題名の意味(ほぼ意訳 ) :
ござさん元気出してください。
(※本文にてまじめに解説してます)
2020/8/29 NET PIANO SUMMER FESTIVAL 2020
愛称:ネピサマ(発案と運営:菊池さんといりすさん)
という豪華イベントがあり参加者の皆さんも豪華な中、ござさん推しとして家事もそこそこに、おやつの準備も万端に(←昼間からお酒飲めないから)今までの人生で2016年のカープ優勝決定戦の次ぐらいに気合いが入っていた。入りまくって肩凝っていた。
これを機に、ねぴらぼ(は有料だったので)とは違って一見さんとか通りすがりの人に知ってもらえるすごいチャンスだったと思っていた。自然と見てるこっちまで、ねぴらぼより緊張してきてました。始まる前から息止まりそうだった。
皆さんの視聴者数がものすごく多かったので、「これ、どの人にも初めての視聴者さん絶対たくさんいるな!このままいったらござさんの時どうなるんだろう。みんなござさんの一人合奏聞いたらびっくりするだろうな!」と思いつつ臨んだござさんの放送の印象をそのまま、まず述べます。
最初:わあーーーー新居だ!広いし、すてき!おめでとうー(この時点で号泣)本当に押入れも冷蔵庫も見えなくなって、よかったですね!ござさんあっち向いてるなー(モニターの方向ですからね)ぜろいちさんだったか?背中向けるだけで「すいません」言ってる人いたのにござさんたらもう・・
次に:鍵盤たたいてるけど、音聞こえないなー昔の配信も最初3分?くらいなんでか聞こえないことあったなーまあお菓子でも食べようかなー
そのうち:FANTOM8に変えたとき、電源プラグ?抜けてただけという、音でないトラブルがあったけど、それじゃないのかなあ・・・でもツイッターであれだけコードの整理しましたっていう発言まであったからそれ系じゃないかも。そうすると、こっち(素人)には何がなんだか・・・有識者の方!?いらっしゃいませんか?
この辺で、メンタルがダメな自分は、一回精神的に死にました。無理でした。本当に胃が痛くて…(パソコンの前で倒れていた。ヘッドホンでスタンバイしてたので、そのずっと続く無音の状態が、状況を物語っていた。)
というわけで、要するに音が出ない事件!
いつぞやもライブの最初3分間音出ない事があったような。そういった数々の音声・映像トラブルの歴史からみても、(ファン歴が2月末からの自分でも)引っ越し後に
「テスト配信やらないんだ…ふうん…」
とは思っていた。まあそこは大丈夫っていう何か確実な根拠があるのでしょうと勝手に信頼していた。なので、今回案の定、音出なくて「あーいつものことですよねーツイキャスとかはダメかな?音出ないんじゃなあー」などと、自分の中では早々に割り切っていました。
それは自分も含めてござさんのライブを見たことがある人はある意味見慣れた光景のはずですが、問題はこれがネピサマ本番ライブってことです。要するに、(最近になって増えたらしい)3000人ちょいのござさんのライブに、今回多くてたぶん6400人くらい来ていただいてたわけです。つまり、いつも通り演奏できてれば、単純計算でも半分を占める初めて?の方に、見てもらえてたかもしれないという事です。サムネ画像につられて、初めてのひとは「どんなのかなー」と思いながら訪れていたかもしれません。
で、そこからですが、菊池さんからのHELPの電話にも気づかないくらい慌ててるござさん。それで対処してもだめだったらしいですけど、もし自分ならここで秒で諦めます。このままリアルタイムで放送続けながら対策を考えるメンタルは自分にはありません。絶対無理。
次が休憩だったので、休憩の後にライブを置き換えてもらうとかして、その間にものはっぱさんに来てもらうとか、理系のずっしーさんを呼んで直してもらうとか、過去のライブ:すなわち最近の納涼ミニコンサートの録画のリンクを摘要欄に置いといて代わりに見て頂くとか、うまい方法で落としどころを考えてる、自分なら。
そこでござさんがどうしたかというと、
踊る。
といっても、ねぴらぼみたいなノリノリ楽しいクラブミュージック風ダンスじゃなくて本格的民謡みたいな。最初、安来節かと思いました。腰を落としてたりして、まんまドジョウすくいなんだね!と思いましたから。で、皆さんのコメントを見るにソーラン節と炭坑節なのですね、あきらめてました、自分は。しかも、続々視聴者数増えてるじゃないですか・・・!さらに中途半端に音が出るようになり、その反響音無限大にバグってる音で、それにあった曲を弾こうとしてるござさん。まじでやるんですか。夕焼けこやけ?で自分はついに一旦リタイアしてしまいました。(その後でさらにそのバグってる音でメドレーやってたのを知り、応援しとくんだったと、後悔してます。)
要するに自分で解決したかったということでしょうか。自己完結。どういう手段を使ってでも自分のトラブルは最後まで自分で考えると。(ここまで書いてみて、自分でも職場で自分が原因のトラブル起きたら、確かに自分だけで解決しなきゃって思うかも。ほかの人にお願いして「一緒に手伝って!」とか死んでも言いたくない。ていうのは、すごいわかる。)
ここまではその場の実況です。要するに客観的事実です。
ござさんの心中は察して余りあるので、いちいち書きません。察することなどできません。
視聴者としては、去年のストピのブーム、ござさんの介護職の退職、からのコロナ流行でソロライブ開催の見合わせ、楽器買い替え、ねぴらぼ、そしてその後のござさんの創作活動の変化は別記事でも書きましたが、そういった色々を盛り込んだ集大成(?)だと思っていました。このライブで新たに進化したござさんが見れる。少なくとも自分はそういう気持ちで、万感の思いで今日のライブを待っていました。ぶっちゃけ8/18の菊池さんの告知動画以来、何やっても上の空で、何も手につきませんでした。別に、ふざけて盛り上がっていたからチョコとかおやつ握って、今日座って待ってたわけじゃありません。
ござさんの演奏がすごいというよりは、ストピの代わりというか、無料で自由に聞けるこのフェス形式で様々な人の演奏を色々な人々が聞くことで、新しく「音楽」そのものに興味を持ってくれる人口が増えたらいいなあというか。これを機に音楽に携わる人々の活動の幅が広がるといいなあというか。
日本における音楽界隈は、まだまだ狭い閉じた世界ですから。そういう「音楽って何?」ていう層に、
「ござさん」っていう音楽ジャンルの存在をアピールできたかもしれない大チャンス。
チケット買わないといけない設定、しかも抽選必至だった幻のソロライブよりある意味敷居低いじゃん!
と、ここでそんなまさかの音声トラブルって、
音楽の神様どうしちゃったんですか。
(自分が以前記事に書いたことがふざけてたからですか。:下記のリンク参照)
そんな事あるかも…と思い始め、又しても胃が痛い。(いや、ふざけてません。真剣でした。)
今日の他の方々が素晴らしかっただけに、よりにもよって感が半端ない。(すくなくともござさんまでの人々が既にすごすぎて)
覆水盆に返らず。
起きてしまったことはそれとして、そこからどうするか。これでござさんの真の姿を見た気がした。第3者の自分でも、パソコン越しにでもとても直視できなかったこの事件。そこでこういった態度を取ったことで、落ち着いて考えれば考える程すごい人だったんだなあと、感嘆の一言。
ござさんは今日にかける意気込みもすごかっただろうし、(その準備のすごさが物語る)今回の口惜しさも語りつくせないほどだと思う。
そこで、自分はあれこれいうより、励ましの言葉を考えてみた。
今日の題名にある通り、
人間万事塞翁馬 (にんげんばんじさいおうがうま)出典:淮南子(えなんじ)
【塞翁馬】(さいおうがうま)
人生の禍福は定まりなく変わるので、禍と福について一々悲しんだり喜んだりすべきではないというたとえ。昔、北辺の塞(とりで)のほとり(=万里の長城あたりの意)に住む老人の馬が塞外(=万里の長城を超えて、の意)に逃げたが、やがて北方の良馬(=北方遊牧民族、つまり今のモンゴル辺りの。)を連れて帰り、その子が喜んで乗ったら負傷して足が不自由となり、それが幸いして戦争の徴発を免れたという故事から。※「新版 漢語林」(大修館書店) ≪()の中は、自分が適宣付け足しました。≫
これを踏まえて自分は一ファンとしてこう考えることにしました:
今回リベンジ配信ということで、より落ち着いて1曲ごとにちゃんと弾けるんじゃないですかね。しかも、ネピサマを聞いてた人は、ござさんが後日やることはおそらくほぼ皆さん周知できてしまったわけで、実質後日ござさん一人ソロネピサマ!的な結果になったのでは?一人でゆっくりライブできて、ある意味おいしすぎるのでは?
また、今回のライブにおいて、代わりに踊るって言っても、介護施設で経験しなければそんなの踊れないわけで、まさに人生において無駄なものなしです。そういう多様な魅力があるのをアピールできたと考えよう。
とこのように、考えるほど、結果的に悪くないと思えてきました。
自分はというと一時メンタルが死んでたので、脳内でこれを自動再生してリハビリ中。