ここ最近ござさんの足取りを全く追えてないので、この辺で振り返ってみたいと思う。
この7月はござさんには本番のステージが続いていた。
ざっとこんな具合である。
7月15日 千葉県勝浦市で駅ピアノフェスティバルにゲストで招待される
菊池亮太さんと連弾で出演
7月16日 同様に勝浦市のホール、芸術文化交流センターKüsteでコンサート
菊池亮太さんと2台ピアノでの公演
7月23日 新宿の東京オペラシティ コンサートホールで Summer Piano Junction
菊池さん、瀬戸一王さん、ござさん、米津真浩さんが出演
7月28日 FUJI ROCK FESTIVAL だいたい11:40ごろ
菊池さんと2台ピアノ
7月29日 ネピサマ
自宅からYoutube生配信
※自分は全編聴けたのはネピサマだけであり、それを前提としてお読みください
7/16 勝浦で2台ピアノコンサート
このスケジュール上、勝浦で行われたコンサートは次の2回の公演の前哨戦といえると思う。
過去にYoutubeでは連弾動画を上げられ、ねぴらぼやねぴふぁびでも2台ピアノで演奏されていた菊池さんとござさんだが、ここにきて従来のネット上のファン以外も対象とした公演に出演されるということで、本格的に準備されてきた感がある。
勝浦では #ござ菊池 というタグでSNSへ投稿してくださいとも呼びかけられているし。そのためアンコール動画は投稿が許可されていたので、ネット上で周知を図る意味もあったのかもしれない。これから始まるコンサートへの前哨戦という意味で。
後日、アンコール以外の演奏動画も菊池さんから投稿されたので貼っておきます。
菊池さんとのライブ無事終了しました!二台ピアノを二人で思う存分弾きました!ライブ後は勝浦坦々麺に舌鼓。 pic.twitter.com/EEyuUxPpnq
— ござ @本が出ました (@gprza) 2023年7月16日
投稿された動画はファランドール(第二回ねぴふぁび(2022.04.24立川)で演奏されたレパートリー)。これからの有料公演に向けて勝負の曲として採用された感じ。
もともとはビゼーの管弦楽曲、主題のモチーフは宗教みをおびたフランス民謡……
というのは置いといて、交互に繰り返される丁々発止のアドリブ合戦がみどころ。
すでにこの時点で十分仕上がってますけど Σ(゚д゚lll)
この曲はプログラムの終盤でありほんの一部にすぎないが、他の曲も後のフジロックでも使われたものが多いらしい。これでお互いに大体の感触をつかまれたのでは。
7/23 Summer Piano Junction
こんなホールで弾けるのか…
— 瀬戸 一王 (@kazuopiano) 2023年7月23日
テンションぶち上がるぜ(OvO)
【会場入口にて16:00より当日券販売!】
☀️Summer Piano Junction☀️
日時:2023年7月23日(日)16:00開場/17:00開演
会場:東京オペラシティコンサートホール
出演:菊池亮太、ござ、瀬戸一王、米津真浩、Budo
当日券(全席指定):6,000円 pic.twitter.com/6z5WgyLDMd
各出演者さんが動画を投稿されてたので、ここではござさんが関連してる動画だけ拝借します。
ここでは念願のというかゲーム音楽アレンジ専門家の双璧をなす二人(という言い方してもいいですよね)による、ポケモンの曲が演奏されていた。この組み合わせもコロナ流行時には有観客コンサートでは実現できてなかったので、胸が熱くなる。
ちなみにねぴふぁびでもこの二人は2台ピアノで演奏されてるがその時はござさんアレンジのロシア民謡コロブチカだった(ゲームのテトリスの曲)。
今回7月の公演は全て配信とかTV中継とかされてないので、権利関係からいっても自由に選曲できただろうしポケモンの曲もそれだから今回選ばれたのかなあと思う。
ソロ曲だとその場で自由に即興で演奏されるござさんは、特に配信がないと完全に思いつきで曲を選べるから、これらの公演ではより自由にのびのびと演奏できたのではないか。そういう時のござさんはメドレーのアレンジも秀逸でとにかく素晴らしいはずなので、たぶんござさんのピアノを始めて聴く人も多いと思われる公演でそういう演奏ができたのならこれ以上嬉しいことはない。
これもござさんのチャンネル動画ではないので拝借しますが、3人で革命のエチュードというよくわからない構成になっている。でも3人の息がぴったり合って、絶妙な高音キラキラだったり低音のイレギュラーなリズム入れたりしてて面白いです。
とにかくこのホールの音響がすばらしい。
7/28のフジロック
※この時の演奏は、SNS投稿は個人の裁量で常識の範囲内で判断するようにというスタンスだったらしいので、動画は投稿されてたが公式からは挙げられてないためここには貼らない。
そのため、ネット上からの実況をもとに推測で書いていきます。
実際このイベントだけは蓋を開けてみないことにはまったく分からなかったので(時間が無かったこともあるけど)自分は怖くて予想記事は書けなかった。
ファンとはいえそこは自信がなかったからだ。
ござさんごめんなさい。
(※石橋をたたく前に予備を3つくらい持ち歩いてそれのどれかを結局使わず回り道していくくらい、臆病で念には念を入れるタイプですいません)
アレンジの発想は唯一無二、どこに出してもウチが推すござさんが一番すごい!って思ってますけどさすがに完全アウェイの環境でどうオーディエンスがつくのか分からなかったから。
さて実際のところは?
曲目はおなじみのファランドールにルパン三世に、ソロ演奏は映画音楽メドレーとか菊池さんはボヘミアンラプソディー……
このラインナップは上記コンサートと同様だけど、ロックフェスだから上記のホールでの公演とはたぶん客層もアレンジも真逆だっと思う。スポーツ観戦とともに客席からの声出しも解禁されたとのことで、掛け声も、素敵ーとかブラボー!じゃなくて、ウェーイって感じのパリピ風…?いやロックっぽい掛け声だった、らしい。
ルパン三世はアレンジのベースはこれっぽい。
脚でカウントとるところとか・・・
そう、脚でバシバシとカウント取りながら菊池さんはヘドバンしながら立ち上がったりござさんはどっかの箇所でイス倒したり(Σ( ̄ロ ̄lll)) しながら観客と歩調合せて煽ってみたり?????、ロックな感じだったらしい。(行った人の実況を参考に)
菊池さんは昔からバンドマンでありキーボードメンバーだったからこういうノリはホームグラウンド?的な感じでうなずけるものがあるが、ござさんすごくないですか……
誰が予想できるでしょう、カウント取って観客見ながら歓声を煽るとか……?キャラが違いすぎる……
でもござさんはいつも何も言わないだけで、毎週の生配信でもどんどんテンション上げて行って自分らファンを煽ってるふしはあるな…?とすると思い当たるふしはたくさんある。何も言わないだけでござさんにも熱い魂は秘められてる。
ただ最近の生配信でロックの曲をたくさん弾いてくれてたりしたので、演奏曲も意表を突いたものになるのかと思ったがそこは定番曲だったようだ。そりゃこのスケジュールで新しいレパートリー入れられないですよね。
でも調和した所作と静謐な空間での演奏が求められるクラシックホールとは全然違う演出で、思う存分ござさんの音楽に対する熱い思いをぶつけることができたんじゃないかなあ?と、行ってない身ながら、ちょっと安堵した感じです……
とにかくござさんが楽しそうでよかった。ピアノに映る景色もきれいです。
フジロックにピアノで参戦、無事終了!青空の下での演奏楽しかったです! pic.twitter.com/6m3UCt479C
— ござ @本が出ました (@gprza) 2023年7月28日
7/29ネピサマ
上記の3つの公演は実際のコンサートだったわけですが、ネピサマだけ、今回で3回目ですがオンラインつまりYoutubeの無料配信リレーです。いつも家で聴いてるスタイルで順番に回していく恰好になります。
以前と2年空いたわけですが、全体の感想はこっちにまとめてるのでご参照ください(長いけど)。
あれから2年の間に参加メンバーにも様々な変化があり、色んな舞台も経験されてきて、ピアノの演奏はそれらの変遷がはっきり映し出されていた。
しかし菊池さんの言葉をここで拝借させていただきます。
皆様に感謝の気持ちを込めて#ネピサマ#ネピサマ2023 pic.twitter.com/3z7wsE6kkC
— 菊池亮太🎩(Anoatari) (@komuro_metal) 2023年7月30日
ネットでピアノ演奏を発信される配信者さんの方々にとって、これからも色んな公演とか経験をへても、ネット配信は故郷であり原点。
配信者さんには色々なタイプがあり、これだけ人数が揃っても誰一人カラーはかぶらない。
オペラシティの公演名がSummerPianoJunctionでした。
その名の通り、様々な奏者が個人で活動しつつ時にこうして出会い感性を交錯させ、そしてまたそれぞれの演奏は新たな表情を載せて遷り変わっていく……
菊池さんによればこれからも機会を見てネピサマ等のネットリレー配信は行う可能性があるとのこと。
ネピサマに出られてたピアニストさんは現実にコンサートも行われてるが同時にみんな生配信でもピアノ演奏を発信されている。
配信者さんにとっても故郷であるなら自分にとってもピアノを鑑賞するきっかけになった原点でもある生配信。
そう思って、自分はござさん単推しであるため、毎週定期的にされている生配信をもっと楽しもうと思った。
最近都合によりここの記事を更新できてなかったため、自分にできる推し活って何なのか悩んでたので。
そういうことではなく、まず自分が楽しんでピアノきくことが大事なのかなーと思う。
それぞれの活動姿勢がある中で、ネピサマで色んな人の演奏を聴いた中で、やっぱ自分はござさんのピアノに還ってくるので。
なんでなのか、それはわからない……