≪この記事は9/7頃の話です。時差がありますがご了承ください≫
いつの間にか空が高く感じる。
真夏の記憶・・・威丈高な積乱雲、亜熱帯みたいに叩きつけるにわか雨。にぎやかな蝉の鳴き声。涼しそうな風鈴。夏が大好きな自分の中では、その景色のまま時間が止まっている。しかし去年も今年も、夏らしいことは家でかき氷とスイカ食べるくらいっていう消化不良ぶり。
窓からこんなのまで見えて余計やりきれない。いつまで続くんでしょうね?こんな事。
偶然家の窓から見えたゲリラ花火。
— かまたまうどん (@pEcXkXhkAeo0D6t) 2021年9月12日
いつになったら見に行けるのかなあ?そういう悔しさを忘れないための動画。
(※昨日の撮影。家からスマホで撮ってるので低画質) pic.twitter.com/v5yV0pWfx1
秋の日はつるべ落とし。
そこはかとなく漂う寂寥。
「きりぎりす 鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む」
藤原良経(新古今和歌集 巻5・秋下・518)
そんな夏の終わりの季節。季節の移り変わりは寂しいけど、しかし去年以降自分はネットピアノ界隈を追うのに忙殺されていて、そんな気分を紛らわせられているのは幸運なのかもしれない。
確かに今までとは違う。今までよりも、人生は確実に楽しくなってる。
今回もござさんの定期ライブのお知らせは滞りなくやってきた。
間も無く配信開始します! https://t.co/P2AbfJ92D3
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年9月7日
しかし。
「去年はスタジオの予約日を間違えて行ってしまったこともありました」
ということは、スーツケースに入れるレベルの量の機材をはるばる電車で運んで、行ってみてからトンボ返りしたって事でしょうか。
いや、ちゃんとして行ってもスタジオのWi-Fiが調子悪くて結局配信できずに帰った事が5、6回あるっていつぞやの配信で語られてましたっけ。その他予告ツイートの日時間違いは日常茶飯事だったので、今回こんな風に通常通り始まるとなると違和感を感じる。
「大丈夫???本当かな?」ってつい思う。
ノー事故でご安全に。ヨシ!ってことで。
ヨシ!っていえば(≧▽≦)
今日も一日 pic.twitter.com/j3OVgZrB1c
— 現場猫bot (@genbaneko_bot) 2021年7月14日
ボカ!!!!
≡ ∧_∧ ∧_∧
≡(#`Д´)⊃ ;;;)Д`)
≡/つ / ⊂ ⊂/
ごっ…ござさんは真面目にやってんのに遊ぶな!って誰かに怒られました(´;ω;`)ヨロヨロ…
そうです気分は秋、うら寂しい気分なんです。
背中に哀愁を漂わせながら旅立つ、旅人の気分。
ザナルカンドのアレンジが中世を背景にしたFFのストーリーみたいな。こういう時「ケルト系音楽」とかいうイメージが漂うが、ケルト人・ケルト族が住む地帯にケルト神話っていうのは残ってるが、ケルト系音楽ってのはあくまで作られたイメージであり、ちゃんとした定義は無いらしい。しかし秋をイメージさせる配信のオープニングにはぴったりな、ザナルカンドの鄙びたアレンジ。JAZZの枯葉も迫力の中にどこか影を感じさせる。
外も秋雨前線の停滞なのか雨の日は多かった。しとしとと、ずっと降り続く陰雨。
そんな中ござさんは本を読んでいたらしい。
晴耕雨読で買った本を読むのがはかどっています
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年9月4日
てっきり以前買ったラテンの本を読んでると思いきや、音楽史の本だそうだ。歴史背景を踏まえて音楽の歴史を考える。ですって。
なるほどー。で、自分も歴史背景を踏まえて音楽を考えてみた。あれ?方向性が違うかもしれない……まあいっか。
以前ござさんが買った本はこれだったそうだ。ラテン音楽のアレンジ集とか理論の本。
流れていないラテン(とベーシストとドラマー)の血が騒ぐ(本を沢山買い込んだので勉強します) pic.twitter.com/Fn3YeIwW02
— ござ 🎹 (@gprza) 2021年8月30日
ござさん曰く、
「読んでも自分のものにできるかどうか」
「情報があんまり日本に入ってきてない」
「曲のアレンジにに活用するのは難しい」
らしいから尚更自分がさっと理解できるわけもなく、この感想の中でいちいち解説すると分かってないのがばれるのでやらないが、今回の配信はこの中からの情報を「ふわっと」取り入れて、ラテンアレンジが多かったかな?と思う。
その中でCryBabyは正統派アレンジ(って何だろう)のJ-POPだったわけですが。その漫画をウチの高1男子が読んでて「ガラ悪い!?」と思ってイメージ悪かったアニメ、でも髯ダンはかっこいいですね。なんかベートーベンぽくないですか。この間新しく入荷された4曲と共に、ぜひレパートリーとして維持していただきたい所です。何しろ珍しくリアルタイムで今の若い世代(10代にも)に訴求できる流行の曲、「せっかく覚えたんだし」弾き続けてれば忘れないらしいですから。
ござさんの「最近ふわっと仕入れた、ウソかもしれない情報」によれば
ボサノバとサンバは、ブラジル。
マンボとチャチャチャとRumbaは、キューバ。
それとは違ってRhumbaは、欧米の社交ダンス。
・・・チャット欄からもコメントを拾うと?キューバはソンとサルサらしい。その後弾かれていたアルマンドのルンバは、リズムで言うとサンバに近いらしい。
この辺のラテン音楽のルーツはアフリカから奴隷として連れてこられた人達によって成立した(ルンバ - Wikipedia)。ルンバのリズム:クラーベは以前ござさんがコラボしたDr.Capitalのライブで詳しく解説されてる(まいど!Dr. Capitalの部屋Vol.2【GUEST:ござ】ダイジェスト - YouTube のSong Diving 2:03ごろ~)
サンバがどんなのかはgaoさんのネピサマを聴いてもらったらわかるから(?)置いといて、これ以上書いてると支離滅裂になってくるのでやめます。とりあえずリンク貼る。
West Side Story - Mambo! - YouTube
coba / Bittersweet Samba - YouTube
(こっそり…そもそもJAZZを全く知らなかったし、ラテン音楽とJAZZの違いも分からなかったし、ござさんの配信聴いて必死に色々覚えてる最中です。以上、素人の呟き)
さてここから何でもかんでもラテン音楽になってしまう怒涛のメドレーが始まったのだった。何でもラテン風っていえば過去動画ではこのアレンジだけど、この時はFA08の演奏で、スチールパンを使ったやわらかな音だった。
しかし今回のラテンアレンジがどれもこれも、この過去の優しくラテンアレンジ風な雰囲気をぶっちぎってすっ飛ばしてどっか別世界へ飛んでいる。でも盛り上がりたいところで絶妙なバランスでノリを抑えるのがポイントらしい。それはコード進行的な調節って意味でしょうか。なら自分はよくわからない。
「音楽のルンバと社交ダンスのルンバは別物で云々」そうですねそこは省略します。
拍子も調も原曲からどう変わってるのか知りませんが、たしか赤とんぼは童謡だったはず。しかしござさんの配信で童謡や民謡のはずが見違えるような別のイメージになってきたのを見てるので、なんでもかっこよくなってる。家の目の前のたんぼで赤とんぼが乱舞してるのだが、言われてみれば巨大な外来種のやばい種類なんじゃないかと思えてくる。近寄っちゃダメみたいな。なんのこっちゃ。
千本桜もどう見ても桜が儚くはらはらと散るイメージじゃない。ハナミズキは一青窈さんに敬意を表してぎりぎり抑えめにお洒落に表現したらしいが、ボカロにそんな気遣いはいらないらしい。ノリノリウォーキングベース、かっこよすぎ。あれ?そうするとラテン音楽じゃなくてJAZZか…まあいっか。≪えっ千本桜?(´゚д゚`)またですかもっと変わったの弾きましょうよ≫って思った自分が悪かったですすいません。
別れの曲もラテンというかボサノバ風。このアレンジは最近ストピのショパンメドレー動画が200万回再生されていたのが記憶に新しい。そうそう3小節で脱線するんでした💦
いよいよ、今日のメインイベント。
クックロビン音頭の世界一を狙っている。でも安売りはしない。誰か挑戦者が居れば断腸の思いで世界一の座を明け渡すかも。
さらに素敵なJAZZもリクエストの曲名取り違えで、200回目のお詫びをする羽目になるわけですけど、取り違えても素敵な演奏が聴けることには違いないので別にお詫びいらないんですけどね。
ござさん曰くモテ曲。
違和感ゼロ?!都庁でジャズメドレーに【あの曲】を混ぜてみた結果…? - YouTube
このストピのアレンジとは違って、グランドピアノならではの繊細な音で表現される、夢の世界から王子様がやってきそうなおとぎ話の世界。不思議なお茶会からうさぎと帽子屋が飛び出し、女王様のお城からアリスが飛び出してきそうな可愛らしい世界。どっちも素敵です。
しかし。自分的にメインイベントはこっち。
音ゲーアレンジ曲から、蠍火。(音ゲーアレンジCDの感想は別に書いたからいいとして)音ゲー、ゲーム音楽、アニソンetcといったらござさんの看板アレンジ。のわりに、「久しぶりだからどうやるんだっけ」ってレパートリー存続の危機に瀕しているようだ。もはや絶滅危惧種、もっと頻繁に弾いてください。ニエンテとかも。
それから方向は180度転換、「さてアンパンマンでもいっときましょうか。」と言ってやっぱり始まる蠍火風なアンパンマン。これはお子様の視聴者にお薦めしてもいいのか、ダメなのか?音ゲー特有の華麗に上下するアルペジオ(?)と激しいリズムの中にシレッと悲しそうなアンパンマンのテーマが混ざって…(笑)
チャット欄も大混乱の真っ只中……
ワラ。
wwwwwwwwww
草じゃなくて大草原でもなくもはや森(←伝わらない)。
勝手に脳内で始まるオリジナルムービー。
心優しい青年、いつもスマートで紳士な振る舞いがみんなに人気のイケメン食パンマンが、バイキンマン率いる悪の軍団にさらわれた!アンパンマンはその強大な力になすすべもない。ドキンちゃんの悲痛な叫びもむなしく連れていかれる食パンマン。
そこで再び立ち上がるアンパンマン!戦っても勝ち目のない強大な相手に果敢に立ち向かう、健気な姿・・・行け!行くんだアンパンマン!
公式さんから画像もらってきた。初期のシリアスアンパンマン。
それいけ!アンパンマン やなせたかしオリジナルのアンパンマン絵本 - フレーベル館
…このへんでやめようかなwwwwwwオチがつかないwww
なんだっけ?
今回はラテンアレンジの日です!
熱いラテンの血を輸血したはずなんです!
(オチが付かないのでここで唐突に終わります…wwオチを考えるより次の記事を書く)