ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

応援の意味(スイッチを切った部屋)

 

このツイートが鳴らすホイッスルに呼ばれて、自分は現実に帰ってきた。

モノクロからカラーの世界に。

ピアノの音も聞こえるようになった。

ござさんが動画編集とか作業できるようになった!

というお知らせ。

そのスイッチと同時に自分の時間ももう一度動き出す。

 

 

そもそも自分はござの日Encoreライブに向けて、着々と別部屋のブログを仕上げていた。そっちの資料を山積みにして遺憾無くオタクっぷりを発揮していたのだった。だってござの日Encoreライブは、チケット持ってる人=去年行けなかった人(という自分の中での認識)へのござさんからのプレゼントで、そういう小さなコミュニティの中でのプライベートライブって思ってたから。

なんかノリであの辺でピアノ弾いてみた動画投稿した気がするが、気のせいだ。あのライブには自分は部外者だし、ござさんが忘れ物をお届けに行った、みたいなものだし。

 

それは置いといて。

その後BEMANIライブも迫ってきて配信ないのかなーと思っていた矢先のござさんからのお知らせ。

 

これ以後、なんだか自分から感情が無くなった。応援したいのは山々だったけど、ござさんが活動を休止すると自分のテンションも0になるみたいだ。

Twitter見てもあんまりいいねが押せない。

周りを見ても平面的にしか見えない。

ブログ書くエンジンも止まった。(自宅のネット回線もなぜか止まったので)

ネットのピアノ動画も聞く気にならない。

 

自分的にピアノ動画聴けない・ブログ書けないのは、息を吸うのと吐くのを止められたようなものでさらにテンションはダダ下がりだった。

 

BEMANIシンフォニー配信ありのお知らせがあったのでそれは迷った上に購入しましたが。

直前の出演依頼を承諾いただき、演奏してくださった事務員Gさん、瀬戸一王さんには何とお礼を申し上げてよいのやら、感謝の言葉もありません。

ただ自分には踏み絵でした。(去年のござの日ライブ配信を聞いて、いつかリベンジ待ってると思ったみたいに。)

何が心配って、このライブに今回ござさんが出られなかった事ではない。(見てて思ったけど、素人の自分が予想してたより音ゲー界にござさんは認識されてるんだな、前から存在は知られてたんだなと思ったので。何らかの形でござさんはきっとリベンジしてくるだろうなというか。自分はそこに妙に根拠のない確信を持った。)

 

自分が心配してたのは後遺症だ。ござさんがワクチン打ったのかどうか、そもそもワクチンいらない説、そもそも感染症なんて存在しない説とか色々あるが、自分は職場が病院で日々感染症対策と向き合ってる。それありきで書くと、後遺症には呼吸不全、脳炎、味覚嗅覚障害、倦怠感、その他……若い人がこれからの人生背負っていくには重い症状が並んでいる。

どうやら実際の後遺症は咳らしい。

それと動画投稿を見て、やっと自分は安心した。

 

パチっ

スイッチはONになりました。

 

周りを見渡すと元通りの世界。自分がスイッチ切ってただけなんだけど。

 

 

生存確認動画

投稿されてきたのはGet Wild

前回のおよげ!たいやきくんもそうだったけど、ござの日ライブの曲がグランドピアノの音でまた聴けるように、弾いてくれているんだろうか(という妄想)。だって2曲同時にスタジオで撮ったらしいですから。

 

しかし久しぶりである。ピアノ弾いてるござさんの動画を見るのはかれこれ10日振りくらい?自分はスイッチが壊れたCDプレーヤーみたいに延々と聴いていた。

 

最初の謎の登場はこの際関係ない。何で後ろ向きなのか、相変わらず顔写ってないねとか、それはどうでもいい。そこは問題じゃない。

 

このアレンジはござの日ライブのMCによると「原曲に寄せたアレンジ」だそうだ。ライブで聞いてて自分は「ん??」と思った。

数あるござさんのアレンジ曲でも原曲をfutureしてるのはそう多くない。クラシックに至っては「3小節で飽きちゃう」そうだし、jazz風、ラテン風、ロック風、また電子ピアノの様々な音源でのアレンジ。

この曲は少年ジャンプ全盛期のアニメシティハンターのED曲、自分と同世代なら覚えてるの通り越して魂が反応するんじゃないだろうか。(※自分はその時代チャンネル権が兄だったから見てたのはドラゴンボールだった……)

そういうタイアップもあるけど曲自体が名曲だ。ござさんはこのTM NETWORKの原曲のイメージをそのまま再現している。そこにござさんからの無言の、しかし最大限の賛辞が込められてるように見える。

ベースの一音、シンセ打ち込み音の一つに至るまで取りこぼしはない。そういう楽譜上のテクニックではなく、曲のイメージ全てを耳コピしてしまったという方が正しいかもしれない。

 

この曲はアニメではラストシーンのセリフに被せて静かに始まるイントロが印象的だ。誰にも知られずに一仕事終える主人公、密かにお礼を言う依頼人。そういう色々な思いを背景に流れてくる曲。(この曲の是非はおいといて、自分の印象:アニメ自体は都会の仕事人て感じで怖かったし、綺麗なお姉さんに目がない主人公も苦手だったし、それよりはなぜかキン肉マンのほうが覚えてるんだよね…)

都会の摩天楼をバックにした斬新なシンセの音、それは30年以上経った今でも新鮮に聞こえる。

 

個人的に?

サビ前の10秒がハイライトです。韻を踏んで繰り返すボーカルを右手で弾きつつ、スローになるとこで左手?でなんか再現してるのは原曲のギター?その後4オクターブ上がっていく右手とリンクしてズームで迫るカメラワーク。そこからのサビが、マジで指10本以上あるんじゃないのと思う豪華な和音で訴えかけてくる。

しかもアニメのショート版ではなくアドリブからの2番?、印象的なCメロ(イントロの再現?)とさらにキレキレのサビが繰り返される。曲中何度も現れるサビだけどござさんのアレンジはいちいち和音だったり何かが違う。

聴いてて、もう一回ってなるのはそういう隠された捻りがあるから?

よくわかってない人の感想。

 

とにかく、昔聴いたことあるかもしれないこの曲を好きになったのもござさんの配信からだし、ござの日で生で聴けて迫力に圧倒されたし、まさかのYoutube動画で永遠に楽しめるようになるとは夢にも思ってなかった。マジで永遠にリピ中である。

 

何がござの日の再現って、1番目のサビで後ろからアオリで映されてる、眩しいライトに浮かぶござさん。そのまま、ござの日の客席から自分が見てたござさんの後ろ姿だったので。

 

 

とにかくござさんは家でできることからでも、再び動き出している。

自分はぼんやりしていたので、慌てて追いかけたい。

 

BEMANIの曲?ござさんが音楽活動続けてれば、いつかチャンスはあると思う。今回の動画のサムネ見て、演奏聴いてるとそういう風に前向きに思うことができた。