ござさんの魅力を語る部屋

ピアニストござさんについて、熱く語ります

生配信のスタイルからござさんの存在を考察してみた

 

ござさんを形容できる唯一の単語

 

君の正体は簡単な二つの文字で言い表すことができるのだが、年を取るとその単語を口にするには良心が邪魔をし過ぎる………

(F.S.S. 第五巻より)

※FSSの参照リンクを貼りますが、内容が膨大なので万一にも調べたりしないように(ΦωΦ):
ファイブスター物語 (ふぁいぶすたーすとーりーず)とは【ピクシブ百科事典】

 

ござさんは、ピアノで演奏するという従来からある枠には明らかに収まってない。辛うじて片足が所属してる程度にすぎない。

誰がどう見ても鍵盤で演奏するという概念を大きく逸脱してるのは明らかだ。

まるで、柱に隠れてるつもりの大きな長毛種のネコが、こちらからはほぼ丸見えで微笑みを誘うという場面を彷彿とさせるかのように。

ひっそりとストイックにピアノ配信やってるんですとのたまいながらも、見る人が見れば生配信の現場というのは驚愕する光景が繰り広げられているのに違いない。

 

 

実際の楽譜を弾いてみるという一般的手法とは、ござさんの音楽へのアプローチは真逆のルートをたどっているのが今なお現在進行形で観測されるのが面白い。

この一連のツイに演奏のレパートリーが形成されるまでが可視化されている。

 

念のため、参考動画リンクを貼っておく。

ござさんの個人的な課題曲
※2012年のニコニコ音源:【初音ミク】TOYBOX【オリジナル】 - ニコニコ動画
※最近2019年に投稿されたMIDI音源RAVENWORKS - TOYBOX - YouTube

ござさんの耳コピオルゴール風動画
※2013年投稿:TOYBOX(西島尊大) オルゴール風/music box arrange - YouTube

 

 

 

 

ボカロから(この曲はMIDI耳コピしてコードとリズムを推測、楽譜にして、(たぶん)自動演奏ソフトで動画にして、できあがり?

ご本人によればこの耳コピ過程は写経だそうで。

心頭滅却すれば火もまた涼し。

しかし、ご自分で指が足りないと明言されてるこの曲は例外として、ボカロといえどもござさんは凡そたいていの曲はレパートリーとして自分のものにしてきた経緯がある。

予測した和音と動画にした時に聞こえる音に違いがあるって、???どういう現象かシリマセンけどいつも新しい発見に心が躍るていうのを体現されてるようで、非常に楽しそうにされてて、その様子をながめてるのはファン冥利につきる。

 

 

レパートリーが分かってるだけで約2600曲以上。

つまりひとつひとつの曲について何らかのこういった耳コピ過程を経てコード進行を暗記し、または原曲から派生して他ジャンル風に改変したり他曲と混ぜたりというバージョンも習得しながら、生配信でさっと弾けるまでに育ててきた曲が、それだけあるということだ。(ただし配信という表舞台に顕れないだけで潜在的にござさんが知ってる又は弾ける曲はもっと多いというべき)

もうこれだけで気が遠くなるような作業量である。そして地道にひとつひとつ積み上げられてきたござさんの音楽に対する実直な姿勢には感服するしかない。

そして配信でチャットから拾うから選曲は偶然である。

たぶん、眼鏡の右側のレンズの上あたりに圧縮ファイルがあって、そこから捜索して解凍ダウンロードしてるんじゃないかなあ(テキトー)。

 

 

ござさんは曲をその曲らしく弾くことに血道を上げててそれだけでもピアノ奏者としては遠く他者の追随を許さないレベル。

でも自分が一番ござさんらしいなと思うのはアレンジの表現だ。

 

ぎりぎりの駆け引きが繰り広げられてて、色んな意表を突くリクエスト曲とそれに持てる技をすべて当てていつも全力で挑む演奏に思わず手に汗を握るというか。

思わず釘付けになって見入るというか。

自分はたぶんござさんの演奏に、というか生配信に刺激を求めてるんだと思う。

その刺激がないと生きていけない系の依存症。

吹部だった頃、学生のころまでというかござさんを知るまでは楽譜通りの演奏が理想だったし、楽団の一糸乱れぬ規律正しいアンサンブルこそプロの証みたいに思っていたけど、そんな何十年生きて来た中での絶対的な常識がごっそり方向転換せざるをえなかった。

というほどに、ござさんのピアノに出会った事件は自分の中でカルチャーショックだった。ピアノ曲自体はもともと避けて生きて来たのでこの際一周回って好きになったし。

理屈は知らないがござさんのピアノは刺激的なのだ。

月刊ピアノ連載などのござさんの楽譜から推察するに)そのアレンジが、和音もリズムも常にギリギリの線まで攻めてるというか隙を見せない緻密さがあるというか。

聴いててなぜか目を逸らせなくなるし、なぜか息を呑んで手に汗握るようなスリルを味わえる。音の旋風にいやおうなく巻き込まれるような錯覚に陥るが、もはやこの刺激なしにはピアノ配信は聴けない。

オリジナル曲も、原曲を彷彿とさせる王道アレンジも、また全く違うジャンルに改変されたパターンも、画面に目も耳も釘付けにさせられるという意味では一緒である。

 

 

 

膨大なレパートリーからチャットを探して曲を系統的に拾い、前の曲を弾きながら次にどうつなげるのかアレンジを模索する………

そんなことを瞬時に考えながらピアノ配信してるわけで。

ござさんの配信の根幹をなしているのは曲の記憶とともにこういう理論を以てリアルタイムで柔軟に対応できる情報処理速度?かなあと思う。

 

そういう意味で、ござさんのござ式アレンジの本を単に理解しただけでは、ござさんの生配信に即座に競合となりえることはないだろう。

 

というかござさんの中で音楽は競うものではなく、より楽しむためのものだから。

そのための指針というかアドバイスをそっと提示してくれたと考えるとよさそうだ。

 

音楽というのはコード、旋律、リズムでできている。

それらを自由に、手足のように使いこなして構築されていく世界観はいつ見ても、いつまでたっても飽きることなくずっと聴いていられる。

 

曲のアレンジを考える領域が情報処理機能つまりCPUとするなら。

あれこれ曲をならべて、引き出しからパターンを持ってきて並べたりしてぴったりのを検討するとか、次の曲に適切な流れのを調とかリズムをもとに選ぶとか、そういう作業スペースの広さがメモリ

ござさんはどっちも並外れて規格外スペックだと申し上げておこう。

 

この辺の思考過程をだれか配信を実況しながら解説してほしい。

……過去動画にあるじゃないかご本人による解説が(汗)

なんでこれをリアルタイムで考えながら演奏できるんだろう(汗)

(この記事はここで終わりじゃなくてまだ下に続きがある↓↓↓)

 

ジャズ弾いてる時何考えてる?!演奏を文字で実況!「Fly Me To The Moon」


 

実況!ジャズピアノソロ!カントリーロード


【演奏実況】ノープラン即興演奏あるある(ピアノ)【I am(報ステ)】

 

 

ござさん見てるとその音楽表現は他人から見られてどうとかいう問題ではなく、もはや敵は自分というか、いや敵じゃなくて超えるべきライバルは昨日の自分なのではないかっていう域に達してる観がある。

 

ござさんの膨大な引出しの一端を垣間見るツイートとしてはこれとか良い例じゃないですか。

最近の曲は構成が複雑で、転調とか……だからシンプルでわかりやすい展開の昭和歌謡とかがアレンジしやすくて……とか語られてたけど、
(参照動画:【ござ×ハラミちゃん】初トーク!実は似ている? - YouTube )

むしろ転調しまくる曲は最近に限った事じゃないって説があるらしい。

 

 

 

確かに最近に限ったことじゃないらしいな。確かに途中で転調する曲かっこいい説。

しかし萌えキャラがかわいすぎたのでサムネ画像ごと動画リンク貼ってみる。


ていうかキャラもかわいいけど声優さんが歌ってるこのOP曲がかわいすぎる。

ひさしぶりに萌えってかんじの萌えキャラ見た気がする。

 

自分的に萌えキャラといえば。

 

これかなーデ・ジ・キャラットでじこ(?)。学生時代に日本橋(大阪)にあるアニメ街にまんだらけと中古CD目当てで遠征したら、このキャラが「今話題!超人気!」て感じでアニメイトのでっかい看板に踊ってて、都会ってすごいなあ~~ってビビり散らかしながらこっそりCD買ってたな。年齢ばれる?まあだいたいあの辺だよね。

今でも自分的に都会はこういうカオスな世界。

この曲は生配信で聞かないな~。転調があるかどうかは知らないな~。たぶんござさんにとってエアポケットみたいな年代なんでしょうねえ。自分とほんと10年きれいにずれてますねえ。

 

 

さらにござさんのアレンジの引き出しは縦横無尽、かつ微に入り細を穿つかのごとく語られるのであった。別に知ってる人が見ればそこまで深刻に話題を掘り下げてない事かもしれないけど、知らない民としてござさんがのびのびしてていいなあ、というふうに傍観してるので貼っておきます。

(エンドレスにトークはつづく、そのままフェードアウト………)