ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

3/12 グランドピアノライブ

前書き:ピアノ練習の近況

  最近姪っ子が相変わらずピアノ弾くのが楽しそう。練習が終わると、笑顔で「○○ちゃん、ピアノ空いたよ〜❣️」と丁寧にお知らせしてくれる。(←自分はちゃん付けで呼ばれてるww) 次に弾けるよ、とのご案内だ。どうやら自分は、姪っ子の中で練習仲間にカウントされてるらしい。

「何か初心者の人キタwwwおばちゃん初めてなんやな(違うけど)、でも頑張ってるんかしら?」と見えているのだろう。より一層ヘタレな演奏が聴こえてくることで、「皆最初は一緒!頑張ろ!」ていうテンションになって、自然に練習に向かえているのかも。とにかく姪っ子が怒られる事もなく自ら楽しそうにピアノ弾いてるのはいいことだ。

 

※一旦記事を削除後、再度投稿しました。《前書きと、余談その2》以外の部分=つまりほぼ全部を大なり小なり加筆・訂正してます。

 

目次:リンクで各項目へ飛べます。

 

 

 

(※ここでいう今日とは、3/12(金)です)

今日のライブは折角リアタイしてたのにも関わらず、 ほぼ寝てて記憶がない。最後に気がついてぎりぎりスパチャ飛ばしたのが精いっぱい。あー危なかった。今日は中3男子の卒業式だったのだが、自分もそれで緊張してて疲れてたんだろうか?

 

前回から引き続き、春または卒業式モード継続中。

 ※「花は咲く」については最後の《余談》参照

というわけで今日3/12は中学校の卒業式。

しかし。余りにもあっさり終わり過ぎて実感が沸かなかった。自分の知ってる卒業式必須ポイント、つまり卒業証書授与も代表だけ、言葉かけも合唱もことごとく端折られてもやもや感が拭えない。いつもの月曜日集会とさして変わらないレベルではないか?送辞と答辞があっただけで。

その夜、今一つすっきりしない消化しきれない気持ちを引きずっていた時、果たしてござさんライブは始まったのだった。

いつものお洒落なイントロから……卒業式前の格調高いBGMさながらに、華やかなビバルディの「春」、さらに滝廉太郎の「花」も流れてきた。実際に学校の待合室でかかってそうだ。なるほど、今日の卒業式の素っ気なかった雰囲気を埋めてくれてるんだな。(←違う)

さらに、合唱曲の旅立ちの日に」までww。何というタイムリーな選曲(自分基準)。今日自分のとこでは歌えなかったからやってくれたんですね…!(←違う)リクして下さった方、誰だか分からないけどありがとう。

(多分ござさんにとっても卒業の意味を持つ)「旅立ちの日に」を弾いてくれたからか?自分はこれで気持ちにひと区切りがついた。

さらに想い出がいっぱい。ちなみに中3男子はそんな古い曲知らないはずで、そうではなく、自分が卒業のイメージがかぶって刺さる。みんな大人の階段を昇っていくんだ。

 

外は春真っ盛り。

(え…?季節は先取りするもんです。ござさんの通知が既に初夏だし…次回は自分も初夏モードやな)

あたりに立ちこめるむせかえるような春の香り。 我先と競うように色とりどりの花が咲き、瑞々しい新芽がそっと顔をのぞかせる。どこかでひばりが鳴いている。何もかも新鮮で若々しさにあふれていて、この春新しい一歩を踏み出す人たちを祝福しているようだ。

ちょっと早いけど、門出の季節だから満開の桜をどーぞ。

  

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春の漢詩でも貼ってみよー。

 絶句二首 杜甫
遅日江山麗    遅日(ちじつ)  江山麗し(こうざんうるわし)
春風花草香    春風(しゅんぷう)  花草香し(かそうかんばし)
泥融飛燕子    泥融けて(どろとけて)  燕子飛び(えんしとび)
砂暖睡鴛鴦    砂暖かにして鴛鴦睡る(えんおうねむる)

遅い日ざしを受けて江も山もうるわしく、春の風にはこばれて花や草がにおってくる。泥が融けたのでつばめは巣をつくろうと飛びまわり、すなまはが暖かなのでおしどりがここちよげに睡っている。(※普通、江=長江を指す。ちなみに河=黄河。)

 

江碧鳥愈白  江碧(こうへき)にして鳥は愈(いよいよ)白く
山靑花欲然  山は靑(あお)くして花は然(も)えんと欲す
今春看又過  今春(こんしゅん) 看(ま)のあたり又た過ぐ
何日是帰年  何の日か是(こ)れ帰年(きねん)

江はふかみどりに鳥はいよいよ白く、山はさみどりに花は燃えんばかりだ。ああ今年の春も私の見つめる前を過ぎていこうとしている。いつの日に故郷へ帰れることやら。

(引用:「中国詩人選集」第9巻「杜甫」 上p126より 岩波書店

 

ここでいつの日にか故郷に帰るというのを引用したのは、(自分は故郷にいるけど)ここしばらく遠くの親戚、知人とめっきり会えないので。千葉の妹とも行き来できるわけもなく。あっちは乳児を抱えているんだけどどうしているやら、かろうじて動画をやり取りして近況を報告しあえてるのが救い。地震があったと聞いては、やきもきしている。

 

   

 

公共の福祉に反する傾向

今日はチャットからのリクエストによる本格的メドレー3本立てという豪華版だった。こういう時は、結構マイナーなリクも拾ってくれている。

 最近、ライブの中で曲の間が結構長い。1曲選ぶごとに悩みすぎてて時間もったいない。絶対ござさんは優柔不断なタイプ、その性格上結果論として公共の福祉に沿うことになっとるんじゃなかろうか?

だから曲を弾きながらリクを拾うメドレー形式だと、公共の福祉を意識してる余裕がなくて満遍なくマイナーなあたりにまでリクが行き届くんだろう。

もー昔みたいに、ライブの大半はトーク無しのメドレー形式でいいと思うんだけど。

………( ̄^ ̄)という、ござさんマニアの妄想。

 

「いろいろな分野の様々な曲」

「ござさんならではのアレンジ」

弾くのが、ござさんの生配信ならではの魅力のはずだ。

単に流行曲を弾くだけだと?途端に色褪せる。

 

しつこいようだが、毎回言ってるけど、

マイナーな曲もどんどんやればいいのに。

  以下:自分が考えるその根拠

生配信で公共の福祉が大切なのはあくまでマナーの問題にすぎなくて、リスナーの増減の鍵は別に握ってないんじゃないか?

 だってですよ。珍しい曲が流れてたらその分野のコアなファンが「おおっ?」と、他では聞けない枠として聞いてくれるかもしれない。

しかし単に人気曲を弾くだけでは「他のチャンネルでも聞けるなーそれ」と認識されるに過ぎない。

かといってマニアックなアレンジやコード進行を工夫するという方向性に偏ると、Youtubeの視聴者の大勢を占めるであろう"ピアノや音楽に関わってない人"は絶対に釣られてはこない。はず。(現に自分はコードとか知らないのにファンになった)

と、そんな理論から自分はジャンルごとのマイナー選曲メドレー激推し。

 

 

 α:アニソンメドレー

 個人的に言えば……1曲ごとに1時間は語れそうだなあ(*´∇`*)

メドレー、しかもそれぞれをアレンジしつつ長めにリアルに再現して頂きありがとうございます。昭和枠の自分はもう何も言うことありません。分かってますよ懐かしのアニソン特番をTVでチラッと見て覚えちゃったんでしょ。それだけで、何でメドレー、しかもこの再現度で弾けるんですか?世の中は何かにつけ謎に満ち溢れています。

あ、ござさんは特別天然記念物でしたよね (≧Δ≦)\❗️

むしろ超最新曲が無い……?再燃するござさん年齢詐称疑惑www(。・д´・。) ほほーぅ?

 宇宙戦艦ヤマトの透明感あふれるイントロで景気よくアニソンの海に船出するござさん。「旅の途中」ぐらいかな、自分がござさん動画から大好きになったのは(イイ曲ですね!)。後は、ほぼ知ってた。アラレちゃんも現役でアニメ見てた。高橋留美子作品も3つも入ってて嬉しい。はしゃぐ恋は池の鯉……?ちょっと待ったwwリアルパンダお父さんとPちゃんが竿に乗ってバトル始めるとこが浮かんだんだがw

 ほぼ全部(?)原曲を知っている身から言わせてもらうと、ござさんの元ネタがTV特番だからかもしれないが、原曲を絶妙に短縮しつつ、サビだけではなく主要パーツを的確に抜き出してきてメドレーなのに1曲ずつフルサイズで聞いているような気がする。なんという贅沢。このラインナップに入ってくるにんげんっていいなは名曲(これで動画作ってたなござさん)、日本昔話は名作です。

♬♩ここで忘れちゃいけないハイジ!

゚.+:。(≧∇≦)ノ゚.+:。 ♪ おしえて〜おじいさん~~!(誰か…その辺で止めてやれ💧)

 

 

   β:ディズニーメドレー 

まず、ござさんのディズニーメドレーといったら、ストピ動画を真っ先に思い出す。(2020/10/8投稿。しかし設置時期から、演奏したのは2020年1月と思われる)
【ストリートピアノ】パレード+プリンセス!超濃縮ディズニーメドレー! - YouTube
あ、でもこれのファンティリュージョンはイントロだけで、その後もユーロビート風アレンジなど変わったのが多かった。やっぱりストピは目新しさが勝負だな。

 

「ござさんアーカイブ案内所」

  さて、いつもリスナーさんがござさんの生配信アーカイブのコメント欄にタイムスタンプつき曲リストを貼ってくれている。これについて過去にも散々書いたがやっぱ熱く語っていいですか。

初心者の心理で言えば、ござさんを知ったばかりの頃は
・生配信聞いてもほぼ知らない曲ばかり
・でもござさんの演奏は好き
・何の曲弾いてるのか知りたい!

ーーーという窮地に陥りがち。自分は当初、曲を知らなさ過ぎて暗闇を手探りで進むような感じだったから、まさにこのリストだけが一筋の光明で、それを頼りにアーカイブを聞きながら毎日リストを見ては必死で覚えていた。そうするうちに同じ曲でも色々なアレンジがあることに気付いて、もっと生配信がおもしろくなっていった。

 

そのリストを、今回エクセルのデータベースに加工してネットにupしてくださっている。この表で検索すると「目的の曲が演奏された日はいつか」とか、またアーカイブ日にち順一覧はそのままリンクとなっているのですぐライブ動画を聞くことも可能。演奏日時はかなり遡ってデータが作成されている。ほかにもあらゆる点で統計がなされていて、曲リストだけでもすごいのにシステムがまたすごい。何をどうやったんだろう?自分はこの分野は正直に無理って言っとこ。

作成された方ありがとうございます。助かるの通り越して何て言ったらいいのか?せめてモニタの向こう側を拝んでみる。

 今回ファンティリュージョン…前も同じようなアレンジ弾いてたな……いつだっけ?と思って早速検索。そうだ12/4の豪華ディズニーメドレーのとき。って、さっと出てくる。

すごいですねこのアーカイブ案内所……! 

  今こうやって比較すると、12/4と曲目がほぼ被る。というわけで、今回ござさんが言っていたように「吹奏楽でやったことある」とのことだったので、このメドレー自体がその吹部向けアレンジをそのまま弾いている説あり。ここで一言。遠い学生時代、10年以上前のことをアレンジから曲順から正確に覚えているござさんの頭脳、構造が知りたい。

もう一言いわせてもらえば。自分がやったディズニーメドレーはファンティリュージョン入ってなかったぞ。あ、世代が10年ずれてるからだな、失礼しました<m(__)m>

  

 

 γ:吹奏楽ぽいアレンジ

具体的にどこがって?1:08:00~1:08:20 の右手とかがそれっぽい。こんだけ弾けていながら「指が足りない。高音域でフルートが色々やってて…」そらそうでしょうよ。全パートは10本の指ではカバー不可能です。分かってるから無理しなくても…

※実際の吹奏楽曲でそのような個所を挙げると?例えば「永遠の輝き」この曲の1:50すぎから2:15の木管の動きが似てる。
動画リンク:【フル音源】永遠の輝き/ジェームス・スウェアリンジェン/Forever Shining/James Swearingen 012-3882-00 - YouTube

  

もうひとつのファンティリュージョンも再度聞いてみた。

グランドピアノソロ配信! 2020/12/04 - YouTube

このファンティリュージョンの1:20:45ごろから1:21:05ごろまでが、今回のとアレンジが酷似している。吹部アレンジだから全体が似てて当たり前なのだが、同じ曲だと思うと余計に、この時からの今現在3月時点での演奏の仕上がりぶりは目を瞠るものがある。

 こういう事実を見るにつけ、やっぱグランドピアノ特集期間はねぴらぼ、それに続くレコーディング(たぶん)のためにがっつり弾きこむためだったんだなあ、と素人ながらしみじみ思う。どんなんだったんだろ?レコーディング(たぶん)の調子は。

あーーーーー発売(たぶん)が楽しみ❗️

 

 あ、そーいやディズニーか…。

ついでに自分の過去記事でも貼っとこうか。ネピサマ前の記事なので、これにメンバー足したり内容変えたりもできるけど、結構本質を書いてると思うのでそのままUPしてみる。


 

δ:クラシック曲のアレンジ

まーた「クラシックの人に怒られる」だの、「ぼくはふわっとしたピアノ弾き」だの言ってる…ほんましょうがないな。そういう発言はスルーするに限ります。ござさんもうピアニストって名乗ってるでしょ、そういう世迷い事言うのは往生際が悪いっていうんですよ。

月のワルツと月の光の印象ー

(そもそも、ドビュッシー印象派ですし)

*リンク:https://www.youtube.com/watch?v=cg4EUGPqOXI
【15世紀~1960年代までの音楽史がわかる「今日の料理」を弾いてみた】

*リンク:【月刊ピアノ連載】超マニアック?!「印象主義風アレンジ」の方法を声アリ解説!【アメイジング・グレイス】 - YouTube

 

この辺の動画でござさんが語るところの、印象派音楽の特徴:雰囲気重視、静かな雰囲気、低音がボーンと鳴る…あと平行和音等。これが的確に印象派を表現してる(自分の捉え方もざっくりだなぁw)

 

「皆さんググってください」のMy Romanceから始まるJAZZで雰囲気たっぷり、聞いてる側はうっとり、Caribeなどでラテンの激しい曲調も挟みつつ、月のワルツからの月の光ときてお洒落感が漂う………あれ?この月つながりの組み合わせ。どっかで聞いた。これかな?

 

 

 月の曲と言えばこのメドレーを思い出すのだが、この時とは楽器も違い、演奏の完成度も(アレンジが違うからだけど) 段違いという、完全に似て非なるものとなっている。
※この動画でダントツ魅力的だなーと思うのはムーンリバー。(←←誰も尋ねてません)

 

ーー月の光ーー

ここで低音をボーンと(byござさん) 響かせておいて、その上に月の光さながらに静かに輝きながら降りてくる旋律。月というのは他者に照らされて輝いている存在なはず。

しかしござさんにかかると、何か語り掛けてくるようなアルペジオに必然的に導かれ、それに応えるかのように旋律が雲間からさっと差す満月の青白い輝きみたいに地上を劇的に照らし出す。ござさんのピアノの高音域は自ら輝く不思議な月のようで、独自に主張して次々と物語を紡ぎ出す。

 合間でひそかに音階や短いグリッサンドを挟みながら、何て言うのかこれも JAZZ風?に残響を確かめるようにして絶妙にタメを作ったり、否が応にもその響きは聴く者の心を鷲掴みにして離さない。

 

ここでまたしても漢詩から引用タイム。

 

  蘇臺覧古(そだいらんこ) 李白

旧苑荒臺揚柳新  旧苑(きゅうえん)   荒臺(こうだい)   揚柳(ようりゅう)新たなり 

菱歌清唱不勝春  菱歌(りょうか)の清唱(せいしょう) 春に勝(た)えず

只今惟有西江  只今(ただいま)惟(た)だ有り 西江(せいこう)の月

曾照呉王宮裏人  曾(か)つて照らす 呉王(ごおう)宮裏(きゅうり)の人

古い庭園。荒れ果てた高台。ただ楊柳だけが青々と新しい。ひしの実をつみとる歌の清らかな合唱をきくと、うつくしい春の季節が悩ましくてやりきれない。

いまはただ、西の大河の月があるだけ。むかし呉王の宮殿の中の美人を照らした、あの月が。 

(※引用:「中国詩人選集」第7巻   李白 上 p68 岩波書店

 ※蘇臺(=台)……今の蘇州市姑蘇山上にあった、呉王夫差の宮殿。
  覧古……古蹟をたずねて昔をしのぶ。つまり蘇州市辺りにあった紀元前五世紀春秋時代の呉と越の国の盛衰を思い出すというほどの意味。

月をテーマに考えると、どうしてもこういう哀愁を帯びた陰のあるやつしか出てこない。ほんますいません。でも静かな夜のとばりが降りる中、今も昔も変わらず煌々と月が照らし出す情景っていう、しみじみとしたニュアンスが出ていいんではないでしょうか(←←自己完結)

 

 

 

今日はショパンの曲をメインとしては実は3曲しか弾いてないという、驚異の事実。

今日の10-4アレンジは焼肉風味、塩味濃いめ。またはフレンチドレッシング。

言うに事欠いてそっちですか?感情込めすぎて疲れましたとか言うのかと思いきや。

 

さらに、10-4謎のアレンジメドレーまでついてきた。これを思いつきでやるっていうのが……最近自分もピアノ練習してるけどこういうレベルを目撃すると、さっきまで月の光とやさしい革命エチュードに感動してたわりに、一気にピアノ練習のテンションが下がる。なんかピアノが弾けるビジョンがこれ聴くと消えるというかwwwいやだからこういうのは水族館にでも行って透明パネル越しにきれいな水槽を泳ぐ魚たちを見るようなもので、現実と捉えてはいけないのだった。自分は自分、練習がんばろ。

 

ノクターン

ドイツ風、

フランス風、

以下、アジア・中近東アレンジでお送りします。自分でも何書いてるのかわかんないw

日本風

エジプト風

 インド風

 トルコ風

 

たぶんラヴェル好きなござさんはフランス風が好きなんじゃないかと推察します。で、バッハとか眠たくなるという意見から、ドイツ風は別に興味なさそう。あと、トルコ行進曲風もモーツァルト風だから好きそう。

 あ、自分ですか?ブルグミュラーの日本風は昔ピアノ習ってた頃を思い出してつらいからイヤですねえ…ノクターン風いいですよねえ。やっぱショパンさん自分も好きかも。

 

 グランドピアノライブの意義

「大きな仕事が終わり他の人に任せる段階になった」
なんとまあ、分かりやすい説明ありがとうございます(笑) たぶん謎の組織G興業さんのアジトからは厳格な箝口令が敷かれているはずだ。しかしここまでご本人から機密情報がダダ漏れだと、もはや取材する側としてはアジトにスパイを放ち偵察する必要性はない。

多分レコーディングを終えて、エンジニアの人がマスター音源とかの調整やってるという意味でしょうね。

 これに清新の風の完全版が収録されるから、中途半端にライブでは弾かないのだろう。そっちで演奏的にもアレンジも追及してるという意味と捉えていいでしょうか?

期待しかないやん。

おそらくグランドピアノライブは、これを目的に演奏に磨きをかけてきたというか練習も追い込みの段階だったというか、 大きな山場を越えたことには相違が無いはずだ。で、次のライブはどういった方向性になるのかが気になる。

 必要性としてはグランドピアノライブは一段落。しかし演奏技術的にはたぶん生ピアノというのは、継続して弾かないと今のレベルは保てない。ここで、思い出してみよう。

ほら、五月になんかあるでしょ。あれが、絶対生ピアノですよ。少なくともストピのイベントということはシンセだけで演奏ていうのはありえません。ということは?

多分、しばらく生ピアノでの配信ライブは続くと思います。(ただしその5月のイベントの感想とかは書かない。だって行かないから、書けないと言った方が正しい。) 

 

 

 

 

 

≪余談1:中3男子の卒業≫

 同級生の子たちとも中学生として会うのは最後なのかーと感慨にふけってみた。

余り出掛けることもできない昨今、久しぶりに大勢の人に会った。あんまり沢山居すぎて人に酔った。ちゃんとしたスーツ、ちゃんとした靴とバック、何もかも久しぶり。しかし合格発表もまだなのに、どうなるかもわからないのに他の保護者とどんな顔して話しろっていうんだ。何かの罰ゲームかな?

中3男子なんて日ごろから遊びほうけているし、祝ってなんぞやるもんかと思ってハンカチも忘れていった。それが失敗だった。

卒業証書授与っていっても短縮形態で名前を呼ぶだけ。素っ気ない。そうしているうちに校長先生の話…えぇ〜長いんかなー……あれ、なんかじわじわくる。こういう式だから、ただ原稿に書いてるのを読み上げてるだけのテンプレな内容なのにそれだけで感動する。何でだろ?

在校生の子の送辞と、3年生の答辞。さらにダメ押しに、3年間の写真を動画にしたミニムービーの上映。もーハンカチ無くて大変、マスクがあって助かった。

周りは2m離れてるのでばれてないにしても、ずっと泣いていた。

 

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 短縮化の影響で、国家も校歌も、ただピアノの録音が流れるだけというシュールな式。ここで、日ごろござさんのピアノを聞きなれている身としては、無意識に「どっかアレンジしてないかなー」と探してしまう。自分の母校でもあり散々歌ってきた校歌だが、こうしてピアノソロだけ流されると「途中で転調してるやん」という事実に気付いてしまった。感動してしみじみ聞いているつもりなのに、だめだ意識がそっちにいく。ござさんが「コード進行を考えてしまうから」コンビニに入れないのと同じ理由で曲の展開を追ってしまう。吹部の癖で今まではメロディを追う習慣があったけど、曲の展開は……?とか考えてしまって、いまいち式に集中できない。

そうするうちに、ミニムービーのBGMとして「旅立ちの日にが流れてきた。もー感動して泣いていたのに追い打ちはやめてください。ござさんの卒業ソング動画がBGMとして自動再生されてしまうやん。さらにファンモンの「あとひとつ」ときた。

だから、ハンカチ忘れたんだってば………!

  

さらに、最後にサプライズが待っていた。

式も終わり、校舎から出てきた3年生を送るため、並んで拍手してくれる在校生。で、その中に花束を持ってる子がいる。あれ知ってるけど、野球部じゃん。何やってるの……?そこで3年生の野球部だった子に花束を手渡しているらしい。て言っても四人しかいないのだけど。

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( ↑クリックでさらに拡大します。効果つけたらコラージュみたいになった💦)

合成じゃなくて本物✨✨✨

薔薇が3本も入ってる🌹

Σ(゚д゚lll) すごい豪華やん……!

マジ本格的花束やん……!

………野球部、去年はこんなことしなかったぞ?よく考えれば、コロナウイルスの影響で公式試合が全部中止になったから、予算があり余っていたのかもしれない。でなければこんなきれいな花束人数分とか無理だろう、とかいうゲンジツ的なことをついつい大人は考えてしまうのだった。

 

 

 ーー【後日談】ーー

そしてどうにかこうにか、目標の高校に合格した中3男子。

周りは鯛やヒラメが舞踊り(実際に魚屋でそれ関連が調達された)、お祝いパーティーが始まりました。

さて、今の気持ちをどうぞ!!!

ガンダムは卒業しました!」

ををっ?

「やっぱカッコいいのはエヴァンゲリオンのプラモやわー!えっと、ここがこうで、これがああだから……」

 

はいはい。ニコニコ笑いながら解説がはじまったが、そんなのいらない……もーいーから、早速大量にもらってきた春休みの課題あるんでしょ、さっさとやったほうがいいと思うよ?本も一冊読まなきゃなのに、あんた間に合わんのじゃないの?

プラモって何それおいしいの??

 

  

 

≪余談2:「花は咲く」を聞いて≫

(以下、ピアノとは関係ないところへ妄想が走ります)

今日のアレンジは落ち着いたワルツ風?で、このように花が満開になった中静かに花びらが一枚ずつ落ちてくるような儚げなイントロで始まった。そこからの物悲しく包み込むような音色で、かつシリアスな展開がしみじみと心に刺さる。

Twitterに演奏動画は上がってこなかったが、ござさんはござさんなりに3/11に対しての見解、つまり:「しんみりしすぎてもという事で僕は軽く触れたい」と述べつつも、演奏で大事なことをさりげなく思い出させてくれたと思う。

人はすぐ忘れてしまうので。

過去の「花は咲く」への自分の感想を引用しよう。

★★★注意ーーーここから引用:ピアノに関係ない意見が長いです★★★

1/11のライブ感想(1/16投稿)より

このござさんの感動的なアレンジを聞いて思い出したこと。ピアノに関係ない。

思い出すというか忘れないことが大切なのだ。忘却は罪だ。これは東日本大震災に際してNHKで採用されていたキャンペーンソング。あんまりのことに日本中が何もかも自粛し、なんと発言したらいいのかわからず、CMがひたすらACのみ流れていた記憶。実際の現地ではそんな綺麗事ではなかっただろうけど。自分たち部外者が思う援助と実際の現地の人の思う需要も乖離していたような。Youtubeやネットでその一端が垣間見えるので思い出したいときにふと見てみたりしてる。

しかし、知れば知るほど、自分にできることなど所詮無いことを痛感する。覚えていることで何かの拍子に話題にするくらい。今年で10年。ござさんが意識してこのリクを拾ったのかどうかは定かではないが、自分にできるのはせめて忘れない事。

 ↑↑↑ この時、だいぶ端折って書けてないので、もう少し補足。

あの震災の時は、はっきり言って四国住民の自分は直接は被害がない。日赤を通じて復興支援という名で手作り雑巾をせっせと縫った記憶ならあるが。 でも他に現実的に何もできなくて無力感だけが残った。

ところで、Google mapには航空写真モード及びストリートビュー機能がある。

東日本大震災の時の津波の被災地を見てみるとよくわかる。ネットでみる「津波被災前の様子」と比べると一目瞭然。Youtubeに上がってくる津波到達時の動画と合わせて考えても、10年やそこらで復興できるような規模ではない。また、物理的にだけではなく社会的復興も難しい。住んでいた人も生活のためにやむを得ず離れていく。そうなると、一度崩れたコミュニティはそう簡単には戻らない。単純にがんばろうで済む話ではない。

単純な問題ではないからこそ、四国住民の自分はせめて忘れないでおこうと思った。
津波被災地に関しては、色々問題はあるにしてもそこに住めるだけまだ前途がある。Google mapの航空写真モードで原子力発電所の周り:帰還困難地域を見るといい。最初からああいうチェルノブイリみたいになるのは分かっていた事だ。誰ですか?オリンピックとか言って盛り上がってるのは?いま、日本中で安心して暮らせているのも何もかも、あの永遠に帰還できない現実が全部背負ってくれたから(間接的に)。考えてみてください、地震の時に一時避難してそれっきり片づけはおろか恐らく半永久的に住んでいた場所へ帰れなくなることを。さらに、もれなく急性放射能障害=甲状腺がんがついてきたはずだ(ヨウ素を配っても気休め)。それを知っているなら、手放しでオリンピックで盛り上がろうとか口が裂けても言えないと思うんだ。(コロナウイルスが流行している昨今なら、なおさら。)

 「こんなこと言えるのも所詮遠い西日本に住んでるからだ」と言われればそれまでだ。でもそんな事いいから忘れるよりはましだ。自分の地域だってそういう規模の災害が来れば終わり。明日は我が身。そもそも自分がピアノつまり音楽っていう、防災とは関係ないことにかかりっきりになっている。もう一度言うけど毎年3/11がめぐってくる度に、その時だけ思い出していたのではそのうち足元をすくわれる、と思っておこう。

 

 

≪余談:その3≫

 なーんかシリアスな雰囲気だなあ。シリアスついでにこれを自主的に貼っておく。

わざわざここに再掲するのは単なる自己判断です。今回のライブほぼ疲れて寝てたためアーカイブをリピしてますが、チャット見てると思うところがあったので貼ります。 

 (こんな事してるのはござさんにとっては、余計なお世話でしょうけど)この記事に引用したござさんのツイートの、②の項目を思い出した。この記事自体が当時のスーパーチャットを指しているので今とだいぶ状況が違うが、②の項目が当てはまる。

こんな時はどうすればいいか、簡単である。ライブでもアーカイブでも、自分はチャットを見なければいいだけの話。はたしてござさんもチャットを見つつも、ライブではひたすら選曲に徹しているように見える。