ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

8/6 平和を祈る日

 8/6(木) PM9:00 突然のYouTube生配信ライブ

  最近、こうした突発的ライブもだんだん慣れてきて(笑)、洗い物しながら聞けるし、お風呂もスマホ持ち込めばいいし、 パニックにならなくなってきた。うちは息子は受験生なので、部活も終わったし、習い事も電車で通うようになると、ほぼ送迎もなくなったため、いきなりライブされても一応対応できるから、支障なし。

変わったことといえば、照明ですね。前回に引き続き(少し明るいけど)ムードがある感じで、大人っぽい背景イラストと相まって、いい雰囲気を醸し出しています。この背景もはじめはもっと明るい系でしたし、それもなかった4月以前を思い出せば、ライブの印象はずいぶん変わりました。それまでは、本当にご自分のアパート(?)のベッドとか丸見えの部屋で加工なし映像撮りっぱなしで、しかもペンギンマスクでしたからね。その視覚イメージと、流れてくる素晴らしい演奏のギャップに、最初は聞いていて苦労しました。

 

それでは、断片的に、ライブ演奏の印象を少しずつ述べていきます。

コード進行とかはわからないので、わかる範囲の感想です。

・もう弾けるの?という新曲

 ★前回7/30のライブに続きKABURAYA。しかも、Beautiful Flight が途中でまざっていて、自分なりに解釈されているというのが、早いですね。

 ★米津玄師さんの感電。思い出しながらというか考えながらの演奏。貴重な「覚えてる途中の段階」を聞けたかもしれない。

 

・なんで知ってるの?という曲

(毎回だけど、ござさん年齢詐称疑惑。)

 ★ドリフターズのいい湯だな。私もドリフは、8時だよ!全員集合などはリアルタイムで見れてないのに。

 ★スーダラ節。(植木等)しかもボサノバ調 これに至っては、うちの親(団塊の世代)が、ライブ演奏にあわせてノリノリで歌って踊っていました。私の生まれる17年前の曲。この辺は施設での経験から?

 ★ギザギザハートの子守歌(チェッカーズこれも、80年代かな?と思われますが、ご両親が家で流していたんでしょうか。「こういった曲はどこで知るかというと、テレビの懐かしの曲特集とかで」ともいわれていたので、耳コピできるから聞いたら覚えてしまったのでしょうか。つくづく人間業ではありません。

 ちなみに90年代の曲は、恐らくご両親が家で聞かれてたんですね。

 逆にいえば、「小さい子供さんがいるから」といってストリートピアノで弾いていたのがアンパンマンかパプリカくらいしか無かったため、(ご実家にもめったに寄らないそうですし)子供向け分野は、ござさんのレパートリーが少ない唯一の分野かも?でも、童謡とか唱歌は得意ですよね?それはむしろ施設での経験からでしょうか。

 

・どうやって弾いてるの?と目を疑う演奏

共通している事:左手がすごい。演奏効果抜群に主張してくる低音部。←語彙力無し

アレンジがキレッキレ。曲の展開が即興レベルではない。 

★注意★今日の記事は、自分が左寄りの思考であり、非常に戦争反対に偏ります。ピアノを聞いていての自分の発想であり、ござさん本人のご意見とは何の関係もありません。その点を踏まえて読んでください。

 

イマジン・平和がテーマの即興曲

  イマジンの歌詞ははっきりとは覚えてないけど、たしか平和な国境のない世界を思い浮かべてごらんとかいう内容だったような気がする。

 即興曲は、鳩が一斉に飛び立つさまを表現したそうだ。イントロは真夏の青い空。(自分的に)客観的に鳩を表現しててすごいんだけど、旋律というかほぼ和音の展開だけ(つまりコード進行?よくわからん)で曲が構成されてる気がする。でここまでのバリエーションがあるのがすごい。ござさんからの平和の祈り。

 平和について、鳩といえば毎年この8/6は広島の平和記念公園で式典が開かれて、そこで鳩が飛び立つのを思い出す。(今年はコロナの影響で訓練できず、実施されなかったそうで残念。)自分は四国在住だけど、この記念公園の中の平和資料館は、うちのバカ息子を連れてカープの試合観戦がてら何回か連れて行ったので、何となく覚えてる。リニューアルされたそうで、また行きたい。コロナが収まれば。

  で、何がすごいって、その展示。百聞は一見に如かず。バカ息子も小学校3年以降は、泣かずに黙って見てくれた。第2次世界大戦終結後、75年が経過して現役で経験した世代がどんどんいなくなり、原爆もリアルに知っている世代はほぼいなくなっている。※原爆投下後の黒い雨を浴びて放射線を浴びた人々が、最近国との裁判に全面勝訴していたが、本来の原告となるべき人々はその場もしくは1か月以内とかで急性放射能障害で亡くなっているのに、何の意味があるのか。勝訴はうれしいことだけど。そのあと国と県・市が控訴の方針となり、追い打ちをかけられる結果。そんな中、この資料館の展示物は、静かに並んでいるが、黙ってこちらに訴えかけてくる説得力がある。あわせて原爆の仕組み、その威力を科学的に解説している展示資料もみていくと、その展示物を身に着けていた人、そのものがあった場所にいた人が具体的にどんな目にあって亡くなったのか、また生き残った人も身体的、また社会的に戦後どのような苦しみを味わってきたのかが、少しはわかるかもしれない。(よく分かるとは、おこがましくて言えない)

 この資料館に展示されているのは原爆投下に関連するもの、つまり多くが75年前のものであるが、ほかの国に目を向けると世界中で常にどこかで戦争・紛争・内線が行われ、それに伴い難民が発生したり、内戦だとほかの国は干渉できなかったり(むしろある国が積極的に内戦の片方の勢力を援助したり)、戦争でなくても政治が不安定で女性、子供が弱い立場に置かれたり(つまり学校に通えなかったり女性が不当に差別されたり)という地域はいくらでもある。国連が関与して仲裁をはかるべきだし難民や子供の支援も国連に専門機関があるはずだが、現状を見る限り機能しているとはいいがたい。

 明るい未来が見えにくいこのような現代ではあるけど、自分にできることは、せめてこのような現実があるということをニュースとかで知り、関心を持ち続けることかもしれない。忘却は罪。関心を常に持つことで、次の世代に少しでも興味を持ってもらい、次の世代なりの意見を持ってもらいたいという目的もある。どう思うかはその時代で意見が違うと思う。ただ間違った先入観はもってほしくない。事実を知っていてほしい。歴史は常にその時の権力者によって上書きされ、改竄されていくから。

 

 そういう意味では、戦争は過去のものではない。日本国内にも現在多数の米軍基地が存在するし、その中は治外法権。全国にあるけど沖縄は面積に対する基地の占有率というか一般市民の居住地と密接しているという意味でいろいろな危険に日常的に直面させられている。そもそも薩摩藩時代は(特に奄美大島は)奴隷のような扱いを受け、それに加え第2次世界大戦では地上戦にさらされ、かつ占領されて日本ではない期間も長かった。そういった現実を身近に感じるチャンスだったのに、バカ息子の中3での修学旅行が中止となり、沖縄に行って平和学習をするはずが全部なくなってしまった。とりあえず沖縄つながりで、映画「ひめゆりの塔」の香川恵子主演のやつを息子に見せておこう。それが変に青春映画にならず、戦争の現実を少なくとも一番リアルに表現していると思う。まあもう15歳だし、たぶん大丈夫。

 この原爆が投下された8/6から終戦記念日8/15にかけて一時的に戦争の報道、TV番組が増えるが、終戦から時間が経過すると同時に、最近一気に年中行事化している気がしてならない。それとリンクして、最近韓国と中国を叩く(?)報道が増え続けている気がする。(まあ中国は戦後文化大革命を経て共産主義特有の芸術を否定してモラルを崩壊させる時代があったので、その影響か)つまり、太平洋戦争下で日本がその両国に何をしたのか忘れた、または知らない世代が、自分たちに都合よく想像して勝手に中国と韓国を貶めているだけでは?戦争とは何なのか?TVの前でゲームみたいに相手を倒すことができるという風に、今の世代は勘違いしているんじゃないのか。(バカ息子のTVゲーム「スプラトゥーン」において相手を「殺す」「倒す」「死ぬ」という表現が出てきて、とりあえず倒れそうです)

それをもう一度再確認させてくれる、平和記念公園と資料館。いつかまた行くぞ!

 

 

 平和記念公園でまた鳩が飛ばせる日がきますように。

イメージ_白い鳩

(画像出典:https://eee.world-p.co.jp/whatsday_0921_a/

 

 

話題がだいぶずれましたが、ここらでライブ演奏の感想に戻りたいと思います。

 

誰も寝てはならぬトゥーランドット

 あまりにも素敵すぎて、原曲のアリアを100回くらい聞きにいってしまった。またしても横道にそれてライブを離脱する案件。アーカイブを聞いていてもやっぱり離脱。

オペラのアリアの声楽特有:ビブラートとかを表現?することによる原曲に迫る再現力。(←語彙力皆無)ふと自分でアリアを口ずさんで歌ってみたら、(アリアの一番音が高い所で)ばっちり盛り上がりがはまるところが何回聞いても鳥肌これをライブで思いつくセンス。そしてそのまま演奏できるのが凄いのを通り越して怖い夏なので自分はゾーッと寒くなりたかったらここにきてる。そして鳥肌立って満足 ← ?)もう原曲を通り越して、フィギュアスケートの宇野選手の、この曲を使った迫真の演技まで浮かんできた。荒川選手の演技も印象的だが、ござさんの演奏はエネルギッシュで力強い宇野選手のほうのイメージ。

シンクロBom-Ba-Ye(ウォーターボーイズ

 自分で太ももで片手で手拍手しながら両手で演奏を続けるという離れ業。→ご本人「これ無理じゃないですかね。失うものが大きいです」ということで、一人セッションというか、手拍子音源をシンセに録音して、そこに演奏をかぶせるといいのでは?そんな音源あるならの話ですが。これも盛り上がりすぎて、横で聞いてる中学3年息子も感動。いわく「映画知らないけど、これいい曲じゃん」映画知らないんかい。中3男子、ウォーターボーイズ見なさい。

みんながみんな英雄(=オクラホマミキサー auのCM)

これが一番泣いた。カフェで聞いてても泣いてて、不審者極まりなかった。

これも原曲を通り越した再現度。序奏からして感動。

単なるオクラホマミキサーだが、auのCMの歌詞を思い出しながら聞いていて、泣いた。「雨の日もある風の日もある・・・」からの歌詞で、個人的事情だが自分は離婚しているので、毎日いいことばかりではないけど、日常の些細なことに意義というか幸せを見出そうと(無意識のうちに)そういう思考になっていたなあとか、振り向いても前向いても頼りになるのは最終的に友ではなく(これは歌詞を勝手に自分で書き換えて)自分だけだけど、悩んだりするけど明日があるから頑張ろうとか、そういうことが色々思い出されて、泣ける。

そうやって、これからの不安な人生を元気づけられて勝手に感動しているところに、全部ユニゾンでバーンと決まる劇的演出。からの、最後がキラキラでさらに低音かっこいい終わり方ときて、もう胸がいっぱいで何も言えない。

 

スティールパンで宝島

 宝島はこの間ねぴらぼライブであんなに繰り返しアーカイブをきいたはず、だったのだが、また違う演出でおもしろい。何回聞いても本当に同じ演奏がない。スティールパンは過去のYouTube投稿動画に、そういった演奏があったから聞いてこようかな・・・

   ↓ 今見てみると、題名からしてゆるいですね・・・演奏はすごいのに(;´・ω・)

【リクエスト即興ピアノ】アレをアレしただけですべてが南国風に!?

リンク:https://www.youtube.com/watch?v=6ZHFIKGNxIE

 

人生のメリーゴーランド 長め版

今まで この曲は興味なかったし、何なら早送りして飛ばすことさえあったのに、なぜか今回アレンジの序奏からして聞き入ってしまった。なぜ?わからない。今回のアレンジが感動的だから?としか言えない。こうやって毎回違うアレンジがくるので、とにかく生配信は聞き逃すことはできない、且つ途中聞けなかったところもアーカイブでつぶさにチェックしないと、大変な事態になっているかもしれないので油断できない。

パリのアメリカ人

 これもすごすぎて、ぜひ一人連弾とかでアレンジしなおして演奏してほしい。ガーシュウィンの曲の、軽快なJAZZの雰囲気がかっこいい。そこからの壮大なラスト。

翼をください(感動アレンジ)

おかしいですね、自分が中学校の時合唱でやった曲のはず・・・?あのさわやかさをぶっとばしてドラマチックな展開。アレンジの合間の空白がかっこよすぎです。

ショパンのワルツメドレー JAZZ風 

自分にはJAZZがわからないので、難しいかどうかも判断つかないけど、その場でいわれてこれができるあたりがすごい。また、FANTOM8の機能も使いこなしてすごい。

 

 

と、演奏はこんな感じだったんですけどダントツ面白かったのは、トークです。

ここからピアノはほぼ関係ないゾーンに入ります。

・サングラスから眼鏡になっている

・帽子をかぶっている理由として、髪型が終わってる疑惑・・・これについては、先日の夏J-POP動画で、画面の左端にちらっとご本人の髪型がみえましたけど、ねぴらぼライブから後切ったのか、2/8にUPされてた「大きな古時計」の動画とあまり変わらないような。後ろからしか見えませんでしたが、本来サラサラの髪のはずです。(ガチタンバリンの大石さんの動画:サウダージから)別に全く終わってないので、早速次回から帽子は是非無しでお願いしたいです。

・今日はカフェインをキメてない・・・そんなこといってたら、1日2回紅茶飲んでる私はどうなるんですか?

・残念ながらコロナ流行続いているため、3密を避ける目的で家でも引き続きマスクの着用は義務付けられています。・・・何いってるんですか。コロナ関係ないじゃん。

・皆さんの知らないところで水面下で色々進んでいます。もうすぐです。「あっござちょっと変わったなー」と思っていただければ。危ない言いそうになった。

・・・水面下?何が計画されているのでしょう。ちょっと変わったなーて思うことって、なんでしょう。雑誌の連載だけでなく、TVかラジオのレギュラー番組?(←妄想)

・ござの目ってこんななんだーという感じで、これくらいならいいだろうという事で個人情報を開示しました・・・そんなのねぴらぼライブで、いやっていうほど目は出してたでしょうが。私でさえちょっとスクショしてしまいましたよ。それこそ有料配信ライブしといて何をいまさら。開示って大げさなこというからには、マスクもなしに全く素顔の顔出しでもないと。ま、いつかは顔出そうかなと思ったら出されるでしょう。

・すごい疲れてきた。トークをするとHPが吸い取られていく。・・・やはりトーク大丈夫という情報は、間違いだったのですね。ねぴらぼの曲紹介の時は、どうしてあんなに滑らかな語りだったのでしょう? カワウソ事務員Gさんが聞いてくれていたからかもしれませんね。