ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

最近思ったこと③ ござさんは真面目な人

ござさんを最近このペースで追っていると、ござさん以外のピアノ配信は全然チェックできていなかった。ござさんでさえ最近自分は悩んでたので配信を追いきれてないし。さらにござさんのピアノが好きすぎるのかピアノ配信をどの人の聴いてもあんまり心に響かなくなってる…?どうしよう菊池さんのピアノが心に響かない……かなり重症の模様。(でも菊池さんはピアノ演奏ありきだったとしても、そもそも人間として尊敬している。親方という愛称は言い得て妙である。)

自分には、ひたすらござさんのピアノが心に刺さる。なぜだ?

 

  ※前回の記事 その①、その②

 

  

 

目次:リンクで各項目へ飛べます

 

 

 

 高い敷居と狭い間口

いりすさんの話は、考えるきっかけに過ぎなかった

そんな中いりすさんのツイキャスは時間からいってもリアタイするのはほぼ不可能だった。しかし、ござさんについて時々話されていると耳にしたので、聞いてみました。

それは7/3(土)放送のおかわり分、4:35~の配信にて。この動画の2:30:00~ごろから、色々話題があがっていた。

 そのツイキャスでの、いりすさんによるござさん論。

 

「ござさんは何でもできるから完成されてるように見えるけど、一番未完成。やりたいことがまだ明確じゃない」

この発言は以前からいりすさんのツイキャスで何度も聞いた事がある。だから自分もこのブログを書き続けることで色々解明したかったのかもしれない。(単に、字幕が流れて来たら書き写してるだけだが)

 「プロの音楽家に必要なのは技術じゃなくて覚悟。」

だからござさんは音楽的にはいつまでも満足しないし追求することをやめないのだろう。一生続ける覚悟があるっていうことかな。

 「真面目に、一生懸命やってるんで。」

うんうん、そうですよね。

 

「ずっしーさんらと一緒に都庁行って、菊池さんとの連弾動画をYoutubeに投稿してから色々活躍されてて、ほんと良かったですよね」

「あたたかく見守ってほしい。やる時はやる。」

 

・・・??????

あれ?ちょっと待ってください?

 気軽にツイキャス聞くだけのつもりだったが、思いついた事書いてもいいでしょうか?(誰に尋ねてるわけでもないけど)

 

 

 ござさんは音楽家

ござさんはまさに音楽においてはたたき上げである。

これは2015年ごろ、(別の記事でも書くつもりだけど)介護の仕事しながらピアノは趣味でやっていた時代のこと。シンセとCubaseのトリセツ読んでDTMの勉強とか、趣味かなこれ?プロのやる事でしょ。 

体力的に厳しい事で有名な(実際そうだと思う)介護職の現場で、休憩中に昼食をかきこみながらこんなことやってたのかと思うと、音楽への半端ない思い入れを感じる。

  

いりすさん曰く「出会った時から凄い演奏してた。学生だったはずだけど」だそうで、実際練習もこの動画の通りものすごい。時間がある時は1日10時間とかピアノ弾いているらしいし。

 

ござさんは音楽専業になってからピアノに関する事、音楽一切のことに関して妥協していないのではないか。

言い方を変えると。

音楽以外のこと全てに関しておざなりです。仕事として雑です。

 

 自分は2020/2/28にござさんを知って以来、1年と少しという短い間ですがその活動を見てきました。その経緯を踏まえて、言ってもいいですか?

 

 

 この2020/2/15のピアノ及び音楽活動専業宣言を境に何が変わったか。ただ介護の仕事やめたっていう、それだけじゃないんですか?

仕事として活動するっていうことは、事務所にも所属してないござさんは、音楽以外のすべて、つまり

マネジメント=演奏、作編曲と楽譜作成等、仕事を受注して納期とスケジュールを管理

顧客管理=メンバーシップ制度の運用とYoutubeツイッターフォロワーへの告知等

広報=自分の運営する媒体以外へ積極的に広告を打つ(あれ、これはネットピアニストは個人ではほとんどやってないな・・・)

経理=収支の計上と経営状態を把握して黒字運営に努める。要するに確定申告。

庶務=年金とか健康保険の管理。

を自分でやらなければならない状況。大変そうですよね。でも個人事業主なのでやらなければならないんです。それをわかっていて仕事をやめたはずですので。

 この辺がことごとくおざなりです。大丈夫ってわかってるのは、簿記2級を持ってるござさん自身が申告する確定申告と収支の把握くらいなものです。

ではどういう風におざなりなのか、実際どのように現実問題として影響が出ているのか、例を挙げて考えてみた。 

 

1・メンバーシップ

 介護職をやめるまでの事を思い出せば、現在、音楽を職業にする環境としては劇的に改善したと言えるだろう。仕事していた時と比べて通勤にかけていた拘束時間は減っている。さらに去年夏のネピサマを機に引っ越しして防音の環境になりカビもなくなった。機材を揃えたことで生配信では家でもスタジオでも格段に通信トラブルも減った。

というわけで時間はいくらでもある。仕事に費やせる時間だけは、おそらくたっぷりあるはずだ。それにしては最近動きのない分野がある。 

それはメンバーシップ特典。

上にも書いたが、特に後ろ盾もコネもないござさんにはこのメンバーシップというある種の有料会員制度は生命線のはず。(システムはYoutubeに依存しているが)

 しかし今のところ逐次更新されているメンバーシップ会員向け特典は、生配信アーカイブの過去動画公開のみである。しかも過去のが新しく増えるというよりは、毎週公開の全員無料で聴ける生配信ライブを(期限を区別して)公開という制度なので、メンバー限定公開とも少し違う。

  そこでメンバー限定公開のサービスが待たれていたわけだが、満を持してこの動画つまりLo-fi動画のピアノソロ版がメンバー会員向けに出るらしい。………この動画、6/10公開ですね………1か月経つな、どうしたんだろ……いつものことか…(諦めの境地 )

 

 

2・ホームページ

 ござさんの公式ホームページのトップ画面。 

 普通は、公式HPというのは、ご本人またはスタッフによって公式にして最新情報が常に更新されているものです。 新しくファンになったらまずホームページを見に行くというくらい、ご本人を知る上での拠点であり詳しく情報が網羅されているはずです。

そこで去年2020年3月にござさんのホームページが開設されましたが、ほぼ今のござさんの現状は知ることができない状態。何も知らない人が見に行くと、何も情報が得られずさらなる迷子となること請け合いの、公式HPとしては稀有な存在と化しています。

・ブログ……「プロフィールや活動裏話、普段思っていることなどについて」

 現状……月刊ピアノに連載中の楽譜記事を紹介するコーナーとなっている。

・ピアノ講座……現在準備中のまま。リンク無し。

これだけ?せっかくずっしーさんがゼロから立ち上げてくれたHPなんですが???もったいない。

 

じゃなくて。本来は公式HPのブログと言えば上にある通り裏話や何気ない日常のことなどがあれば、ファンはご本人をより身近に感じられるものです。事務所に所属しないござさんなら尚更。

ここに載せるべき情報はほかにも、

・ライブ情報
・イベント出演
・他の演奏家とのコラボ
・メンバーシップ制度の周知と宣伝
・最新の活動
Youtube配信におけるリクエスト用のレパートリー一覧

  

 【※資料としてはここには貼れませんが、非公式ホームページさんが上に書いた情報を全て網羅されています。検索するとすぐ見つかると思います。】

 

 

3・広報活動

 上記にHPで掲載するべき内容を挙げてみたが、この一連の基本的情報は、ほかの媒体とも連動すると更なる威力を発揮する。どの媒体でもござさんの動静が分かるようにしていないと、通りすがりの一見さんに正確な情報を提供するのは難しいから。

  というわけで以前作ったパンフレットあったな、どこだっけゴソコソ…………

  あったあったこれです。Youtubeライブと投稿動画の摘要欄を、もっと活用するべきだって言いたかったやつです。(ブログの「炭酸水」の記事から)

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 (HPは今のところ開店休業状態としても)

Twitterのフォロワーが45,000人。Youtube登録者数は285,000人。

何となく表にまとめてみました。 

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 どう見ても初見さんが多いのはYoutubeです。こんなのでいちいち確認しなくても分かり切っている世界共通の常識です。

 それならまずyoutubeで手軽に入手できる情報を充実させないと、Youtube動画を気に入ってくれた初見さんをファンに取り込むことはまず不可能です。そこで手に入る各種情報からメンバーシップ制度の周知まで一度に網羅しておくべき。

 Twitterはあくまで補助の情報入手手段でしょう、初見さんには。ただし「知っているともっと便利に」というキャッチフレーズでTwitterへの誘導リンクを貼ると印象がいいんじゃないでしょうか。それがねえ、Youtube生配信に貼っているリンクはなんとツイキャスっていう謎の事態になっているので、尚更混乱に輪をかけているのでは💦

 

 Youtubeの動画視聴者数は少なくはない。ただ、生配信が激減してます。冬頃には3800人いたはず、最近は多くても2800人を切っている。(補足:7/7は1800人だった。これについては別記事で述べます)

 どういう事かというと、Youtube動画を楽しみにしている一定数の人はいるとしてもそれを固定ファンに全く取り込めていないって言いたい。現に登録者数は4/20頃に28.4万人、5/30に28.5万人になってから増えてない。

今までとやり方変わらないんだからいいじゃんと思われるかもしれないが、ここで他人と比べても詮無い事ことだが他に星の数ほどいるYoutube投稿者の中で、同様な動画ならもっとわかりやすい動画を見に初見さんは流れるだろうと容易に予想される。

  

結局言いたいのは、幅広く世間に認知され、息長く支援してもらって経済的に安定しないと職業としては成立しないということだ。

音楽を続けたいという覚悟があっても、継続的な収入がないことにはピアノをやりたくても続けられないのだ。

 

 

 

 

結論

後日いりすさんのキャスでまたござさんが話題になっていると聞いて。 

このツイキャス動画の1:10:00ごろから、ござさんについて語られている。 

「ござさんの音楽活動は本格的」

 うんうん。

「素人はよくわからないようなコアなことやってる。一般的な感覚では測れない」

 そうそう。

「だからござさんから発される演奏や情報はありがたく受け取ろう」

ありがたや。

「考えてるようで考えてないようで考えてる人なんで」

「ファンサ?ないですよ。」

「われら一般民はやきもきしなくていいから正座して待っていよう。時間が間違ってても待っていよう」

……そうか?

それって仕事において通用するのか?

 

ここでブツブツ自分が言ってるのはなんでか。

いりすさんのキャスに、ござさんファンへの直接の影響力がそこまであるとは思っていない。だいたいござさんファンでもTwitterツイキャスをやってるのは一握り、その中でいりすさんのキャスを聴いてる人はさらに限られるからこの発言の内容をいちいち一つ一つあげつらっていこうとは思ってない。

 

発言してるのがいりすさんってところに自分はツッコミたい。

事務員Gさんを除いては、gaoさんと並んでニコ動とセッションスレからのネットピアノ界での古株なわけですよね、ござさんといりすさんは。それでツイキャスでたびたびござさんについて発言するような関係というか、誰よりもござさんの演奏のファンというか一番心配してるわけですよねその将来を。たぶん。

いうなれば親代わりなんですよね。(自分視点)

 

そんな昔からのいわば同志であるのなら、今の現状のござさんに何か言った方がいいんじゃないんですか。

喧嘩するほど仲がいいっていうでしょう。

そんなにござさんの演奏に心酔してるなら、むしろ気にならないんですか今の現状。

そこまで褒めまくるのは、盲目的な愛っていうんですよ。

利益とか契約とかそういう視点をなくして純粋にござさんの事を気にかけているなら、ツッコミ入れられるのはいりすさんしかいない。

 

「正座して待ってろ」とか言ってる場合じゃありませんよね。

 

そんなこと言ってる間にlightなファンは通りすがりに何も思わず何にも気づかず離れていくだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近思ったこと② 6/29 生配信ライブ

※前回までの続き


 ブログが長すぎ問題を受けて、改善策として続き物状態にしてみました。

正確に言うと。この①で書いたとおり最近自分の周りでは話題も降ってこず、静かなものだったのにいきなり無いはずのドアが3つガチャッと開く。天井とかそんな所のドアが。そっからひょっこり顔を出す別々の話題。なんだそりゃ?

 

とにかく書こう。思いついたまま書く。内容はそれから考える(順番逆だな)

今日も髪形は変わらない。個人的にはさっぱりと短髪の方が好き。服装は懐かしい去年のgaoさんの結婚式シャツだが「前を開けると、そういうファッションになることを学んだ」と胸張って言われてますが。いつもの配信だし、家だし、ゆっくりやってくれたらいいですけど。

 一つ言わせていただければ、そのシャツは前を開けて着るものではありません。そしてインしてるTシャツも単なるグレー。やっぱりいつぞやの配信と同じ、サラリーマンの着替え中な恰好でしかない。

(この時のシャツ。結婚式に招待されてストライプって…そういう所やで、ござさん)


今回、改善点と言えば。

小さいけど、上から鍵盤映っててマルチアングルになってる所です。

マルチアングルは、去年2020/5/14、ペンギン脱いだはいいがストピもまだ全面禁止、ござさんは美容室にもいかずゴムで髪縛ってサングラスの時代「画面だけでも」って2画面で始まるも、パソコンのメモリ不足?からか通信障害みたいになって1画面に戻したような。

それからネピフユでやたらパソコンのスペックを最大限に駆使した事やっててそういう意味でも色々あれは感慨深かった。

もっと昔2017年ごろのアーカイブは上からのカメラをガムテープか何かでカメラを貼って配信してたそうで。それから引っ越しして、ちゃんとした設備にしたようです。

社会人ピアノサークルでぜろいちさんも言われてました、天井見ながら「あんなところにカメラが」って。

 

  

ござさんの6/29(火)の生配信ライブ。月末なのでまったりペースで行くらしい。

確かに電子ピアノの豊富な音色から選べば、ござさんにしたらまったりした演奏はお手の物。先月自分は体調崩してたがそんな時に、4/22の寝る前ピアノ配信聴くとあの音色にものすごい癒された。

今回も自分にとっては電子ピアノの音は癒し系だ。優しい語りのように心に響いてくる。それがノリノリの激しい曲であっても。音色もリバーブ掛かり気味の音なのか、不思議な反響が広がる。年季を経た鈍い輝きの銀器のような、耳になじむその音色。

 エトピリカの、情熱大陸と同じ番組の曲とは思えない幻想的なイントロは静かに浜辺に打ち寄せる波のよう。いや、辺りに立ち込める濃い霧が徐々に晴れていく様な。それと共に姿を表す、どことなくエキゾチックな旋律。同音連打しながら半音階?で動いていく様子はねぴらぼのNeo Piano Risingのござさんソロさながらである。あの「ラ」が気に入って連打しまくり、「飽きた」から音階に移ったっていうあれ。

 

それを題材に、本当は怖い…怪談。じゃなくてためになる音楽理論講座が始まった。

ーーカノン進行とはーー

ござさんの解説動画から。

 

 

J-POPでいえばスピッツのチェリーとか、カノン進行らしい。

スピッツ の 「チェリー」Dr. Capital - YouTube

 

自分は去年11月のDr.Capitalとのコラボ配信で初めてこの理論を知った。いや、正確にはござさんの解説動画にカノン進行についてのものがあったが、ちっとも分かってなかった。

 この理論に呪いがあるのかどうかはさておき、理解力に乏しい自分にとって実際の演奏を交えた解説は興味深かった。確かに人気曲揃い。

  

さらにベースにドラムつけて、一人セッションが始まりました(6/13にもやってましたね)あったな去年の10/3にも一人セッション配信が。(但しメンバーシップのラーメンプランのみ対象)

本当はドラム、ベースがあればピアノのアドリブなどの自由度が増すとは前も言われてたが、そういう「もうちょっと指があればなー」という突発的コーナーにしては完成度が半端ない。ここはFANTOM8さんの本領発揮です。リアルな音でサンプリングされたウッドベース、さらにはエレキベースまで。ドラムビートもリズムのバリエは無限にあるらしい。さらにFA08まであるのだから、家配信はこういう一人セッションのみにすればいいのにとふと思う。それか生配信のうち1時間を一人セッションにいつも固定するとか。その日によってジャンルも決めてあらかじめYoutubeの摘要欄に書いておくとか。それを事前に告知しておくとか。

 そうすればグランドピアノ配信と比べて特色が打ち出しやすいのになあ、と思った。

 

 

結果から入るんですねござさんは。

「いい演奏を視聴者に提供したい」

「楽曲の良さを視聴者に伝えたい」

「そうすることで視聴者みんなに楽しんでもらいたい」

という意識が根底にあるから、リクエストにも平等に応えようとされてるし、アレンジも色々工夫するのだろう。

 

ただただ純粋に音楽が好きなんだなあって思う。

 

ベースライン聴きながら、いつぞやのバズってたベースチューニングのツイートを思い出していた。

つくづく職人だなあ。

 

 思ったことその③

  ↓↓↓

 

ーーピアノを弾くっていうことーー

ござさんのピアノを聴きながら突然自分の練習風景にワープするのだが。

最近ピアノを弾いているのだが。別にどういうつもりもなく、小さい頃やってたピアノをもう1回触ってみたくなって弾いてみてるだけ。

ただ弾いてみるからには基礎練をどんだけやってるかが、音の質というか演奏の行く末を左右する。それは吹部やってた上で身に染みて感じた。ちゃんとした基礎練をやってればそれだけうまくなる事は、その頃の周りの子や他の学校をみてて痛感した。

 

そう思って基礎練頑張ってみたのだが。

音階を覚えるのは難しい。

JAZZのコードも中々覚えられない。

曲弾いてみてもバーンと乱暴な音が出て、自分のイメージしてたピアノの音とは程遠い。

不安な気持ちに息が詰まって押しつぶされそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近思ったこと ①

最近ござさんの周りは平和だ。

(今までは平和じゃなかったと言うと語弊があるが)ネピフユ、ねぴらぼinventionと新曲お披露目、ソロライブにPIANIC。そんなイベント続きの中練習にリハにアー写撮影にインタビューと慌ただしそうだったので、それらが一段落してからは「忙しくてできてなかった家事をやってみた」とか「時間ができたから手続きすることも多かった」とかいうコメントを生配信で耳にして、

「やっとござさんの身辺も落ち着いたかな?」

と、ちょっとほっとしている自分がいた。

(いや、本当はござさんの身辺なんて、息つく暇もないくらい目まぐるしくイベントだのライブの仕事が押し寄せてきてるのが理想ですが)

 

自分は元来新聞記者気質?なのかもしれない。好きな新聞は朝日新聞。読売みたいな保守的な記事はは全体的に苦手。だから野球の巨人も好きじゃない。(←←関係ないない

何か謎な物事があると、飛びついてきて分析したくなる性格。ペンギン時代のござさんの生配信なんてどっから語ったらいいのか分からないくらい謎過ぎた。(特に演奏とのギャップが)

この部屋の目的はござさんの魅力を語ること。

去年の5月からぼちぼちここで記事を書いてきて、ござさんの謎も、魅力についても大体語り尽くした感がある。

 

一通り大きなライブもイベントも大成功。

次なる新曲にも着手している模様。

新しい部屋も防音仕様でカビもなく、快適なようす。

生配信も、家でも外のスタジオでも機材が揃っているおかげで放送が成立している回を聴いている限りは順調そう。

服もジーンズメイトからは脱却した模様(多くは言うまい・・・)

ピアニストにありがちな手とか関節の故障も聞かない(あれかな、脱力ができてるんだろうな、これだけ若いころから弾きこんでて故障してないのは)

 

このままいくと「ござさんのピアノって素敵」とかいう事を正面から言わざるを得ない。

いや、それでいいとも言う。

いいんだろうけど(世間的には)自分にはそういう観点からは何もここで言うような話題は思いつかなかった。

 

ねぴらぼでセッションの幅を広げ。

ソロライブでその世界観を存分に披露し。

PIANICではイベントとして客席との一体感を楽しむ。

 

ござさんが今までやりたかったことはある程度これで実現できた、といっていい。

自分もそれを見届けて、「よかったねござさん(涙)」と、そういう意味でもござさんの成功を見届けたことで「その魅力をもっと世の中に知ってもらう」っていうこの部屋の意義は役目を終えたのかなあと思った。

そうすると自分の中のどこかで気持ちが満足したのか、最近ちっとも記事の内容を思いつかない。

 

(長くなるので続く)

(前回のが長すぎたので話題ごとにつなげる事にしてみました)

 

※本当は6/29の生配信について書きたい。という気持ちはある。

 

 

 

 

邂逅――6/22 生配信ライブ

それは、とある土曜日のお昼すぎ。都心は相変わらずの梅雨空、そぼ降る雨に道端のクスノキもしっとりと葉を濡らしている。

 神田川のほとり、飯田橋の歩道橋のたもと。首都高速とその下の目白通りをひっきりなしに走り抜ける車の列を横目に見ながら、自分は立ち食いそば屋の暖簾をくぐった。申し訳程度についている青い軒には、年季の入った「肉そば」の文字。ここの厚肉そばが評判だと、いつかのTwitterで美味しそうに漫画仕立てで書かれていたのを読んで、ふらっと食べに寄ったのだ。(どうやって来たかって?(*^▽^*)\ テヘ

「すいません、厚肉そばを一つください」

「あ、同じのもう一つください……」

自分のすぐ後にもお客さんが入ってきた。小さいながら、結構人気店のようだ。 と思ってふとその人を見て、狭いカウンターの前で自分は思わず後ろに飛びすさり壁に背中をぶつけた。(痛い)

その人は露骨に眉をひそめてこちらを眺め、目の辺りに迷惑そうな表情をありありと浮かべている。【なんだこいつ、この前のどこでもドアのうさんくさいやつじゃないか……】という心の声が聞こえてきそうだ。服装はというと首元が伸び気味なTシャツにファンシーなスヌーピー柄の青いシャツを羽織った、30年輩のやせた男の人。どこかで見かけた黒いリュックに青い紐靴。前、見えてます?と思う位に緩くウェーブを描いて伸びた前髪。黒縁の度のきつそうな眼鏡。

それは他でもない、ござさんだった。

 

「ござさんは、ご自宅の近くのケバブを食べて生きてると思ってましたけど?」

気が付いたら自分は咄嗟に悪態をついていた。あーこんな事言いたいんじゃないのに!

 「僕もラーメンにコンビニ、ちゃんとメニューを変えて健康には気を付けてます」

「(うーん……どの辺が健康なんだろ…?)」

「だいたい、うどん県民のくせしてどうしてこんな店に?」

「あ、これ使ったんですよ。科学忍者隊ガッチャピンに連れてきてもらいました」

と言って自分はバッグから新しいアイテムを取り出した。といっても外見は、スーパーの単なる景品。使い込まれたよれよれの保冷バッグ。

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「この中に入ると忍者よろしくどこでも潜り込めますから。サイズがちょっと小さめですけどね、さすが科学忍者隊、神出鬼没です。ここの肉そばが以前からどうしても気になってて……ここ、昭和な店構えもノスタルジックでいい感じですよね」

「ほぉーーーん……?(意訳:いい年して何言ってるんだ騙されないぞ)」

「信用していただけないとは心外ですね。この間の配信でハッスルとか言ってた昭和な人に比べれば、このアイテムは断然最新版ですよ」

ガッチャピンなんて所詮20年前のキャラじゃないですか、どこが最新なんですか?」

 

  なにか暗雲が立ち込めている……自分はそんな雰囲気はお構いなしに、ここぞとばかりに機関銃のようにしゃべり始めた。旨い、早いが立ち食いそば屋の売りだというのにカウンターで話し込んで、店にとっても甚だ迷惑な客である。

「ここで会ったが百年目です。ござさんこの間、生配信の時間まちがえてませんでした?Twitterの告知が8時半で、Youtubeのサイトに行ってみると8時ってなってましたよね。で、いつまでたっても始まらない。Twitterで後で9時半って告知きましたけど、Youtube画面は8時のままでした。」 

「あーそうですね、重ね重ねお詫び申し上げます」

「ここで謝罪したってしょうがないでしょ」

「(じゃあ、どうしろっていうんだ)」

 

ーー ↓↓↓ 以下、自分の機関銃トークーー

「同時視聴者数見ました?最近2500人~2700人くらいはいつも見てくれてたんですよ。で、今回多くても2100人くらいでした。その差少なくとも400人はどこ行っちゃったんですか?ツイッターフォローするほどのファンではない通りすがりの人は告知なんて知らないだろうし、チャンネル開けても始まらないし、待っててくれたとしても途中で諦めてどっか行っちゃったんじゃないんですか?」

「それに、【ねぴらぼお得セット】ってどういう事か説明してもらいましょうか。夏とか冬とかいつだっけ?という寝言は寝てから言ってください。

配信とはいえあのレベル、あの規模でのライブはピアノ界にとってはもはや革命というか事件と言っていい。前衛的すぎて世間がついてこない気がします。有料だから宣伝しないとチケット買ってくれないし、ライブがどんなにすごくても見てくれないと意味ない。「最近なんか再版されたらしいですよ」って他人事かい!じゃなくて、あのねぴらぼ副音声版は一般人向け商材として画期的です。出演者4人の飾らないトークで、かつ噛み砕いて解説されてる。専門的な音楽知識を持ってなくても楽しめる格好の素材です。どのへんがinventionなのか世の中に広く訴求できる、これ以上ないチャンス。生配信の中でとはいえ、何でちゃんと紹介しないんですか?クラシック界以上にセオリーが存在しないYoutuberは、自分の個性をアピールしていかないと生き残れませんよ。純粋に実力社会ですからね。恩師も派閥も関係ない。聴衆を味方につけられるかどうかです。別に大衆的に売り込んだらなんて言ってません、別に。

お得セットなんて言い方、あんまりだって言いたいだけです。

控えめなのが日本人の美徳?はあ?誰に慮してるんですか、宣伝できるのに黙ってるのは単に職務上の怠慢です。

しょうがないですね、チケット販売サイトのリンクと、ねぴらぼinventionライブの自分の感想記事でも貼っときます。あ、これ本当はござさんはじめ関係者が大々的にプレゼンすべき内容ですからね、お忘れなく。ただ、自分もまだ副音声版は聞き込めてないんで、それはすいません謝りますが」

 ※2020/7/24のねぴらぼ公演:副音声版
NEO PIANO CO.LABO.(ねぴらぼ) 完全版~副音声付~ チケット受付ページ

 ※2021/2/11のねぴらぼinvention副音声版
NEO PIANO CO.LABO. “Invention” ~完全版~ 副音声付き - イープラス

※ねぴらぼ公式HP
NEO PIANO CO.LABO. "Invention" 配信ライブ特設サイト

  ※ねぴらぼinvention について自分の感想

 「……なんで配信時間を少々間違えたとかその程度でこんなにブツブツと言ってるのかというと。しかも、たかだかYoutube配信ごときで。無料で聴けるというのに。」

 「結論から言うとござさんのピアノが好きなので。

それだけ。

………なので、今ピアノ演奏というか音楽活動を職業にしてもらって、リスナーとしては色んなござさんの演奏を思う存分堪能させてもらってるこの贅沢な環境、失いたくないと思うわけです。ござさんにとっても大好きなはずの音楽活動、息長く続けてもらいたいと思うんです。

そのためには職業として続けていくための演奏以外の地固めというか社会人として最低限の常識を守ってないと、特にサラリーマンと違ってセオリーがないように見えるその業界は、見えないマナーとかあると思うんです。

って理屈っぽい御託を並べてますが、要するにござさんの演奏が、今見る限りその実力に対してどう見ても埋もれてるようにしか見えないので、もっと広く注目してもらいたい一心で言ってるんです。自分みたいな単なる素人じゃなくて、もっと専門的に分かる人にござさんを知ってもらいたいんです」

ーーここまで自分のマシンガントークーー

 

 「はーい、厚肉そばのお客さん、お待ち~~~~!」
そうやって舌戦を交わし、不毛な戦いを続けているところにアツアツの厚肉そばがカウンターへ並べられた。お店の人はその場を支配する尖った空気に恐れをなして、会話のすき間を狙っていたとしか思えない。

  「・・・・・」

食べてる間は静かである。美味しい物を前にすると人類みな平等、世の中平和なものである。6月のまだ肌寒さを感じるひんやりした空気の中、あたたかいダシが体に染みる。(くれぐれも風味を感じるにとどめ、ダシを飲んではいけない)

「この分厚いお肉が食べたかったんです~!おそば屋って自分の地元にあまり無くって、カウンターで食べれるって手軽でいいですねー!お値段も良心的です、又来ますねー」

「まいど~~!お客さんありがとねー」

 

自分は支払いを終え、ござさんに続いて外へ出た。歩道橋にならんで車の流れを眺めつつ、バッグから午後の紅茶レモンティーを一本出してござさんへ渡す。

「これでさっぱりお口直しして下さい。あ、自分はこれから神宮でヤクルト巨人戦でも見てきます。ござさんは曲作りでお忙しそうですね?」

「あ、ドリンクどうも。……そーだな、あまりにも最近家にカンヅメだったから気晴らしに出てきたってのはあるかな…」

「細かいことは置いといて、一つだけ言いたいんですけど。」

「(一体僕が何したっていうんだ……?)」

 「音大の先生に殴られそうって何ですか?これ以上ブツブツ言うなら自分にも考えがあります。

もう音楽専業の宣言されてから1年以上経つんですよ。普段練習されてるジャンルだって他にも色々やってますよね。それを楽しみに、ござさんの生配信には色んなジャンルのファンが聴きにこられてるんです。もうちょっとピアニストとして自信持ってください。逆に言えばクラシック畑の人にはない絶対的アピールポイントがござさんにはある。それが最強の武器です。自分は生配信聴いてて、イラッとするあまり、もう少しでヘッドホンのコード引きちぎる所でしたよ」

「でもリクエストして下さってるファンの皆さんにはちょっとでもいい演奏を届けなきゃ……そうすると、僕のクラシック演奏はまだまだ……」

…プチッ(# ゚Д゚)シツコイナ・・・≪まだ言ってるよこの人≫

 「あと、ついでに言えば 髪形 も。ねぴらぼでセンター分けがお気に召したようですが、最近パーマ?も取れてきたし、ストレートアイロンは全然うまく掛けれてないと思うし、ここはひとつ去年秋頃の、さわやかな短髪はいかがですか。無人島生活100日目とか、笑えない冗談はやめてください

「うーん、最近また自粛っていう世の中だし、美容院ねえ…そのうち髪型は考えます」

そういってござさんは地下鉄乗り場への入口へと姿を消していった。

 

自分が神宮へ観戦しに行くのは、単にここ飯田橋からアクセスがいいからである。本来推してるチームのカープは5位と6位を行ったり来たりしているが、そんなことはファンである自分にはさしたる問題ではない。強いチームが好きならとっくに巨人を応援しているだろう。何でカープを応援してるかって聞かれても……理由はわからない。

推してる理由が説明できないという点で、ござさんと一緒である。
カープの地元広島市に行くとこういうマンホールがある。その柄のコースター)

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    自分も午後の紅茶ミルクティーを口にしてから中央線の改札をくぐった。都会は何かとせかせかしててどうにも自分は水が合わないが、電車が充実してる点だけは羨ましい事この上ない。辺境の地では20~30分に1本しか電車はこないから。さて信濃町でJRから降り、運動不足だしそのまま神宮外苑の中をゆっくり球場に向かって歩いていくことにした。近くのテニスコートからは、爽やかなラケットの音がこだましている。

   と、このように偶然ではあるが自分はござさんにばったり会って言いたい事が言えて雑念が消え、憑きものが落ちたようにすっきりした。

いや……普段の自分は思ってる事と正反対のことを言うタイプだ。というか真の本音は絶対言わない、といった方が正しい。

 

外苑の木々の間を散策しながら、じゃあ本音って何だったのか?考えてみた。

本音は、今回のござさんのJAZZ格好よかった って言いたかっただけだ。それだけ言えばよかったのに何でああなったんだ?

 【※参考までに、今回弾いてくれたJAZZの原曲リンク。ピアノソロは競技人口が少ないので、このリンクはほとんどが本来のJAZZセッションです。】
A列車で行こうDuke Ellington, "Take the A Train" - YouTube
サマータイム (Oscar Peterson - Summertime - YouTube) 
Room 335 Larry Carlton - Room 335 - YouTube
Some Skunk FunkBrecker Brothers Live In Barcelona - Some Skunk Funk - YouTube
Giant stepsGiant Steps - YouTube
CaribeMichel Camilo Trio: Caribe (live in Munich, 1990) - YouTube
XYZHIROMI UEHARA "XYZ" - YouTube) 

 

なんでJAZZをござさんが弾くと、そんなにかっこいいんだろ。⬇️この動画でも冒頭で「JAZZはまず雰囲気作りがだいじ」と述べられている。ふむふむ。違和感ゼロ?!都庁でジャズメドレーに【あの曲】を混ぜてみた結果…? - YouTube

黒人音楽がルーツのJAZZは、どこかに陰がある。(……というと人種差別になるのだけど当時の歴史的経過を振り返りたいだけで音楽以外の深い意味はありません、ご了承ください。)その背景は大航海時代以降、西アフリカの奴隷海岸からカリブ海を経て南部アメリカへ連れてこられた黒人奴隷に端を発する音楽。黒人霊歌とか労働時の歌がルーツらしい。そういや高校生の時に「風と共に去りぬ」を読んだが、今考えると余り好意的ではないイメージで黒人奴隷が描かれていた。それは南北戦争が背景の1860年代。

【※参考リンク: ジャズ入門 ジャズの歴史 誕生 - @jazz

サマータイムの旋律がけだるいのは、夏の夜の熱気を表現しているから、だけではない。 どの曲も明るくテンポよく進んでいても、どこか和音に素直な綺麗な響きとは言い難い引っ掛かりを感じる。

その時代背景に存在したのは、黒人が奴隷として扱われていたアメリカ南部の劣悪な労働環境と、世代を超えて厳然と存在した人種差別。人権もなく抑圧された報われない状況の中、自然発生的に(?)黒人文化の中から形成されていった魂の叫びみたいなものだろうか?

ござさん特有の透き通るみたいなグランドピアノの音で奏でられる、哀愁を帯びたブルース。独特のタメを効かせて左手で刻まれるストライドのリズム、古き良き時代の(アメリカ風に言うと)スタンダードJAZZの雰囲気。

昭和歌謡を聴いていても同様だが)つくづく思う。何でこの若さでこういう陰のあるアレンジができるのだろう。人生のあらゆる苦難をかみしめてきたような、喜怒哀楽のすべてを経験しある意味達観したようなその渋いアレンジと展開はどこからくるんだろう。まるで未来を見透かしているかのようだ。

そこから一気にファンクとラテン、XYZのような現代曲まで一気に息もつかせない疾走感。

アドリブでずっと飛ばしっぱなし。すごすぎる。

 グランドピアノ特有の一つ一つはっきり聞こえる音、高速アドリブが展開されてもシビアに指の動きを拾う。鋭い刃物の様に刺さってくる響き。

途中で展開なんだっけなどという雰囲気に水を差すござさんののどかな呟きさえなければ、見ているこちらはずっと固唾を呑んで鍵盤の上を突っ走るござさんの手を見守るだけ、息するのも忘れそう、瞬きもできない。

 所謂気を吐いているというか、後ろからのカメラなのでござさんの表情が読み取れないがその後姿からは火焔が立ち昇る。

鬼気迫る雰囲気である。

 参考イメージ:火焔山(西遊記の舞台となったと考えられる場所)

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 参考リンク: 火焔山 - Wikipedia

 

 ござさんの背中に火焔が見えるなら。

その手には青龍が宿る。

 

即興が徐々に熱を帯びてござさんの手が鋭くひらめくと召喚されてくる、古代中国に端を発する神獣。

風を切って短い鬣を翻すと微かな残響と共に華麗なアルペジオに姿を変え、またその鋭い爪は怒涛の同音連打となって鍵盤に刺さる。 

瑠璃色の咆哮がグランドピアノ全体をまるで地響きのように揺るがし、また龍の目からは極彩色の閃光がまばゆい輝きを放つ。

攻めたベースラインは重い闇の色をした漆黒の稲妻となって目の前の空間を切り裂くが、その闇は自らをも蝕む諸刃の剣。 

 

中国の神獣とは即ち玄武に白虎、朱雀に青龍。あれだ、高松塚古墳とかに描かれてるので有名なやつだ。元の壁画の損傷がひどすぎて見えないので、似たやつの復元図。

※左側の壁画リンク:東壁青龍 | 文化庁

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※右側のイラストリンク:

キトラ古墳「青竜」の復元図公開/最新写真も | 全国ニュース | 四国新聞社

   

 

 そんなことを考えながら歩いていると、いつしか神宮球場に着いていた。今日の楽しみはつば九郎に会う事である。むしろ今日の目的の半分はそれだ。 

ヤクルトファンでない自分はそっと三塁内野席に座る。もちろん指定席。チケットは例の忍者に頼んで手配済みである。ヤクルト選手の中では密かに気に入ってる、石山本願寺の和尚のイラスト入りサワーを飲みながら、客席からヤクルト選手の練習風景を眺めていた。

幸い雨脚は遠ざかっているようだ。

 

そもそも野球というアスリートの世界こそ、この一軍のスポットライトの当たる舞台で活躍できるのは競技人口の中でも本当に一握りというか一つまみである。

その生き残りを賭けた戦いはまるで生き馬の目を抜くような激しさだ。

 Youtuberの世界も同じようなものだろう。不必要に他人と比べなくていい業界だとは思うが、だからこそ逆に言えば個性が無いとすぐに同業他者と区別されなくなって埋もれていくに違いない。ござさん?そこは安心して応援できること請け合いだ。(ただ壊滅的にもともとの宣伝が足りない)

ヤクルトスワローズ。ここも3冠王を取ったことがある山田選手、若くして打線の中軸村上選手、特徴的な投球フォームのライアン小川投手等、人気選手には事欠かない。だからといってチームがダントツトップで優勝できるかというとそうでもないなあ、とサワーを飲み唐揚げを食べつつ考えるのだった。 

 

 

ござさん。最近ペース配分もこなれたものである。

ムスカにCaribe、XYZときて体力的に厳しい局面になると「ちょっと癒し系にしましょう」ということでボサノバ調夏祭りをスマートにその展開に組み込んでくる。いつぞや言ってた「ゆったりJAZZやボサノバアレンジがあれば、スタミナの調整はどうとでもなりますから」ということだ。

 この辺、職業演奏家としてその手法も板についてきたといった所か、いやほんとにこれであとちょっと宣伝さえしてくれたら……!と思って自分はいつもやきもきして気を揉んでいる。

 

  ただ調べれば調べるほど、JAZZの世界は奥深い。自分は、学生時代以来足を踏み入れると恐らく出てこれなくなる予感がしてわざとJAZZには一切関わってこなかった。

 そのジャンルもあらゆる表現を網羅できるほどに幅広く底知れない。

今回ちょっと見てみただけでその魅力は尽きない事に気づいてしまった。どうしよう吹奏楽の世界も面白いが、さらに奥が深いかもしれない。 

やばい、ほんとに出てこれないかもしれない。

ミーハーとでも何とでも言ってください。

 

 

 ≪余談 ピアノから離れます≫

6月という季節。

前回6/16の配信ではワダツミの木、今回は涙そうそうを弾いてくれた。それは沖縄にゆかりの曲である。

どちらも最近の現代の曲だが、 自分的には6月に沖縄とくれば、第2次世界大戦の沖縄戦しか思い浮かばない。要するに日本で唯一、地上戦が展開された場所である。

4月1日連合軍の上陸開始から6月20日まで。軍人以上に民間人が犠牲になっている事実。

日本側の軍隊は早々に機能を失い、現実的には民間人は家も家族も失って食料も無い中原野を逃げ回ったという方が正しい。そんな中戦闘に巻き込まれるというより飢えとかで命を落とした人も多いはず。

それに戦後敗戦国となった代償として、沖縄は返還されるまで日本ですらなかった。

現在修学旅行とか観光地として人気(コロナ流行の今はそういった需要が消え経済的に詰んでいると思われるけど)の地だが、そういう現実があったっていう事は忘れないようにしよう、と思う(個人的に)

そう思ってひめゆりの塔:香川恵子主演(昭和28年)のビデオを去年修学旅行の計画があった中三男子に見せて予習させとこうと思ったら、修学旅行自体が中止になり、結局戦争について考えさせる機会を失った。まあDVDだしそのうち見せて、こういうことが日本でもあったんだよーって話をしとこう。

主人公たちは高1男子とあまり年も変わらない。あの映画でもかなり美化されていると思うけど、戦争の現実をまだしっかり描いているほうではないかと思うので、見てもらって考えてもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

6/16 生配信ライブ

 だめだ……。

ござさんの生配信をBGMにこれ書こうとしても、3秒も持たない!

どこから聴いても、どうしても気になって、そっちに意識が行く!全然聞き込めない!

無常にも動いていく時計の針。湯水のように消費される自由時間。こうしてその残りは刻一刻と無駄にすり減っていくのであった。

 

目次:リンクで各項目へ飛べます。

 

 

体調不良からの回復が遅すぎる件

 そもそも先週は体調を崩していた。たかだか感染性腸炎と甘くみていたのが命取りだった。さらに生配信後、週末も忙しかった。

twitter.com

田植えといえば。

さ苗とる山田のかけひ漏りにけり ひくしめ縄に露ぞこぼるる新古今集 夏歌 225)

実際は、この和歌に謳われるような優雅なものではない。田んぼに入って苗の隙間を植えていくとか、「これは泥エステで足をきれいにするために……」とでも思わないとやってられない。泥と筋肉痛、日焼けと三重苦になるはずが、曇りだったので日焼けは免れたのが不幸中の幸い。

とにかく配信の日は6/16、まだ体調は元通りには程遠かった。自称健康推進委員会により、早寝早起きキャンペーン真っ只中。そんな中無情にもいつもの生配信の日はやってきた。でも、通知がいつもと違いません?みなさんそう思いません?

リクエスト募集?そんなの最近やってたっけ?

twitter.com

 

「ピアノ配信リクエスト募集中!」

 そうだった、以前はこれが生配信の題名だったことを、すっかり忘れていた。素で忘れていて、うっかり自分でRTしたこのツイートにリクエストをつぶやいてしまったではないか。

それからこの待機中の画面も、今となっては懐かしい。

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この画面は他でもない、去年の納涼コンサートとかネピサマで使ってた待ち受けじゃないですか。背景に流れる大きな古時計の曲まで納涼コンサートと一緒じゃないですか。(アレンジ違うけど)あんまりにも綺麗すぎて、思わずスマホの壁紙に設定してしまった。

ひらひらと飛ぶ青く光る蝶と、幻想的に明滅する地面。

去年7月のねぴらぼ後、ネットピアノ界は色んなやり方を模索していたのかな。ネピサマ等の予告動画からし「今までと何かが違うぞ」「何が始まるんだろう?」っていうワクワク感で一杯だったことを思いだす。

  

試行錯誤

そうやってござさんは今も、これからの進み方、行く道を模索してるのかな。ござさんはござさんにしかできない事っていうか、自分らしくやっててくれたらいいと思う。

地味で分かりにくいと言われればそれまで。しかしござさんらしくやっていたら、そこに魅力を感じてファンはついてきてくれるはずだ。

ござさんの場合は音楽活動自体が最大にして唯一最強のアピールポイントだから。

ござさんは何かアクション起こすにも腰が重い。いつも石橋を叩いている気がする。言い方を変えれば地に足がついているともいう。その変貌ぶりに思わず目を剥くような衝撃的ニュースはないけど、でも一歩ずつ、少しづつござさんは進化してる気がする。だから、自分は安心して見守っていられるんだ。

 

 ござさんアレンジ依存症患者

 今回いつもの「皆さんが知ってる曲を弾く」路線から、180度方向転換しているようだ。自分がこの間から、まるで小姑よろしくこの部屋でブツブツ小言を書いていたからか?(絶対違うwww)カービィの戦艦ハルバートなんか「完璧に弾くことが決まってて」(どういう意味だwww)と言いながら練習して、曲の後に復習までやってでも弾いてくれた。

レパートリーが2000曲なんて、いくらアレンジとコードをいじれば無限に弾けるとはいえ常時弾ける曲数には限界があると思う。生配信でレア曲がリクされてきたら、それを見て「そんな在庫(=レパートリー)あったかな?」と思いだしてもらって、今回のように復習しながらアレンジをメンテナンスしてくれたらいいんじゃないかなあ。

 

 さて、「指慣らし」のコーナーを経て、(とはいえ序盤のザナルカンドとかニエンテまでは、自分的に華麗なるアレンジコーナーとでも言おうか、ここだけミニ演奏会状態でずっと聞いていられる)その次に、時代もジャンルも縦横無尽のアニソンメドレーが展開されていた。

ここから昭和歌謡コーナーあり、洋楽ゾーンに至ってはござさん全然知らないといいつつ各分野をかじりつつ触りだけでも披露してくれている。 

いつもおなじみアニソン。ハイジにキャンディキャンディ、それからガッチャマン。あ、ドラえもんもいつもお世話になっております。今から夏の季節、これらの保冷バックにもお世話になることでしょう。

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ガッチャマン・・・?なんか論点ずれてきたぞ。

とにかく いつもなら最後のノーストップメドレーでレア曲を弾いてくれる事が多かったと思うが、そのいつものレア度をはるかに超える、自分でも「いや聞いた事ないぞこのアレンジ……?」という、どの分野もレア曲ばかり。あんまりにも最近の配信で聞かないのも多すぎて、自分は久しぶりに生配信聞くときの癖が出た。つまり、ござさんの演奏聞いて

「すごいじゃん!かっこいい!原曲ってどんなんだろう!」

と勝手に盛り上がり、次々と原曲を聞いてみるも

「原曲もいい曲ばかりで素晴らしいのだけど、うーん?」

てなって結局ござさんの配信にもどってきてしまう現象。

ござさんを知ったころはどの演奏聞いてもこの状態になってすぐ原曲へ脱線し、挙句に原曲で満足できず結局ござさんの配信へ戻ってもう一回ピアノ聞いて最終的に満足するというオチが多かった。

今回知らない曲が多すぎて、かつどのアレンジも真に迫りすぎてずっとこの現象だった。この無限ループに陥ったのはいつ振りだろうか。いちいち原曲に飛んでたので、生配信の全容を聞き込むのにさらに膨大な時間を浪費した。ちょっと自分にツッコミ入れていいですか?

何やってんだか。

 

この、原曲聴いて「うーんイマイチ……」と思ってしまう現象を、

ござさんアレンジ依存症

とでも名付けようか。どの曲も驚異の再現度。すごすぎて自分の脳内で勝手にアニメの背景にござさんのピアノがOPとして流れ出す始末。

 ただし、自分はあくまでアナログ派。紙ベース。本が基準。特にスレイヤーズ!とか、全巻暗唱できるくらい読み込んだ。自分の基本的にふざけてる仕様はここから来てるんじゃないかとひそかに思ってる。今でも全巻そのまま手元に持っている、そのくらい好き。
(このシリーズ読み込み過ぎて本がボロボロ ↓↓ )

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 EDMって何なの

 つまりダンス音楽、シンセ等を用いたクラブ音楽のことかな?
エレクトロニック・ダンス・ミュージック - Wikipedia

 洋楽コーナーでも各種分野を丁寧に解説してくれるござさん。しかし自分は全く不案内。少し聞きかじったことがあるかも、程度。メタルロックとか、わかんない。

なんせDeepPurpleって聞いて思いつくのはこのCMっていう位には詳しくない。
プリッツ 松浦亜弥 CM - YouTube

すいませんでした、ちゃんと本家の動画も貼っておかないと……
ディープ・パープル - スモーク・オン・ザ・ウォーター(LIVE 1974) - YouTube

そこへWake Me Upが流れてきた。Aviciiさんという人の作曲らしい。どっかで聞いたことあるぞ、またしてもウチの高1男子の仕業だったような。

とにかく彼によると「洋楽は英語で歌ってるから再生回数は人気曲だとすぐ億を超える。日本語の歌なんて所詮世界が狭いんだよね」(この会話lo-fi動画の時にもしてたな)

ほぉーーーーん。人気がある曲がいい曲とは限らないじゃないか。しかし海外に訴えかけるには英語で表記すると読まれやすく聴いてもらいやすいというのは合ってる。何も考えてないのか何なのか?男子ってお腹減ったーって言ってるだけじゃないんだ、よく分からない生き物です。

とにかく尋ねてもないのにEDMの解説をしだした高1男子。ふむふむダンスミュージックなんだね、電子音楽の。にしてもクラブの存在も知らんような田舎の男子がよくそんな単語知ってるな。

結局新しい音楽分野、若者の文化らしいですよ。ござさんもご自分で言ってます。

そういう認識があるならlo-fi動画に続いてこの分野のメドレー動画でも弾いて投稿してみてはどうでしょうか。ござさんのアレンジ力を以てすれば可能だと思うんですけど。

 

  

 人生経験

 介護施設のことを懐かしそうに振り返りながら話すござさん。

施設でも利用者さんのために、ある時は合唱やカラオケの伴奏として、ある時はレクリエーションのBGM的に弾いていた時もあるのかもしれない。「リクエストに応えて」とか「施設によって人気曲は違う」などと言われていたので。そりゃこのレベルで再現して演奏してくれたら利用者さんも楽しかっただろうなと思う。自分がアニソン聞いただけでこの有様、ましてや様々な経験を積んできた高齢者の方々は、その曲を聞くと胸に迫るものがあったりするのではないか。

 

病院の事務部門にいる自分だが、昔病棟の患者さんとも話す機会が少しあった身からすると、病院と違って生活の場である介護施設は、より人の生死が身近にある場所だ。持病を持つ人も多いし、きれい事ではないシビアな現実をござさんはいくつも見てきたのではないかと思う。

「色んな利用者さんがいました。特に物が捨てれなくて家がごみ屋敷状態となり、行政の指導が入って施設へ送られてきた方とか、あと家族関係が複雑な方などその人によって色んな事情がある」

 

 QOLという言葉があって、つまりQuality of Life 、生活の質と訳される。人間長生きしてればいいというものではなく、健康寿命が大切というか病気になったら、介護が必要になったらなったで、どのように生活の質を維持するか、ひいてはその人らしく生きるためにはどうすればいいかというのが問われる時代である。

そういう視点で言えば、まさしくござさんは利用者さんにとって、ピアノ弾いてくれるだけで、いや話聞いてくれるだけでもQOLを爆上げしてくれる癒しの存在だったんじゃないかなあ。

 

 ござさんにとってピアニストはその才能からすると天職だと思うが、介護施設という場所も、利用者さんの立場になってサービスを考える職場という意味では、またそれも天職だったのではと思う。

どういう演奏をしたらみんなに喜んでもらえるか。

それは結局場所や聴衆がどう変わっても演奏家には永遠の課題なんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフさん

 どこかのスタッフさんについて。

twitter.com

 

この人は単なる飲食店のスタッフさんです。

それを前提に書きます。

 

 

ござさんを知った頃(つまり去年の2~3月ごろ)、がむしゃらにござさんの事を手あたり次第調べていくうちにネット上のどこかで見かけた情報。

「ござさんはネットで昔から演奏動画を投稿していた」

「ござさんと一緒にネットでピアノを以前から弾いてる人は他にもいる」

それはつまりいりすさんとか事務員Gさん、gaoさんらの事だった。しかし今はYoutube等に投稿していない人もいるらしかった。誰でしょうねそれ?と思っても、その人のちゃんとしたHNも分からない、YoutubeチャンネルもTwitterも分からないのでは調べようがないし、気になっていたけどたどり着きようが無かったというのがその時の状況だった。

 

そんな中いつからか覚えてないがTwitterの自分のTLに時々流れてきていた上記のTwitterアカウントの動画。

「当店のスタッフさんです」誰ですかそれ?

スタッフさん……どっかで聞いたことあるな……いやだから、レストラン業務の合間で職員さんが練習してる動画なんだな…なるほど…って初めて見た時は単にそう思った。
いや、スタッフさんてござさんの昔のネットピアノ仲間の一人だったんだ

ということに、自分が気が付いたのはほんの最近だ。

 

 

 

 

Twitterに動画を上げながら、仕事しつつ、その合間に趣味でピアノ弾いてる……

去年までのござさんと一緒やん!

と、今さらながら驚愕して今までの動画をまじまじと見返して、思った。

 

そのピアノを聴いてさらに思った。

ござさんと一緒というかジャンル的に一緒なのかどうかは分からないけど、趣味レベルじゃないという意味で、一緒。

アレンジが常識のレベルを逸して凄すぎるところも、一緒。 

こんなTwitterごときに投稿してていいのかと思う。

 

しかしその人はあくまで世間的には一般人である。

公的に何の演奏活動をしているわけでもない。

 

 

その辺にまたしても自分の中のござさん観がかぶって見える。

ござさんの本来の演奏スタンスはこの辺にあるのかもしれないと思う。

二人の共通点。ただ演奏が、アレンジを思いつくのが楽しそうっていう所。

ござさんはその動機がピアノを初めて触った時から(習い始めたきっかけは確かお姉さんに続いてだったっけ)意識の根底に流れていたんじゃないか。やっぱ純粋にピアノが弾くのが好きだったから、大学受験で演奏のブランクがあった後もつかず離れず、ずっと練習してたんだと思う。

このスタッフさんにも同じものを感じる。

だから、ござさんには今でも「ファンを増やすために宣伝しなきゃ」とかいう意識が希薄なのだろう。ただ楽しいから弾いてるだけで、アピールしなきゃってなってもどこをどのように宣伝したらいいのかイマイチ焦点を絞り切れないだけなんじゃないか。

いや、ござさんはもう介護職はやめてピアノしか収入源はないわけだから、そんな一般人意識はさっさと捨てていただき、音楽活動の宣伝に邁進していただきたい所です。

 

 

そういう見方をするとこのスタッフさんは今も純粋にレストランのスタッフに過ぎず、一般社会で暮らす普通の人である。動画を投稿されてるのがそもそも本人のTwitterアカウントではない。

 

一般市民の人なので余計なことは考えず、ただ自分はピアノの演奏動画を聴いていようじゃないか、と思う。

 

とにかくこのスタッフさんは自由にやってて楽しそうなので自分はそれ以上の事は考えないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪後編≫ BGM

 それはとある6月10日。自分はござさんへの稀代のツッコミ記事をせっせと書いていた。ござさんはメッタメタに叩きのめされててかわいそうに見る影も無く、やりすぎやとどつかれそうだ。あれもこれも詰め込んだし、あと少しで仕上がる。もうすぐ・・・!

twitter.com

そういえば、今朝未明にござさんツイートしてたな。動画投稿するとかなんとか。まあいっか、何ならその動画の感想もこれに盛り込もうかな?大体このツッコミ記事いつから言ってるのか、引っ張りすぎ案件なんだ。

   ≪※その翌日UPしたツッコミ記事≫


 この前編で文句ばっかり書いていて大人気ないので、気を取り直して何かござさんをフォローしなきゃ、と思っていた。しかしこの前編を体調悪い時に書いたので、後編書くまでに時間かかりました。すいません。

 

  そして 実際の投稿動画。

 

投稿動画=ストピだと思い込んでいた自分はまずここで引っかかった。

おやっFANTOM8さん、 投稿動画ではお久しぶりです。去年の夏以来ですよね。

(※去年8月の、まだストピがコロナ流行で再開してなかった頃の投稿動画。なにげにベースが効いててかっこいいです。イヤホン推奨です。これから夏っていう今の時期にいかがでしょうか)

 

いやいや・・・今回の動画の長さ、去年の夏のもBGM向けとか言ってて17分と長かったが、今回は、40分?え?それ投稿動画なん?

どうなってるんだ。

 

twitter.com

 

決定版!!邦楽・洋楽の泣ける名曲25曲「レコード風」アレンジメドレー

 

動画を聴いてみるとまず目に飛び込んでくるレコード盤とレコードの針。緑色なのはござさんカラーでしょうか。でもなんとなくレコードのプツプツ音とかアナログ感を出したいんかな、と思った。

それにしては音がヨレヨレと揺れていて一瞬自分家のWiーfi がダメになったんかと思って接続を確認しに行った。どうやらそれは関係ないらしい。

よく題名を見てみましょう。

【Lo-fi】【Hip Hop】

Lo-fi Hiphop といういう音楽ジャンルらしい。で調べてみるとここ最近人気が伸びてきた分野らしい。そんな新しい分野、自分はさっぱり不案内だ。

それはともかく関連サイトで調べてみると「よれた音」「落ち着いたゆったりしたテンポ」「揺れのあるビート」「チル・アウト」などというのが共通ワードみたい。

※関連サイト:

今話題のLofi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)とは

ローファイ・ヒップホップ「24時間配信チャンネル」おすすめ8選 | ARBAN

 

Lo-fi という単語自体は、「高音質ではない録音環境」を指すスラングが元らしい。 

Lo-Fi - Wikipedia

 

うーん、知らんし。 

 ………いや、lofi……その謎の単語はどっかで見たぞ………

去年ウチの高1男子が受験生だったとき、人の部屋からパソコンのヘッドホンをコード伸ばしてまで奪い取ってBGMを聴いていたが、何聴いてるのかと思ったら、ボカロの歌い手さんのチャンネルと、これだった。

  

書いてるやん、lofiって!

さすが若者は情報が早い。というか一概に若者のチャンネルって言っても、素通りしないで自分も聴いてみればよかった・・・? うーんその時は視界にござさん以外入ってなかったので・・・

その当時、高1男子曰く: ()の中は自分のつぶやき

「チャンネル登録者数凄いんやで!」(登録者数多いチャンネルが質がいいとは限らない)

「同時視聴者数も凄いんやで!」(2.3万人…ほえーそんなチャンネル見た事ないな…)

「なんとこの放送、2020年の2月からやってるんやで!すごいやろ!」(そんなわけが……あった Σ(゚д゚lll) マジスカ こんなの普通の人は無理やん…でもどうなってるんだ)

 

 そんな会話してた!でもそのまま存在を忘れてた。その後ネピフユとねぴらぼinventionで自分は忙しかったし、高1男子の聴く音楽なんぞしょうもない、という偏見があったので(ヒドイ・・・)

 

なんか論点がずれてきたな……まあとにかくLo-fiっていう分野はここ4~5年で広まった新しいジャンルってことは分かった。 

 今まで散々「皆さん本当にJAZZが好きなんですか?好きなのはJAZZ風な何かじゃないんですか?」とござさんに鼻であしらわれ、「ファンの年代は荒城の月くらいだと思ってるんです」と、どうせ若者は聞いてないだろうと高をくくられていた、自分達ファン。そして昭和曲クイズでホイホイ釣られる自分達。(これを若い人が読んでたら、すいませんごめんなさい)

こんな調子だったが最近流行の分野がやってみたくなったそうである。しかも一発撮りである。自分なんか30秒ちょいのピアノ演奏を撮るのに何十回とやり直ししてるというのに。(←比べてはいけない)

確かにこういうのなら、lo-fiで検索した若者がちょっとついでに聞いてくれるかもしれない。

検索・・・?

#は・・・BGMだけじゃないかぁぁぁぁぁ!何やってんのござさーーーん!

あ、気を取り直してlo-fiで検索してみたら、今のところは検索結果の結構上位に表示されているようで、まずまずじゃないでしょうか(←気が気じゃない)

 

散々呟いといてとりとめのない文章になってますが今回の注目ポイントは摘要欄です。

「ピアノ単体Ver.を後日コミュニティ限定で投稿する予定です」

 

ここにきてコミュニティ限定動画が投稿されるってことです。去年2月の重大発表動画でピアノ専業宣言してから1年あまり。

コミュニティってことは、金額はともかくメンバーシップの何らかの定額料金を支払っている人が対象です。

今考えると、当時仕事を辞めたばっかりで、「メンバー限定動画」ってどういう需要があるのか、メンバーになってくれるのはどんな人なのか、色々分からない事だらけだったかもなあ、と思った。そうこうするうちにコロナウイルスが流行してソロライブは一旦中止になるし、経緯からいっても当時、出口が見えなかったのはあるかもしれない。

そのねぴらぼ以降の展開がまた急転直下でしたからねえ……

何にせよこれで初・メンバーシップ限定動画となるわけです。この落ち着いた動画のピアノ演奏版になるそうで、楽しみです。

 

あれ?こんだけ書いて動画の感想書いてないな?

今回のlo-fi動画ですが、自分はBGMとして活用できそうな予感です。ござさんのチャンネルにあるBGMリスト、どれもこれもBGMにするどころか動画聞いてしまって作業にならないんですが、今回のは作業に集中できる。いつもは動画の感想書きたいのにその当該動画を聴いてると作業が進まない。そこで登場する、tj さんのBGMチャンネル。すごいお世話になってたんですけどね。今回の動画とtjさんのチャンネルで併用できそうな予感。

 

なぜ?

多分、原曲を大幅にアレンジして一定のトーンに統一した所?とか全編落ち着いたリズムとか、盛り上がりそうでもあくまで決められたテンション以上には上がらない所、とかでしょうか。

よくわかりませんが、聴いてて思考回路の傍でずっと鳴っててくれるというか、BGMとして成立してるんです。そういう意味では、tj さんのBGMチャンネルと双璧を成してます。(自分調べ)

で、構成曲がサムネ動画にもある通り、いちいち名曲な所。

聴いてて作業しながらも「あれもこれも、いい曲だなー」と思いながら感慨に浸れるし、又作業にも戻れる。

生配信でもリクエストが落ちがちな、レアだけど名曲ってのはたくさんある。

そうするとこの動画は、音楽ジャンルは若者向けだけど選曲は結構古いってことか……

今の世代にも知ってほしい名曲ばかりですけどね、自分としては。