NET PIANO SUMMER FESTIVAL 2023
略して #ネピサマ2023
急遽リアタイできることになったので、予習も出来てませんが突貫工事で感想書いてみます。
【大発表】
— 菊池亮太🎩(Anoatari) (@komuro_metal) 2023年7月16日
ネピサマタイムテーブル公開!!!
いよいよ祭りが近づいてきました!!!
盛り上がって行きましょう!!!#ネピサマ pic.twitter.com/MVExMoYFRG
目次:クリックで各項目へ飛べます
- 開会式 10:50
- ヒビキさん 11:00
- 瀬戸一王さん 11:45
- ぜろいちさん 12:30
- ものはっぱさん 13:15
- 佐野主聞さん 14:00
- みやけんさん 14:45
- いりすさん 15:30
- 休憩 16:15~18:00(キャス主は結構不在)
- 事務員Gさん 18:00
- フォルテさん 18:45
- ふみさん 19:30
- ござさん 20:15
- けいちゃんさん 21:00
- TAKU-音 TV たくおんさん 21:45
- 菊池亮太さん 22:30
懐古調のひとりごと
前回2021年のネピサマ開催から2年。
その時のようすは過去記事にまとめてあるので貼っておきます。
まず2020年版。
振り返りの記事を書けないので。
— かまたまうどん(低浮上) (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2023年7月26日
過去記事を再掲…
年ごとにツリーにします。
まず2020年の、初めてのネピサマの感想。今見ると拙い(今もやけど)
壁|ω・`)っ#ネピサマ2020https://t.co/kkqmReM7dJ
それから2021年版。
去年のネピサマの記事。
— かまたまうどん(低浮上) (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2023年7月26日
いつもリアタイで並走して書いてた。
(今年は無理かな🙄)
色々バージョンアップしてて楽しかった。
#ネピサマ2021https://t.co/TPr4STtBAY
ご覧の通り、ネピサマをずっと企画運営してくださってるのは菊池亮太さんだが、きっかけは2020年の夏、コロナウイルス流行から学校の休校に始まりイベントも行事も中止になって外出もままならなかった時に、家で楽しめる企画ということでネット配信イベントを開催されたのが始まり。2021年も同様の流れだった。
去年、2022年は出演者の都合が合わなかったそうだが、今年に至って、実際のコロナ他感染症の流行状況の実際はともかく、外出や行動の制限はなくなり現実に有観客イベントやコンサートが開催されるようになった。
それに伴い、出演者の都合以前にネピサマの存在意義はなくなったというか、役目を終えたのだなと自分は勝手に自己完結して感慨に浸っていた。
と、そこに菊池さんからネピサマ開催の一報が発表されたのが2023年5月末。
第一回のときは告知が本番十日前で、都合つかないひとが多かったことから告知を早めて下さったのはまあわかる。
でも今年もやるんですか?と最初は思った。
もう部屋の中でピアノ聴かなくても実際コンサート行けるのになぜ?
しかし実際自分は(受験生が家にいるし経済的にも余裕もなく)コンサートには行けてない。ほかにも家族の都合やその他諸事情で全国で開催されてるイベントに行きたい所全部に行ける人は少数派だと思われる。というわけで、
「行けたら行く」ことは可能な世の中になったが、
「行きたいところに全部行く」ことはなかなか難しいということでそういう(自分みたいな)人たちのために選択肢として配信イベント文化をコロナ後も遺して下さったと考えることにした。コロナ流行期には各種有料コンサートが特例としてYoutubeで配信されたが、そういう習慣は消えつつあるので。
そうするとネピサマは、存在意義ははっきりしてるし全く役目を終えたわけでもない。
実際無料で聴けるネピサマ。
自分がはっきり参加できるのは夏以降(というかあと数年)はこれだけだ。
というわけで、最近忙しくて各ピアニストさんの配信とか全然聞けてなくて、今日もほぼ初見さん状態で聴いてますが一応感想書きます。
開会式 10:50
【※すいませんが、開会式でプレミア公開されてたこの動画はなぜか削除?されてまして、現在見れません。リンク貼りましたが申し訳ありませんm(_ _)m 】
菊池さんの繊細なグランドピアノの演奏による、Summerと夏祭りのBGMが流れる中、ネピサマは幕を開けた。
今までの慣例にならい、意外なゲスト登場か!?と自分は期待してたが、2年ぶりのネピサマ開催ということで菊池さんがネット配信と音楽業界の現状、そして今回開催してくださったいきさつを語られるというシリアスなトークだったのでここには自分は特に意見しない。
上記に書いた自分の印象とほぼリンクしてたので、まずは菊池さんのご配慮に感謝し、今日一日楽しもう。
ヒビキさん 11:00
トップバッターは、コンサートツアーの日程の関係からかヒビキさんだった。今日から始まるツアーのために九州に前日から訪れているそうでネピサマ配信は鹿児島からとのこと。スタジオからの配信でカメラも自動切換え、音響もエンジニアさんがいるのか素晴らしい。
素敵なSummerからの幕開け、ルックスもかっこよくてまさにピアノの貴公子。
過去に陸上自衛隊中央音楽隊という日本でもトップレベルの吹奏楽団で、ソロ奏者枠でピアニストとして在籍されてたこともある。(ソロ奏者枠にはほかにもソプラノ歌手などがある)その関係からか、(再生数も多い動画の曲から)戦場のメリークリスマスも演奏されていた。原曲を踏襲した、追悼の意がこめられたような哀愁あふれる旋律。
しかし性格はご覧のとおりトークをお聞きいただければわかると思うが、おちゃめである。陰キャと自称し趣味はお菓子を食べる事。(生配信で事あるごとに公開されるイラストもおもしろい。)
主たるレパートリーはクラシック曲のはずで端正な演奏が身上。のように見えるがJAZZアレンジ曲も演奏されていたことからも、ちょっと端々に見える遊び心があるところが好き。Youtube動画につけられてるテロップもいちいち一人ボケツッコミ風だし。
このようにヒビキさんのピアノは格調高いクラシック曲に代表される……と一言で表現するわけにはいかない。いつもの生配信と違って、今回は代表曲を一通り贅沢にラインナップに上げられていたが、もっとクラシック曲もポップス曲もJAZZアレンジも幅広い曲がレパートリーにあるはずなので、詳しくは毎週週末の夜にされてる生配信とか、頻繁に投稿されてるYoutube動画をご参照ください。
グランドピアノの響きは今回も素晴らしかったことに変わりはないけど。
瀬戸一王さん 11:45
瀬戸さんは今回はトップバッターではない。しかし序盤のこの二人によって、ジャンルの違う、しかし格調高い演奏が繰り広げられることによって滑り出しは万全だったといえるだろう。
他意はない。ふとYoutube開けて、またはネピサマ初めてのひとが触りに聴くにはあまりにもすばらしく甘美な響きが流れていたので。
瀬戸さんの演奏はゲーム音楽のガチ耳コピアレンジであるため、門外漢の自分は各楽曲には言及しない。そんな感想に意味あるんかと思うがとにかく書く。
ベヒシュタインを新しく買われたのがたしか2021年の年明けごろ?そこからすっかり仲良くなられたようだ。ござさんが言うような「原曲通りにやると指が足りない」くらい緻密な再現による演奏。ゲーム音楽が力強いタッチと端正な表現でよりリアルに蘇る。
2年前のネピサマを思い出すと、ますます演奏が堂々としていて、またゲーム音楽ならではのそれぞれの場面の情景なども彷彿とさせるような……演奏に味わいがにじみ出てるというか深みが増したというか。
終盤のアンダーテールの曲に見られたような人力ディレイ、人為的にエコーが聞こえるようなアレンジも精緻をきわめている。
全部耳コピなのがすごい。この界隈では珍しいことではないが、それにしても精度と、それを現実に演奏されているのがすごい(語彙力)。
アンダーテールBGMのCDも発売されている(なぜか公式サイトに反映されてないけど)。またYoutube動画ではゼルダの伝説BGM曲もメドレーで投稿されていて、膨大なゲーム音楽を体系的にまとめて演奏されてるのはこの界隈広しといえども瀬戸さんだけだ。
そのまっすぐな人柄は一直線にこちらを向いてるピアノの音、そしてトークになるとはにかむ笑顔にあらわれてる。
ぜろいちさん 12:30
最初から代表曲(自分的には)で始まる配信、豪華すぎません?
【都庁ピアノ】「星条旗よ永遠なれ(アメリカ公式行進曲)」超絶技巧アレンジを3本の手奏法で演奏 - YouTube
この都庁ピアノ動画は2019年のストピのもので、音響設備の違いとか色々あるけど今回のほうがやっぱり豪華。
なんといっても演奏に磨きがかかってる。
しかしぜろいちさんの本領は微分音とか12音技法とかを駆使した、現代音楽絡みのアレンジ。非対称的、また不協和音も多用されている。
オリジナル曲にはその方法論が反映されて、しかし疾走感と爽やかさにあふれてて近未来的な不思議な世界観を現出してる。
そこから猫ふんじゃったが始まり、振り幅に驚く(ぜろいちさんに始まった事ではないが)。だがやっぱりかわいらしい曲ではなくなり、不協和音からの拍子も変動した不思議な展開に・・・
「どの曲もカロリー高くて・・・」
それは超絶技巧を得意とするぜろいちさんのアレンジならではですよね。
ぜろいちさんは本来菊池さんと双璧をなすピアノ界の音楽理論オタク。マニアではなくあえて敬意を表してオタクと呼ぼう。好きなだけじゃなくて極めてる人のことをオタクって言うじゃないですか(え?)。
隅から隅まで妥協を許さない(?)理論で埋め尽くされたアレンジに、モデレーターされてる菊池さんが時折解説を挟んでくれる。「全音音階が……」なるほど?考えさせられる配信。楽しみながら勉強できる新しいスタイル。
いや?別に理論がわからなくても楽しめますよね。不思議な感触だなーって思ってればいいんだ。
圧巻が初公開のオリジナル曲、それから上原ひろみさんのDancandoNoParaisoという曲の、打ち込み音源を使用した一人合奏。JAZZ曲だから既成音源じゃなくてバンドパートを打ち込みしてるらしい。さすがぜろいちさん。
「夏って感じで盛り上がる曲を……」
上原ひろみさんの曲の展開がぜろいちさんのアレンジと同調(?)してて楽しんで弾いてるのがよくわかる、それでいてテンションは天井を突き破ってダメ押しに星条旗の旋律をねじ込んでくる狂乱ぶりwww
とにかくぜろいちさんは第一回ネピサマでも打ち上げ配信で延々と菊池さんと音楽理論の討議を繰り広げてたし、以前にはシフラ(熊蜂の飛行とか超絶技巧アレンジの作曲家)だけについて語る生配信にも参加されてたくらいなので、今回も何を話されるのかちょっと楽しみ(起きてたら…)。
そしてヒビキさんほか初参加の方がもう二人いらっしゃる中で今回諸事情によりgaoさんが参加されてないようで、そのためあの抱腹絶倒トークは今回はなく、gaoさん前後の人がいじられ倒される楽しい現象も今回はお預けのようだ。ただ一つつまんない点はそこだけだ。(gaoさんの楽しいトークは過去配信とかネピサマアーカイブでお楽しみください)
もっともネピサマはみんなあらゆるネタを仕込んでこられるので必ず面白い展開になるから心配ない。
ものはっぱさん 13:15
ものはっぱさんはサムネのとおりネピサマのロゴを作成してくださってる。メインビジュアルもトータルで担当されてる。
ものはっぱさんといえば洗練されたお洒落な雰囲気…がキーワードでしょうか。椅子とお揃いのさわやかな衣装。ちょっと特別なかしこまった感じが心地よい緊張感をかもしだしている。
ピアノもさっぱりとスマートなアレンジを、よく響くピアノ音源で聴かせてくれる。サラサラと流れる澄んだ清流のような心地よいアレンジ。
今回も同接人数が3500人よりは下がらない。いつもの5倍か10倍みたいな人数を前にしつつ落ち着いた演奏はさすがベテラン配信者さんである。
「しゃべるのが苦手なのでとりあえずピアノを……」
うーんしゃべるの苦手なの初めて知りましたが?雑談配信とかされてませんか?あれ?
ゲーム音楽を耳コピ・DTM?で打ち込みアレンジもされているが、生配信では主にソロピアノで演奏されている。それと、弾き語りがメインである。さすが声楽専攻。
レパートリーはご本人は「色々かいつまみながら…」とおっしゃられているが、その通り多岐に渡っている。JAZZやボサノバ、クラシックにPOPSにゲーム音楽にボカロ、この界隈の例に漏れず、たぶん弾けないジャンルは無いのでは。
どの曲もあくまでスマートでおしゃれな和音に彩られているから、BGMにもぴったり。
curtainとかタルトワルツとか、オリジナル曲も多いがどの曲も軽やかでかわいらしい。
そしてまさかの最後の10分間が機材トラブルに見舞われるというアクシデントがあったが、ピアノ音源ソフトを切り替えるというベテラン配信者さんらしい技で回避されていた。さすがです。
弾き語りもレパートリーにあるのですからそこは歌われても良かったのではと思いますが?
佐野主聞さん 14:00
題してラフマニノフの楽興の時をじっくり聞き込む配信。
ネピサマでは代表曲を次々に演奏されるスタイルが多い。
しもんさんにとってクラシック曲は代表的レパートリーであり、配信時間の大部分を占める大曲はなかなか通常配信では不可能と思われるし、しかもこの曲は新たに密かに譜読みを進めていたらしくファンの方にとっても初めて聴く曲になるわけで、そういう意味で特別なまさにコンサートの生配信の様相を呈していた。
タイトなスケジュールの合間を縫って譜読みすること1週間。このネピサマに向けて仕上げて来たという気概が表情からひしひしと伝わってくる。
確かにこういう大曲はクラシック愛好家や、コンサートに足繫く通う人には有名かもしれないが、そうじゃないと馴染む機会はないだろう、紹介して下さりありがとうございます。
ラフマニノフイヤー、生誕150年。
それにふさわしいスケールの曲とのこと。
まるでひとりの人生が凝縮されているような。
しもんさん曰く「焦り、焦燥感、苦悩、絶望、後悔、怒り、悲しみ………。そして愛、試練を乗り越えた勝利、喜びの涙……それらの心情が浮かぶ。」
クラシック曲とか奏法はあくまで知らない素人から聴いた目線で言うと。
ラフマニノフの曲は美しい旋律を持つが、しかし前奏曲「鐘」に見られるような重い雰囲気のイメージが先行してどうしても暗い、重苦しい、哲学的な難解な作曲家という先入観から忌避しがちだった。
クラシックでピアノ曲というと、どうしてもショパンとか、軽やかで詩的な美しい曲に目を奪われがちですよね。コロナ流行を期にピアノ聴き始めた自分が言うのもなんですけど。
というわけでラフマニノフの楽曲を真正面から鑑賞したのは配信とはいえこれが初めてでしたが、やっぱり先入観通りなのだけど、深く色々なことを考えさせられる曲だなと思った。ただ苦悩や絶望だけではなくもっとつきつめて考えるというか内省的というか、深層の真の姿を隠すことなく描き出す。真摯にその姿に逃げることなく向き合う…
まさに哲学的。
その重いテーマから一筋の光のように現れる美しい和音、苦悩と絶望の淵から浮かび上がるような救いの音色。
本来技巧的な曲とチャット欄に上がっていた4楽章、その流れるような音の中から物語を洗い出すように和音を選んで独自の話法で語るしもんさん。
人生って9割9分嫌なことやつらいことが占めてるが、わずかに訪れる癒しの時間、愉しみの時を目印に進みながら、みんなその時その時を生きているのだ。
哲学的思考に終止符を打つ……ことができたかどうか分からないが、終盤に向けて5楽章、6楽章と怒涛の展開を一気に弾き切っていた。
ラフマニノフの曲、ひとことで言えば?自分とじっくり向き合いたいとき、その答えの片鱗が見える曲といえるかもしれない……
みやけんさん 14:45
みやけんさんにとっては今回が初めてのネピサマ出場だ。場所は一緒にコンサートに行かれているからか?ヒビキさんと同様のスタジオからのようだ(たぶん)。
ピアニストは本来たぶん趣味の顔なのだろう。職業としてプロのオーケストラに所属されてるトロンボーン奏者という表の顔を持つ。だからだろうか?アレンジに純粋なピアノ曲以外の管弦楽的な響きを感じる。一本気な力強い音を感じさせるがやっぱりオーケストレーションがアレンジに生かされている。
ピアノというのは1台で表現できる楽器だが同時に色んな和音や音色を一人で現出できるツールでもあると思う。
レパートリーにはPOPS曲も多く、またジブリの曲やミュージカル曲、ディズニーの曲はオーケストラを基調としていることもあり、色彩感が存分に表されている。
冒頭のオリジナル曲でもよくわかる通り、アレンジがどれもリズミカルで明るく楽しい雰囲気を持ち、聞いてて元気をもらえる。明快な楽曲の解釈、よく響く左手のベースライン、繊細ながらもはっきりと音が通る旋律、……
原曲がさらに勢いよく画面から飛び出してくるような迫力。
ただ、みやけんさんも全部原曲から耳コピされてるようだがトロンボーンはB♭管のはずなんですよね。アレンジをピアノで弾こうとして半音ずれてる…?あれ?ってならないんでしょうか…コツは何なのでしょう…?
いりすさん 15:30
夏、フェスだ!ということで、今年もいりすさんは和服というか浴衣姿にたすきがけで登場された。気分が上がる!あれ、違うな、しもんさんとみやけんさんも浴衣に甚平姿だったな……それはアレですよ、その時は自分も感想書くのに精いっぱいで衣装に言及できなかったんです。
いりすさんのコーナーは休憩コーナー、メインパーソナリティーはフクロモモンガのしゅがまるさん。
いやいやようやく自分も緊張が解けてきたのでちょっと余裕が出てきて……
休憩コーナーはいりすさんの後にツイキャスで配信されますのでそっちもよろしく!
↑↑ 16:15~17:00の休憩トークアカウント
いりすさんには毎回ネピサマ、そしてネピフユ、その他あらゆるイベントごとに大変お世話になっております。
ほっとくとコアなピアノトークが止まらない菊池さんとぜろいちさんとものはっぱさんとしもんさんとござさんと以下略、彼らをまとめてイベント運営が円滑に行われるようにあらゆる手をうっていただき、ありがとうございました。事前にYoutubeの再生リストにまとめてTwitterで配布とか。
こちらネピサマ2023 プレイリストを演奏順にまとめました。ご活用くださいませ。
— いりす🐘 (@iriirisriri) 2023年7月28日
通知登録をしておくと移動がとても楽ですのでぜひ!#ネピサマ #ネピサマ2023 https://t.co/a4g5Fk36pW @YouTubeより
過去の反省点からさらに改善されてて、自分みたいな思い付きの通りすがりでも気軽に楽しめるようにしてくださり感謝の念に堪えません。
そうやって膝に手をやり自分は神妙に画面の前で控えてたんですが、いりすさん「視聴者数は……わーっ数字読んじゃダメですーっ、10人ですよね10人、あ11人ですか?ちょっと増えましたね?大丈夫見えませんからそこはマスキングテープで隠してますんで!」と震える声でガクガクしながらしゃべり、手はガタガタ震えている様子を見るとチャット欄に乱舞するジャガイモに混じってうっかり自分もジャガイモを飛ばしそうになった。いやかぼちゃとスイカのほうが良かったのか?(そこまで元気が戻ってなかったので自分は粛々とこの記事を書く)
ジャガイモの起源は大航海時代の南アメリカ……じゃなくて、戦国時代にオランダ人がインドネシア経由で日本へ持ち込み……でもなく、
違った。
2020年ネピサマで確か100人とか200人の普段の配信からいきなり何千人という視聴者数になって慌てていたいりすさんにチャット欄でリスナーが「みんなじゃがいもだと思って!」と飛ばしたのが起源か、いりすさんが呪文のようにみんなじゃがいもに見えますって言ってたのが始まりか、どちらかだったと思いますが。
安心してください夕方前だったというのに視聴者数は4000人を超えておりました(小声)。
しかしいりすさんの演奏曲がどれも配信で聞くには珍しいものばかりで(知らない曲も多くてびっくりした、いりすさんは他メンバー同様にお馴染みの定番曲を弾くものだとばかり思ってたので。
2年前の2021年から回顧するとその後の世の中の流れはすさまじく、コロナ流行の推移と共にネットピアノ界隈でも色々なできごとがあったが、変わらずいりすさんはピアノを弾く。「頭おかしいくらい」いやおかしくはないですが毎晩ツイキャスで弾いておられます。いりすさんの中ではピアノ配信はライフワークなのだろう。フクロモモンガさんが主役という説もあるが自分はピアノに癒されてみんな集まってくるんだと思ってるんですよ(なんのひねりもなくてすいませんけど)。
自分がここで余計な御託を並べるまでもなく、いりすさんの配信の概要欄に、ネット配信への気持ち、ネピサマを開催するにあたっての概観をのべられてますのでこの記事より皆様そちらをご覧くださいませ。
それぞれの、ピアノが好きって気持ちを大切に。
そうなんだ?
自分なんか最近仕事で倒れてて平日は感情が死んでるし、土日くらいしかピアノ聴いて素直に感動できるときが無いんだけど??
そういうペースでもいいんですかね、自分のペースでやってても?
土日にしか感情が戻らないので、この記事もいきなり現世に生き返った人みたいにいまいち浦島太郎みたいな調子でおっかなびっくりなんですけど。
とにかく現実問題、マイペースでしか動けないので自分は自分なりにやりますが。
こんな調子で推しを推してるって言っても意味あるんかと自問自答してたので、それでもいいんだって(自己完結に過ぎないにしても)言ってくれた気がして、だいぶ気が楽になった。と思う。
休憩 16:15~18:00(キャス主は結構不在)
ネピサマ休憩所
— いりす🐘 (@iriirisriri) 2023年7月29日
こちらで少し雑談します。よろしければどうぞ前半の振り返り!#ネピサマ https://t.co/nzEU5Bxm3H
どうぞとか言ってるがいりすさんは緊張したー!とか好きに叫びながらシャワーとかビール買い出しに消えるのであった。さらに他の演奏終わった人たち、そして菊池さんも現れるがキャスにどうやってログインしたらいいのか右往左往するというグダグダぶりで、まあ休憩時間ならではの息抜きモードではあった。
自分もそこまで息つく暇もなくゲーム音楽ありクラシックありモード音楽とか等々ここまでが既に怒涛の展開すぎて必死だったので、というかピアノ聴いてなんか感じるという感覚をひさしぶりに取り戻したのでグダグダは逆に面白かったけど。
そしてすぐに、シフラがなんですって?と参入するなり話を振る菊池さん。油断も隙も無いさすが音楽マニア……
ここでヒビキさんとみやけんさんが配信されてたスタジオはみやけんさんのお父さんが調律されてるピアノを置いた、個人的なスタジオであることが明かされた。個人でグランドピアノ置いてるスタジオを持ってるってどういうことでしょう?そもそもお父さんが調律師なんですね、なるほど……
いやいやいや本格的過ぎませんか。自動切換えカメラといい音質といい、横浜のピアスコアスタジオを思い出したのは自分だけですかね。
とにかく偶然ではあったが生配信会場としてはこれ以上ない贅沢な設備だったはずで、youtubeで聴いてる身としてはラッキーな環境でありがたかった。
みやけんさんのお父さんご多忙中のところありがとうございます。
ーーふと静かになった隙にひとりごとモード発動中ーー
そうだった。
急遽時間ができたからリアタイしてこれ書いてるが、冒頭でも考えたけど、そういやなんで今年ネピサマやってるんだっけ。そしてなんで自分は聴いてるんだっけ。
コロナ流行でリアルでコンサートが難しいからって最初の夏はやってたはずだ。それから年月が経って、コロナ流行の現状はともかく現実にコンサートは自分もその間聴きに行くことはできたし多くの人がなんらかの形でネット以外で生演奏に触れる機会は増えて来たのではないかと思う。コロナ流行の最中に比べれば。
ここまでネピサマ前半の配信を聴いてきて、ネットにはネット配信ならではの醍醐味、楽しみ方があってやっぱり聴いてみて良かったなと思うのだ。(最近仕事で体力の限界に挑戦してる感があって、今日も夕方まで寝てようかと思いつつやっぱ聴いて良かった)
お互いリスナーは知らない人でも同じ趣味で同じ素敵なピアノを聴きに集まってて、お互い好きなところをつぶやきながら盛り上がり、楽しい時間を共有するっていうのは(SNSも含めて)ネットならではの楽しみ方ですよね。ガチのクラシックコンサートだと物音も立ててはいけません。
いやクラシックコンサートは楽器としてのピアノの響き、演奏の音色を楽しむところだから静かにしなくちゃいけない場所です。
そういう場所とは別に、自由に楽しめる空間としてネット配信はやっぱ意義があるなって思った。
自分が従来苦手としてたピアノ演奏を聴くようになったのはネットでござさんのピアノを聴いたのがきっかけだし、それ以来ピアノ配信は欠かさず聴いてるし、世の中の流れがどう動こうと自分の中でピアノ聴いたり弾いてみたりするのはおばあちゃんになってもずっと趣味として続けるって最初に決めたんだった。そういえば。
そこで菊池さんがネピサマ開催してくれるという企画を再び立ち上げてくれたのなら問答無用で聴くつもりだったんだ、告知を耳にした当初は。
最近ほんとにスタミナ切れがちで思考がネガティブだったのでネピサマ諦めモードになっていたのだった(おかげで予習聞き込みその他調査できてないまま突発でこれ書いてる)
ここまでひとりごとモードでしたすいません。
事務員Gさん 18:00
事務員Gさんはこの春の2023年3月で、13年続けられていた毎週の定期生配信を終えられている。それから生配信は2度目とのことで緊張するやら慣れてないやらのコメントが見られたがそれはまあ無理はない。その間に引っ越し(というよりは新しい住処に定住された)があったりして配信環境を今回新たに設定するのは大変だっただろうとは思う。
それはともかく事務員Gさんはネットでピアノ弾き始めた最初の人かもしれなくて(というか今までネットで活躍してる人の中では一番古いという意味で)、ジャンルの広さとかアレンジの多彩さにおいてはベテランの風格はある。ネットでピアノ弾き始めた当初の時代は色々言われてたことは想像に難くない。というか当時は自分も「Youtuberという職業は小学生が夢見る戯言」程度にしか思ってなかった。(←今思うと酷すぎてすいません)
事務員Gさんは他にも月刊ピアノでもずっとアレンジ記事の連載を続けられているし、それに毎週ラジオ番組でパーソナリティーも務められていて、次のフォルテさんと並んでトークも面白い(当社比)。というかニコニコ生放送のイベントでも主たるメンバーとして運営におられるくらいで、とっくに活躍のベースはネットを飛び出して多彩な才能を多岐に渡って生かしている。そういう意味で、ネピサマが今年開催されるのも最初驚いたけど事務員Gさんが出られることにも驚いた。
コロナ流行による行動制限もなくなりネットピアノ界が独自に動き始めた今、ピアノ配信の立ち位置は新たな局面を迎えてると思うので。
うーん原点に返るという意味かもしれないな?
事務員Gさんのアレンジはその経歴上、(自分の推してる)ござさんに酷似してる、と思う。ニコニコ生放送というベースが同一だから。
しかし事務員さんの活動はネット配信以外に居を移しているので自分はその後の活躍を見守りたい。。。
しかしマツコさんの物まねとサザンの弾き語りだけは事務員Gさんならではだと思うのでそこは今回の配信でもやっていただけておもしろかった。(ほんとにそっくり)
フォルテさん 18:45
このサムネをご覧の通り、フォルテさんは以前のネピサマ時に購入されていた イタリアのメーカーFazioli製のコンサートグランドピアノを使用されてるが、それも贅沢なのだけど、さらに今回注目なのは専用スタジオを自宅に新たに併設され、そこから配信されてることだ。
自宅にグランドピアノのあるスタジオ。クラシック曲を看板に掲げるフォルテさんにはまさに夢の環境。(このことからも今回ヒビキさんとみやけんさんの配信環境は超贅沢ですよね…?)機材も持ち歩かなくていいしwifiの心配もない。それには相応の投資が要るがそれはここでは別の話として。
2021年のネピサマでは一瞬痩せたんじゃないかという印象だったけど再びガタイが大きくなっておられるような?そこはマッチョなピアニストで通っているフォルテさんのことなので。というかピアノ弾くにはある程度の体格が必要といいますし(素人論)。力強い音はどっしりした体格から生まれる(素人論)。
体格はともかく実際にCDをリリースしたり全国的にコンサートツアーに飛び回り忙しそうにしているフォルテさん、以前の単なるマッチョな体格にタンクトップで配信してるピアニストではなくなりお洒落にスタイルを決められているが、面白い語りはそのままだ。(スタイルといえばデニムシャツ=デニムはお住いの岡山県の倉敷市児島の代表的産業である。ピアノじゃないけどそういう宣伝もさりげなくうまい)
※デニム産業は倉敷市児島が本場なだけであり、フォルテさんが住んでるのは岡山県のどこかです。分かりにくくてすいません
フォルテさんは少なくとも小学校教員の免許持ってるはずで、難しい解釈なしに難解なクラシック曲を面白く聴かせてくれる演奏はそこから来てるのかなと思う。語り自体が面白い。しかしそれ以上に、ともすると、素人には通り一遍の楽譜通りの機械的な演奏に聞こえがちな、特に技巧的な曲、そういうのも「ここが聴きどころですよ!!!!!」っていうふうに平易にはっきり表現してくれるので素人としては何をどう聴けばいいのか導入してくれる感じがして入りやすいのだ。
演奏されてるのもちょっとだけクラシックをかじっただけでも知ってるような有名な曲ばっかりなので、やっぱり入りやすい。
「ツアーでも演奏しますのでぜひみなさんホールにお越しください…」等、ちゃんとツアーの宣伝もされている。
え?当たり前ですよ、本人が主催されるイベント、しかもいつも以上に初見さんも多いであろうネピサマ配信で宣伝しなくていつ宣伝するんですか?
とにかく小学校教員免許は伊達ではない。難しい曲も楽しく聴け、クラシック曲の解説も分かりやすいトークで説明してくれるであろうコンサート、自分は個人的に推す。
ふみさん 19:30
副題:食わず嫌い
以前の2021年にもネピサマに出演されてたふみさんですが自分は今回初めて聴きました。自分の中でイケメンピアニストというアイドル枠だったのでピアノは聴いた事ありませんでした。
という、超絶偏った先入観による食わず嫌い現象により今回初めて生配信を聴くわけで、文字通り初見の印象でも書いてみようかなと思います……
ふみさんの今までのイメージはネットピアノを聴き始めた当初に見つけたファミマ入店音のアレンジ動画でしょうか。そこで視聴が止まっているのでそこからの経緯を知らない実質初見のイメージです。
なんで先入観でピアノ聴かなくなったのかというと、そんなイケメンで色白のほっそい人がピアノ弾くってどんな音なのか繊細な音しか出ないんじゃないの?という実に理不尽な理由からです。
その印象からの反証として言えば?低音の効いた情緒あふれる配信だった。誰、細い人はピアノの迫力が物足りないって言ったのは…?(自分だ)なので今年は感想も書く。
音が、誠実さにあふれてる。まっすぐな人柄を表してる、ともいう。
しかし。ほんとにどこから出てくるんだろうこのピアノの迫力は…?現代七不思議のひとつ…?
しかし配信者としてのプロ意識は途中の出来事で見せつけられた気がする。機材の何らかの原因で配信してた枠が途中で終了してしまうという出来事があるも、直後に別枠を設けてツイートする対応のスマートさ。
すごい。
そこにすぐ視聴者も4000人くらい戻ってきて、最終的に4800人くらい?同接で聴いてたのではないだろうか。
これで平常心で配信できる、プロ意識。すごいです。
ほかにもチャンネル運営の姿勢からも、(スタッフさんがいるということを差し引いても)様々な点でファンサービスが微に入り細を穿っていて、プロ意識がすごい。細かくは言及しないけどファンやってる人たちは安心して応援出来て楽しいだろうなって思う。
ござさん 20:15
自分はござさんの熱血激烈単推しファンなのでここの感想だけ例外的に長いがご了承ください。(この部屋ではいつもござさんのことしか書いてないもので、悪しからず)
ござさんの配信について駆け足で書くと、
前半の打ち込みパートを伴う映画音楽メドレーと後半の25分を占める自由リクエストコーナーに分けられる。
映画音楽メドレーは、今月ござさんが参加されていた勝浦の菊池さんとの2台ピアノコンサート、そして東京オペラシティでのピアニスト4人によるジョイントコンサートでソロで演奏されていた映画音楽メドレーの曲目をほぼ踏襲されているようだ。
………つまり。今回のネピサマの開催意図をも踏襲されてるというか、(自分のような)現地コンサートにさんかできない人たちに、現地で弾かれた代表的プログラムを披露してくださったのだろうと思われる。
しかもグランドピアノならソロ演奏でお楽しみくださいと言ったところだが今回家での配信とのことで、この今日準備されてたというのはたぶん打ち込みパートのことでは?と思う。昨日弾丸でフジロックから日帰りでの本番をこなし、今日起きてから突貫工事でこのパートを準備されてってことですか?
(出発前に準備されてたとは考えられない。その数の曲目のアレンジを、しかも順番通りに暗記しておくことは、フジロックを控えた中、不可能に近かったと思うので)
起きてからずっと配信準備してる
— ござ @本が出ました (@gprza) 2023年7月29日
ええええ??と思って思わず自分は曲目を柄にもなくメモしてしまった。するとほんとに映画音楽メドレーになってるじゃないか、ほんとですか自分も本番さながらの演奏がしかも打ち込みパートつきの一人合奏版で楽しめるんですね、いいんですかそんな贅沢????って衝撃でした。
大盤振る舞いありがとうございます!
現地行ってないのに聴かせていただき申し訳ありません!って心でつぶやきながらありがたく拝聴しました(´;ω;`)
あわててこれ書いてるから聴きなおせてませんけど打ち込みパートが相当凝ってる。自動演奏でセットで電子ピアノに入ってる伴奏版じゃなくてエレキベースもドラムもなんか変拍子?だったりとにかく通り一遍のパターンではない。それ全部頭に入れつつ曲順も正確にスターウォーズのテーマとかいつもと速度が違って?合わせるのが大変みたいだったけどきっちり演奏されていた。
(おまけ:セトリ書いてみます。たぶんいっぱい抜けてると思いますが。)
ディズニーのリトルマーメイドからPart Of Your World
キャラバンの到着
サウンドオブミュージックからMy Favorite Things
ラ・ラ・ランドからAnother day of sun
ボディ・ガードから I Will Always Love You
ET
ハリポタ
(間にターミネーター入りながら)
……?よくわからないけど大体こんな感じ。
曲順はともかく、たぶん今月参加されてたコンサートで演奏された曲とほぼ同じ。
ござさんのアレンジは、みやけんさんのピアノアレンジにも見られるけど、また全然違うけど、やっぱオーケストレーション入ってる。絶対。単なる鍵盤のみでの音を想定してないから、オケ曲をベースにしたアレンジだからここまで真に迫ってるんだと思う。
というわけで参考にござさんの名演奏、ストピ動画の映画音楽を二つ貼っておく。
超有名映画ソングメドレー弾いたらまた外国人に話しかけられた!! - YouTube
超激アツ映画音楽メドレーで冬の駅が熱狂の嵐!! - YouTube
……とにかくござさんの映画音楽アレンジは最高です。もともと映画に合わせ明確なビジョンで作られた曲ばかり、それらの珠玉の原曲をござさんがドラマチックに再現する。それを一人合奏で鑑賞できるなんてこれ以上の贅沢があろうか(いやない)。
しかしさらに圧巻なのはそれからのリクエストコーナーだった。
でも個人的には心配で胃が痛かった。自分らいつものリスナーにしてみればおなじみの曲ばかり、でも今回聴いて下さる初見さんに、ぱっと見で何かわかってもらえるだろうか……無理じゃないの?ってほんと胃が万力で締めつけられそうでした。もー無理でした。
これも大体の曲目を貼ってみよう。大体である。絶対間違ってると思うけど。
人生のメリーゴーランド
アイドル
カブトムシ
イエスタデイ、アイラブ
クロストゥーユー
ニエンテ
ソーラン節
ボヘミアンラプソディー
ラ・カンパネラ
ファーストラブ
カーペンターズまでは分かってもらえたと思う。流行りかどうか置いといて、有名曲だから。
それからあと、月のワルツはアルバムにも入ってるアレンジだが原曲は「みんなのうた」だし。ニエンテは自分らにとっては聖典みたいなものだが、そもそも音ゲーはジャンル外の人には???だろうし、ニエンテでチャット欄が一気にざわついたのを見て(この盛り上がりは何なのって初見さん引いてないかいな……)って自分はびびっていた。
しかしそんな(小さい事で)悩んでる自分を尻目に自らソーラン節をやりだしたござさんを見て悩むのはやめにしたのだった。このネタも今年初見のひとにはチャット欄の盛り上がりぶりが何のことやらだったはずだけど、そこはとにかく無事に配信が行われてるだけで大成功のござさんの配信なのでそっとしといてほしいところだ。
いやいやいやニエンテ弾いてもらって個人的には感動の涙が滂沱と流れてましたけどね…感情が忙しくてどうしたらいいやら。
ボヘミアンラプソディーも、フジロックで菊池さんが演奏されて観衆に非常に好評だった?らしいので、菊池さんへのオマージュみたいな気がして、イベント参加してなかった自分も感慨深い気持ちに浸れたので嬉しかった。
どの曲も聞いてくれてる人の心鷲掴みなこと間違いなしの、盛り上がり要素9割増しだったので今日も6000人前後の人が聞いてくれてたということで、初見さんでも何か感じてくれたものがあったとしたら嬉しいです……
今回もレンタルされたのであろうパリピライトのミラーボール状態で、パリピフェス用(2021年ネピサマより)の衣装で盛り上げてくださりありがとうございました。
怒涛のスケジュールだった7月ですが、これでひとまず日程に余裕ができると思うのでしばらくのんびりしてくださったらと思う。
体のあちこちに謎の筋肉痛が…一体なぜなんだ…。
— ござ @本が出ました (@gprza) 2023年7月29日
謎の筋肉痛(´-ω-`)へえー?それはね、フジロックではじけ過ぎたからですね多分。筋肉痛にはとにかく休息をとることです、お大事に。
けいちゃんさん 21:00
自分はけいちゃんさんのピアノ好きです。(唐突な宣言)
最近youtube配信少なくてあまり聴く機会ないんだけど(というか忙しくて聞く余裕ない)、Youtube動画が上がったら少なくともチェックしてますし。そう、youtube配信が少ないだけで、もし定期的にされてたら必ず聴いてる、と思う。個人的にファンなんですよね。
最近髪型とか服装とか?以前と変わりましたけどそんなピアノに関係ない要素はここでは語りません。喋りにも癖があるとしてもピアノには関係なく。
けいちゃんさんのアレンジいいですよね!
奔放な発想とわくわくする展開、楽しいですよね。
理由は知りませんけど聴いてて楽しい。
オリジナル曲の世界観がさらに突き抜けてて独特で、思わず引き込まれる。Youtube動画に個別にMVも凝ったのが挙げられてるので一つ一つ聴くのも楽しいし、CDもリリースされてるのでファンの人たちはサブスクでも楽しめると思う。
以前みたいに、このネピサマに出てる人たちとの絡みが見られないけど、本来ピアノ奏者の活動はソロでやるものだしとにかく自分は、けいちゃんさんのピアノアレンジ好きなんです(再び宣言)。
クラシック曲も絶妙にJAZZ風に崩してくる。
ゲゲゲの鬼太郎の曲もなぜか段々早くなる。
アレンジの切り口が独特。
活動スタイルが遷り変っても、やっぱピアノはすごい。その点は誰も異論を認めないんじゃないですか?
ひとつだけ惜しむらくは、けいちゃんさんの身上は打ち込みパートを伴うオリジナル曲だと思いますが、今回の配信はグランドピアノで音響も最高ではありますが、それのみのためバンドパートを伴う編成では聴けなかったこと。それはCDで発売されてる版で楽しめるから、今回はグランドピアノでの演奏を聴いてほしかった可能性はある。
それならそれで存分にその妙技を楽しもうじゃないか。
TAKU-音 TV たくおんさん 21:45
自分の中ではネピサマに参加されてる人の中では、たくおんさんはネットピアニストというよりは、主軸をコンサートでのクラシック演奏に置くピアニスト、という存在だ。
しかしたくおんさんの存在は自分はこの動画で知った、ということからも企画力がただものではないなってことは何となくわかった。
だからたくおんさんのYoutube動画も見てて面白いし、更新されたら必ず聞いてみる。
だいたいね?
このYoutube動画、たくおんさんのふるさと徳島県は鳴門市の道の駅でたくおんさんが企画・主催したイベントだったと思うんですよね、地元新聞社とかにも協力を仰がれたのか地元のピアノ習ってる子供たちと演奏するという企画。
それを教育委員会とかが発案じゃなくて一人で企画するのもすごいしまたこの場所が山の上でして、ここにグランドピアノを運搬して持ち込むという発想がさらにすごい。普通そんなこと考えない場所で、普通なら?地元のホールとかで開催する事案だと思う。そんなたくおんさんの熱意が通じたのか?この時もの凄く天気もよく、絶好のイベント日和でほんと良かったと思う。
そういう単に部屋でグランドピアノ弾いてるだけじゃないクラシックピアニストとして追ってて面白いたくおんさんのチャンネルだが、演奏はもちろん素晴らしい(素人目に見ても)。
だいたい今日は夕方まで山形でツアーのコンサートをされて、トンボ帰りで帰宅されての配信だそうでその疲れも見せないところがプロ、まあこのネピサマに出てくる人たちは全員何らかの点で常軌を逸した(誉め言葉)プロ意識にあふれてる人たちばかりだが。
しかも明日もコンサートというハードスケジュール、そんな中でもきっちり配信準備をこなして放送できるところも、プロ。スタッフいらっしゃるにしても、何よりも配信の演奏がすばらしい。
たくおんさんはクラシック曲の中でも、ウィーンの音大で勉強されてただけありウィーンゆかりの曲にレパートリーが多い。
ウィーンの音楽文化って独特ですよね?国境を越えて東西の文化が往来したオーストリア=ハンガリー帝国、ハプスブルク家の支配する首都。そこで醸成された音楽は国際色豊かで、モーツァルトは当時流行ってたトルコ風のモチーフもふんだんに取り入れたりしてる。ワルツのテンポも独特、ウィンナワルツの2拍目がやや早い特徴的なリズムになってるのもウィーンならでは。
たくおんさんのクラシックには、楽譜通りの音の外にそういう格調高い歴史を感じる。奥ゆかしさというか。日本でいう京都の文化的な。(しかしトークになると可愛らしい人柄が出てきて演奏と真逆で楽しいところが動画とか配信見てて楽しい理由かもしれない)
クラシック曲は芸術なんだ。(素人が何言ってるんだ……)
本来、(しもんさんの配信でも語られてた通り)人間の持つあらゆる感情を包み隠さずさらけ出す、きれいごとだけではない表現の幅があるはず、なんだ。その現実そのままの世界を、まるで夢見る少女の夢の中のように美しいままの世界で完結させてるのがたくおんさんのピアノなのかな。だから、聞いててどこまでもうっとりと世界観に浸れるし、どこまでも陶酔できるのかな……
近代日本文学で言うところの谷崎潤一郎の耽美派的な?美しいものを至高の存在意義に据える価値観……
でもこの夢のような世界から抜け出したくない、永遠にそのゆりかごの中でたゆたう存在でいたい……
たくおんさんのピアノが人の心をひきつけてやまないのはそこに鍵があるのかもしれない。
菊池亮太さん 22:30
なんですかこのサムネ画像は?
大事なネピサマのトリの配信なんですけど?
あっ分かったこの時の動画のですね!
幼少期のビデオを発掘した👦
— 菊池亮太🎩(Anoatari) (@komuro_metal) 2023年6月17日
蝉の鳴き声が良い味を出していてエモです。
楽しそうだけど将来が思い遣られますな🎹 pic.twitter.com/qNwEL1RZhl
楽しそうですね!!
まずピアノの前にこっち向いてエヘッと笑う所から始まる。
なんかこういう動画に菊池さんの原点が見えるわけですよ。
動画というか、こういう動画が残ってる所。に、です。
しかもこっち向いて笑ってるところから撮ってくれてる動画。
なんとなく、楽しそうにピアノ弾いてるところをみんなで囲んであったかく見守ってる雰囲気に包まれてる、動画。菊池さんの自由奔放な作風はこの辺から育てられてたんだろうかって思う。ほかにも菊池さんのこのころの動画は公開されてますけど例外なく一度はカメラ目線?で笑ってるんですよね。心底ピアノ弾くのが楽しそうです。
自由に練習してるところを、誰からも指図されてる気がしない。
やっぱ何らかのことを大成する人って根底に楽しいからやってるっていうのが共通してる気がするなあ。ていうかネピサマ出てる人みんなに共通するんじゃないかなあ。みんなピアノが心底好きじゃなきゃ、ここまで筋金入りのオタク 一流の奏者ぞろいにはならないよねって思う。
前置き長くてすいません。
最近菊池さんはセッションなどの本番続き、昨日もフジロックのステージをこなされて日帰り(たぶん)、そのせいか?練習不足だったのか、というかいつも息するようにピアノ練習されてるから単に練習不足で窒息気味だったからか?今回大トリの配信であるにも関わらずそういう触れ込みトークもそこそこにひたすらピアノを弾かれていた。まるで寸暇を惜しむかのように、少しでも気を許せばピアノと永遠のお別れにでもなってしまうかのように、必死でピアノをつなぎとめているかのように……
Summerフェスだから夏の曲をいろいろ、そしてラフマニノフイヤーといえば菊池さんもレパートリーということでラフマニノフメドレー、そして、アニソンでも弾くか!と色々演奏され、……結局最後の挨拶はきっちり45分間演奏されたあとのことだった。しかしきっと絶対に弾き足りないに違いない。ござさんと一緒で休憩してって言われたらまずピアノ弾くし、時間に余裕があればきっと何日間か弾き続けてるに違いない(途中でしょうがないから寝てそうだが)。何にしろ鍵盤を触ってれば幸せそうな菊池さんは冒頭のサムネ画像のころから根本的に何も変わらないと思うので。ござさんも同様に(写真は見たことないけど)。
グランドピアノなのにまるで打ち込みを伴う一人合奏かと見紛うような豪華なアレンジ、しかしバラード調のところは叙情豊かに、そしてブルースやSwingの解釈も一筋縄ではない。
菊池さんに関しては最初のネピサマの前というかねぴらぼの前までは自分的に怖い人だった、という事実はもはや懐かしい。
主にその頃見てたのはストピ動画だったがアレンジがイケイケすぎて怖かった。しかしその後ござさんと同様に生配信されてることを知り、聞いてみると抒情的な演奏も素晴らしい事を知り、また配信機材を思い切ってグレードアップされてグランドピアノ配信の音響が劇的に良くなったことから自分は菊池さんの配信も定期的に聞くようになった(最近は都合により聴けてないのですいません)。
それは配信者としての側面だが、それだけじゃないことも当時同時に知ったのだった。ござさんと同様かそれ以上のマニアックな音楽理論に精通されてること。
お祭り好き、そして夏大好き気質。ネピサマ2020を企画するくらいだったから。
しかし奏法は自由奔放……
それってござさんと一緒じゃん?
いや細かく言えば全く違うとも言うけど、とにかく音楽に関しては、誰よりも熱い情熱を心の底に秘めてるという点では共通してる。
2年前と比して、あらゆるジャンルのステージを踏み、またBGMとしての仕事も着々とこなされ、今後も活躍の舞台は海外へ広がっていて、一番演奏の振り幅が広がったのは実は菊池さん自身なのかもしれない。
そういう音楽的な包容力の大きさというか。純粋なる音楽理論オタクだったとしても誰もが親しみを込めて自然とその元に集まってくるような表現のすそ野の広さ?的なものが、今回の3回目のネピサマをして成功に結び付けた、のかもしれない。
集まった顔ぶれの幅が広すぎる。
まさにネット界を席巻する、今が旬の多士済々な面々。
彼らは何にも縛られないが共通点は菊池さんの人柄を慕って集まったという点だけだ。
自由に羽ばたいていく彼らを惹きつける何か、が菊池さんにはあるのだろう。
そしてこの配信は閉会式も兼ねられていた。
菊池さんいわく。
ピアノというのは本来孤独な楽器、演奏形態は様々でも基本的に活動は一人。
でも音楽の根幹は"みんなで楽しむこと"にある。
2021年のネピサマから2年の歳月が流れたとしても、
この場所(=ネット)でピアノと向き合い、配信という場所で聴衆と触れ合うという事は…原点であり故郷。このネットピアニストとしてのふるさとである配信へ還る、故郷としての配信を復興し盛り上げることが、ネピサマの真の目的だった、ということだ。
なるほど?
現地へのコンサートへ(地方民は)なかなか行けないので好意的に解釈してもいいだろうか…?
生配信は故郷、か……。
自分もまさにネットピアノを習慣的に聞きだしたのはござさんの配信がきっかけだったから、原点に還るというのは忘れてた目的を思い出したようで、はっとした。
というわけで。
自分は都合により以前のようなペースでござさんや菊池さんの配信を追う事はできなくなったが、合間を見て自分なりにネットピアノ界を応援したいという気持ちは変わらない。
(とりあえずこの部屋はござさんのことを追うために作った部屋で、更新を止めるのは惜しいのでたまにはまた何か書きたい)