Neo Piano Co. Labo
🎼―――INVENTION―――÷||
前回のねぴらぼから半年。
自分たちファンも楽しみだったが、最も期するものがあったのは出演する皆さんだろう。
ござさんからは特別何かを感じる(ファンの贔屓目)。
でもござさんはご自分ではあまり何も言わない。
だから自分らファンが、それぞれの方法で精いっぱい、思い思いにござさんを照らしてみることにしよう。
ファンからの思いが詰まったきらびやかなスポットライトに照らされて、ござさんはその大きなステージに立つ。
以下、自分が考えてみたスポットライト。
ござさんの前には、洋々たる未知の世界が広がっている。
ここで無理やり和歌を引用。
熟田津(にきたつ)の 船乗りせむと 月待てば 潮もかないぬ 今は漕ぎ出でな
訳:熟田津で船出をしようと月の出るのを待っていると、月も出、潮も満ちてきた。さあ今こそ漕ぎ出そう。
(661年斉明天皇が唐・新羅連合軍と戦う百済軍を援護する目的で遠征した際、途中の碇泊地・熟田津(=今の松山市付近にあった港)で、同行した女官・額田王が作った歌)
この歌の歴史的背景は今回スルーします。あくまで歌の印象のみの引用です。熟田津が今の松山市ということで、上の写真も愛媛県西部から望んだ伊予灘です。
この歌は上記の通り、戦いの出陣に際して詠まれてる。
最終決戦に臨む前の歌である。
覚悟、そして自信に満ちた雰囲気が感じられる。
ござさんは海のように果てしなく広がっているピアノの世界、そして音楽っていう無限の世界へ向けて、今まさに漕ぎ出そうとしている。
自分はその後ろ姿をそっと押してあげたい。
海は写真のように常に凪ではない。荒れることもあるだろうけど、そういう時はどこかに碇泊しながらござさんなりの方法で乗り切って、音楽の世界を泳ぎ切ってほしいと思う。