ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

11/22生配信

今回の配信は10/2の重大発表で予告されていた通り、CDの発売日を間近に控えた11月末のころのことでした。

もう一度言います。

ソロアルバムCDがリリースされます(11/24に)。←全くこの記事が間に合っていない

ワクワク楽しみイベントです。ソロアルバムについては別に記事を書きたいので、今回は11/22(月)の配信について書きます。

 

去年の年末のころは、自分は何やってたんだっけなあ?

たしかグラピ配信が始まり、月刊ショパンの連載インタビューが続き、ストピ動画の音質がいきなり良くなって、でも何となくモヤモヤしてるところにねぴらぼinventionのニュースが飛び込んできて、自分はその謎のテンションに連られて、大掃除もおせち料理もほったらかしてこの記事をひたすら書いてたなあ。辛うじてお餅つきだけはやってたが(そして食べた)。

今年はさすがに、大掃除とか年末らしい事を色々やらないといけない。やってもやっても永遠に終わらない。(←普段からやってないからだ)

ただ、玄関だけはねえ?宗教の勧誘の人くらいしかそっち使わないから、ぶっちゃけ掃除しなくてもいいよね!え??普段みんなは勝手口を使うからですよ。宅配のお兄さんさえ勝手口へやってくるし、近所の人に至っては勝手口に野菜を置いて黙って去っていく。ねえ、玄関っていらなくない?何のためにあるの?

そんなこんなで、今年も年末の日々は慌ただしく過ぎていくのだった。

 

 

目次:リンクで各項目へ飛べます。

 

 

修業とは

10/2の重大発表から2か月経過、ござさんのソロコンサートまでいよいよ折り返し地点を過ぎた。引き続きござさんにおかれましてはスタジオに缶詰で練習されているようで、体調を崩されませんよう願うばかりでございます。(←この論調気に入った)

きっと寝食を惜しんで、グランドピアノの感触をひたすら体に覚え込ませているのだろう。(だから家にグラピ買えばいいのになあ!)リングフィットで体作りもしているんだろうか??介護職時代みたいな痩せ方はしてなくて、がっつりしっかり全身に筋肉がついてきたような気がする。

血反吐をはき、骨身を削るような鍛錬……

それはさながら修行のよう…

修行……修験道(しゅげんどう)

アレですか、山伏的な?
(※リンク:熊野修験 | 熊野見聞録|7ch世界遺産 高野・熊野|和歌山県インターネット放送局

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(↑画像リンク:大峯奥駈道 - Wikipedia)(参考リンク:熊野古道 - Wikipedia)

 

あらっ?奇遇ですねござさん!!

ウチの近所にも、かの空海さんが修行時に身を投げた崖っていう場所が伝説で残ってます。修行、流行ってるんですかね?(←違う)

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Σ(゚д゚lll) ご本人も修行って 言ってる…!

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つまり、山伏じゃなくてサイボーグだった件。

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(画像リンク:Amazon.co.jp: サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE 1 (チャンピオンREDコミックス) eBook : 岡崎つぐお, 石ノ森章太郎: Kindle Store

 

コソッ……

(。´・ω・)っペター 

サイボーグっていえばこっちだよね……
ランドアンド・スパコーン | The Five Star Stories Wiki | Fandom

 

(っ・᷄ὢ )≡))ŐдŐ)b グフォッッ!!!

あ…遊んでたら怒られた!(定期)

(#)Д`;;)イタイ!!!

 

真面目にやらないとそろそろまずい(定期)。闇の刺客がやってくる。

 

サイボーグになるくらい練習してるってことですね。

ねぴらぼ以前の配信では何弾いても「はいダメでしたー」しか言わなかったことを思い出すと、どんだけ練習しようが不安はぬぐえないのかもしれない。緊張を消すというか軽減してくれることがあるとすれば即ち練習する事、みたいな。

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で、今回も缶詰になりすぎて合間でこんな動画撮ってくれるとか……?無いか???

とにかくこういう一世一代の大一番、大事なステージを控えてるときは、ござさんはガチで練習の鬼と化す。なにしろござさんは国宝にして天然記念物(菊池さんが言ってたような…)ですから、そういう生態系を自然のまま守るために静かに見守っていることにしよう。自分こそブログが全然追いつかなくて、余計なツッコミ入れてる場合ではない。

 

ござさんといえば、

その手から紡ぎ出されるアレンジ。

セッションも、一人で全パート担当できてしまう。

(例えば)時代を超えてジャンルもリズムも何でも網羅。

リクエストとあらば調べて練習してでも応えようとする。

できない事は、はっきりいって無い。

 

それがピアニストござさんの身上。

この古いツイートですでに語られているように。

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このアレンジセンスをベースに、今回2022年1月15日のソロコンサートではござさんはピアノ1本で挑みます。生配信を重ねることででさらに磨かれてきたアレンジ、ピアノ専業になってからの圧倒的な練習量(ちょっと配信を聴き比べればすぐわかる)と色々な舞台での経験が、今回のコンサートでの演奏によりいっそう華を添えるでしょう。

順次抽選チケット発売中、生配信チケットも好評販売中!

くわしくはこちらから!ござ オフィシャルサイト

あら?自分が宣伝してどうする……いやノリでつい……ここ見てる人は大体知ってるよね…💦

 

 

 

季節感

そんなある日やってきたのは、投稿動画ではなく通常の定期生配信。

自分はただ疲れてた。だから、月曜日はいつも疲れてほぼ倒れてるんですが……!でも次は祝日で休みだと思って、なんとかリアタイすることを目標にがんばるのであった。そもそも月曜しか休みとれない、そこしか都合つかない人もいるかもしれないし。世の中いろいろな生活があるのだ。

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こんなお題がついてるので、CDのことで宣伝とかするのかなあ!と胸をときめかせて自分は配信にかけつけた。

 

ところで、ござさんの世界には繊細な季節感がある。和を感じる事が多いのはそのためかもしれない。ささやかな四季の移り変わりは、古来和歌や俳句に詠みこまれてきた。それをござさんはことあるごとにピアノの調べにのせて届けてくれる。

イメージするなら……

夕(ゆふ)されば衣手(ころもで)寒し みよしのの吉野の山にみ雪ふるらし古今和歌集 冬歌317 よみ人知らず 岩波文庫 P90より)

〘夕方になると袖の辺りが冷える。吉野の山ではきっと雪が降っているのだろう〙

 

今回の配信の幕開けは「お正月」である。

もういくつ寝るとお正月♪♫

「お正月」と言えば生配信でも演奏されたことはあるが、このストピ動画が凄く音も響いてて素敵である。構成も冬の曲が中心で今からの季節にぴったりだ。

 

ただ何故かクリスマス曲のリクを弾くことには躊躇している。それ、順番逆でしょ??

「クリスマスの曲を今から弾いちゃうとねえ…まあ商店(=百貨店)では既にクリスマスモードに……」商店・・・?それはショッピングモールというのでは???

クリスマス曲に躊躇してたのは、今からやってるとクリスマスまでに配信で弾く曲が尽きないかっていう点だと思うが、ござさんのレパートリーとアレンジをもってすれば毎回クリスマス曲の特集でも自分は聴いてて絶対に飽きないと思うんだけどなあ。

※ござさんの過去のYoutube動画にもクリスマス曲を取り上げた物がメドレーだけでも3つある。断片的なものを含めればもっと多いと思う。このどれをとってもそれぞれ動画の雰囲気は違うし、アレンジも全く違う。今さら動画の解説は必要ないだろう。

2019/11/17投稿:都庁ピアノ

2019/12/8投稿:横浜みなとみらいのストピ

2020/11/23投稿:お台場ヴィナスフォートのストピ

仮にイメージしてみるなら都庁ピアノ動画は観光客の外国人の方も楽しくなる演奏、みなとみらいは保育士のお兄さんと子供たちの楽しいクリスマス発表会、ヴィーナスフォートは教会で捧げられる聖なるお祈りといったところだろうか??一つのテーマでもこれだけ豊富なバリエーション。ほんまに自由自在なアレンジ手腕、恐るべし。

 

では今回の配信の演奏は?さしずめ家でこの配信を聴きながら、クリスマスが近づいてくるのを胸躍らせて指折り数えて待つ、すべての人達への贈り物かなあ。

つまりこの期間はなんというのかと言えば、アドベント - Wikipediaである。

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(画像出典:同上のリンク)
徐々に豊かな味わいになってくるシュトーレンの小片をいただきながら待つ期間の、あの何とも言えない昂揚感。子供にはアドベントカレンダーもお楽しみの一つだったり。

どの曲もジャズワルツ風?な軽快でお洒落な雰囲気、聴いてるだけでウキウキしてくる。さらに豪華な装飾音とアルペジオで埋め尽くされていて、まるでクリスマスの街に輝くイルミネーションか、ツリーに飾られたオーナメントさながらである。今にもスキップしてしまいそうな楽しい雰囲気になるのだ。

「クリスマス曲ってジャズアレンジが似合う曲が多いですね」だから得意分野なのだろうか?

そこへ戦場のメリークリスマスがダメ押しに畳みかけてきた。自分の中でこの曲のダントツベスト演奏は2020/12/11の配信(メンバー限定動画)でした。あの演奏は長い間心の中で宝物みたいにいつも思い出す存在だったんですが、今回の戦メリが衝撃で思わず去年の配信をまた聴きに行ってみた。するとあの時の印象はそのままなんだけど、それにしても今の演奏が過去のベスト(当社比)を軽く数段は凌駕してくる。立ってるステージがもう別物だ。

とどめに(言い方が悪いな……)バッハメドレーも弾いてくれて気分はすっかりクリスマスの教会、もしくは宮廷のサロンである。その余りのレア度に自分はしばし呆然……だって「ベートーベンは親がCD持ってたから覚えた、でもバッハは苦手、なんか退屈で寝ちゃうんですよね~」じゃなかったのか!どの辺が退屈なんだしっかりメドレーで10曲は弾いてるんじゃなかろうか。覚えてるじゃん!と思わず心の中でツッコんでみた。やっぱいい音楽は耳で覚えてるんかな?楽譜とか無くても(ただしござさんの場合に限る)。

 

ござさんの正体はいったい・・・

しかし、やっぱござさんのメドレーは最高。聴いてくれてる人の立場になって考えてるというか、曲順からアレンジの仕方からつなぎまで、徹底的に練りに練られてる印象、ござさん作曲のメドレーふうな新曲って感じ。

はあ、元になるリクエストはチャットから拾って、構成を即興で考えてるって?

ござさんって一体何者なんですか?

何が違うかと言われると分かりませんけど。

刻まれるリズムに、何て言うの?グランドピアノをここ一年弾いてきて、色んなタッチを自分のものにしたかのような一体感があるから?

色んなステージの場数を踏むことで、アレンジのストック=引き出しのバリエーションが増えたから?

ここにきて徹底的にグランドピアノを弾き込んでるのはソロコンサートに向けてだと思われるけど、どちらにしてもピアノ弾いてりゃ幸せなござさんは、そんだけやってると前人未踏の域に達するのは自然な成り行きだと思わまれす。

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あれ・・・?貼ってみたらニュアンス違った(´・ω・`)💦ピアノ弾いてると幸せになるのではなくて、楽しいからピアノ弾いてるんだなこりゃ・・・

どっちにしても、やってて楽しい事っていうのはスポンジが水を吸うように身につくものだから、地道にずっとグランドピアノ弾いてきたことはござさんに計り知れない、言葉では言い表せられない、目に見えない財産みたいなものをもたらしたと言えるのではないか?

 

そこから、

ポケモンメドレーから、

アニメメドレーに行き、

スタンダードJAZZ弾いて、

さらに超充実ボカロメドレー。

はい、この振り幅もござさんならではです。

というかそれぞれの分野のキーになる表現を大切にしつつ、でも各分野に振り切ってるとは思えない統一感が、ござさんならではだと思います。

ポケモンとアニメメドレーは深く触れませんけどね。ウチの男子に買ってあげたゲームは妖怪ウオッチだったし、ウチはポケモンをことごとくスルーしてきたので。)

でもグランドピアノ配信じゃなくて家配信のFANTOM8で、ぴこぴこ音源でカービイとか色々ゲーム音楽やってほしいな―とは思う。そーいうゲーム音楽縛りの生配信とかどうですか。瀬戸さんとコラボもどうですか。ああ何て贅沢な悩みなのでしょう。人間って今の状況に満足すると次々と別の要望を思いつくものなのですね、反省します。

 

JAZZピアニストへの道なき道

どの曲にも何か乗り移ってるんじゃないかと思うような、アレンジのキレがある。廻廻奇譚をやるに至って全く周りが見えて無いようで、ついにマイクに衝突。いいアレンジ思いついたからって、絶対マイクの存在忘れてましたよね。

しかしピアノはどの曲も終始すばらしい。迫力のベースラインも、JAZZのかっこいいアドリブも。

 

↑↑  JAZZの曲は去年の4月にストピ動画が出ていて、その中で「ユ-ビーソー(=You'd Be So Nice to Come Home to )」は、「JAZZ界のアイアイっていう位、有名曲」という紹介のされ方をしていた。もちろんその動画のアレンジもストライドが効いててかっこいいが、今回の配信ではアドリブもウォーキングベースもさらに洗練されてる(語彙力)。それと I Got Rhthem がかっこいいので、この2曲が今回の配信のハイライトといえるだろう(自分基準)。

そこで唐突な謎の申告byござさん

「最初はJAZZ弾けないキャラだったんです」

え???何言ってるかよくわかりません…

ここでマジレスしますけど。

確かに「クラシック畑」でずっとピアノ教室で習われていたはずなので、そこから一つ一つ手探りでJAZZの奏法・理論を現場で覚える方式で模索してきた足跡が、Twitterをたどると何となくその一端を感じられるかもしれない(自分も分かるとは言ってない)

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このダサい期間を経て、JAZZに関することを全部自力で調べて研究して身につけたのかと思うとその途中経過だけでも想像を絶する(しかも仕事しながら)ので、あくまでござさんのピアノは天賦の才というより、たたき上げの実力っていう表現を自分は使いたい。

 

ただJAZZとクラシック両方の分野を弾きこなせるっていうのはこの記事の通り、やっぱり難しい事なんじゃないですかね。ござさん、その存在がやはり天然記念物です。

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そこで「最高レベルに難しいJAZZ」らしい I Got Rhthem を無事に弾き終えほっとされたのか?何やらボカロのメドレーが始まった。

ござさんにとっては息抜きできる癒しコーナー扱いなのだろうか。

「あんまり最近のボカロ知らないんですよねぇ」と言いつつ弾ける曲は無限にあるらしい。(別にいいじゃんそんなに最近の曲じゃなくても)出てくる出てくる、いったい何曲あるんだ。

というかちょっと思った。ボカロ動画を投稿してる人見ると、ござさんは介護で働いてた頃を思い出すんじゃなかろうか??

だってボカロ曲作者は動画をネットに、それもニコニコ動画に投稿してたんでしょ、ござさんと全く同じ畑ですよねそれ。時期的にも若い青春時代に没頭してたジャンルは何十年経とうが鮮明に覚えてるものだ。その介護職のしんどかった時代を支えてくれた音楽だってことを思い出せば、そりゃ曲は無限に覚えてるだろう。それは流行を追うのとは別問題だ。

チャット欄にはござさんと同世代なのか何なのか、みるみるうちに(普段潜ってるのかもしれない)ボカロファンの人がワラワラ登場し、リクエストで埋め尽くされて大変な盛り上がりになってる所を、これまた潜ったままひっそり眺めてはフフフとほくそ笑む自分。別に悪趣味でも何でもありません。

 

※学習したこと:ボカロは商業ベースで作ったり売ったりしてるものではないので、作品が挑戦的だったり実験的だったりはたまた路線がちょっと斜めを行ってたり、純粋に音楽として楽しめるところが、いい。職業作曲家がメジャーで売ることを目標に造ってる曲とは違った味があって、おもしろい。

 

 

≪余談≫

ござさんといえば、アレンジ。どんな曲でも泉のように尽きることなく出てくる無限のイメージから、新たに命は吹き込まれる。

だが今回

「こういうノープランで弾く形態が久しぶりで新鮮な感じです。最近決められた曲をずっと弾き込んでるので。決められた曲は指の移動が最短距離で済むのですが、即興は全く別物でして、感覚が狂うんですよね……」

つまりスタジオ練習の合間を縫って頑張って配信枠を確保してくれた、というよりは。

コンサートの練習が楽譜通りだとすると、どうしても即興で自由にアレンジしたくなる症候群を発症してしまって、矢も楯もたまらず配信しちゃったんじゃないだろうか?

やらなきゃならない事が押し詰まって来てる状況の中、だからこそ好きなことをやるというか原点に返ると自分を取り戻せて、より一層目の前の目標に向かって頑張れる。

精神的にリフレッシュできて、新たなやる気スイッチが入る。

そういう事ってあるんじゃないですか?完全な想像の世界ですけど。

 

今日のお題をもう一度思い出してみよう。

「ソロアルバム発売直前ピアノ配信! 」

あれ・・・?

CDのPRは・・・?

ござの日ライブのDVDがついてる特典盤も出てる事も含めて、宣伝は?関連のトークなり演奏なりあるのかなあ?って、ござさんもそれなりにマネジメントってのを分かってきたんだなって感慨にふけってたんですけど・・・

絶対、どっか宇宙の果ての忘却の彼方へすっ飛んで消えてましたよねそういう発想…

 

 

 

おまけ

クラリネット経験者の方には常識につき、以下読まなくていいコーナー。

 

最近のござさんの好きな動画:トルコの民族音楽クラリネットのG管ばっかり100人位集まって演奏しながら行進してるやつ

 

G管!??なにそれ?

かつてClaを吹いてた身としては聞き捨てならない。

絶対調べてやる!

と、無駄にモチベーションがアップしたのであった。

 

この動画を検索してみたけど、どうして見つけられなかった。

トルコの行進曲……

これ?違うと思うなあ……

 

 

100人の動画は分からなかったけど、「トルコの民族音楽」を「G管ぽいクラリネット」で演奏してる動画ならあった。

 

なるほどエキゾチックな音色。サックスともまた違う、豊かでそれでいて妖艶な響き。

何なんだこの楽器。

聞いた事無いんですけど。

超気になる!

よし勝手に調べよう!

 

 

まずG管クラリネットとはなんぞや。

クラリネット|楽器/楽譜|山野楽器

このリンクに……載って無いやん!!なんで!?そういやござさんいわく「トルコの民族音楽に使われる」ということだったから、日本では流通してないのかもしれない。

 

そこでさらに調べた。

ここなら載ってるやろ。画像は……G管無いやん!

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(画像出典:クラリネット - Wikipediaから、有名なやつに字幕つけてみた)

しかし、写真はないけど解説はあったのでまとめてみよう。

以下、大体Wikipediaから転載。

ソプラニーノクラリネットエスクラリネット:管調 独-Es  英-E♭ 日-変ホ
エス・クラ。特に近代以降の大編成の管弦楽曲で多用される。
(例:ボレロ、ダフニスとクロエ、ダッタン人の踊り幻想交響曲(たぶん))

 

ソプラノ・クラリネット

B♭管ー最も標準的なクラリネット

A管管弦楽では標準的。ただし吹奏楽ではほとんど使われない。

G管ートルコの民族音楽で使われる。

 

(以下略)

アルト・クラリネット  管調 E♭(バセットホルンと役割はほぼ同じ)
※音域的には管弦楽ヴィオラ

バス・クラリネット 管調 B♭ 
※以下、クラリネットアンサンブル、吹奏楽、大編成の管弦楽等で低音域を担う。ファゴットが苦手とする弱音も可能。

コントラアルト・クラリネット 管調 E♭

コントラバスクラリネット管調 B♭

 

 

というわけで、存在はするらしいが使われ方がいやに限定的だった。トルコだけ?日本では知られてもないし流通もしていないし、動画も日本語で上がってるのはYoutubeにはない。

ちょっと聞いていいデスカ。

なんでござさん、そんな動画探し当てたんでしょ?

最近民族音楽にはまってるとは言われてたが、何をきっかけにしようにも、この分野は検索にかすりもしない気がしますが…

クラリネットやってたけど、そういう切り口から検索しようという発想がなかったです。

 

このトルコの動画を聴く限り、現代に伝わる民族音楽という事は、オスマントルコに端を発するイスラム系の音楽という事か。

こんなやつ?オスマントルコ時代の行進曲と言えばこれ。でもこれにはG管クラリネットがでてこない。
Turkish Military Band Istanbul オスマン・トルコ軍楽隊 - YouTube

または、ビザンツ帝国のなごり?でもあれは14世紀で滅んだし、その音楽が今に伝わっているとは考えにくい。

アラビアその他今でいう中東から伝わったもの?でも系統的に違う気がする。

イスタンブールは文明の十字路とも言われ、希望岬航路が本格的に開発されるまでは東西を行き交うすべての交易はここを経由していたと言っても過言ではない。

そうなるともうその出所は追求できない。

何でしょう、モンゴルの馬頭琴が音色が似てるという説を風の噂で聞きましたが、でも自分はスコットランドバグパイプとか中国の笙にも似てる気がするんですよねえ。

ほんとにきりがなくなるので、やめときます。妄想するのが楽しいだけとも言う。