大だな、と思う。ネットピアニストは今回参加されている13人のほかにも今や星の数ほど各種媒体で見かけるし。若い人を界隈でよく見かけるのも頼もしい限り。

 

 事務員さんのピアノですか?ジャンルがオールマイティなのは自分ごときがここで書くまでもありませんが、自分はピアノと、ラジオ番組+弾き語りバラエティ番組だと思っている。いきなり配信が不安定なのか画面が暗転しても、落ち着いていらしてずっとトークは途切れないから配信として成立してるし。いつも定番の弾き語りもさすがの実力(?)。さらにミスチルの桜井さんまで混ざっている。しかも似てる。

 全てにおいて完璧な流石のベテラン感。しいていえば・・・アシタカせっ記が盛り上がりすぎて時間超過してたところ位でしょうか。そんなのは次のござさんが用意するゆとりができますね位に思っていた。

それよりも!事務員Gさん!途中で(最初か?)ソーラン節弾くのやめてもらえますか!自分はずっと心配してて胃が痛いくらいだったんでシャレにならないんです!

(一方的に叫んでフェードアウト……) 

  

 

ござさん 18:15~

 ここにきて思った。この謎に光ってるサムネ画像で、ものはっぱさんの個性的なロゴが目立つ。ちょっとでもお洒落感が添えられているのでありがたい限りです。

 

今日の自分の仕事は、とりあえずござさんの配信が始まって音が出たので、ほぼ終わったようなものです。皆さんありがとうございましたごきげんよう

(終わって安心したので参考までに去年のリンク貼っておきます)
 【ネピサマ】(放送事故ですすみません)ござの新居お披露目Live! - YouTube

( 成功リベンジ版配信:)【ネピサマ】リベンジ!ござの新居お披露目Live! - YouTube

 

じゃなくて感想ですか・・・?全部うまくいきすぎて良かったというか凄いというか…幻の白いショルキー弾いてる所が見れた。しかもソーラン節弾いてて、事務員さんの配信でブツブツ叫んでた自分は早速手の平クルーと返して謝りましたすいません。もっと言えばそれで飛び跳ねてほしい所なんだけど隣の部屋に迷惑だろうからいいです。

飛ばなくてもミラーボール風ライティングでパリピ風アレンジだったし、十分フェスっぽいです。このセッティングに相当手間がかかっていたはずです。

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弾かれてる曲は定番にしてござさんのいつもの夏のレパートリー。これ弾けばテンション上がる的な。自分も真夏生まれなので暑くなるほどテンション上がる!(リクを募ってるようでござさんの中では候補は決まってたのかも。というか夏というと自然とそうなるのかもしれない。)

という、ある意味耳慣れた曲、初見さんにも優しい有名曲ばかり(*´▽`*)ござさんありがとう!

そうでもないですね。前言撤回。 いつもと違う、どこがと言われるとわからないけど。

「定番曲なんだけどそれをどう見せるかが今日の見どころ。みんな知ってる曲ばっかりだから、ゆっくり楽しんでいってください」

って言ってるようだ。それがいつもとどう違うのかはコード進行だと思うので自分は説明できないため、実際に聴いてみてください。

終了15分前から「もうそろそろの時間なので蛍の光でもwww」というのもネピフユと一緒。違うのは新しい曲が一気に3曲入荷した所だろうか。

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自分は最初の方のチャット欄に「定番じゃない曲も聞いてみたい」というコメントを一瞬見かけた気がするが、蛍の光(詐欺)が始まってからそういうコメントは見なかった気がする。

あらかじめ打ち込みで用意されたベースやドラムパートに曲を合わせつつ、そして「蛍の光です」と自分で噴き出しながらつぶやくござさん。ばればれやないかい。ほんま嘘つけないですね。

細かい曲名も思い出したいのだけど、今日はここで言ったん感想を終わる。この感想、全体的に明日又書き直すので(ガチのござさんファンの自分はござさんの感想だけ単体で後で書くかもしれない)

 

 一言だけ・・・その甚平?は、前を紐で締めて着るのではないでしょうか・・・前開けっ放しにするのは法被っていう別の服なのでは・・・?

それに後ろのベットマットのゴムが気になってしょうがありません・・・ピアノじゃない所ばっかりツッコミいれてすいません・・・・

 

 

フォルテさん 19:00~

 

去年と変わった事・・・髪形、ちょっと伸びた。さらに、ムキムキ筋肉質だったのがやせた気がする。体形がスリムなマッチョを目指してるんだろうか。

はい、ピアノに関係ないですね。去年のネピサマは、広島県へコンサート鑑賞?激励?に行った帰りにぎりぎり間に合うか微妙な慌ただしい雰囲気だった。ピアノもまだ弟さん(?)がペイントした手作り感あるグランドピアノだった。

でもこの視聴者を巻き込む勢いのトークはそのまま変わらない。トークというかもはやコントになりつつある。これを看板に全国ツアー(企画の段階でコロナで行けてないんだっけ……?)やコンサートを組んでいるようだ。それがまた人気らしいのも納得。自分も行きたい。コロナの時期じゃなければ岡山県なんてちょっと海の向かい側、電車で1時間、車なら30分ちょいでついてしまう距離、行けるならとっくに行ってる。(県外だから今は無理だけど)

よく考えたら教育学部卒だし、教職持ってるし、この「音楽にくわしくない人達に面白く音楽の良さを伝える」スキルに長けてるのも考えれば納得。

ノリノリで喋りながら、演奏はガッチガチのクラシックを聴かせてくれるので、こっちは「クラシックって正座して聞かなきゃ」と思う事無しに正統派な音楽ってやつを楽しめる。

ちょっと聴きました、奥様?曲の終わり方を考えているというので「終わり方かー。クラシックはそんな所一つにも厳格な解釈があるから大変だなー、そこに個性をどう出すのかが醍醐味なのかなー」としみじみ考えてると、終わり方っていうのはキメのポーズを2パターン用意しててどっちにするのかを悩んでいたらしい。

そういうキャラだっていうのは知ってましたけどね。この辺がクラシックの敷居を下げて視聴者のところまで近づいてきてくれている一因かもしれない。

 

感想がふざけてますね・・・・ちょっと書き直そうかな・・・・

それよりなによりフォルテさんの身辺で一番変わったことは、お子さんが生まれて一緒にストピに行っているのを見るようになったことだ。ここのところストピは休止してるかもしれないが、最近までの投稿動画で一緒に抱っこひもに収まってピアノの演奏を聴いてるお子さんが登場していた。そのようすが可愛いという意見は置いといて、この赤ちゃん連れの外出は大変だろうとか、撮影に合わせて機嫌よくさせるのも大変だろうとか、でもフォルテ君さんが赤ちゃんつれている間は奥さんは休憩できてるんだろうか?とかピアノと関係ない所に思考回路が飛んでいた。(余計なお世話だなあ)

CDも出されたようで売り上げも順調そう、メンバーシップ運営も限定動画たくさん出したりして順調そう。

パパとして大変とは思うがピアノ弾いてるところは本当に楽しそうなので、演奏活動頑張ってほしいと思う。というか演奏が楽しそうなのはこのネピサマメンバー全員に共通する所かな。怒られても弾いてる、ていうレベルの音楽マニア(←褒めてる)じゃないとみんなここまでの腕前には、ならないよなあと思うのだった。

 

 

  

 

けいちゃんさん 19:45~(機材トラブルのため20:30~に変更)

去年のネピサマから引っ越しして環境が変わった人は何人かいるが、けいちゃんさんもご実家の和室にグランドピアノとシンセ置いての配信から新居に移って・・・

どうやら今回の配信は新居ではなくスタジオのようです。機材トラブルということでしたが、スタジオのWi-Fiが調子悪かったのでしょうか?ござさんもスタジオ配信は時々配信にこぎつけられずしおしおと帰らざるを得ない事があるそうだし。 

 そもそも配信URLがあがってきたのが当日になってからか?このツイート告知も当日になってから、しかしこれについたリプやいいねの数がファンの方々の期待を物語る。フォルテさんの配信中にけいちゃんさんの配信まで45分空く告知が来たが、しかしこの配信サイトに表示される待機人数が2500人を超えてるあたり、もし自分だったとしても落ち着かなくてそうしたかも。去年のござさんの姿が、待っている人たちの脳裏をかすめていく様子が容易に想像がつく。 

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  というわけで始まりましたけいちゃんさんの配信。音が出ただけで感謝もの、ありがたい状況に感謝の意を表して沢山ピアノ弾こうという事でライブは始まった。

繰り返すけど今日はグランドピアノ。

ここでけいちゃんさんの看板を思い出してみよう。それは作曲センスと、オリジナル曲じゃなかったっけか?そしてオリジナル曲には打ち込みのバックの演奏、つまりシンセが不可欠だと思うんだけど今回グランドピアノだけのスタジオってどういうことだろう?いつもはインスタライブでトークとかピアノ弾いたり?しているけいちゃんさん。アーカイブが残らない事で有名なのかな? そうだとすると今回のYoutube配信は超レアなのでは?そしてトークが人気のはずのけいちゃんさんもひたすら喋らないでピアノ弾いている。

 

 ねぴらぼのKABURAYAと、YABUSAME(?)をここにきて思い出した。

しかし結論。けいちゃんさんはソロピアノもかっこいい。

 何がかっこいいんだろう・・・?素朴な疑問。まず左手がかっこいい。ござさんの意味を持って動く左手とは役割が違うかもしれないけど、縦横無尽に主役みたいな存在感で活躍する左手。コード進行?そんなのは詳しくないので知りません。でもJ-POPを弾いてるはずだけど映画音楽か何かみたいにドラマチックになってるのはわかる。

そこになぜかドラマチックなゲゲゲの鬼太郎の曲や映画音楽をはさんで・・・

それからいつの間にか、曲はラヴェルメドレー?に変わっていた。ラヴェルといえばピアノ曲もいいが、その真骨頂は色彩感あふれる管弦楽曲。自由自在なオーケストレーションそれがスピード感、そして迫力あふれるピアノソロに変わっている。

合間で入る不思議なトークからは目を逸らすことにしました・・・カッコいい世界にひたりたいのです・・・そっとしといてくださいませんか・・・?

一言でいうと?かっこいい。でもいいデスカ?背筋伸ばしません?けいちゃんさん。

それはいいから……オリジナル曲の浄土とか。打ち込みの伴奏がはいるはず、一人合奏形式のはずのこの曲。なぜか踊りながら弾いてるし。ここでも左手が大活躍。左手と右手の拍子が違う?んだっけ・・・?

 とにかく普段は配信のアーカイブが残らないとすると、このネピサマはファンの人には宝物じゃないだろうか。ネピフユを思い出しても今回の演奏に入る気合いに鬼気迫るものを感じる。

かっこいいのでうっかりチャンネル登録・・・しませんから! (なぜか意地っ張り。他のピアニストさん気軽に登録しまくっているのだがけいちゃんさんの登録ボタンだけはなぜか押せない。なぜだ、分からない・・・)

 

かてぃんさん 21:15~

 

★ここで当日謎のお迎え事案のため中断、そのためここ以降は後日書いてます★★

けいちゃんさんから後はねぴらぼでもおなじみのメンバー。次はかてぃんさんだ、楽しみ!前のネピフユでは新居から?の配信で、奇抜な照明器具が斬新でしたね。配信画面が不思議な色に染まってるっていう、今までにない演出でした。

今回はチャンネル登録者数80万人記念配信も兼ねている。去年は40万人記念だったらしい。1年でちょうど倍、きりがいいというかその増え方が半端ない。やっぱり国際的に発信できるからだろう。(←後述する)

果たして今回配信が始まって、その画面にはトレードマークの赤いPriviaが壁に立てかけてある。ふむふむもう一台増えてるな……アンバサダーになったから新しくもらったのかな?などと邪推していたところ、かてぃんさんの挨拶が英語で流れて来る……さすが国際派かてぃんさん……じゃなくて、声はするが向こう側が見える。うっすらと影が見える中、Priviaを背景にサングラスをかけた顔だけが浮かび上がっている。

そうか透明人間だったんですねかてぃんさん!いつからネピサマはどっきりホラー番組になったんですか!?

サングラスを外して顔だけになり、そのまま情熱大陸から透明人間て曲を演奏するかてぃんさん。いやいやいや・・・もはや完全にネタにしてることは分かってきたけど、しかしどういう仕組みなのかさっぱりわからない。調べてみたけど分からない。やっぱり東大工学部系の院卒の人は、発想というか思いついて実行できるあたりが普通じゃない。誰かがチャット欄に書き込んでいる。

「クロマキー……」??

クロマキー - Wikipedia・・・調べてみたけど今回使われている技術と関連は無いかもしれないが、一応貼っておきます)それはともかく仕組みとしては全身タイツ状態だったようだ。そのタイツ部分が背景と同化して透けるらしい。ただ、「暑い!」というわけで早々に全身タイツ脱いで透明人間じゃなくなったのがもったいないが、熱中症を避けるためにはやむを得ないです。

ござさんの す ご い 配 信 もすごかったけど、かてぃんさんも別の方向で、家つまりステイホーム状態でエンタテイメントを提供できる限界に挑戦してる感がある。

どうやっても楽しんでもらいたいっていう意地を感じる。

 

前置き長過ぎ問題。

今回もピアノは素晴らしすぎてうっとりするのを通り越してあっけにとられる。配信のキャッチフレーズは「スタインウェイでアドリブを次々と……」次々っていうか、いくつか曲が混ぜこぜになっててよく分かりません。

 

かてぃんさんといえば鉄壁のクラシックの技術が武器、だと思ってました、肩書を見る限りは。今年7月にはポーランドショパンコンクールの予選出場のため出かけてる。でも最近のねぴらぼでの姿を見ていると、コンクールに出てクラシックの面で他人から評価されるというフィールドはかてぃんさんには合ってないんじゃないか?と違和感を禁じえなかった。予選も一応見ましたが、この素晴らしい才能を発揮するとすればここじゃないと思った。

しかしネットピアノ界隈の色んなトークを聞く限り、あらゆる演奏の土台はクラシックの演奏技術だと言われてたので、それを極める目的ならコンクール出場もかてぃんさんの新たな局面を切り拓くきっかけになるかもしれない。今どんどん海外の視聴者が増えてると思われるかてぃんさんのチャンネル。(配信コメントも海外の方を多く見かける。配信の再生回数が頭3つぶんくらい抜けてるのはそれもあるだろう)コンクールに出ることで、さらに海外へかてぃんさんを知ってもらうきっかけになるかもしれないし。

 

 このコンクールに向けて徹底的に弾きこんでると思われる完璧な演奏から繰り出される、ジャンルもアレンジも自由自在なメドレー。映画音楽や音ゲー、オリジナル曲の大猫のワルツなどを間に忍ばせつつ、クラシック曲を華麗につなげて……原曲とは違った風合いに仕上がってる。

 指でリズム取りつつ片手でユーモラスにユーモレスクを演奏(誰かツッコミ入れてください)、トイピアノで可愛らしくお風呂が沸いたのをお知らせし、いきなり情熱的なショパンのバラードにメンデルスゾーンのViolin協奏曲が混ざり、なぜか荒城の月がちょっと顔を出したと思えば蠍火になる……蠍火が、自分の推してるござさんと一味違ったカッコいいアレンジです(語彙力…)。ダメ押しにカホンを片手で叩きつつ片手で……マツケンサンバ

意表を突く展開、軽やかなリズム、粒のそろった綺麗で上品な音………

ちょっといいですか?

聴いてて疲れます(いい意味で)。

あっちこっち、感情が忙しいです。最初の透明人間でつかみはオッケーでしたが、その後の演奏がもっと衝撃です。

かてぃんさんの初期のYoutube動画では「東大卒で全国コンクール優勝」という肩書をしょっていたけど、こうして楽器演奏系のYoutuberとして独立してからはどうなのか?

結論からいってそんな過去の肩書はどうでもいいです。

発想の柔軟さ、アドリブの自由さ、演奏の素晴らしさを以てすれば、過去の姿を超えて余りある個性と話題性がある。そこに拓けてる未来は限りなく広いです。

 

ねぴらぼの時からかてぃんさんのイメージはルノワールと書いてたが、以前貼ってた絵(可愛いイレーヌ)からイメージが変わったので別の絵を貼っておきます。(リンク:ピエール=オーギュスト・ルノワール - Wikipedia から) 

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※左……「ヴェネツィアのパラッツォ・ドゥッカーレ」
 右……「舟遊びをする人々の昼食 - Wikipedia 」

明るい陽光の下でさざめく波と、賑やかに談笑する人々。瑞々しい色彩。かてぃんさんのピアノは絵で言う印象派。(音楽の印象派とはちょっと違う)その変幻自在の音色は、刻一刻と変わる景色の印象を描き留めた印象派の自由なタッチみたいだ。
この絵の登場人物もちょうど……惜しい💦14人だった(´・ω・`)

 

 

 

 

菊池さん 22:00~

開会式の挨拶動画とは違い、今度は帽子をかぶっている菊池さん。やっぱりピアノを弾くときは本体がないと!(←そこ大事)

今回も企画運営して下さってありがとうございました。あらかじめいりすさんと前回からの改善点を検討されていたようで。去年は本番のわずか10日前の告知で急すぎて仕事の調整が出来なかったという声があったためか、今回は告知も1か月前と早めだったし。配信URLリストも助かった。自分もほぼリアタイして聴いてみましたけど混乱なく楽しめました。(ござさんのソーラン節が心配だったのは置いといて)ただ、個人的には菊池さんは8/12のソロライブと重なって大変だったと思います。(※資料:ソロライブの感想も置いておく)

ちなみに、菊池さんのソロライブはDVDになって残っているわけではない。(チケット購入者の方向けCDはあったが)そのためネピサマで誰でも見れる動画という形でオリジナル曲を演奏してくれたのは、初見さんに聴いてもらえたという意味でも大きかったかも。

今回もけいちゃんさんと同様、視聴者数は1万人前後(かてぃんさんだけ視聴者数がマジ頭3つ分位抜けてる)と、いつもの菊池さんのライブのざっと見ても3倍はいた。そんなときに「自己紹介代わり、名刺代わりに」看板曲を演奏するのはセオリー。

例えばねぴらぼinventionやストピ動画でもおなじみのラフマニノフメドレー。

左手がかっこよく、アドリブで停車駅を色んな曲に見立てた「A列車でいこう」。

夏フェスだから夏の曲もいろいろ。

再生回数がバズってたディズニー曲も。

これで果たしてオールジャンル行ける菊池さんのアレンジワールドを理解してもらえたのか定かではないが……初見さんも知らない内に菊池さんのぐいぐい来るペースに引っ張られて巻き込まれていると思う。本格的クラシックと思いきやしっとりJAZZから急転直下にラテンのノリが始まって置いて行かれそうだ。

 

そのくらい、息つく暇もないくらい菊池さんの演奏は聴いてて楽しい。

「楽しみだなあ」ってわくわくしながら出かけ、

「最高だったなあ」って胸を一杯にしてゲートを後にするテーマパークみたいなもの。

このツイートはサントリーホールのライブ開催を踏まえてのものだが、でもあらゆる場合のすべての演奏を想定していると思う。

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きっかけは何にしろ興味を持って聞いてくれている人達を、何が何でも絶対楽しませたい!という根っからのエンターテイナー魂を感じる。こっちが迫力負けしそうな勢い。

それから、さすが親方様。出演者の皆さんへのリスペクトもきっちり入れて来る。つまえりそれぞれの特徴を取り入れたきらきら星メドレーをやり始めた。(え……?それじゃあ、tj さんはアレンジのしようがないやん、他にもっと適切な曲があるやろ)と心でつぶやいていたが案の定、tjさんのところのアレンジは原曲を踏襲していた。

というお決まりのツッコミはさておき。

出演者の方全員を振り返っていただいて、聴いてるほうもネピサマの一日を振り返ることが出来てよかった。聴いてるとほんとに全員見事に持ち味が違う、それを把握してて13人分のアレンジを即興で思いつくのがさすがです。

 

余談ーーー

ネピサマが一段落して「ゆっくりしたい」という呟きが面前を掠めて行ったのもつかの間、やっぱりピアノからは離れられないと見た。そっか・・・やっぱうまくなりたいって気持ちが一番大切ですよね・・・え?あ、あれ?独り言です・・・。

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(※打ち上げ配信は、上記理由で自分は当日早々に寝落ちしたため聴けていません。なので省略します。あしからず。)

 

 

まとめ

これまでの状況ーーー去年のネピサマ、それから今年1月のネピフユと、ネット配信の進化(それがステイホームせざるを得ない状況から派生した文化だったとしても)を感じることが出来て自分はある意味満足だった。その後ねぴらぼinventionもあって鍵盤楽器の新たな一面を知れたのもあったし。

 

今年の夏ーーー

「ネピサマ?またやるんですか?ふうん?見てみようかなー。でも予習はしなくてもいいかーござさんの記事でウチは手一杯だし。」

というわけで以前は書いていた予習記事を今回は一回も書かなかった。感想記事もござさんのだけでいいかー?と直前まで思っていた。

準備だけは必要なのでカレーはとりあえず用意して当日聴いていたのですが、やっぱり最初瀬戸さんのを聞くと、さっそく書いてしまうのはなぜ…?さすがトップバッターです。その前の開会式で自分的につかみはオッケーだったのは否めないけど。そうこうしてるうちにやっぱ全員すごい!おもしろい!ってなって気づいたら最後の方まで書いてしまったのでした。そこでまさかのウチの高1男子が塾の時間が変更になったか何かで送り迎え事案が発生したのだけが誤算、それがなければ最後まで書けていたはず。

最近ござさんの配信の聴きこみに偏りすぎて(菊池さんは聴いていたけど)他の人達の配信まで全然聞けていなかった。慌てて直前に予習らしきものはしてみたが、ほぼネピサマ当日に久しぶりに聴いてみて感想一発書きも同然。まるで初めて聞く人かっていう勢い。こんな状態で書く感想に意味があるのかはさておき、思いついたので書くしかない。

 

いりすさんが言われていた通り今回は、前回にもましてピアノ漬け。どの人の演奏も凄かった。

どの人のピアノも、前にもまして磨きがかかっていたし、レパートリーも増え、演出も趣向を凝らしていて、やっぱり終わってみたら感想書いてよかったなーと思った。ネットピアノファン冥利に尽きるというものだ。(だいぶござさんに偏ってるが)

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ただし、誤解のないように言っておく。

確かに辺境の地の住民たる自分からすれば、ネット配信が普及してくれた昨今の状況はありがたい以外の何物でもない。都会にいなければリアルタイムでは絶対聞けなかったようなライブまで逐一自宅で楽しめるのだから、これで地理的な文化格差はいくらか埋まったと言っても差し支えないと思う。

 

しかしライブ配信が身近になったのはあくまでステイホームしなければいけないからだ。現実にライブを聴きに行っていいなら、配信よりは現実に目の前で演奏を聴いた方がいいに決まってる。たとえTVとか映画とかCDとか、録音にプロのエンジニアが携わってる本格的な音源を聴けるとしても、生で演奏を聴くほうが絶対いい。

それまではこうやって企画してくださる配信を楽しむとして、現実に演奏を聴きに行けるようになったら絶対行くぞ!(いつのことやら分からんけど)

現実的に行けるとなった時に行けそうなのはフォルテさんのコンサートかもしれない。O県なんて電車でたった1時間。東京行くなら夜行バスに乗って0泊3日の日程になりそうなのとは段違いに手軽に行けるから。

(ウチの推しのござさん、全国ツアーとかいかがでしょうか…せめて大阪とか…?)

以上、自由に行き来できるようになった時の事を考えて楽しむのでした。