ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

11/15 誕生日ピアノ配信

 

以前の記事でお誕生日についてあんまり書けてなかったので、補足というか続きを書きます。(※前回11/6の配信について、この記事の後半にネットマナーについて書いた)

 

あの11/6配信でのござさんの発言―――

「僕は去年は誕生日、非公開だったんですね。」

「なのにどこからか僕の誕生日情報が広まり……」

いやいやいや………2020/5/26の生配信でスパチャでのファンからの質問にはっきりお答えされてましたでしょ。上げ足を取ることはしたくないですが、ファンとしては、情報を捏造してた疑惑はかけられたくありません。

 

「なので、去年は『誕生日は公開されてないから知らない』派と、『誕生日知ってるからお祝いしたい』派に動向が二分されてるのを、僕は静観して行く末を見守り……」

そんなことになってたのも初耳です。

ファンのみんなでTwitterでお誕生日を素直にお祝いしてたと思うんですけど。

自分もその片棒担いでた一味だったんですがね。

(※去年の、自分が片棒担いでた形跡)

 

「去年の誕生日は、ほんとに大変だったんですよぉー!」

はあ、大変だったんですか。そうですか。

それはどうも余計なことしてすいませんでした。

事務所も所属してないござさんは、突然のことに驚かれたのかもしれませんね。その節はござさんの身辺をお騒がせするような事態を招いてしまい、慚愧の念に堪えません。(ちなみに、慚愧に堪えないの意味……自分の行いについて、残念に思い、反省すること。 恥ずかしく思うこと。 謝意を表明する際などに用いられる。※慚愧に耐えないの意味や使い方 Weblio辞書より)

よって自分は去年、浮ついた記事を書いてしまったことを今一度振り返り、立ち止まって反省することでお詫びに替えさせていただきます。

ただ、取り下げもしませんけど。あれはあれで自分の偽りない気持ちでもあったので。

 

というわけで今年は(というかこれからは)ござさんの誕生日に関してはこっちも静観することにして、むやみに「おめでとう」とかいう記事は書くのはやめたのでした。

(おめでとうのピアノ演奏をどっかに投稿した気もするが、演奏で応援するのはピアニストに対する表現としてはごく自然なことだと思ってる)

 

 

目次:リンクで各項目へ飛べます

 

 

 

 

ござさんのお誕生日

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これにいいねが2300もついている。ふうん、みんなお祝いしてるんだなあ。おめでとうございます。しかし実際に正面切って言われても、今までと方向性が180度違い過ぎて、ファン歴がたかだか2年弱の自分でも対処に困る。そもそも、これはおめでとう言ってるファンに向き合ってくれてるということだろうか?別に無理しなくていいんですけど?

ていうか、お誕生日おめでとうって自分から伝えるのは家族等親しい人との間でいうイメージ。

ござさんに対しては、

存在してくれてありがとう

なので微妙に趣旨が違ってくるんだよね、とヒネクレ者の自分はブツブツ心の中でつぶやいていた。

しかしチャンネル登録者数も増えて、実際いままでの趣味でピアノ弾いてた時代はもう終わったんだし、世間に誕生日を公開してカウントダウン配信しながらお誕生日迎えるとかいかがでしょうか?(←ありえない)

実際の配信は誕生日も過ぎて忘れた頃にやってきましたが。

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で、ブツブツとわめき散らした挙句、自分は全く配信にリアタイしてなかったのであった。単に月曜が週で一番忙しくて、疲れて寝てただけとも言う。

 

 

コソ練

【 コソ練 】……[名]スタジオに缶詰になるなど、こっそり隠れて練習する事。本番前の追い込み。

 

ござさんにおかれましては1月15日のソロコンサートまで残す所約2か月となった中、ますますコソ練に励んでおられることと存じます。ござさんからも「めっちゃくちゃ練習してる」という発言が聞かれる状況の中、ぶっちゃけ自分としては無理そうなら定期の生配信は横へ置いとけばいいのに(誕生日って何でしたっけね)って思っていたが…

ほら去年夏の第1回ねぴらぼ前には、スタジオでコソ練の傍らメンバー限定JAZZ動画

「All The Things You Are 」(限定動画のためリンク貼りません)

の投稿があったし。あーいうのとかがまたくるんだろうなあーと首を長くして待ってたら何とお誕生日配信とな(しつこいな)。ありがとうございますって言えばいいのか?

 

さて、ござさんのTwitterプロフィールがいつの間にか1919年生まれに設定されている。(それってヴェルサイユ条約やん第一次世界大戦終わってヨカッター)

じゃなくて「年齢はずっと17才」「もうそろそろ名乗ってもいい頃でしょう」??何だそりゃ???

そんなござさんにはプレゼント代わりにこんな歌でも贈りましょうか。
Sixteen Going On Seventeen from The Sound of Music - YouTube

あっそんなマジレスしちゃだめなんでした💦こっちでした
17歳教 (じゅうななさいきょう)とは【ピクシブ百科事典】

 

なんか論点ずれてきたぞ。

そうだコソ練です。

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クラシックの暗譜、ということは、ソロコンサートで弾くクラシックはいつも配信でやってる定番曲じゃないのか。といっても候補は見当もつかないし、それが何なのか?あれこれ妄想するのも楽しい。

いったい何だろう?

ござさんが好きなラヴェルドビュッシー

意表をついてスクリャービンとかカプースチン

民族音楽を勉強してると言ってたから、バルトークとかヒナステラ

いや基本に帰って、小さい頃からCD聴いてたらしいベートーベン?

とにかく、何を想像しても楽しい(テンションおかしい)。

弾いてる視点から動画のツイートは特になかったけど、要するにがっつり練習してるんやなと思って安心した。ござさんが心置きなくピアノ弾けてるなら自分はそれで満足。よかったよかった。

 

 

コソ練の進捗ぶりが垣間見える件

え?それは袖をまくった所から見える腕から推察できるってもんです。

ばしっ・・・

(´;ω;`)だっ誰かにハリセンでしばかれた……

まじめにやれってことですかね……はい……

 

コソ練の進捗状況、それは今回の配信で1曲ごとに丁寧に弾いてくれたのでよりくっきりとわかる。丁寧というかアレンジひとつとっても、1曲の中でというか1フレーズごとに違っていたりする。人気曲は繰り返し聴いてるから飽きてきた、どころではなくむしろ毎回いちいち驚くというか…

アレンジは次から次へと脊髄反射で涌いて出てくるらしいが(←理解不能)、また話題が横にそれてるが、とにかくほんまにコソ練の仕上がり方がやばいのである(語彙力)。

最近生配信の復習が足りないのでいつだったか忘れたが今年の2月くらい?で「指って10本じゃ足りませんよね?」って発言されていたが、ござさんの耳コピ力をもってすれば原曲再現しようとすると指が足りないんでしょうけど、いやいや、最近ここに至って指足りてきたんじゃない?って思う。なんのこっちゃ。

 

アップライトの動画もFA-08での演奏も、Twitter動画もニコニコ動画も、それぞれの時代でのござさんだからそれぞれに大好きなのだけど。

ここにきてつまり去年の11/5~のグランドピアノ弾き込み特集期間(=CD録音に向けて特訓練習期間)以降、一年を経過するに及んでさらにその技は磨かれてきた。

ここ最近、際立って凄みが増している。

何が?リズム?音?よくわからないけど。

 

 

そもそもの発端は去年からのグランドピアノ配信だったが、それが始まったころの衝撃は忘れようにも忘れられない。その時期の感想を引用してみると自分の地に足がついてないのがよく分かる。フワフワと、何て言ったらいいんだろ?状態。よく分からないけど何かが始まった事だけは分かって(←さし当たってねぴらぼ2)、ついて行くのに必死、無我夢中だった。

あのね、そもそもね、毎週グランドピアノ配信ですって?

それが最初は信じられなかった。いわゆるカルチャーショック。

聴いてる自分らにとっては生ピアノでの最高の演奏、かつ準備するござさんも機材の運搬は毎回大ごと、しかも本格的なものを揃えてる。

贅沢極まりないんですけど、それが無料で誰でも聴ける所があるらしいですよ奥さん?

youtubeの、Goza's Piano Channel /ござのピアノちゃんねる 

https://www.youtube.com/c/qbqnqsquq

っていうんですけどね。

グラピ配信は当初からすごかったけど、試行錯誤を経てもうなんか別物と化してます。

 

とにかく最近のグランドピアノ生配信はさらにやばいことになってる(語彙力)。

今回の配信もやばくてどこから書いたものかと思うけど、とりあえず最初からやばい。他に言い方無いんか。

 

要点をかいつまんで言うと、最初からていうか昔からござさんがイメージしてたアレンジなり奏法なりが、ようやく演奏として実現できるまでになったというか。(←なぁんか上から目線ですね?)いやだから「指が足りない」現象がやっと解決の端緒に就いたところ、というか?

で、アレンジそのものも長いピアノ歴というか音楽活動の中で色々吸収かつ消化されてきたものが、今のござさんを形作ってるというか。色んな分野の音楽を経験してきてるござさんならではの独特な世界があるというか。

グランドピアノ配信が回を追うごとに変わり続けてるなあって思うのはこういう所からだと思う。今日よりも明日はもっと違うござさんになってるっていう、根拠のある期待。

 

 

どうやばいのかという考察

どうやばいのか?それはYo-Kaiディスコが実は妖怪ウオッチの曲じゃなかった事です。

え?そんなの常識?

あっハイすいません。

まずイントロでオリジナル曲の夕さりを弾いてくれたので、お約束のこの歌を……

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この夕さりっていうオリジナル曲は5/3のソロライブでお披露目となったわけですけど今回いきなりそこから清新の風っていう展開で最初から自分はやられてます。

ござさんの和音て独特で、アレンジでもこれでもかというくらい効かせてきますけど、オリジナル曲にはそれがてんこ盛りです。演奏するには素人の自分にはちょっとしたござさんアレンジでも至難の業ですが、その独特な和音による展開は人の心を掴んで離さない。そのオリジナル曲による感動的オープニング、しかも清新の風のラストはさらに畳みかけてきてなんか映画でも始まるんだろうかっていう壮大さ。

 

オリジナル曲はこの通り全編ござさんらしさにあふれてる。ピアノの演奏はそのまま人柄が出るというけど、音一つにも、一つの和音にも真正面からそれと向き合うござさんの誠実な人柄というか……音楽にあらゆる面で真摯に取り組む姿勢というか……

音が透明な気がするんですよね、内面がそのまま出てるというか、雑念がない。

雑念?

こっちはござさんに言いたいことは山ほどありますけどね。もうピアノ弾くことが職業になってんのに宣伝色が1mmも感じられないし、メンバー限定動画はどうなったんだと思うし、結局この配信のラストの挨拶に至っては、正面を向くも目線はなんとかマイクで隠そうとするし。ほんま何やってるんですか?と思う。画面のこっち側から魔法のリモコンでマイクをずらしてみようかと思いましたよ。

まあ要するに雑念が無さ過ぎるんでしょう。それがいい事かどうかは置いといて。それだけはござさんの人柄だから変えようと思っても無理なのだと思われる。

聴いてる方が雑念だらけでした。

もっと修業が必要なのだろうか?

でも言いたいことは言うのがこの部屋の趣旨だし。

 

 

また横道にそれてしまった。

オリジナル曲がござさんの人柄をそのまま表しているとすると、ござさんのアレンジはその引き出しの多様性を表してる。ちらっとこんなの投稿したりして、その思考回路はどうなってるんだろう?って疑問に思っていたら、

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その思考の仕組みはこんなだったりして、分かりやすそうで実際に想像してみたらさらに分からなくなっただけでした。

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ソロライブ用にクラシック曲を練習してるくだりで、

「即興演奏では練習時間がゼロ秒なので別にいいんですけど(以下略)」

というくらい息するように自然にアレンジを思いついてるらしい。

 

毎回違う表情を与えられ、生きてるかのように、意思を持ってるかのように動くござさんの左手。

オクターブで降下していく暴力的とさえ言える力強いベース(?)、ずっしーさんに命名されたござさんならではのビート、高速で流麗なアルペジオ、……(以下略)

アレンジで言えば極めつけは、およげたいやきくん。高音のオクターブトリル(?)で映画のラストシーンなみに感動すると思わせてからのバッハ風からのJAZZふう。で、ラストはかわいらしい。

 

どの曲も、シンデレラのかぼちゃの馬車のようにその一瞬だけ違う姿になる。そして次の曲が現れるまでのつなぎ部分も短いショートストーリーかのようなドラマ性がある。

原曲からの変身の仕方も思いもよらないものだけど、そういった様々な工夫を凝らされた宝物みたいなのを一つ一つ並べていくと、なぜか不思議なことに全体として統一感があり、かつ細かく見れば展開も工夫されている。

 

今回の配信で驚いたのは音ゲー曲を弾いてくれたことかもしれないが、それまでの最初の30分余の様々な演奏があまりにも魅力的過ぎたので、なんでなのかどうしても考えたかったので書いてみた。(今までの記事とかぶる所があるかもしれないし、ていうか結局全然解明できてないけど、お誕生日関連でモヤモヤしてたので整理するのに時間がかかった。)

 

音ゲーの曲の事も書いてみようかな。

BEMANI音ゲー

(※参考資料:関連記事)


たぶん今回配信のメイン演奏はこの曲なんでしょうけど、いろいろ語りつくされてる気がして別にいまさら自分が調べる必要とか無い気もするが、やっぱ書く。

この曲は9/15発売のCD(ごささんのは限定版の特典だったため販売終了)に入ってたから購入したファンは知ってるはず。ただそれはファン全体からみてほんの一部かもしれないし、あのCD(本体のほう)を聴いてござさんを偶然知った音ゲー界隈の人もいると思うので、CD発売時に続いて演奏してくれてよかった。

音質は当然CDのが最高なのだが、こうして目の前の配信で弾いてる所を見れると、いかに凄い動きをしてたかを目の当たりにできて感無量である。

 

「こっそり練習してました」

「あとの2曲はまだ不十分で……」

練習ですか?それはソロコンサートでやるってことですね?わあい、楽しみです!

 

しかし。

「もう一回・・・」

「あっさっきよりうまく弾けたかも」

「やっぱもうちょっと・・・」

「せっかくだからいっぱい弾いておきたい」

と言ってひたすらやりなおすござさん。

ござさんに言わせれば常に「まだまだです」の一言。

自分はそういうとこが好きともいう。

 

 

わだつみ=海神といえばワタツミノ神、神話でいう海の神。神様というより……

ゲームでは和風というか京劇かなんかの中国風?でしょうか。それより相変わらずの人間離れした指の動きに、チャット欄に時折「ヤバい」「それって人間が弾ける曲だったんだ」的なコメントがあらわれ、多分音ゲー界隈の人が配信聴きに来てくれたのだろうかと、こっそり潜ってほくそ笑む自分。単なるアブない人である。

9月にこの音ゲーアレンジCDが発売されたので音源では聴いていたし、録音も演奏も素晴らしかったしネット上じゃなくてちゃんとした販売物としてCDが手に取れたことは嬉しかったのだけど、どういう手の動きしてるのか、実際にピアノを弾いてる姿を見れて「ほんとに弾いてるんだ…現実なんだ…すごい……(ポカーン)」と、今さら実感が沸いた。あれほどCDになって嬉しいとか言っておきながら、贅沢な意見だけど、色々な楽しみ方ができるということで、いいじゃないですか。このアーカイブも(メンバーなら)ずっと楽しめるわけだし。

 

さらに「流砂の嵐」までついてきた。何のボーナスステージなんだ?

それは何となく中東風?なエキゾチックなイメージだと思ったのだけど、こんな感じをイメージしてるのだろうか。

f:id:tushima_yumiko:20211127235943j:plain

(写真出典:タクラマカン砂漠 - Wikipedia

タクラマカン砂漠は中国の西の端、いわゆるシルクロードに位置する。現地の言葉(ウイグル語)で「帰れない場所」「一度入ったら絶対に出られない場所」という意味を持つ。

法顕伝(※リンク:法顕 - Wikipedia)には次のようにある。

「沙河中、多く悪鬼熱風(あっきねっぷう)あり。遇えばすなわち皆死す。一も全き者なし。上に飛鳥なく、下に走獣なく、遍望極目(へんぼうきょくもく。見わたす限り)、渡る所を求めんと欲して、すなわち擬する所を知るなし。ただ死人の枯骨を以て、標識となすのみ」(東洋文庫194「法顕伝」から沙河・鄯善国の条)

 

最近民族音楽を調べられてるようですし、というよりインド風というかアジア風なのかもしれませんけど、ござさんのアレンジでより劇的に、訴えかけてくるような緊張感が加わって息をのむような展開に思わず視線も釘づけになる。

 

もう一つ9/15発売の音ゲーCDには無い曲:サヨナラ・ヘヴンも弾いてくれたけど、こちらは音ゲーとはいってもウォーキングベースにちょっとスウィングぎみなリズムの揺れが入って、表情が全然違うので、違った気分で楽しめる。ほんとライブの展開が思い付きなようでいて綿密に組まれていて、いちいち新鮮な気持ちで聴けるのだ。

 

チャットには音ゲー界隈の方と思われる人も沢山感想を書かれてて、盛り上がっててこっちも嬉しかったです。Twitterにもたくさん音ゲーの人が感想を書かれていた。

 

この音ゲーCDの仕事自体がござさんのレパートリーの豊富さから来たものなので、こうやって実際演奏を聴いてくれて、元々ピアノファンじゃない人たちもそれをきっかけにござさんの存在を(CDの発売から)知ってくれたかもしれない。実際にそれを目の当たりにした気がして、自分はそれが嬉しかった。

ピアノ関係者じゃない人にもござさんの良さが分かってもらえた。

つまりそこが今日のメインイベントです。

(残念ながらこっちは音ゲーをやりにゲーセンに行くには、近所にありすぎて行くと絶対近所中にバレて不当なうわさが立つので、やりませんがね。本当に申し訳ないとは思ってますが、不可抗力です。)